観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オグロシギ飛来&8月の渡り鳥調査隊&海と日本プロジェクト

2022-08-27 22:08:37 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間12時12分 潮位 43cm

今日の満潮時間18時36分 潮位265cm

 

夏休み最後の週末である今日、藤前干潟ではいくつかのイベントが開かれていましたし、多くの人が訪れてとても賑やかでした。

今季初めてオグロシギの飛来も確認できました。

お昼前後は昨日と同じく、庄内川の中ほどにできた干潟に、ダイゼン、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギなどの多くのシギ・チドリが集まりました。

ソリハシシギ↓。

オバシギ、コオバシギ、ダイゼン↓。

また、今日は8月の渡り鳥調査隊を実施しました。

夏休みということもあって、多くの方に参加いただきました。

蒸し暑い日でしたが、干潟のシギ・チドリを観察しに、外へ出て観察とカウントを行いました。

みなさん、とても熱心に観察されていました。

その後、野鳥観察館へ戻って、見られた鳥の種類と数を振り返りました。

今回は、20種類以上もの野鳥を見ることができました。ちょうど、シギ・チドリの渡りの良い日に実施できて良かったと思います。

来月の渡り鳥調査隊は9月10日(土)に実施します。

まだ、秋のシギ・チドリの渡りは続きます。

次回もたくさんのシギ・チドリを見られることを願います。

また、9月に入るとカモが渡ってきます。カモのシーズンが始まりますので、カモにも注目です。

ぜひ、ご参加ください。

★9月10日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~9月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

さらに、今日は海と日本プロジェクトin愛知県の「藤前干潟とシーライフ名古屋」の体験ツアーが開催されました。

6人、立っている人、テキストの画像のようです

午前中は藤前干潟で野鳥観察と干潟体験、さらにはごみ清掃をし、午後はシーライフ名古屋でバックヤードツアーとレゴブロックを使ったワークショップをするという盛りだくさんのツアーでした。

まずは、稲永ビジターセンターで、藤前干潟の紹介を聞きました。

その後、野鳥観察館で野鳥を観察。ミサゴ、カワウ、アオサギ、ダイサギなどを望遠鏡でじっくり見ることができました。

そしてお待ちかねの干潟体験。干潟の岩の陰や泥の中にすむ生きものを探して観察しました。

カニを触ったことのないお子さんが、がんばってカニを触れるようになったりしていたのが印象的でした。

最後に漂着ごみを拾っていただきました。ここのところの大雨で、干潟には多くのごみが流れ着いています。これらのごみにびっくりされている方も多かったと思います。

その後、参加者のみなさんは、シーライフ名古屋(レゴランドホテル)へ向かわれました。

きっとシーライフ名古屋でもきっと楽しい体験をされたと思います。

夏休みのステキな思い出になっていると良いです。

 

今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ3,252、ダイサギ33、コサギ5、アオサギ66、マガモ16、カルガモ75、オナガガモ1、ホシハジロ2、キンクロハジロ1、スズガモ2、ミサゴ8、ダイゼン35、エリマキシギ1、コアオアシシギ1、アオアシシギ2、コオバシギ3、オバシギ16、イソシギ2、ソリハシシギ54、オグロシギ1、オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ6、ウミネコ54

キジバト、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ドバト

※イベント前後にスタッフが確認したものも含んでいます。

 

明日の満潮時間 6時13分 潮位250cm

明日の干潮時間12時43分 潮位 42cm

コメント
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