観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日は藤前干潟クリーン大作戦

2021-10-22 23:24:31 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時42分 潮位252cm

今日の干潮時間12時37分 潮位 87cm

 

今日は比較的穏やかなお天気だったので、日中、外で動いていると暖かでした。

しかし、午後になると風が出てきて、少し寒さも感じました。

 

今日のお昼頃に、庄内川河口の中ほどに広がった干潟にはハマシギがいっぱい。

今日は今季最大数の990羽をカウントしました。

時折、群れで飛んでいる姿が見られ、白いお腹が光って見えてきれいでした。

さらに、スズガモの数が昨日から三桁になっており、今日はさらに増えました。冬の藤前干潟を代表する海ガモ(潜水ガモ)が渡ってきたようですね。

 

そして、明日は藤前干潟クリーン大作戦です。

前回(春)は開催できませんでしたが、秋は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が落ち着き、また、雨も降らないようで、無事開催できることを感謝しています。

今は、夏の大雨による出水によってごみがたまっている部分があるので、ぜひとも参加者のみなさんでたくさんのごみを拾い、少しでも藤前干潟の先の海に流れていくごみが少なくなると良いと思っています。

今日は実行委員会メンバー等で、中堤会場の明日の準備をしました。

ごみかごや水タンクの準備↓。

のぼり旗をつけたり(案外これが難しい・・・)、このほか、駐車場の線引き、ごみ袋や軍手などの準備などなど、みんなで頑張りました。

会場には仮設トイレも設置いただきました(いつも大日本土木株式会社さんに設置いただいています)。

明日、藤前干潟クリーン大作戦に参加されるみなさん、気をつけてお越しください。

また、感染症対策ももちろんですが、風が少し吹くようですので、防寒にも留意してお越しいただくと安心かもしれません。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ6、カワウ425、ダイサギ29、コサギ11、アオサギ6、カルガモ44、コガモ305、ヒドリガモ12、オナガガモ308、ハシビロガモ3、ホシハジロ11、スズガモ247、ミサゴ19、トビ1、チュウヒ1(♂、ad)、メダイチドリ3、シロチドリ9、ダイゼン31、トウネン25、ハマシギ990、アオアシシギ3、イソシギ2、オオソリハシシギ1、ウミネコ271、セグロカモメ7、オオセグロカモメ1

 

明日の満潮時間 7時15分 潮位248cm

明日の干潮時間13時02分 潮位 97cm

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カンムリカイツブリ飛来

2021-10-21 21:48:17 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時09分 潮位253cm

今日の干潮時間12時11分 潮位 78cm

 

急に寒くなり、この気温差にびっくりしています。

土曜日までは、冷房や半袖で過ごしていたのに、日曜日からは暖房や上着が欲しくなりました。

みなさん、体調にはくれぐれもお気をつけください。

そして、昨日の藤前干潟は風がビュービュー吹き、さらに寒かったです。

今日は昨日に比べれば穏やかでしたが、午後からは風が少し出ました。

 

そんな中、野鳥観察館の前にひょっこり現れたのがカンムリカイツブリ。

今季初確認です。

風で換羽が立っているように見えました。

魚を捕るのに夢中だったようで、かなり護岸近くまで泳いできていました。

近年、越冬数が急激に増えているカンムリカイツブリ。

今年も冬にはたくさんのカンムリカイツブリが見られると思います。

急な気温降下とカンムリカイツブリの初確認で、冬に近づいているのを感じます。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ2,681、ダイサギ6、コサギ1、アオサギ26、マガモ5、カルガモ3、コガモ80、シマアジ1、オナガガモ88、ハシビロガモ3、スズガモ116、ミサゴ25、トビ3、チュウヒ1(♂、J)、ハヤブサ1、シロチドリ31、メダイチドリ2、ダイゼン17、トウネン158、ハマシギ453、エリマキシギ3、イソシギ2、セグロカモメ1、ウミネコ245

スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハクセキレイ

 

明日の満潮時間 6時42分 潮位252cm

明日の干潮時間12時37分 潮位 87cm

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19種のシギ・チドリを観察できました。

2021-10-17 17:29:21 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時59分 潮位 72cm

今日の満潮時間16時30分 潮位238cm

 

このところ、来館者対応やイベントの開催・準備・打ち合わせ等々で外に出る余裕が無かったのですが、久しぶりに開館前に干潟に向かうことができました。

明け方前には干潟が出始める潮だったので、到着したときには干潟が広がりかけていました。

そして、昨日から一転、風はビュービュー吹くし、今日は寒かったですね。

昨日までは観察館も冷房をかけていたのですが、今日は明け方は曇りで堤防の上に立つと北西の風が強く半年ぶりに寒さを感じました。

 

引き始めた干潟には、カモ類を除いてシギ・チドリ類が全く居ないです。

導流堤の干潟を見ると、遠くの流木に止まるハヤブサの姿が。原因はこれのようです。

流木にしばらく止まっていたハヤブサが去っていくと、ハマシギやトウネンの群れがパラパラと干潟に飛来してきました。

10月の中旬を過ぎ、いよいよ秋の渡りも終盤です。

ほとんどのシギ・チドリは冬羽への換羽が進んでいます。

トウネンの飛来数も減ったかと思っていましたが、今日は300羽を超える数をカウントすることができました。

先々週ごろから観察できていたウズラシギも観察できました。

1羽は幼羽の個体で淡い燈褐色をしており、縦斑が目立ちません。

しばらくすると、他のシギに遅れて5羽のオグロシギが飛来してきました。

飛翔時には黒い尾羽が目立ちます。

オグロシギは春の渡りの時期には飛来数は少ないですが、秋の渡り後半には飛来数が多くなります。

反対にオオソリハシシギは春の方が飛来数が多く、秋は飛来数が少なくなります。

ダイゼンと一緒に飛来したオバシギも数は少なくなりましたが、今日は5羽が確認でき、コオバシギも1羽観察できました。

ウズラシギと共に、ここのところ毎日、干潟で観察されているエリマキシギも見ることが出来ました。

ウズラシギもエリマキシギもどちらも汽水域の干潟よりも淡水の田んぼや水たまりで観察することが多いシギで、これだけ長い期間観察できる事は稀です。

今日は19種のシギ・チドリを観察できました(もう少し頑張ればきっとあと3種類は見られたと思いますが・・・)。

もうすぐ、10月下旬になると、トウネンやオグロシギなど多くのシギ・チドリ達はすっかり南の越冬地に向かって去り、春が来るまでの冬の藤前干潟のシギ・チドリはダイゼンやハマシギが主になります。

 

【藤前干潟のイベントのご案内】※新型コロナウイルス感染症の拡大状況・天候によっては変更・中止することがあります。

★展示中~2022年1月10日(月・祝)文一総合出版とのコラボ企画展【今日からはじめる ばーどらいふ展!】@名古屋市野鳥観察館2階詳細はこちら

 

10月30日(土)・31日(日)「シーサイドパークナゴヤ」への出展協力@メイカーズピア(出展はあおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら

 

★10月23日(土)「第35回’21秋の藤前干潟クリーン大作戦」(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会HP)

※参加者の受付は終了しました。

 

11月20日(土)「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」@名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業(名古屋市HP))

 

11月20日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

★7月24日(土)~11月30日(火)企画展「もし君が干潟の生きものだったら~カニからみると~」@環境省稲永ビジターセンター(主催:中部地方環境事務所)

私たち人間が干潟の生きもの(例えば、手のひらほどの大きさのカニ)になったら世界はどのように見えるのでしょうか?

そんなことを感じ、考える展示になっています。展示物はセンタースタッフの方々の力作が勢ぞろいです。お楽しみに!

 

★7月24日(土)~12月19日(日)企画展「藤前干潟のハンター展」@環境省藤前活動センター(主催:中部地方環境事務所)

藤前干潟に飛来するハンター(主にタカやハヤブサの仲間)を紹介する展示です。

飛来数が増えたミサゴや、人気のあるハヤブサなどの藤前干潟のハンターの魅力的な姿を知ることができると思います。

写真やイラストでは野鳥観察館のスタッフも協力させていただきました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ350、ダイサギ64、コサギ1、アオサギ29、マガモ2、カルガモ29、コガモ458、ヒドリガモ15、オナガガモ205、シマアジ8、ホシハジロ2、スズガモ27、ミサゴ12、トビ3、オオバン12、ハヤブサ1、シロチドリ5、メダイチドリ45、オオメダイチドリ2、ダイゼン25、キョウジョシギ1、トウネン301、ハマシギ299、サルハマシギ2、ウズラシギ3、コオバシギ1、オバシギ6、エリマキシギ2、アカアシシギ1、コアオアシシギ9、アオアシシギ5、イソシギ2、ソリハシシギ8、オグロシギ5、オオソリハシシギ1、セグロカモメ10、ウミネコ531

 

※明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の満潮時間 4時22分 潮位228cm

月曜日の干潮時間10時39分 潮位 67cm

火曜日の満潮時間 5時00分 潮位241cm

火曜日の干潮時間11時13分 潮位 67cm

※10月20日の第三水曜日は野鳥観察館の休館日です。

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始まりました!

2021-10-16 23:44:35 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時08分 潮位 79cm

今日の満潮時間15時57分 潮位228cm

 

今日もお天気がとても良くて、行楽日和でしたし、干潟も広がり野鳥観察にも良い日でした。

稲永公園にも多くの方が訪れていました。

 

そして、今日から、企画展「今日からはじめる ばーどらいふ展!」が始まりました。

 

今日は、日本野鳥の会愛知県支部さんの初心者探鳥会が藤前干潟(庄内川河口)で開催されていたこともあり、多くの方に足を運んでいただけました。

展示期間は1月10日までと長いですので、足をお運びください。

 

文一総合出版とのコラボ企画展【今日からはじめる ばーどらいふ展!】

期間:2021年10月16日(土)~2022年1月10日(月・祝)

場所:名古屋市野鳥観察館

開館時間:9時00分~16時30分

休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌平日)・第三水曜日(祝日の場合第四水曜日)・年末年始(12/29~1/3)

入館料:無料

内容:

★新刊「今日からはじめる ばーどらいふ!」の漫画ページの特大パネル展示

★人気図鑑「野鳥手帳」(叶内拓哉 文・写真/水谷高英 イラスト)のイラスト等の展示

★新刊「今日からはじめる ばーどらいふ!」の一日一種さんのサイン入り書籍の販売【1,320円(税込)】(※数に限りあり)

★一日一種さんの作品が掲載された月刊誌「BIRDER」のバックナンバーなどの販売

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ3,891、ダイサギ86、コサギ2、アオサギ26、マガモ4、カルガモ15、コガモ202、ヒドリガモ3、オナガガモ169、ミサゴ13、トビ2、シロチドリ6、ダイゼン40、トウネン164、ハマシギ496、エリマキシギ2、アオアシシギ2、イソシギ1、セグロカモメ4、ウミネコ515

 

明日の干潮時間 9時59分 潮位 72cm

明日の満潮時間16時30分 潮位238cm

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セイタカシギ飛来

2021-10-15 23:50:13 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 7時58分 潮位 88cm

今日の満潮時間15時17分 潮位215cm

 

今日もお天気が良かったですね。

朝に干潮時間を迎えるようになり、開館時間にはまだ庄内川の中ほどに干潟が残っていました。

よくよく見ると、干潟の縁にセイタカシギ3羽が立っていました。周りではオナガガモが逆立ちで採餌しているのを観察できました。

この他、今日の干潟ではエリマキシギやアカアシシギも観察されています。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ3,045、ダイサギ55、コサギ1、アオサギ38、マガモ14、カルガモ28、コガモ138、ヒドリガモ11、オナガガモ418、ハシビロガモ12、ミサゴ12、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン3、トウネン52、ハマシギ118、エリマキシギ2、アカアシシギ2、アオアシシギ6、イソシギ1、オオソリハシシギ2、セイタカシギ3、ウミネコ305、セグロカモメ3

 

明日の干潮時間 9時08分 潮位 79cm

明日の満潮時間15時57分 潮位228cm

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