藤前干潟
今日の満潮時間 5時22分 潮位240cm、17時56分 潮位241cm
今日の干潮時間11時41分 潮位 37cm
大潮で引き始めも少し遅くなり観察しやすい時間帯になったので、今日は観察者やカメラマンが目立ちました。
導流堤の干潟にチュウシャクシギやオオソリハシシギが集まりだした頃に野鳥観察されていた方々は気づいたかと思いますが、テトラポッドの上に、干潟で休息するシギ・チドリを見下ろす二つの黒い影!がありました。
最初は野ネコと思いましたが、二匹のタヌキでした。
春先に見ることが多いのは子供を数匹連れたタヌキでしたが、今日の個体は2匹とも大きな体で成体のようでした。
タヌキは導流堤で生息し、比較的頻繁に観察できますが、野鳥観察館のある稲永公園内でも見かけます。
導流堤と稲永公園内のタヌキは恐らく別個体のようで、個体数は多く、生息域は広いようです。
そして、今日は月例の「藤前干潟周辺鳥類調査」が尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同で行われました。
ここ数日のシギ・チドリ達の行動パターン通り、今日も引き始めは庄内川河口部→潮は引くにつれて新川河口の干潟へ→最大干潮時間近くには藤前地区の干潟へと、シギ・チドリは移動していきました。
またチュウシャクシギが群れ単位で移動しなくなり、単独で飛来するようになって野鳥観察館前の護岸沿いにもやってくるようになりました。
今日のカウントではトウネン・ソリハシシギは観察できませんでしたが、キアシシギが2羽観察できました。
ソリハシシギやキアシシギの数が多くなったら、春のシギ・チドリの渡りは終盤です。
明日は、満潮時の潮位が高い日なので、庄内川河口部の干潟が姿を見せ始めるのは9時頃です。
最初に庄内川河口に現れるシギ・チドリの多くは干潮時間には藤前・新川河口部に移動していき、再び庄内川河口部にシギ・チドリが戻ってくるのは14時過ぎになると思われます。
今日の藤前干潟周辺鳥類調査でカウント出来た主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ275、ダイサギ47、コサギ24、アオサギ26、マガモ12、カルガモ45、コガモ380、オカヨシガモ12、ヒドリガモ12、オナガガモ6、ハシビロガモ14、ホシハジロ4、キンクロハジロ27、スズガモ417、ミサゴ1、チュウヒ1、コチドリ1、シロチドリ1、ダイゼン19、ケリ1、ハマシギ88、オバシギ5、アオアシシギ16、キアシシギ2、イソシギ9、オオソリハシシギ45、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ148、ユリカモメ1、セグロカモメ6、コアジサシ3 他 合計46種 1,794羽
フィールドスコープや双眼鏡でバードウォッチャーに愛用されている興和光学株式会社様より、昨年発売されたコンパクトさが特徴のフィールドスコープTSN-554PROMINARを、明日から5月13日(日)までお借りできることになりました。
昨年、TSN-554PROMINARが発売された当時から「興味があるので一度実物を見てみたい」との声を多くいただいていました。この機会に、同時期に発売された400gの軽量モデルTSN-502と、フラッグシップモデルTSN883/884と同じフローライトクリスタルレンズを搭載しているTSN−554PROMINARの見え味をご体験ください。
TSN-554PROMINARおよびTSN-502をご覧になりたい方は、来館時にスタッフまで気軽にお声をおかけください。
4月30日(月)の満潮時間 5時51分 潮位241cm、18時34分 潮位243cm
干潮時間12時13分 潮位 29cm
5月 1日(火)の満潮時間 6時18分 潮位240cm
干潮時間12時44分 潮位 26cm
5月 2日(水)の満潮時間 6時44分 潮位236cm
干潮時間13時14分 潮位 27cm
5月 3日(木)の満潮時間 7時09分 潮位230cm
干潮時間13時44分 潮位 33cm
5月 4日(金)の満潮時間 7時36分 潮位221cm
干潮時間14時16分 潮位 42cm
5月 5日(土)の満潮時間 8時05分 潮位210cm
干潮時間14時50分 潮位 54cm
5月 6日(日)の満潮時間 8時40分 潮位196cm
干潮時間15時30分 潮位 68cm
5月 7日(月)は野鳥観察館は、お休みさせていただきます。