観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

2羽のシジュウカラ

2018-06-09 18:10:09 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  8時32分 潮位 93cm

今日の満潮時間14時32分 潮位194cm

今日は開館前に最大干潮時間を迎えました。

このところ大抵1羽だけしか観察できていなかったミサゴですが、今日は流木に4羽が一緒にとまっている姿を見ることが出来ました。繁殖に参加していない若いミサゴが集まってきたようです。

他には越夏個体と思われるチュウシャクシギも9羽観察できました。例年、少数のチュウシャクシギとダイゼンが夏にも観察できているので、越夏するダイゼンもそのうち干潟に姿を見せるはずです。

 

昨日の夕方から夜にかけて雷を伴う大雨が降って、稲永公園内の所々に水たまりができた為、野鳥観察館前の水場に水浴びに訪れる小鳥たちは少ない日でした。しかし、ヒヨドリが水浴びに訪れていました↑。

 

観察館のフェンスには、囀るシジュウカラの姿が観察できました。

喉から腹まで黒い縦線が太く、♂のシジュウカラです。

囀る相手は建物の陰にいた♀のシジュウカラ↑。写真には写っていませんが、オスに比べると喉からの縦線が細く、腹のあたりでは線が薄くなっています。

この2羽のシジュカラは、最近頻繁に連れ立って姿を見せているのですが、今からまだ子育てをするのでしょうか?

 

また、閉館間際、日が少し傾いた頃、野鳥観察館前の水たまりを見ると、そこにはカニがいっぱい。

数えられたたけで9匹のアカテガニやクロベンカイガニが水から体を出しており、どの個体もハサミを動かして餌を食べているようでした。

この水たまりにこんなに多数のカニを見たのは初めてで、少々びっくりしました。確かに、今年は抜け殻の数が多いなぁ、と思っていたのですが・・・。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ649、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ9、アオサギ20、マガモ19、カルガモ13、ホシハジロ2、スズガモ3、ミサゴ4、ハヤブサ1、シロチドリ1、ケリ1、イソシギ1、チュウシャクシギ9、セグロカモメ1、キジバト、シジュウカラ、ツバメ、カワラヒワ、オオヨシキリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス

明日の干潮時間 9時21分 潮位 71cm

明日の満潮時間15時34分 潮位212cm

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