観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

早々とコガモが飛来しました。

2023-08-27 16:01:57 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時36分 潮位 81cm

今日の満潮時間16時11分 潮位226cm

今日は8月度の藤前干潟周辺鳥類調査を行いました。

今日も干潮時間が早い為、開館時間前に干潟に立ちました。

薄暗い早朝の干潟にはダイゼンやトウネンの群れが集まっていましたが、カウンターを叩く前にハヤブサが飛来したため群れが散ってしまいました。

ダイゼンの群れは戻って来ませんが、しばらくすると少数のトウネンやコチドリの群れが再び戻って来ました。

ここ数日でコチドリの飛来数が増えてきました。

トウネンは全体のカウントでも昨日とあまり飛来数の違いはありません。

8月前半に比べるとキアシシギの総数は減って来ました。

ただいつもの事ですが、シギ・チドリが増えてくると早朝のハヤブサやチョウゲンボウなどの猛禽類が増えて来て鳥を散らすので全数を掴むのが難しくなります。

また今日は越夏しているコガモ1羽の他に2羽のコガモを新たに確認しました。

昨日までは1羽しか確認できていないので、早々と2羽のコガモは繁殖地から渡って来たのでしょうか?

また、今年越夏したシマアジ♂も別の調査箇所でエクリプスに換羽した状態で確認されています。

コガモやシマアジも毎年9月中旬になれば庄内川河口に飛来してくるようになり、今は越夏シマアジを見つけやすいですが大きさがよく似たコガモが増えてくると探すのが難しくなります。

昨日のブログでは「もうそろそろ、キリアイの飛来にも期待しています。」と書きましたが、
9時過ぎに永徳スリップ西側の干潟でダイゼンの群れと共に飛来して居るのが確認されました。今季初めての確認です。

今日は干潮時間が遅くなったためか、2日間見えたヌートリアは見つけられませんでした。

今日の藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
カンムリカイツブリ4、カワウ668、ダイサギ84、コサギ31、アオサギ86、マガモ33、カルガモ328、コガモ3、オナガガモ1、シマアジ1、ホシハジロ12、キンクロハジロ2、スズガモ8、ミサゴ5、トビ2、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、バン1、コチドリ15、シロチドリ8、メダイチドリ7、ダイゼン35、ケリ9、トウネン59、ハマシギ4、オバシギ3、キリアイ1、アカアシシギ2、コアオアシシギ3、アオアシシギ36、キアシシギ8、イソシギ21、ソリハシシギ15、チュウシャクシギ5、オオハシシギ2、ウミネコ198、 他総計 37種2,665羽

明日、月曜日は名古屋市野鳥観察館の休館日です。

29日(火)の干潮時間10時44分 潮位 40cm

       満潮時間17時34分 潮位263cm

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