観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日は何の日?~11月18日~

2016-11-18 23:34:58 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間  8時38分 潮位242cm
今日の干潮時間 14時15分 潮位108cm

 

今日は曇りという天気予報でしたが、さほど雲は厚くなく、晴れ間ものぞきました。

稲永公園では、プラタナスやナンキンハゼ、イチョウ、サクラなどの木々の葉が

赤や黄色に紅葉し、見頃になってきています。

 

 

さて、本日11月18日は「藤前干潟の日」です。

2002年11月18日に藤前干潟が国際的にも重要な湿地として、

ラムサール条約に登録されたことから藤前干潟の記念日になっています。

↓ラムサール条約登録記念のモニュメント。野鳥観察館のすぐ隣りにあります。

 

ラムサール条約登録から14年。

登録された当時より、飛来数が減少した鳥(特にシギ・チドリの仲間)や、反対にミサゴなどのように飛来数が増加した鳥もいて、

いろいろ変化もしている藤前干潟ですが、今日も干潟が出るとたくさんの鳥たちがやってきていました。

  

 干出し始めた干潟で休むハマシギ、ダイゼン、オオソリハシシギ、コガモなどの近くに降り立ったズグロカモメ。

 

 

今日は2羽のズグロカモメが長い間ケンカをしており、空中戦を繰り広げていたそうです。

 

(上の2枚の写真は地元のHさんから提供いただきました。)

 

稲永公園の松林の中では、ビンズイ6羽が地面をつつきながら餌を探していました。

この他、公園では、シロハラやツグミ、メジロ、ウグイスなども観察できました。

 

【明日のイベントのお知らせ】

明日(11月19日)は、隣の稲永ビジターセンターにて「マイクロプラスチック」に関する講演会があります。

藤前干潟の課題でもある漂着ごみの問題。その中で特に最近話題になっている小さなごみ「マイクロプラスチック」について学ぶことができます。

当日の参加も受付けるそうですので、お時間のある方はぜひご参加ください。 

【講演テーマ】「マイクロプラスチックが川や海の生き物を脅かす~小さいゴミが引き起こす大きな問題~」
【講師】高田 秀重(たかだ ひでしげ)さん(東京農工大学農学部環境資源科学科 教授)
【日時】11月19日(土)13:00~15:00
【場所】藤前干潟 稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2 稲永公園内)
【主催】港保健所、NPO法人藤前干潟を守る会
 ※詳細はこちらをご覧ください。

 

【探鳥週間写真展のお知らせ(展示は明後日までです。)】

名古屋市野鳥観察館の2階では「探鳥週間写真展」を開催中です。

展示は明後日(20日)までです。ぜひ足をお運びください。

テーマ:「鳥たちの”いっぱい”な魅力」&「藤前干潟の風景・生き物」
展示期間:10月22日(土)~11月20日(日)
       9:00~16:30(最終日は15:00まで)
       ※毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・第3水曜日は休館
場所:名古屋市野鳥観察館2階
※入館無料
※一般のみなさんから募集した写真を展示しています。


 

明日の満潮時間  9時26分 潮位226cm
明日の干潮時間 15時00分 潮位119cm

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