観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

シマアジが観察できました。

2013-04-17 18:05:43 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  8時56分 潮位184cm

今日の干潮時間 16時03分 潮位 70cm

 今日は第3水曜日の為、休館日で午前中観察館のガラス清掃を行いました。

清掃完了後、お昼前に干潟に出かけました。いつもなら12時近くなると逆光気味になってしまうのですが、薄曇りであまり逆光にならず観察に適した日でした。
最初に着いたときは気の早いオオソリハシシギが1羽と数羽のハマシギのみでした。

Photo
コガモの群れの中を探すとシマアジが2羽オスとメスです。先週から時々観察されていましたが今日も見ることができました。遠くにいてもオスの頭部の白い眉?がよく目立ち、この季節ならではのカモの仲間です。シマアジは旅鳥で、冬鳥でやって来て日本で越冬するカモ類と違い、ユーラシア大陸北部から中部で繁殖し、冬季になると東南アジア、インド、パプアニューギニアまで南下して越冬します。
藤前干潟に春観察できる時は南から繁殖地に向かう途中です。秋は8月から9月頃観察されます。
いま観察出来ているシギ・チドリとよく似たパターンですね。

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13時ごろにはダイゼン、メダイチドリ、ハマシギ、オオソリハシシギの群れがやってきました。

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ダイゼンやハマシギ達は干潟に舞い降りると、こちらに気にもせず干潟で餌を探しています。
小さな体で、これからまだ5000km以上離れた繁殖地への旅が待っています。

明日は干潮時間も遅いのでお昼過ぎからの観察をお勧めします。

5月のイベントのお知らせです。
5月10日から16日は愛鳥週間です。それに合わせて5月11日(土)、12日(日)に愛鳥週間行事を実施します。
詳しくはこちらをご覧下さい。

5月12日午後からは藤前干潟の鳥たちを数える企画、「藤前干潟の鳥をみんなで調べよう」を行います。現在調査隊員募集中です。小学生から初心者、ベテランを問わず幅広く募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

また4月27日~5月26日には野鳥写真展を行います。写真展にともない皆さんから写真を募集しています。今年のテーマは「渡り鳥たちの空」「名古屋の野鳥
」(4月9日テーマ追加しました)です。どしどし、ご応募お待ちしています。(締め切りは4月21日まで。)詳しくは下記のアドレスからご覧下さい。 2013年写真展募集要項及び応募用紙

明日の満潮時間  9時47分 潮位170cm

明日の干潮時間 17時13分 潮位 82cm

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