名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の干潮時間11時45分 潮位 36cm
今日の満潮時間18時00分 潮位242cm
今日は、雲はあったものの、晴れ、久しぶりに鈴鹿山脈が見えました。
午前中は4月の渡り鳥調査隊を開催。
しかしながら、開始時間の10時にはすでに干潟が広がり、シギ・チドリたちのほとんどは導流堤を越えて、新川の干潟に飛んでいってしまったので、まずは野鳥観察館の2階から、遠くのシギ・チドリを観察しました。
小さくしか見えませんでしたが、ダイゼン、ハマシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギなどを観察しました。
その後、外へ出て、護岸近くに飛来していたサギの仲間、カモの仲間などを観察しました。
今、サギは婚姻色が出ている個体がいて、とても美しいです。今だからこそ見られる美しいサギをしっかり見てもらえたのは良かったと思っています。
その後、野鳥観察館へ帰ってきて、見られた鳥の種類と数を振り返りました。
シギ・チドリの春の渡りのピークなので、もう少し近くでシギ・チドリを見てもらえたら良かったですが、それでも、みなさん、熱心に楽しんで観察いただけたようです。
次回、5月の渡り鳥調査隊は、3日後の5月3日(火・祝)に開催します。
まだ、参加者募集中ですので、ぜひご参加ください。
今日は大型連休2日目でお天気が良かったため、非常に多くの方が来館されました。
大学生の来館も多く、大学の学芸員の授業で訪れている学生さんたちもいました。
そして、今日はコアジサシの群れの中にハジロクロハラアジサシを観察できました。
コアジサシよりも大きくて、頭やお腹などが黒く、遠くを飛んでいてもよくわかりました。
コアジサシの群れの中にお腹などの黒いアジサシを発見。#藤前干潟#ハジロクロハラアジサシ #遠いです pic.twitter.com/5DoqGdgxEE
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) April 30, 2022
【今後の藤前干潟のイベント等】
★4月23日(土)~5月29日(日)「愛鳥週間写真展2022」開催@野鳥観察館2階
★5月1日(日)「生きものまつり」出展@藤前活動センター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら
★5月3日(火・祝)「渡り鳥調査隊~5月~」@野鳥観察館
★5月14日(土)・15日(日)「愛鳥週間イベント」開催@野鳥観察館→詳細はこちら
★5月28日(土)「藤前干潟クリーン大作戦」開催@藤前会場など(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら
【大型連休の開館状況について】
5月1日(日)開館 ※藤前活動センターにて行われる「いきものまつり」に出展。
5月2日(月)休館
5月3日(火・祝)開館 ※野鳥観察館にて「渡り鳥調査隊(10:00~12:00)」を開催。参加者募集中。
5月4日(水・祝)開館
5月5日(木・祝)開館
5月6日(金)開館
5月7日(土)開館
5月8日(日)開館
5月9日(月)休館
今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ120、ダイサギ26、コサギ13、アオサギ17、マガモ3、カルガモ12、コガモ6、ヒドリガモ11、オナガガモ5、キンクロハジロ3、スズガモ63、ミサゴ3、ダイゼン51、トウネン107、ハマシギ998、アオアシシギ2、イソシギ3、オオソリハシシギ13、ダイシャクシギ1、セグロカモメ1、コアジサシ39、ハジロクロハラアジサシ1
カワラヒワ、スズメ、キジバト、ハシボソガラス、シジュウカラ
(※スタッフがイベント前後にカウントしたものも含んでいます。)
明日の干潮時間12時16分 潮位 29cm
明日の満潮時間18時35分 潮位243cm