観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

啓蟄

2018-03-06 19:21:33 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時27分 潮位223cm
今日の干潮時間14時38分 潮位 46cm

 

今日から啓蟄。暖かくなって土の中の生きものが出てくる頃だそうです。

今日の庄内川河口には冷たく強い風が吹いていましたが、日差しは暖かく、最高気温は上がりました。

稲永公園の日当たりの良い斜面には、地面から伸びたツクシを何本もみつけました。

一週間ほど前、ここにツクシを探しに行ったときには、頭がちょこっと出ているツクシしかみつけられなかったのですが、その後ニョキニョキと伸びて、穂(頭)から胞子を飛ばしているようでした。

 

今日は風が強かったからか、ユリカモメが多数飛来しており、その数は2,000羽を超えました。一方で、オナガガモの数は、先週末よりさらに減ったようです。

広がった干潟の向こうの方にはシロチドリの群れも観察できました。

護岸近くでは、イソシギが餌を探していました。

※ユリカモメ、シロチドリ、イソシギの写真はMさんから提供いただきました。

 

シギ・チドリは先週末からすっかりさみしい状況が続いており、

日曜日(4日)に確認できたシギ・チドリは、ハジロコチドリ2、シロチドリ47、メダイチドリ1、ダイゼン7、ハマシギ22、ダイシャクシギ5、

本日確認できたシギ・チドリは、シロチドリ30、メダイチドリ1、ハマシギ1、イソシギ1、ダイシャクシギ5 でした。

 

しかし、今日、来館された句会のグループの皆さんは本当に熱心にシギ・チドリなどを観察されてみえました。

毎年、春と秋は句会のグループの来館が複数ありますが、今月は特に多い予定です。

 

昨日、かなり雨が降ったため、今日の野鳥観察館前の水たまりには、ほとんど鳥がやってきませんでしたが、日曜日(4日)はウグイス、メジロ、シジュウカラなどの多くの小鳥たちがやってきました。

これらの鳥は、今日は水たまりでは確認できませんでしたが、野鳥観察館周辺では観察できています。

 

明日の満潮時間 8時51分 潮位212cm
明日の干潮時間15時12分 潮位 55cm


※※3月の休館日につきまして※※
3月21日(水)は第三水曜日ですが、祝日のため開館します。
この振替えとして第四水曜日である3月28日(水)が休館日となりますので
ご注意くださいますようお願いいたします。

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