漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
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僕のうしろに道はできる 映画のレポート

2014-04-13 09:53:16 | お知らせ
日曜日の朝、私の希望のタンクは満タンで目が覚めました。

昨日の土曜日の かっこちゃんの映画と講演会は、えらいことでした!

環のお客様もたくさんお越しくださいました。
チケットをすでにご購入いただいた方と
急遽ご都合をつけて当日かけつけてくださった方々も!涙
そして、スタッフとしてはじっこにいる私に、皆様一言お声かけくださり
これがまた、すっごく嬉しくて!!
フェルデンの由紀子先生も船橋からかけつけてくださいました!

お忙しい中、皆様本当にありがとうございました。
それから、チケットをすでにご購入いただいていたのに、
ご家庭のご事情でこれなくなってしまったとのご連絡も数名の方からいただきました。
私がそのご家庭のお仕事を代わってさしあげられるなら代わりたいくらいですけれど、

その方々の変わりに目を皿にし、耳をかっぽじって、カメラはズームにし、
映画と講演会で目から鱗どころか
雷に打たれたような感覚を覚えたことをレポートさせていただきます!

さて、当日朝は準備準備!
ウェルカムボードなどは、主催者の一人、森ぴーの手作りです!


森ぴー、すごいんです!
こういう大きなものを何枚も作ってくださっていて、手馴れていらっしゃるのです。
お花は、スタッフの庭のお花を持ち寄りです。だのに、めっちゃ豪華。
みなさま、お庭にイングリッシュガーデンをお持ちなのではないか!?と思うくらい
見事なお花や枝葉が集まっているのです。
えっと、私は・・・手ぶらで、すみません。

映画もほぼ満席に!



「僕のうしろに道はできる」の映画はですね~、
もう最初から泣きましたね~~~。笑
ずっと手ぬぐいを握り締めて。

脳幹出血で倒れた29歳の宮ぷー、同僚だったかっこちゃんが
サポートする様子をつづったドキュメンタリー映画。

ドクターはこんなに大きな脳幹出血をした人で、ここまで回復した人を
見たことがないと おっしゃったそうです。

それを聞いた、宮ぷーの言葉が
「僕のうしろに道はできる」

かっこちゃんは言います
「宮ぷーは奇跡じゃないんだよ、これを宮ぷーだけで終わりにしてはいけない」

遷延性意識障害(植物状態と俗に言われる)の人を多く回復させてきた看護師
紙屋先生が出てきました。

紙屋先生が、看護師として働いていた時に、ある患者さんのご家族がいらしたそうです。
脳腫瘍でご主人は手術をされたら、遷延性意識障害になった。
小さいお子さんたちを連れた若い奥さんが言いました
「これで、治してもらったとは言えません!!」って

それを聞いた紙屋先生は思ったそうです。
ドクターが、手術なので命をつなぐのが仕事であれば、
自分は 患者さんを家庭に帰すのが仕事だ って。

それから、リハビリに力を入れられはじめたそうです。
立たたせよう、歩かせようと。
でも、最初はドクターたちやまわりから、ずいぶん止められたそうです。

でも、紙屋先生は思いました
「どうして(この患者さんを)立たせたい、歩かせたいと思わないの?」かって。
だって、この患者さんが、立つ歩くが出来る方が自然じゃないかって。

紙屋先生のリハビリの病院では、たくさんの方が回復されていっているそうです。

自分の仕事はいかにそつなくこなすことではないんですよね、
その人にとっての「自然」を取り戻すのが仕事。
なんという情熱。

脳幹出血したら、もう意識は戻らない。この定説が覆ってきていること。
こんなにも回復していっている人がいるということ。

そのためには、何が必要なのかということ。
誰しも手探りで手段をさぐり、そして回復された皆さんに共通することがあること

これを映画ではじっくり語られていて、見終わるとやりたくなるんです!

前半終了
つづく





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