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歴史と中国

成都市の西南交通大学で教鞭をとっていましたが、帰国。四川省(成都市)を中心に中国紹介記事及び日本歴史関係記事を載せます。

2019年9月27日九寨溝観光再度一部再開―四川雑感〔28〕―

2019年09月27日 21時49分30秒 | 観光(四川)

九寨溝風景区は、2017年8月8日、九寨溝地震で池崩壊等の重大な損傷を受けて、即日閉鎖されました。復旧工事により、2018年3月8日、観光が部分再開されました。しかし、同年6月25日夜の豪雨により、再度損傷を受け、再度閉鎖となりました。このため、景区内の道路の全面改修等、全面的な復旧工事を行なってきました。この結果、2019年9月27日、再度一部観光を再開しました。これは九寨溝管理局が2019年9月23日に「九寨沟景区关于部分区域恢复开放(试运行)的公告 」で公示されたものです。公示全文は、

https://www.jiuzhai.com/news/notice/6743-2019-09-23-10-38-38

です。公示内容の概要は、

1.開放区域
如溝の的扎如寺、樹正溝(火花海を除く)、日則溝(諾日朗瀑布から五花海まで)、則查洼溝。

2.開放時間と遊覧方法
每日8時30分~17時。
遊覧は観光車による統一遊覧。すなわち、乗車した観光車で戻り、景観点毎に下車遊覧して、もとの観光車に戻ります。いわば、観光車毎の即席ツァーとなります。

3.観光客数制限と接待単位
上限日5千人。
旅行社のツァー客のみで、個人客は不可。この旅行社は成都市の旅行社になるでしょう。

4.入場料
旺季(4月1日至11月15日)入場料169元、観光車90元,淡季(11月16日至次年3月31日)入場料80元/人、観光車80元/人。購入には各人毎に外国人は旅券が必要(実名制)。

なお、現時点では個人客をは不可ですが、将来可能になった場合、入場券購入方法はネットからなる見込みです。

再開当日の様子は九寨溝管理局の写真付記事、

https://www.jiuzhai.com/news/scenic-news/6749-2019-09-27-08-00-59

をご覧ください。本日のツァー団体135、観光客3152人、出動観光車70台です。写真には長海・五花海の様子が見えます。

(2019.09.27)


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2018年3月8日九寨溝観光一部再開―四川雑感〔27〕―

2018年03月10日 15時57分21秒 | 観光(四川)

九寨溝風景区は、2017年8月8日、九寨溝地震で池崩壊等の重大な損傷を受けて、即日閉鎖されました。九寨溝はアバチベット族羌族自治州にとって重要な観光地で収入源でした。地元にとってはそれ以上でこの再開は死活問題でした。懸命な復旧作業により、このたび一部完工を再開することになりました。すなわち、2018年3月8日、部分開放しました。これは九寨溝管理局が2018年3月1日に「关于九寨沟风景名胜区部分景观对外开放的公告」で公示されたものです。公示全文は、

https://www.jiuzhai.com/news/notice/6229-2018-03-01-06-44-39

です。公示内容の概略は次の通りです。

1.遊覧地域

溝口から諾日朗瀑布経を経て長海まで、扎如溝の的扎如寺、日則溝の鏡海です。この内、長海、五彩池、鏡海、諾日朗瀑布、樹正群海、双龍海瀑布、扎如寺等は基本的に徒歩遊覧。

2.遊覧時間と遊覧方式

開放時間 8~17時

遊覧は乗車した遊覧車で戻ります。すなわち、景観点毎に下車遊覧して、もとの遊覧車に戻ります。いわば、遊覧車毎の即席ツァーとなります。

3.遊覧人数制限と遊覧対象

遊覧人数は日2000人以内。

遊覧対象は旅行社の組織したツァーのみ。個人客は非対象。

4.入溝料等

入溝料 110元(4月1日~11月15日)、40元(11月16日~3月31日)

遊覧車 90元

5.入溝料等の販売方式

予約制。購入先は『阿坝旅游网』http://www.abatour.com。電話400-088-6969。

この部分再開は1年間の予定です。

再開当日の様子は九寨溝管理局の写真付記事、

https://www.jiuzhai.com/news/scenic-news/6233-2018-03-08-06-46-24

をご覧ください。写真をご覧のように、天気は晴天で澄み渡り、先日降った雪が山々を白く染めており、五彩池も池の周りが白く、池のコバルトブルーとの対比の美しさを見せています。

(2018.03.10

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阿壩藏族羌族自治州の高原の花々―四川雑感〔26〕―

2016年08月18日 09時41分22秒 | 観光(四川)

ツァーの旅行記の番外編として、阿壩藏族羌族自治州で見かけた高山植物の花々をお見せします。ただ、植物には疎いので、花名は分かりませんが。

写真1は、雅克夏雪山トンネルを出たところで停車し、道路端のを撮ったものです。

写真2は、黄河九曲第一湾の遊歩道の傍らの花です。

写真3は、花湖の湖に生えている花です。

写真4~6は、黄龍の望龍坪(展望台)から分岐点への遊歩道上で見かけたものです。


写真7~10は、分岐点から五彩池への途上で見たものです。

以上です。

(2016.08.18)

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松潘城―四川雑感〔25〕―

2016年08月08日 16時04分55秒 | 観光(四川)

2016年7月12日(火)午前、成都市に戻る途上、阿壩藏族羌族自治州松潘県城で下車して、松潘城(松州城)観光をしました。松潘城は唐代の618(武德元年)に辺境の第一線として「松州」を設置して、この政庁として築いたものです。当時から商貿易の集散地で、唐とチベットとの交流の場となりました。その後、歴代の王朝でも維持されて、明代に現在の規模となり、松州城内城外廓、瓮城(月城)・女墻(雉諜)・馬面・炮台が整い、觀陽門・延葷門・威遼門・鎮羌門・臨江門・阜清門・小西門と7つの城門があり、松州城墻全長6.2km・幅30m・高12.5mで、レンガ造りです。

写真1は、北城門(鎮羌門)とこの前に立つ漢藏和親塑像です。本像は、638(貞観12)年に吐蕃王松讚干布(ソンツェンガンフ)が松州城を攻撃した「唐蕃松州之戦」後、641(貞観15)年、唐太宗皇女文成公主が松讚干布に降嫁し両国の和平がなり、この時、松州城を経由してチベットに赴き、この故事により近年設立されたものです。なお、吐蕃国はチベット族の王国で最盛期には現在のチベット自治区・青海省・甘粛省・四川省西部・新疆ウイグル族自治区南部を覆う地域を占めており、公主死後には両国間の戦争はたびたび起こります(吐蕃国の滅亡は877年)。

写真2は、北城門です。ここから北に道はチベットに通じ、城最大の門です。

写真3は、城内からの北門です。

写真4は、城内のメイン通り北街で、ご覧のように羌族のおばあさんが歩いています。当地は、チベット族・羌族・回族・漢族など複数の民族が居住しています(昼食は回族レストランでした)。この通りは近年の城壁改修と共に改修され、古街風(観光化)になっています。

最後の写真5は、北城門から西に山に沿って延びる城壁で、ご覧のように山部分は跡のみで、山上に望楼が見えます。このように城壁は北・東・南の三方で町を囲み、さらに西に当たる山上にもあります。

以上で、今回のツァーの旅行記は終わりです。なお、フォトアルバム「四川・松潘城」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngrMx216ZEsuqIEObeAです。

(2016.08.08)

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藏迷―四川雑感〔24〕―

2016年08月07日 14時14分41秒 | 観光(四川)

2016年7月11日(月)、九寨溝観光を終え、夕方オプションの「藏迷」(九寨溝藏迷大劇院)観劇に行きました。九寨溝にはチベット族歌舞の劇場が多数あり、「藏迷」はこの最高峰といえるもので、著名な舞踏家・演出家楊麗萍の演出により、2007年11月の第五回北京国際舞踏会で初演がなされました。

開幕して最初の場面が「朝聖」(巡礼)です。藏族老阿媽(チベット族の老婆)の拉薩巡礼への出立です。写真1は、子羊を連れた老婆が五体投地で巡礼に旅立ったところです。

写真2は、さらに巡礼が進むところです。

写真3は、次の男性陣による「六弦琴」です。

写真4は、「長袖舞」です。最初は女性陣のみの舞です。

写真5は、次いで男性陣も加わり群舞となります。

写真6は、男性陣による打楽器を用いた合唱の「打青稞与情歌対唱」です。

写真7は、「打阿嘎」です。これは土を固める労働奉仕の様を舞踏化したものです。

写真8は、男性陣・女性陣が横一列になったところで、手に持った棒状のもので土を突き固めます。

写真9は、宗塔地区の民族舞踊の「夏拉舞」(シャーラ舞)です。男性舞から始まり、主演瑪占德が出て女性とやりとりをして、さらに女性陣が加わり群舞となり、これを撮ったものです。

写真10は、瑪占德と女性のやりとりで、これで終わりです。

写真11は、「服飾表演」で、「夏拉舞」の男女が引き続いて演じ、これは男性陣です。

写真12は、続く女性陣です。

写真13は、巡礼中の老婆による独唱です。

写真14は、ヤクにふんした男性が踊る「牦牛舞」(ヤク舞)です。ヤクに跨がった男性の登場です。続いてヤク群が踊ります。

写真15は、踊りの最後です。

写真16は、最終場の「転回之夢」(輪廻転生の夢)の冒頭、老婆の死です。巡礼の途上で吹雪の中で服を同行の羊に掛けてやり死を迎えます。

写真17は、老婆の来世を討議する天界の様で、鳥の神が立ち上がります。

写真18は、鳥葬で昇天する老婆です。

写真19は、鳥葬により来世に旅立った老婆を祝福しての舞です。

写真20は、演舞の最後、老婆が輪廻転生して、少女に生まれ変わっての登場です。

写真21は、フィナーレで、出演者の登場です。

は、フィナーレで、出演者の登場です。

最後の写真22は、フィナーレで老婆と少女を中心に撮ったものです。

なお、フォトアルバム「藏迷」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpF-P__8-iasWDGd2Aです。

(2016.08.07)

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九寨溝2016ー四川雑感〔23〕―

2016年08月02日 13時37分04秒 | 観光(四川)

2016年7月11日(月)、終日九寨溝観光です。九寨溝は2008年10月以来の訪問です。この時の旅行記は「紅葉の九寨溝」(2008年11月1日付)で紹介しており、かつ有名観光地なので、詳細な説明は省いて、各スポットの写真をお見せします。

専用エコバスで各スポットを巡ります。最初に訪れたのが諾日朗瀑布(高25m・幅320m・標高2343m)です。写真1は、道路横の展望台上からの滝を撮ったものですが、幅がありすぎて広角いっぱいでも収まりきれません。

写真2は、滝前の遊歩道上からほぼ中央部を撮ったものです。

写真3は、鏡海(長1155m・幅123~241m・深さ31m・水容量327万㎥・標高2367m)を上流へと撮ったものです。

写真4は、中央部対岸をとらえたもので、ご覧のように風がなく、山の木々が湖面に写し込まれています。

写真5は、五花海(長450m・幅227~313m・深さ12m・水容量60万㎥・標高2462m)を孔雀河道(五彩池が流れ出る流路)上の橋から撮ったものです。

写真6は、湖北側の広場台上から、南へいろいろな色を見せる湖を中望遠でとられたものです。

写真7は、広場台上の五花海案内碑と湖です。9時頃と早めに来たので、思ったほど観光客がおらず、綺麗に撮れました。

写真8は、道路側からの湖です。

写真9は、熊猫海(長670m・幅109~237m・深さ24m・水容量180万㎥・標高2574m)を南に撮ったものです。右の桟道は箭竹海から続く遊歩道です。

写真10は、箭竹海(長1184m・幅144~268m・深さ10m・水容量93万㎥・標高2629m)を道路側から西に撮ったものです。

写真11は、珍珠灘(長189m・幅112m・面積21225㎡・平均斜度20°・標高2450m)上にかかる遊歩道から下流を撮ったものです。この先流れが落ち込み滝となります。

写真12は、珍珠灘を渡り、下り遊歩道の途上から見た珍珠灘瀑布(高21m・幅270m・標高2433m)です。手前に花があったので、これを取り入れました。

写真13は、下り遊歩道最後のところで奥へと滝全景を撮ったものです。

写真14は、下り遊歩道側(西)の滝を撮ったものです。

写真15は、滝中央部です。ご覧のように湾曲形をしており、滝形式が「新月型」とされています。以上で、午前の観光・日則溝景区を終え、早めの昼食となり、このためまだ空いていました。

午後はまず則査窪溝景区からで、写真16は、最初のスポット点の長海(長4350m・幅200~300m・深さ80m・水容量4.5億㎥・標高3101m)の前に立つ「独臂老人柏」(片腕老人柏)を前景に入れて撮ったものです。片腕ということは、ご覧のように、右側にのみ枝が伸びているからです。

写真17は、湖を左寄りに撮ったものです。

 

写真18は、長海から遊歩道を下り、五彩池(長100m・幅40~60m・深さ7m・水容量4万㎥・標高3010m)が林間から見えたところで撮ったものです。実は前を行く赤いストールの女性は本ツァーのガイドです。四川省出身らしく、誘導棒の先の印は唐辛子のモチーフです。

写真19は、池に出たところで下流へと全景を撮ったものです。

写真20は、中央部奥です。

写真21は、池下流から全景を撮ったものです。以上で、則査窪溝景区は終わりです。

写真22は、樹正溝景区の最初の老虎海(長310m・幅171~194m・深さ25m・水容量110万㎥・標高2298m)を上流方向へ撮ったものです。続いて道路を下ります。

写真23は、樹正瀑布(高11m・幅62m・標高2295m)へ下る遊歩道上から撮ったものです。

写真24は、滝から下ったところで、振り返って撮ったものです。


滝から遊歩道を歩くと、小滝で段階上になっている樹正群海(大小18個の湖から形成・標高2187~2280m)に出ます。写真25は、遊歩道から道路に上り、道路脇の展望台上から俯瞰撮影したものです。

写真26は、群海下部の池群です。

樹正群海からは道路脇に設置された遊歩道で下ります。写真27は、臥龍海(長253m・幅216~255m・深さ24m・水容量93万㎥・標高2220m)を撮ったものです。

写真28は、横位置で撮ったものです。

写真29は、火花海(長232m・幅134~294m・深さ16m・水容量45万㎥・標高2211m)を下流側から撮ったものです。

最後の写真30は、双龍海(長290m・幅247m・深さ3~9m〔平均5.6m〕・面積26000㎡・水容量40万㎥)道路側の湖で遊歩道の反対側にも広がっています。

以上で、観光は終わりで、予定より早く楽に終了することができました(8時入溝・14時50分出溝)。本日の九寨溝観光客数は16734人(九寨溝管理局発表)で、前後の1週間では最も少ない観光客数でした(観光客数の最も少ない曜日は基本的に月曜です)。なお、フォトアルバム「九寨溝2016」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpF9C0VZv1X7x4VF8Qです。

(2016.08.02)

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黄龍2016―四川雑感〔22〕―

2016年07月28日 16時03分30秒 | 観光(四川)

2016年7月10日(日)、若爾蓋県城から川主寺・雪山梁を経て約160kmの黄龍に到着し、早い昼食後、観光となりました。黄龍はすでに「九寨溝・黄龍(2)―四川雑感〔2〕―」(2005年6月28日付)で紹介しており、かつ有名観光地(世界自然遺産)なので、詳細な説明は省いて、各スポットの写真をお見せします。

ロープウェーで上り、だらだら坂(ほぼ下り)を行くと、10分ほどで望龍坪(展望台)に着きます。ここで初めて黄龍を眼下に望めます。写真1は、ここで黄龍を撮ったものです。眼下に見える池群は争艶池で、またスポット間の遊歩道も見えています。左奥に見える建物は左が黄龍中寺で右が杜鸚鵑林休息中心(売店・食堂)です。これらの建物の左奥で、最奥の五彩池への分岐点となり、そこまでは林間の遊歩道(板張り)となります。

遊歩道をさらに30分あまりで分岐点(ロープウェー乗り場へ2100m・出口へ3196m)に至り、道は上りとなり15分ほどで五彩池(分岐点から430m 面積2万1千㎡・693個池・標高3576m)に着きます。五彩池を囲む遊歩道は時計回りとなります。写真2は、五彩池奥(南)から黄龍後寺を背景に池全景を撮ったものです。

写真3は、望遠で池内の石塔の一つを中心にとらえたものです。この下にもう一つの石塔があります。

写真4は、やはり望遠で前の池とは少し色模様の異なる所を撮ったものです。池を受け止めている壁の岩の色も異なります。

写真5は、池を囲む遊歩道の最上部(西)から全景を撮ったものです。

写真6は、五彩池最後として望遠でとらえたものです。

五彩池の後、黄龍洞も訪れ、以上で約50分滞在した後、下りの各スポットに向かいます。最初のスポットは黄龍中寺を過ぎた争艶池(面積2万㎡・658個池・標高3400m)です。写真7は、下り(北)へとこの全景をとらえたものです。

写真8は、斜め横から撮ったものです。

写真9は、横から撮ったものです。

写真10は、さらに下って先端部の池群を撮ったものです。

写真11は、娑夢映彩池(面積6840㎡・400余個池・標高3415m)です。

写真12は、明鏡倒映池(面積3600㎡・180個池・標高3400m)です。

写真13は、上からの盆景池(面積2万㎡・330余個池・標高33020m)です。

写真14は、下流への金沙舗地(長1200m・幅120~44m・標高3305m)です。この上流にも続き、御覧のように黄色の岩面であり、上から見れば黄色い龍が横たわっているようです。

写真15は、逆に上流への金沙舗地です。

写真16は、金沙舗池が流れ落ちる洗身洞(高10m・幅40・標高3280m)です。下ってくるときの最初の滝です。ご覧の滝中心に見える洞は高1m・幅1.5mです。

写真17は、不思議な形をした瘤上隆起の続く蓮台飛瀑(滝長167m・幅19m・高低差45m・標高3260m)です。

写真18は、滝の最後の飛瀑流輝(高14m・幅68m・標高3245m)です。

最後の写真19は、スポットの終わりの迎賓池(面積9600㎡・350余個池・標高3230m)です。本来は上っていくのですから、最初のスポットなのでこの名称が付きました。

以上、五彩池から下って、各スポットで撮影をしながら出口まで約1時間40分かかりました。また、総観光時間はロープウェー下車後約3時間30分でした。なお、フォトアルバム「四川・黄龍2016」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpF8rDvbqIzvkocPFgです。

(2016.07.28)


 

〔追記〕 「九寨溝・黄龍(2)―四川雑感〔2〕―」(2005年6月28日付)も。

 

(2016.08.28)

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花湖―四川雑感〔21〕―

2016年07月25日 20時34分00秒 | 観光(四川)

2016年7月9日(土)午後、花湖を観光しました。黄河九曲第一湾からは北に約90kmの行程です。若爾蓋県城までの省道209号が補修工事中のため予想以上に時間がかかりました。

花湖は、若爾蓋草原上に位置し、標高3468mです。若爾蓋県城からは国道213号で北に約40kmです。入場料75元・エコバス30元で、保険料5元を含み、総計110元です。若爾蓋県城へは成都市から茶店子発のバスで、花湖へはタクシー利用となります。

写真1は、遊歩道を歩き一番南側の展望所から西に花湖を撮ったものです。ご覧のよう草原上の湖です。

写真2は、遊歩道上から東南に国道213号を望んで西からの花湖に続く湿原を撮ったものです。

写真3は、湿原の花湖寄りを撮ったものです。

写真4は、花湖です。以上、花湖といっても実際は草原上の湖で、花はほとんど見られませんでした。

写真5は、遊歩道上からエコバス終点への湿原を撮ったものです。

最後の写真6は、花湖です。手前に名は知りませんが、水草の花が咲いていました。

なお、フォトアルバム「花湖」はhttps://1drv.ms/i/s!AruGzfkJTqxngpFyrEsuYds0OWTCJgです。

(2016.07.25)

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黄河九曲第一湾―四川雑感〔20〕―

2016年07月23日 19時33分04秒 | 観光(四川)

2016年7月9日(土)、黒水県から雅克夏雪山・紅原大草原を経て、北に約240kmの黄河九曲第一湾(四川省阿壩藏族羌族自治州紅原県唐克郷)に昼到着しました。本日の最初の観光地です。

黄河九曲第一湾は西からの黄河本流が南からの白河と合流して北に流路をかえるところで、四川省・甘粛省の省境でもあり、ここで黄河は大きく蛇行します。標高は約3500mの高地です。本景区の入場料75元・エスカレーター代30元(登りのみ)・保険代5元で、8時30分~18時開場です。成都からの交通は茶店子発若爾蓋行で県城到着後はタクシー利用(約70km強)です。

写真1は、黄河九曲第一湾への途上の紅原大草原を車内から撮ったものです。ご覧のように、遠景に菜の花畑が広がり、草原にはヤクが放牧されています。

写真2は、黄河九曲第一湾に着き、エスカレーターで上がり、展望台上から中望遠で黄河を撮ったものです。蛇行していることがお分かりでしょう。

写真3は、黄河と手前の白河の合流点を撮ったものです。

写真4は、やはり展望台から少し引いて黄河を撮ったものです。手前が白河です。

写真5は、展望台上から遊歩道を入口へと撮ったものです。こちらの流れは白河です。

写真6は、遊歩道の途上から広角で黄河全景を撮ったものです。

最後の写真7は、遊歩道から見たエスカレーターです。御覧のように8段階となっています。

なお、フォトアルバム「黄河九曲第一湾」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpFZBfx4Wjeo6qtDIwです。

(20016.07.23)

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達古氷河―四川雑感〔19〕―

2016年07月17日 20時19分31秒 | 観光(四川)

2016年7月8日(金)に訪れた達古氷川風景名勝区(達古氷河風景名勝区)は成都市から西北に約300km弱の阿壩藏族羌族自治州黒水県蘆花鎮に位置します。県城へは茶店子客運站から朝にバスが運行されていますが、県城から9kmの風景区入口まではタクシー利用となります。入場料は120元・エコバス70元・ロープウェー180元です。入場時間は8時30分~15時30分で、観光必要時間は半日以上です。

達古氷河は1992年に人工衛星の画像解析から日本の科学者が発見したもので、洛格斯聖山に位置します。四川省では最高峰の貢嗄山(ミニヤコンカ・7556m)の海螺溝氷河が知られていますが、本氷河これに次ぐものです。まず、入口から専用エコバスに乗り、原始林に覆われた達古河渓谷を北に遡ります。本渓谷は10月には紅葉の名所となります。写真1は、最初の景勝地、金猴海です。名の通り付近には希少動物の金絲猴が生息しています。本渓谷はチベット族の居住地なので、このタルチョ(お経を書き込んだ五色の祈祷旗)を写し込みました。御覧のように朝なのと天候から淡い霧が湖面に漂っていました。

紅軍湖(長征の紅軍がこの地を通過したことからの命名)を車窓から過ぎ、次に下車したのが、写真2の、澤娜措です。ここも霧が立っています。湖の奥に見える集落はチベット族の上達古藏寨です。なお、本湖横に中達古藏寨、紅軍湖横に下達古藏寨があります。

上達古藏寨の付近で、達古河は西に曲がります。神牛湖を過ぎて、下車したのが、写真3の、達古湖です。雨模様の天候のため視界は開けません。

ロープウェー乗り場に到着して、8人定員のロープウェーに約15分乗ると、一気に約千mの高度を上げ、氷河観景台に着きます。写真4は、観景台から見た一号氷河です(ここからは一号・二号・三号氷河が見られます)。下の池は東措日月海です。残念ながら、天候の関係で山の全景を見るとことができませんでした。

写真5は、観景台にある海抜を刻した岩を取り入れて一号氷河を撮ったものです。御覧のように、ここの海抜は4860mです。

最後の写真6は、ロープウェー頂上駅に併設された世界最高峰の「孤独なカフェ」(2015年10月オープン)から一号氷河を撮ったものです。本喫茶室ではインスタントですがコーヒーを飲めます。

なお、フォトアルバム「四川・達古氷河」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpFHglNhyMD7SMj0MAです。また、『达古冰山官方网站』はhttp://www.dgbc.cn/です。

(2016.07.17)

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自貢市塩業歴史博物館と栄海井―四川雑感〔16〕―

2012年01月13日 14時13分53秒 | 観光(四川)

前日に続き、2012年1月10日(火)午前は、自貢市は古くからの塩生産地(塩井)として知られており、そこで自貢市塩業歴史博物館と栄海井を見学しました。まず、自貢市塩業歴史博物館を紹介します。本博物館は、1959年に設立された(小平が提議して、最初の展示は1962年)、中国唯一の塩業史博物館です。市中心地区の竜尾山(「彩灯公園」)下の釜渓河畔、解放路に位置します。開館時間は9時から17時半、入場料は20元(60才以上半額、70才以上無料)です。交通は、35路の十字口站下車、自由路を下り(南)200mほどの解放路との交差点で、左(東)に解放路に道を取り、約600mです。

写真1は、入口の建物です。実は本博物館は西秦会館(1736年〔清乾元年〕建設の陝西省籍の塩業商人による同郷会館)を補修して開設されたものです。会館は基本的に四合院造りとなっており、入口は前庁になります。

入口を入ると中庭です。奥に後庁が見えます。後庁の左側から展示が始まります。写真2は、最初の展示で、清代の馬車提滷模型(塩水リフト運搬模型)です。奥の塩井から汲み上げた塩水(滷)を、竹管道(四川省は竹の産地)を用いて輸送・分流・配送し、写真には写っていない手前の炉(竈)へと塩水を運搬する装置です。

写真3は、古代の煎塩竈鍋と塩井のジオラマ模型です。奥の塩井から汲み上げられた塩水を手前の竈鍋で煮詰めて塩へと精製するのです。このように、ここでの展示は古代から現代にいたる自貢市での塩井による塩製造法を模型などを用いて展示しています。

右庁から前庁2階にかけては「中国井塩科技史」の展示室です。ここには、実際に使用された各種の工具などが展示されています。写真4はその一例で、塩井を掘削・補修する工具の一つとして打𢭐工具(サルベージ)です。

写真5は、塩井模型で、掘削時のものです。背景の建物が後庁です。以上で、本博物館は終わりです。

 

次いで栄海井です。栄海井は、1823(清道光3)年に開削が始められ、1835(道光15)年に完成した、世界最初に井深千メートルを超えた塩井です。井深1001.42mです。1940年まで黒滷(黒塩水)を自噴させていました。そして、補修を重ね方式も変えていますが、現在でも塩井から塩が生産されています。市内東北の大安区長堰塘の砕万路に面しています。開館は9時から17時半で、入場料は20元(60才以上半額、70才以上無料)です。交通は35路で栄海井站下車です。塩井が見えますからすぐ分かります。なお、35路は自貢市客運站・十字口站(自貢市塩業歴史博物館)・栄海井站(栄海井)・恐竜站(自貢恐竜博物館)となります。

写真6は、高18.4mの水質井架(天車)と「榮海井」を示す壁です。これが本来の塩井です。杉木構造です。

天車の奥の一段と高いところの建物が竈房です。写真7はその内部の様子です。ご覧のように湯気を上げ塩水を塩へと煮詰めています。奥に作業する人が見え、手前に精製された塩袋(20kg)が積み重ねられているように、ここの塩井は現役で生産活動を続けているのです。

最後の写真8は、竈房を下ったところに展示している大地車(絞車)です。道光年間のもので4.5m・高2.5mです。ここには他にも塩井掘削関係の道具が展示されています。

以上で、恐竜と塩の町として知られる自貢市行が終わり、昼のバスで成都へ戻りました。なお、フォトアルバム「自貢市塩業歴史博物館と栄海井」 https://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkx1b_xk6IvwOm96gをご覧ください。

2012.01.13

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自貢恐竜博物館―四川雑感〔15〕―

2012年01月12日 15時06分11秒 | 観光(四川)

2012年正月9日(月)から10日(火)まで、成都市から東南に約200km強の所にある自貢市に行ってきました。そこで、自貢恐竜博物館を紹介します。本博物館は自貢世界地質公園(総面積56.62㎞㎡)の一角を構成するもので、1987年1月に開館されました。市中心から東北約9kmの大山鋪238号に位置し、6.6万㎡を占めます。自貢市は中国で最も恐竜化石の発掘される地で、当地発掘恐竜化石を基本として博物館は開設されました。現在、本博物館は世界三大恐竜博物館として、著名になっています。開館時間は8時半~17時半(入場は17時まで)で、入場料は42元(60才以上は22元、70才以上は無料)です。なお、日本語ガイド案内は通常時150元です。

成都市からの交通は次の通りです。市東南の成都汽車総站(五桂橋公文站隣接)から自貢行(始発9時30分~最終1750分。運賃79元、復路69元+保険2元。高速経由で約3時間。なお、北門汽車站発もあり)で、自貢市客運総站(丹佳大街)下車後、大街を北(ターミナルから右手に)に約200mの、市内バスの客運総站から35路(川南皮革城・恐竜館行、1元)に乗車し、恐竜站(川南の一つ前。約40分)で下車すれば、進行方向の交差点東北角奥に写真1の本博物館の游客服務中心(サービスセンター)の建物が見えます。入場券売場はセンター建物内で、入口は恐竜に模した建物の左側首部分の下です。

入ると、丘が前にあります。これが恐竜山です。道を右にとると、左側に山に上る道があり、そこを行くと、写真2の光景が目に入ります。全体で10数体の各種の恐竜モデルを野外展示しています。ここを過ぎて下りると、恐竜遺址館(恐竜博物館)前となります。

入館して左の室が「恐竜世界」です。写真3をご覧のように、恐竜化石の生態陳列となっています。18種類の各種の恐竜(巴山首竜・太白華陽竜・自貢四川竜・四川巨棘竜・李氏蜀竜など)がいます。すべて自貢市で発掘されたものです。写真左に見えるのは長20mの合川馬門渓竜(Mamenchisaurus hochuanesis)で、自貢市紅旗郷発掘、晩ジュラ紀(1.5億年前)のものです。

写真4は、大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)の天府蛾眉竜(Omeisaurus tianfuensis)です。大きいのが長20m、小さいのが長6mの幼年恐竜です。親子を模して展示しているようです。

「恐竜世界」を出て、中央大庁に戻り、奥に進むと「恐竜遺址」です。ここは恐竜化石埋蔵現場をそのまま保存展示したところです。写真5は、遺址最奥からの全景です。面積1500㎡、世界最大規模の埋蔵現場です。数千の化石が埋蔵されています。基本的には上から俯瞰することになりますが、写真でご覧のように、中頃に階段が設置され下に降りて、より身近で見ることが出来ます。また、代表的な化石に関しては説明版(12か所。李氏蜀竜・天府蛾眉竜・原始新鳥類・自貢四川竜など)が設けられています。

写真6は、説明版09の太白華陽竜(Huayangosaurus taibaii)の左側肩棘化石です。

以上で1階の展示は終わりです。2階に上り、最初の展示室が「恐竜時代的動植物」です。陸上・水中・空中・植物などの展示に分かれて、ここには自貢市以外の中国各地の化石も展示されて、恐竜の生態を示しています。また、ここからは「恐竜世界」を俯瞰できます。写真7は、空中展示にある自貢市発掘の中ジュラ紀の長頭狭鼻翼竜(Angustinaripterus longicephalus)です。

次は隣にある「恐竜珍品」です。自貢市で発掘された恐竜化石の貴重品10数点が展示されています。写真8は、奥に展示されている中ジュラ紀の多歯霊竜(Agllisaurus multidens)で、大山鋪発掘です。最後の展示室が「恐竜再現」です。ここでは恐竜化石の生成から発掘・生態再現までを展示しています。

最後に、本館の他に、さらに奥に地質遺址館がありますが、当日は閉館しており、見られませんでした。以上の見学時間は約1時間半あまりでした。自貢恐竜博物館の公式サイト(中国語・英語)は、http://www.zdm.cn/です。なお、フォトアムバム「自貢・自貢恐竜博物館」は、https://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkycTZGvRUGxbFGLwです。

2012.01.12

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楽山大仏フォト―四川雑感〔14〕―

2011年10月11日 19時04分14秒 | 観光(四川)

2011年4月21日(木)、大学外事処の日帰り観光で、久しぶりに世界文化遺産の楽山大仏に行ってきました。楽山大仏に関しては、観光記がWebサイト上にも多数あり、中国についての観光案内書にも必ず取り上げられているので、ここではこれについては述べません。2009年夏に購入したペンタックスK-7で撮った写真を、フォトアルバム「楽山大仏」https://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkWxacKgQVeMw2LWwでアップしましたので、ご覧下さい。

写真は、下から見上げた楽山大仏です。DA17-70の焦点距離34mm相当(35mm換算)で、1/50f4ISO100でした。


20011.04.22

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