西安交通大学日語系創立30周年で訪中した機会に、2015年4月30日(金)、黄河壺口瀑布に行ってきました。黄河壺口瀑布(陝西省延安市宜川県壺口郷・山西省臨汾市吉県壺口鎮)は黄河で唯一ともいえる本格的な滝です。川幅が300m以上もあったのが、わずか50mほどに狭まり、落差約30mの滝となって落ち込みます。この川の流れが壺みたいな形状から、ここを「壺口」と呼ばれて、この滝を黄河壺口瀑布と称します。景区は陝西省側と山西省側に別々にあり、入場料91元(60才以上無料)、電動カート(山西側)往復25元です。西安市からは北東約230km強に位置します。西安市城東客運站から8時・13時30分発(358km 所要時間約4時間半)が運行されています。また、延安市宝塔区汽車南站から7時・8時20分・14時発(158km)が、それぞれ12時・14時・翌日7時半戻りで運行されています。
今回は山西省側から臨みました。景区入口から滝までは距離があるので、電動カートに乗りました。写真1は、滝全景で、まだ増水期にならないため、水量は不足しておりますが、落ちる水は黄土による色が付いていません。
写真2は、横位置のもので、左側(陝西省)の岩上に観光客が群参しています。増水期にはここは落水で覆われます。
写真3は、水煙を上げているところを横から撮ったものです。
写真4は、上流から滝を撮ったものです。落ち口がU字状であることがお分かりでしょう
写真5は、天然の空洞の龍洞(入場料20元)に降りて、滝を見上げて撮ったものです。ここは増水期には流水に覆われては入れません。すなわち、増水期には落下水の流れはこの上部まで達し、それだけ滝の落下差は半分以下程度になります。
最後の写真6は、同様に龍洞からの滝のアップです。
なお、『壺口瀑布旅游網』(陝西省宜川県黄河壺口風景名勝区管理局)はhttp://www.hkpb.cn/です。
(2015.05.08)