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歴史と中国

成都市の西南交通大学で教鞭をとっていましたが、帰国。四川省(成都市)を中心に中国紹介記事及び日本歴史関係記事を載せます。

抹茶館―成都雑感〔135〕―

2012年10月14日 00時20分42秒 | 食事

2012年9月、イトーヨーカドー双楠店5階(成都市武侯区二環路西一段逸都路6号)に「美食館」がオープンしました。ここには日系の店が集まっており、その中に和カフェの店「抹茶館」があります。本店は京都市四条通のモザイクダイニング8階(京都市下京区四条通河原町東入真町68)です。10月13日(土)の午後、院生と共に店に出かけてみました。

写真1は、店の外観全景です。オープンスタイルとなっており、入口左側に写真付きメニューが掲示してあります。入口左側が注文カウンターで、まずここで注文して支払いをします。右側が席です。

写真2は、院生たちが注文したスイート類です。手前から抹茶白玉アイスクリームあんみつ(抹茶白玉紅豆水果蜜軟冰淇淋 33元)、抹茶ティラミス(抹茶提拉米蘇 23元)、抹茶豆乳プリンパフェ(抹茶豆奶布丁至尊冰 35元)、抹茶白玉パフェ(抹茶白玉到尊冰 35元)と抹茶(12元)です。この他、クリームテラなどの抹茶ドリンク類(冷・熱 9~26元)や軽食類(19~34元)があります。ドリンク類やソフトクリーム(9元)は持ち帰り可能です。

美食館には本店の他、ステーキ・ハンバークの「GRILL JAM」(JAM佳慕)、スパゲティー・ピザの「カプリチョーザ」(卡布里喬莎)、「とんかつ幸亭(和幸)」、「しゃぶ菜」(日式涮涮鍋)と以前からの日本料理の「花里」があり、フードコートには「はなまるうどん」と「蔵芸ラーメン」があります。

(2012.10.14)

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査渣麺―成都雑感〔134〕―

2012年10月06日 00時31分09秒 | 食事

四川省は各種の小吃に恵まれています。今回はその一つ、査渣麺を紹介します。査渣麺は80年代後半に創作された新しい麺類です。成都市祟州市羊馬鎮の査淑芳という女性が小吃店を1979年に始めましたが、冷蔵設備がないため、夏には抄手(ワンタン)の餡(豚肉)が保存できず、これをみじん切り(臊子)にして油でからからに炒めて、麺の具としました。これが好評を呼びました。このからからの具の姿が「渣渣」(かす)のようなので、90年前後に「渣渣面」と呼ばれるようになりました。査さんはこれを自分の名字から「査渣面(麺)」と名付け、今日に至っています。スープの基本は豚骨と紅湯海椒です。小麦の細麺で腰はありません。現在、四川省のみならず、北京・上海・深圳・武漢などの大都市でも査渣麺を掲げる小吃店が営業しています。

写真1は、査渣麺の専門店「査渣面」店(青羊区長順下街56号)です。市内バス62路(金信源公文站~桂渓公文站)・70路(動物園公文站~晋吉北路)・93路(九里堤公文站~石羊場公文站)の長順下街站下車です。62路で塩市口站か人民公園站(地下鉄2号線接続)乗車がいいでしょう。下車後、道路対面前方(西側)に店が見えます。なお、寛窄巷子(長順上街站)から、長順路を北に歩いても行けます。

写真2は、査渣麺です。これは赤湯です。もちろん辣味です。1両5元・2両7元・3両9元で、赤湯と白湯とがあります。

写真3は、拡大したもので、麺の上に盛ってあるのが具の「渣渣」です。御覧のようにカスのごとく見えます。そして、麺と少量の汁がかかっています。

写真4は、食する前に、麺と汁とをよくかき混ぜたものです。汁麵ですが、和え麵のようによくかき混ぜて麺のみを食し、汁は飲みません。

写真5は、店風景で、右側奥が調理場で、入口に立っている男性が老板です。

(2012.10.06)

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