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歴史と中国

成都市の西南交通大学で教鞭をとっていましたが、帰国。四川省(成都市)を中心に中国紹介記事及び日本歴史関係記事を載せます。

セブンイレブン弘邦領邸店の昼時―成都雑感〔147〕―

2013年05月07日 14時46分35秒 | 買い物

2011年3月17日に開業したセブンイレブンは当初の計画より店舗展開が遅れていますが、それなりに順調に業績を上げているようです。今回、春熙路に出る用があったので、近くのセブンイレブン弘邦領邸店(青石橋南路88号弘邦領邸1楼)を覗いてみました。ちょうど昼時なので、少し来客を観察してみました。11時半から12時までの30分ほどでしたが、来店客の約8割が快餐飯・弁当と昼食を求める客でした。しかもその約8割が女性です。快餐飯は調理した暖かい菜(本店は12種類)から2点を選び、これにご飯が付いて、15元前後です。街のそれと比較して高めですが、昼食用にこれを求める客が過半で複数個求める客もあり、人気があり売れているようです。本店は成都市の中心商業街塩市口・春熙路に近く、商業・ビジネス街に立地しており、昼時は近くの住民よりワーカーが主たる客なので、そのようになるのでしょう。

写真の女性は快餐飯を求めて帰る客です。この右横の女性は、店内のスタンド席で、買い求めた快餐飯を食しているところです。本店には買い求めた物を店内で食せるようにテーブル席とスタンド席が設けられています。これはセブンイレブンおよびファミリーマートの一部の店でそうです。この快餐飯・弁当があるのは日系のコンビニのみ(中国系では包子・おでんだけ)です。セブンイレブンの主力商品となっていることがうかがえます。

なお、セブンイレブンの紹介は「成都セブンイレブン錦天国際店―成都雑感〔112〕―」(2011年4月18日付)http://kanazawa45.wordpress.com/2011/04/18/%E6%88%90%E9%83%BD%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3%E9%8C%A6%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%BA%97%E2%80%95%E6%88%90%E9%83%BD%E9%9B%91%E6%84%9F%E3%80%94112%E3%80%95/をご覧ください(当ブログではhttp://blog.goo.ne.jp/kanazawa4512/e/537237cc9e5486e4cb883222680a5bbe)。

(2013.05.07)

 

追記〕  成都セブンイレブンのサイト(中国語)が立ち上がりました。URLはhttp://www.7-11cd.cn/です。(2013.12.04)


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春熙路の春節飾―成都雑感〔140〕―

2013年01月18日 14時41分58秒 | 買い物

本日(2013年1月18日)、買い物がてらに春熙路に出かけました。本年は2月10日(日)が春節(旧暦元旦)なので、街にも春節への装飾が出ています。そこで、春熙路で見かけた春節飾をお見せします。

写真1は、春熙路南段の大型商業施設の群光広場(chicony)のものです。中が通路となっており、そこに写真撮影用のお面があり、記念写真を撮る人々がいます。

写真2は、春熙路東段のイトーヨーカードー春熙店のものです。巳年なので、蛇をモデラートしてあります。中国では蛇をモデルにすることは少なく、やはり日系の店の飾らしいです。

写真3は、春熙路東段入口の飾の前で、記念撮影をする人々です。右後方が成都伊勢丹とヨーカドー春熙店です。

写真4は、春熙路東段と交差する紅星路二段上の飾です。これは建設中の大型商業施設の時尚錦江のものです。「盛世鐘鳴」を模したものです。御覧のように、後方の成都伊勢丹も壁面と柱に春節を迎える装飾をしています。

最後の写真5は、春熙路北段入口にある「春熙路示範街」碑(模範商業街)の春節装飾です。以上、中国ではお祝いは赤色ですから、どの飾にも赤色が使われています。

(2013.01.18)

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成都ファミリーマート青羊東一路店―成都雑感〔130〕―

2012年06月28日 14時55分52秒 | 買い物

2012年6月25日(月)、成都市にファミリーマート(全家便利店)がお目見えしました。昨年のセブンイレブンに次ぐ二番目の日系コンビニです。成都福満家便利有限公司傘下に青華路店(青華路2号附22号)、董家湾北街店(董家湾北街2号附214・215号)、青羊東一路店(一環路西三段10号)の3店をまずオープンしました。現地法人としては上海・広州・蘇州・杭州に続く5地域目です。24時間営業。品揃えとしては、おむすび・サンドイッチ・弁当などの中食、おでん・中華まんなどのファーストフード、飲料・酒類、菓子類、文具品、日用品などです。

西南交通大学から一番近い(といっても市内バスの乗り継ぎの要がありますが)、青羊東一路店を雨が止んだので、本日(28日)覗いてみました。市内西部地区の一環路西三段と青羊東一路の角(北東)に位置します(最寄りのバス停は撫琴小区)。写真1は、店外観です。奥の道が青羊東一路です。開店早々なので、開店祝いの花輪が入口左右にあります。店の右側には少しの空きスペースがあり、自転車などが駐車できます。

写真2は、弁当・おむすび類などの棚です。残念なことに、セブンイレブンと異なり、暖かな包飯がなく、弁当は電子レンジで温めることになります。

写真3は、奥から入口へと撮ったものです。入口横には、ご覧のように食事スペースが設けられています。この時は昼時間の中学生たちが食事中でした。また、左側はワインが見えるように酒コーナーです。

写真4は、ファーストフードコーナーで、中央が各種の中華まんです。

最後の写真5は、文具棚とレジカウンターです。

(2012.06.28)

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交桂巷農貿市場―成都雑感〔128〕―

2012年06月09日 19時27分35秒 | 買い物

西南大学周辺には四つほどの自由市場(農貿市場)があります。ここで、よく利用している交桂巷農貿市場の様子を写真でお見せします(2012年6月9日土曜休日の午前)。本市場は北門から5分ほどの所にあり、交桂二巷の道の両側に店が並んでいます。回りはマンション団地で、近くにウォルマートがあります。

写真1は、南側の市場入口付近からです。

写真2は、蔬菜(野菜)店です。この一角には何軒かの蔬菜店が並んでいます。

写真3は、豆腐店で、豆腐とその加工食品、モヤシなどを扱っています。普通の豆腐は日本の木綿豆腐より固いです(下段中央のは柔らかめのものです)。塊を切り分けます。右下の緑はカイワレです。

写真4は、左から肉店(豚肉)・鶏肉店・魚店です。魚は生け簀に入れて販売しています。もちろん四川産の川魚です。肉店(鶏肉店)には現在では冷蔵設備があり、冷蔵ケース入りで販売する店もあります。鶏肉店では季節により兎や野鳥を扱います。

写真5は、牛肉店です。黄牛肉という種類です。

写真6は、市場の中頃から北へ撮ったものです。唐辛子などの香辛料、雑貨を扱う店などもあります。後方に見える床上用具とは寝具類を扱う店です。

写真7は、卵・穀類・調味料店です。卵店はこの3種を扱うのが普通です。米などの穀類はこの店の場合奥にあります。

 

写真8は、麺類店で、生麵・乾燥麵の他、餃子・抄手(ワンタン)などの皮も扱います。

写真9は、烤鴨店で、鴨の丸焼きなどの炉焼き食品や、冒菜という副食品(おつまみ)を扱っています。手前に見えるのが冒菜です。

写真10は、市場北口にある水果(果物)店です。右側の紫色はサクランボで今が盛りです。また,女性の左足もとに見えるのが桃です。いずれも成都近郊で収穫されるものです。特に四川省は桃の名産地で、空港の果物屋には土産用の箱入りが並べられます。奥の西瓜やバナナは南方地方のものです。福建省産の茘枝も出はじめした。

(2012.06.09)

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伊藤洋華堂高新店オープン―成都雑感〔120〕―

2011年11月20日 14時03分33秒 | 買い物

201111月8日(火)、春熙店・双楠店・錦華店・建設路店に続く、成都市の5号店として伊藤洋華堂高新店(高新区天府二街999号)が開業しました。場所は、高新区(火車南站南一帯)天府二街(東西)と剣道大道中段の交差点、少し西寄りの天府二街南側です。地下鉄1号線世紀城站から南に天府大道を約400mの天府二街との交差点を西に約2kmのところです。世紀城站からは、成都嘉陽5路で、三つ目の花萌路站下車です(高新店世紀城站間にヨーカドーの無料送迎バスがあります。但し、本数が少なく(1時間に1本程度)、世紀城での乗降所は地下鉄駅の道路対面(東)北です。

本店は、世豪広場(オフィス・商業・住宅の複合大型モール)の一環として位置しますが、現在、広場は未完で、ヨーカドー先行で開業しており、当たりは建設途上です。本店は地下1階から4階までのフロアーです(5階は別途テナントが営業予定)。地下1階(2階は千台収容の駐車場)が食品スーパー、1階が化粧品・女性用品、2階が女性服装、3階が男性・児童服装、4階が生活用品で、総売場面積は約3.3万㎡と、成都ヨーカドー各店の随一となります。

本店の回りはまだ開発中で、建物も少なく、住民も少ないですが、私が訪れた19日(土)を見ると、交通の便が今のところ悪いにもかかわらず、結構客も入っており、駐車場は混んでおり(地下駐車場以外に、店舗脇の空き地に青空駐車場を設置)、客の主力はマイカー族と思われます。この点、高新区は市内でも高所得層の多いところで、さりなんと思われます。

写真1は、天府二街から見た伊藤洋華堂高新店全景です。後方のマンションは建設中です。また、左側の空き地にはショッピングモールが建設予定です。なお、本日現在では、成都伊藤洋華堂のサイトhttp://www.iy-cd.com/には、本店の案内は記載されていません。

 

写真2は、オープン第2弾(1521日)の新聞紙大の広告チラシ表面です。

 

2011.11.20

〔追記〕  成都伊藤洋華堂のサイトhttp://www.iy-cd.com/で、本店の案内が掲示されるようになりました。(2011.11.24)

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文殊坊錢幣市場―成都雑感〔118〕―

2011年11月12日 15時16分24秒 | 買い物

文殊坊(文殊院)を訪れると、古物市場がその南に接しています。「文殊坊錢幣市場」です。ここは、以前に紹介した総合古物市場の「成都送仙橋古玩芸術城―成都雑感〔77〕―」(2008年3月13日付)と異なり、古貨幣・切手類などを主体とした市場です。文殊坊の文殊院街・五岳宮街から南に金絲(馬)街に入るとすぐの所で、東が金絲街、南が白家塘街に接した角地を占めています。南の白家塘街に接したところが南入口(写真1)です。もちろん、金絲街側からも入れます。市場は東側が錢幣・切手コーナー、奥西側が玉石・書画・古道具・奇石コーナーとなっています。

写真2は、錢幣・切手コーナーです。通路の両脇に店を構えているのと同時に、通路にも露店が開かれています。

写真3は、その露天商です。古銭などを商っているようです。

  写真4は、錢幣・切手コーナーの中央にある交易大庁に店を広げている、切手商です。ここでは古錢・紙幣・配給切符(糧票など)・切手などが商われています。


写真5は、玉石・書画・古道具・奇石コーナーでの展示広場です。青空市場に店を広げています。このお爺さんは中国の元勲などの写真を並べています。

写真6は、茶館です。ここには食堂も併設されていますし、麻雀の貸し出しもあります。以上、20111112日(土)の昼前に訪れたものです。なお、「王婆蕎麺―成都雑感〔73〕―」(20081110日付)で紹介した、牛肉蕎麺(8元)を、文殊坊にも出店しているので、食しました。

2011.11.12

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成都セブンイレブン錦天国際店―成都雑感〔112〕―

2011年10月11日 18時58分28秒 | 買い物

2011年3月17日、成都市にセブンイレブンの1号店がオープンしました。日本のセブンイレブンとイトーヨーカドーの共同出資による柒-拾壹(成都)有限公司の直営店です。錦天国際店(太升南路288号)がそれで、玉沙路・盛路(東西)と太升南路・太升北路(南北)との交差点の西南角に位置する錦天国際(マンション)の盛路側の1階にあります。市中心の天府広場から東北に約1キロ半の距離です。最寄りのバス停は太升路口站(3・5・18455361166902路)です。年内に直営店を50店舗展開し、以後フランチャイズ化し、最終的には7800店舗を目指すそうです。

写真1は、錦天国際店の外観です。本店の盛路対面(北)には日本人ツァー客のよく利用する天府陽光酒店(4星)があります。

写真2は、日式弁当・サラダ類の棚です。

写真3は、店内奥から入口への店内風景です。左の壁側に奥から快餐飯・肉まん・おでん類などが並んでいます。

写真4は、購入した快餐飯です。麻婆豆腐など成都人におなじみの10種類ほどの菜(4.5~8元)から選択でき、私のは2品で11元です。成都市にはWOWO便利店などの中国系のコンビニはありましたが、別当類はなく、セブンイレブンはこの点を主力とします。

2011.0418

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