2017年1月28日(土)は旧暦元旦です。すなわち中国の春節です。そこで、横浜中華街に出かけてみました。世代が変わったのか、ここも日本化しており、かつてのような春節らしさはあまり見かけず、いつもの週末のようでした。それでも、春節らしさを見せていたのは「天后宮」横濱媽祖廟(開港150周年の2006年3月に落慶開廟)でした。福建省の林氏娘は神通力を発揮して尊敬されて、28歳で天に召されて神となったとされて、死後海の守護神かつ災害からの守護神の「媽祖」として信仰の対象となり、同省が華僑の主な出身地でもあり、中国各地のみならず世界へと廟が建立されるようになりました。
写真1は、廟殿正面です。右側に見えるのが春節の時の神輿です。これは担ぐのではなく、参詣者が下を潜り効験を求めます。春節らしく中国のお祝いの色の赤で満艦飾がなされています。
写真2は、堂を一周して戻ってきた2頭の獅子です。ここで踊りを披露します。
写真3は、踊りの続きで横になった時です。
最後の写真4は、中国式の長い太い線香を捧げ祈る人々です。
(2017.01.29)