本日、帰国します。今回はANA便利用なので、朝宿舎を発ちます。戻りは、2月12日(木)の予定です。
(2013.01.21)
本日(2013年1月18日)、買い物がてらに春熙路に出かけました。本年は2月10日(日)が春節(旧暦元旦)なので、街にも春節への装飾が出ています。そこで、春熙路で見かけた春節飾をお見せします。
写真1は、春熙路南段の大型商業施設の群光広場(chicony)のものです。中が通路となっており、そこに写真撮影用のお面があり、記念写真を撮る人々がいます。
写真2は、春熙路東段のイトーヨーカードー春熙店のものです。巳年なので、蛇をモデラートしてあります。中国では蛇をモデルにすることは少なく、やはり日系の店の飾らしいです。
写真3は、春熙路東段入口の飾の前で、記念撮影をする人々です。右後方が成都伊勢丹とヨーカドー春熙店です。
写真4は、春熙路東段と交差する紅星路二段上の飾です。これは建設中の大型商業施設の時尚錦江のものです。「盛世鐘鳴」を模したものです。御覧のように、後方の成都伊勢丹も壁面と柱に春節を迎える装飾をしています。
最後の写真5は、春熙路北段入口にある「春熙路示範街」碑(模範商業街)の春節装飾です。以上、中国ではお祝いは赤色ですから、どの飾にも赤色が使われています。
(2013.01.18)
現在、成都市では大規模な道路プロジェクトが行われています。「兩快兩射兩環」というものです。「兩快」とは、現在の二環路上(全長28.3km)に道路を建設して2階建て道路となり、上の道路を快速路(自動車専用道・片側2車線)として、ここに快速公文(快速市バス)を運行することです。「兩射」とは、紅星路と成温路に同様に快速路を建設することです。「兩環」とは、2.5環路の建設と一環路の重要交差点の立体化です。本プロジェクトは、先ず「兩快」から、2012年3月15日、着工され、全工程は2013年末完成予定です。この工事と地下鉄建設工事の関係で、交通規制が行われおり、バス路線の経路変更やバス停移動が行われており、この間市民の足に多大な影響が出ています。
西南交通大学九里堤校区は二環路北二段に南面しています。そこで、大学付近の「兩快」工事の現況を写真(1月15日撮影)で紹介します。なお、本工事は6月30日完成予定です。
写真1は、本学のシンボル的建物である教学中心楼上(9階)から見た、道路工事です。御覧のように地面の道路の上に橋脚が組み立てられ、二重構造(2階建て)になっていることがお分かりでしょう。手前のモニュメントが大学のシンボル彫刻です。その先が正門(南門)ですが、道路工事の関係で取り壊されて、現在鉄筋を組み立て建設中の様子が見えます。また、この工事の関係で、キャンパスの一部が道路拡張に組み込まれました。
写真2は、沙湾路・交大路との交差点(キャンパス南東角)の立体橋の工事状況です。この立体橋は二環路立体化の一環として数年前に建設されたものです。この立体橋と新設の橋脚上の道路をつなげるため、立体橋の嵩上げ工事を行っています。御覧のようにジャッキーで路面が持ち上げられています。注意してみれば、路面接合部に若干の歪みがあることがお分かりでしょう。
写真3は、交差点を越え(北一段)、南に下ったところで、立体橋が嵩上げされていない状態のものです。なお、本交差点の外回り側は地下鉄7号線沙湾站工事のため閉鎖されています。このため外回りを走るバス路線は経路変更となっています(環状路線である52路など)。
写真4は、営門口交差点(都江堰市を経て、甘粛省蘭州市に至る国道213号の営門路との)の北からのもので、御覧のように本交差点は立体交差となっており、これは成都市では最初の立体交差点です。この立体交差は、御覧のように、継続して利用され、その両脇上に新道路を建設中です。
写真5は、本交差点北下からのもので、御覧のように、営門路側も継続して利用されています。すなわち、本交差点では既存の立体交差はそのまま利用し、さらにその上に新道路と立体交差を建設しているのです。このため、橋脚が御覧のように極めて高くなっています。
最後の写真6は、本交差点の南(西三段)からのもので、御覧のように東側の橋脚は完成していますが、西側は鉄筋の組み立て中です。
フォトアルバム「成都市二環路2階建て道路工事」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxngpkhX-xULz3g8zQ78Aです。
(2013.01.15)