九寨溝風景区は、2017年8月8日、九寨溝地震で池崩壊等の重大な損傷を受けて、即日閉鎖されました。復旧工事により、2018年3月8日、観光が部分再開されました。しかし、同年6月25日夜の豪雨により、再度損傷を受け、再度閉鎖となりました。このため、景区内の道路の全面改修等、全面的な復旧工事を行なってきました。この結果、2019年9月27日、再度一部観光を再開しました。これは九寨溝管理局が2019年9月23日に「九寨沟景区关于部分区域恢复开放(试运行)的公告 」で公示されたものです。公示全文は、
https://www.jiuzhai.com/news/notice/6743-2019-09-23-10-38-38
です。公示内容の概要は、
1.開放区域
如溝の的扎如寺、樹正溝(火花海を除く)、日則溝(諾日朗瀑布から五花海まで)、則查洼溝。
2.開放時間と遊覧方法
每日8時30分~17時。
遊覧は観光車による統一遊覧。すなわち、乗車した観光車で戻り、景観点毎に下車遊覧して、もとの観光車に戻ります。いわば、観光車毎の即席ツァーとなります。
3.観光客数制限と接待単位
上限日5千人。
旅行社のツァー客のみで、個人客は不可。この旅行社は成都市の旅行社になるでしょう。
4.入場料
旺季(4月1日至11月15日)入場料169元、観光車90元,淡季(11月16日至次年3月31日)入場料80元/人、観光車80元/人。購入には各人毎に外国人は旅券が必要(実名制)。
なお、現時点では個人客をは不可ですが、将来可能になった場合、入場券購入方法はネットからなる見込みです。
再開当日の様子は九寨溝管理局の写真付記事、
https://www.jiuzhai.com/news/scenic-news/6749-2019-09-27-08-00-59
をご覧ください。本日のツァー団体135、観光客3152人、出動観光車70台です。写真には長海・五花海の様子が見えます。
(2019.09.27)