資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

健康経営は普及するだろうか、と考えて、世の中から置いて行かれそうな自分がいた

2019年05月24日 | 登山&自然系資格とその活用

 

 

日本一わかりやすい健康経営 ー超人手不足社会でも会社が強く、元気になる初めての実践ガイド
金城 実
プレジデント社
改訂版 企業・健保担当者必携!! 成果の上がる健康経営の進め方
森 晃爾
労働調査会

 水曜日に中小企業診断士の組織開発研究会に参加した。私は1回千円のスポット会員である。この回は、「健康経営と組織開発」というテーマだ。健康経営に組織開発の手法を使おうというものだ。

 まずは3人一組でグループワーク。自己紹介のようなものだ。次は講師の講演、ここで、健康経営に関する資格の話が出た。健康経営アドバイザーと同エキスパートがあるが、そう言えば、私は、この資格、健康経営アドバイザーを持ってる。資格は取ったが、何にも使ってないため、この講義を聴くまですっかり忘れてた。

 そして組織開発の手法や健康経営とは何か、健康経営にどのような組織開発の手法が使えるかというグループ討議。ここでの話題の中心は、健康経営の導入は、経営者に理解してもらう必要があるか、果たして、「健康経営の導入を経営者を説得できるだろうか」、という点。私も同意見で、正直かなり難しいと思った。

 中小企業の経営者は、大企業の経営者と違って、長期的な視点ばかりを持っているわけではない、今日、明日の資金繰りや人手不足への対応、急な納期の変更、など目が回るほどだ。このような人に、健康経営はいいですよ、と言って、ホウソウカ、となるであろうか。かなり疑問だ。

 最後に、別の班から質問が出た。私のグループで議論になったと同じ疑問だ。健康経営の導入を中小企業経営者に提案できるか、という質問。講師の解答は、このままの不健康な経営では、周りからおいて行かれますよ、人材も採用できなくなりますよ、というものだった。

 う~む。そうか、そうか、そう言えば、ワークライフバランスなど、昔はなかったような課題が今はどんどん大きな課題になってる。周囲が変わっている、これに気が付かない経営者は、どんどん世の中から置いて行かれる。提案するべき中小企業診断士だって、アンテナを高くして、周囲が変わっていくのに気が付かないと行けない。ネガティブに考えてばかりではいけない。最後は自分も注意してないと、時代から置いて行けかれる、と気が付いた会合だった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人財研は「LGBT問題と企業の... | トップ | 産能大の科目習得試験に申し込み »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。