入笠ヒュッテに泊った翌日は、まず、大阿原湿原(おあはらしつげん)へ、舗装された車道を首切清水(物騒な名前だ)を経由して、1時間ほどだ。
サルオガセが目立つ。この植物は、空気中から栄養分を摂って暮らしている。お化けのようだ。
湿原に到着。この湿原は、もう干上がって老齢期の湿原だそうだ。30分ほどで一周できたが、花もサンリンソウだけで、少なく、正直退屈した。
大阿原湿原から戻って、入笠ヒュッテ横のお花畑、そして入笠湿原へ。低木に咲いてる花は、エゾノリンゴ。
ここから、昨日は通らなかった、山野草公園へ。ここはお花がいっぱい。クリンソウ。
マイズルソウ。
ネットで囲っている場所。ここは、釜無ホテイアツモリソウ、絶滅危惧種ⅠA(ごく近い将来野生での絶滅の危険性が高いもの)だ。まだ、花は咲いていない、花季は6月中旬(このブログ記事は6月4日訪問)、そろそろだ。見たいなあ。
ツバメオモト。
ベニバナイチヤクソウ。
イチヨウランが見頃との表示、表示板に誘導され、だいぶ降りてその場所があった。小さい花が何輪か咲いてる。葉が1枚なんだろうか。
そして、ドイツスズランの咲いてるゴンドラ山頂駅に戻り、ゴンドラに乗って、下界へ。
入笠山は、山あり、展望あり、湿原あり、お花畑あり、設備の整った山小屋あり、と揃ってる。そして冬は雪上トレーニングに好適。いつか、私の選ぶ百名山をまとめようと思ってるが、必ず入る一座だね。