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メキシコの隅っこ
メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます
 



ダンナがまだあと少し休暇中なので、すごい勢いで外食しております。
で、昨日、ダンナが「バルバコア食べたいな~」と言い出し、
でも時間が少し遅かったので、ダンナの苦手なモツしか残ってませんでした。
「じゃあカルニータだ」というのでカルニータ屋さんに行ったんですが、
そう言えば最近できた小さい食堂の看板に、セサディーヤって書いてあるんですよね。

sesadilla、たまに間違えて cesadilla と書いてあることもありますが、
seso(脳みそ)のタコスです。
カルニータの店ならブタの、バルバコアの店なら牛か羊の脳みそが、セサディーヤです。

で、その新しい店の看板を見てから、そう言えばセサディーヤもネタにしなくては!
と思い出していたので、この日もカルニータの店でセサディーヤ頼んだんですが、
すでに品切れとのことで、残念でした。
もともと仕入れる量も限られているんでしょうけど、
それにしても時間前に売り切れるくらいには食べる人いるんですねえ。

それが昨日の話で、今日こそはバルバコア!というダンナ。
そんじゃまあ、私はセサディーヤ頼んでみよっかな~。



前にも何度かお見せしたように、普通は「5個」とか頼むんですが、
おいしくなかったらイヤなので、「一個」です。
お皿が……さびしい……。



はい、これが脳みそです。
見た目も豆腐みたいだよなあ。
まずはそのままで一口食べてみました。
つるんとしてて、ちょっとぷりっとした感じもあって、食感はまさに豆腐。
でも微かにだけど、内臓臭い風味もあります。
内臓臭いと言うとなんかイヤなイメージかもだけど、要するにモツですよね。
全体には味も香りもすごくあっさりです。

あまりにもあっさりなので、ライムを搾ってみました。
ちょっとモツ臭さが消えてちょうどいいかも。
辛いのが平気な人はこれにチレソースでもたっぷりかけて食べれば行けそうです。
味に癖がないので、何でも合うと思います。

一個じゃさすがの私も少ないので、
でも脳みそをもっと食べると言うほどでもなかったので、
まあ普通のマシサを二個追加で食べました。

この屋台では(というかまあセサディーヤあるところならたぶんどこでも?)
目玉のタコスもあるんだそうですが、
それはまた今度でいいことにしました。

狂牛病にかかったら、このときのセサディーヤだったと思ってください。
ま、メキシコには狂牛病は入ってきてないことになってますし(建前はね)、
たまたま一個食べて当たる(中る)なら、
もうそれは運命だったと思うしかないですけどね。



朝日を浴びるライムとソース、付け合せの類。

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友人(米国在住)が、トレス・レチェスのケーキを食べてる~と
写メしてきてくれました。

トレス・レチェス tres lechesは「三つのミルク」という意味で、
英語圏でもそのままの名前で通っているようです。
クリームと、加糖練乳(コンデンスミルク)と、無糖練乳の三つを使うので、
三つのミルクだとか。
メキシコでもけっこうポピュラーなケーキです。

しかし、うちのダンナが好きなのは、トレス・レチェスならぬ
トレス・チョコラーテス tres chocolates、
そう、「三つのチョコレート」ケーキ。
名前を聞くだけで、どんだけ甘いか想像してもらえるかと。

で、友人がトレスレチェスケーキ食べたんだって、という話をしたら、
やぶへびでした~(笑。
さっそくトレスチョコラーテスを食べに走るダンナ。



これです。
大きさがわかりにくい写真になってしまい、すみません。
長辺が15cmくらいです。
三つのチョコレートが何なのか、
たぶんてっぺんのホワイトチョコと、コーティングのチョコと、
スポンジの部分のチョコの三つ?

いやあ、これ、私はとてもじゃないが完食無理です。
途中で吐き気がすること請け合いです。
でもダンナはもちろん全部きれいに食べてましたけどね。
あっぱれ。

一方の私は、何にしようかなと思ったけど、これ。



ゼリーなんですが、カヘタ cajeta のゼリーなんです。
カヘタってのは、ヤギの乳から作るキャラメルです。
まあこれも相当甘いです。
ゼリーってのは初耳だったので、どんなもんだろうと興味津々。
でもゼリー自体はかなり固めで、お味はちょうどいいくらいの控えめな甘さ。
ただし、ご覧のとおりたっぷりカヘタがかかっているので、
それを絡めて食べてたら、濃い目のコーヒーと相殺されてちょうどいいと言いつつも
やっぱり最後のほうはゼリーだけにして、カヘタはこそぎ落とすようにして、
ちょうどいいくらいでした。

ところで、ダンナ、ダイエット中なのでは!?
まあ休暇のあいだくらいはいいことに……するか?(笑

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ペへラガルトを食べたレストランで、ダンナが注文したデザート。



以前にお見せしたお花ゼリーとは手の込みようが雲泥の差ですが、
まあメキシコらしい色彩感覚と思えば、似たようなもんかと。
そう言えばきりぎりすさんがサンボルンスの売り場を撮影した写真に、
これとよく似たゼリーというか何というか、が写ってたっけなあ、
と思ったんですが、どこで紹介したか発見できず。

お味のほうはどうなんだか知りませんが、
まあたぶん、かなり甘いであろうことは想像に難くない。
もっともゼリーの甘さなんて限界がありますから(たぶん)、
ケーキ類の甘さに比べたらまだマシなんでしょうけど。



これだけではあんまりなので、
このレストランの外観写真も載せておきます。
もし行ってみたいと思われるかたがいらしたら、参考にしてください!?



この日は(いや、前に行ったときも)お天気悪かったのでごめんなさい。
バックの白い空を青く塗り絵して遊んでください。
メキシコはこの黄色というかオレンジというか、多いですよね。
青い空に映えて、際立つ色なんですが、曇っているとちょっと寂しい。

でもてっぺんのベランダ?の手すり部分に茂る蔦もすごいです。
二階や最上階には、客席がある感じではなかったですが……。

探してみたら、このレストランの公式サイトもありました。
ざっぷんざっぷん波の音と音楽が鳴りますので、開くときはご了承ください。
La Lupita というレストランです。

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また間が抜けてすみません。
テレビが壊れて、なっかなか直ってこないので、
サッカーを見るにも一苦労しちゃってます。
そして今日は、朝から隣町のヴィリャエルモサに出かけてました。
朝からずっと薄曇りのお天気だったけど、
だからワンコも連れていくことができてラッキー。
書類関係の用事をしているあいだも、食事のときも車の中で待てます。

で、またいろいろネタを仕入れてきましたので、
これから数日はそちらのお話に。

タバスコ州、ヴィリャに行けばあのレストラン。
というわけじゃあないんですが、
うちのダンナ、お気に入りができると通いつめるタイプです。
まあ私も、ペヘラガルトをもう一度食べたかったので、文句はありませんとも。

こないだ食べたのは、そのまんま焼いたものでしたが、
今日は、アル・サルピコン Al salpico;n というヤツに。



こんなお皿が出てきました~。
アル・サルピコンってのは、牛肉とかでもするんですが、
焼いた肉を細かく刻んで、野菜のみじん切りと混ぜたものです。
それをトルティーヤに包んで食べたりします。

今日のこれは、もちろんペヘラガルトの身をほぐして野菜と混ぜたもの。
野菜は、トマト、少量のきゅうり、大量のシラントロ(コリアンダー)でした。



そして、上にアボカドですね。
玉ねぎは今日は入ってませんでした。
チリも幸い、入ってませんでした。
その代わりというか、シラントロがかなり。

おいしかったです~~。
骨やウロコを気にせず食べられるのもいいねえ。
と言いたいところですが、骨も少々、そして硬いウロコも少々混じってました。
気がついたのはなんとか口の中で仕分けて出しましたが、
がりっと噛んじゃったウロコもいくつか。
まあ、歯より硬いということはなかったようです。

それと、首のあたりにまだほぐしてない身がたっぷり一口分残ってたので、
それもほじくって食べたんですが……。
おいしい~~、柔らかくてジューシー。
この前食べたヤツは、見た目にもだいぶガリガリでしたが、
あれやっぱり焼きすぎてたんだと思います。

んで、今日の子のお顔は



わりとおとなしめでした。
いや、一回目のがインパクトありすぎたのか……。

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きりぎりすさんのメルカード探検記(いつから?)第三弾。



カウンターにで~ん!と直接載っけられたチチャロンです。
何というか、荒々しい野生の雰囲気漂うチチャロンですよね。
街中のこぎれいな食堂で作っているようなお上品なのとは違います。

そして、ややグロ写真、嫌いなかたはご注意~~。







問答無用の鶏肉屋さん~。
ここから、どこでもお好きな部位をお好きなように切り分けますぜ~。

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引き続き、きりぎりすさんによるチェトゥマルのメルカード風景です。



これは何を撮りたかったのだろう???
真ん中にあるカラフルな袋詰めの何か? これはなんだろ、私にもわかりません。
その上にあるのはココナッツですね。
うちに生えてるのとは違って、毛の生えたやつ。
イチゴとかブドウはメキシコじゃちょっとした高級果物の部類に入るかも?



で、こちらがえーと、高級じゃない果物・野菜?
メロンとか、文字通り腐るほど売ってます。



その隣にあったらしい、チレ・ハバネロ。
あううう、今は見るだけでも胃がシクシクしますが(笑。
というか、昨日の朝ダンナが掻き卵にチレ・セラーノを入れて料理してて、
それを知らずにキッチンに入ったら、空気にカプサイシンが充満しておりました。

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とりあえず食べ物ネタはあんまり解説いらずなんで、
どんどんアップしていきます。

前にトルタを食べてお見せした食堂で、
ある日こんなのが出てきました。



日替わりサルサ?
玉ねぎを刻んであるので、ピコ・デ・ガヨだろ、とダンナは言うんですが、
トマトの入ってないピコ・デ・ガヨってあるのかなあ?

前に買わなかったあの本がつくづく悔やまれます。
でも一冊の本になるくらいいろいろ種類があるんだから、
トマトの入ってないピコ・デ・ガヨもありかな?

よく見るとこれ、なにやら黄色いものが。
なにこれ、と訊いたら、チレ・ハバネロだという返事。
「辛い」とダンナが言ってました。

ちなみに、このとき一緒に出てきた赤いソースがあったんですが、
ダンナが、そっちは「まったく辛くない、トマトだけ」と言うんですね。
前は同じようなソースにハバネロが丸ごと沈んでたけど、
このときはスプーンで底まですくっても何もないし。

もしかして本当にトマトソースかな、と思って、
スプーンでお皿に一滴垂らし、それを指先にピッとつけて舐めてみました。

辛かったです。

か~ら~いんですけど~~~~、と言ったら、
ダンナ、「え、ホント? ホント? 変だなあ」。
え~え~、もうもうもう金輪際、ダンナの「辛くない」は信用しませんから。

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で、昨日の続きなんですが。
食後に、ダンナが目をきらきらさせちゃうのが、この手のケーキ。



この札も、私たちがついたテーブルにはなかったんですよ。
なのにダンナ、前来たときに見たあれは……と周りを見回し、
少し離れたテーブル(まあ無人ですが)から強奪してきた。
普段、尻が重いくせに、こういうときだけは……ブツブツブツ

で、私たちが食べた定食にはすでにコーヒーがついているので、
このケーキを一個注文してもコーヒーはちゃんとふたつ来ます。
三つは来ませんが。

上のチョコケーキも食べたそうでしたが、
私は断固として、「食べられません」宣言。
それぞれ一個ずつ注文して、どっちも食べようというダンナの魂胆ですが、
だいたいこの手のケーキってでかくて甘くて、
半分も食べられたら拍手喝采ものです。
ま、うちのダンナはぺろりと平らげますがね。

なので、このときはダンナも諦めて、下の、
ライムクリーム&チーズケーキ、テキーラ入り、ってのを注文しました。
風邪引いていると、ダイエットより食優先です。
いいけどね。

出てきたのは……



こんなんでした。
まあまあ……かな……?
まだてっぺんに、氷が乗っかってますが。
周囲にもうっすらと氷が張り付いてますが。
冷凍庫から出してきてチンしただけなんだろうなあ。
チンもしてないかもね。しばらく放置しただけかもね。
そのほうがまだいいか。

お味は、まあ半分とは言いませんが三分の一か四分の一くらいは私も食べました。
誰か、ほめてください。

しかしレストランの料理の写真ってのはたいてい、ものすごく「上手」ですよね。
上手すぎて、実物がかな~~り見劣りします。
でも昔見て腰を抜かしたこの記事に比べたら、
今回のケーキはなかなか上出来だったと思うのであります。

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またも、マリスコス(海産物)料理ですが、
カイマンさんもこれなら大丈夫?

前にお見せしたチレ・グアナレーニョに味を占めたダンナが、
またも「前菜」から、今日はこれを食べてみよう、と言い出しました。
はいはい、何でもいいですよ~。



これじゃあ、何なんだかさっぱりわかりませんね、すみません。
でも、すごく普通のクレープでした。
中にはカニの身。
食べてたら、ちょっとだけ殻も混じってましたけど。

たっぷりとろけるチーズとクレープの皮とカニがおいしかったです。

にしても、本当にメキシコ人、何でもトリコロール(メキシコ三色)にするの、
好きですよねえ。

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前にチラッと書きましたが、友人に付き合ってスーパーに行ったとき、
暇~~、と野菜コーナーをぶらついていて、
ふと、薬草・香草コーナーなんてものを見つけて眺めたら、
こんなものを見つけました。



マテ茶です。
日本でもある程度知られているかもしれませんが、
アルゼンチンを中心とする南米が原産のお茶です。

数年前、このお茶がものすご~~く飲みたくなって、
カルメンのあちこちで聞いて回ったんですが、見つからず。
メキシコじゃ、マテ茶って知名度低いのかなあ。
メキシコシティのアルゼンチンレストラン(牛肉どーん!なところ)に連れてってもらったとき、
マテ茶用の食器を売っていた覚えがあるので、
そういうところに行けばお茶もあるのかも、と思いながらも諦めてました。

私がなんでこんなのを知ってるかと言うと、
ドイツ時代に飲んでたんですよね。
ドイツでは、すごい専門的なお茶のお店があって、
世界中のいろんなお茶を扱ってまして、
まあ緑茶とかほうじ茶なんかも売ってましたが、それなりのお値段。
私はだいたい、いろんな種類の紅茶を買って自分でブレンドして飲んでました。

そのお店でマテ茶なるものを見つけて、
ラテンアメリカつながりで興味を持って買ってみたら、おいしかった。
ちょっと金属的な爽やかな味がするんですが、
実際、鉄分などミネラルとビタミンがすごく豊富らしい。

そして初めて飲んでみたとき、私は分量とかよくわからなくて、
(一応お店で買うときしおりを入れてくれて、それに書いてあるんですが)
ちょっと多めに入れてしまったのかもしれない……。
飲み終えたあと猛烈に眠くなって昼寝をし、
ものすごくサイケデリックな夢を見ました。

でもだからって覚醒剤のように癖になるもんでもなし。
平気平気、おいしいよ~、とドイツ人の友人たちに勧めてみたけど、
その話を聞いたマジメなドイツ人たちは、しり込みして飲んでくれなかった。

しかし私にはドイツ人でも不真面目な友人もいまして、
そいつがまた、こういう変わったもの大好きで、
ちゃんとヒョウタンを切って作ったマテ茶用のカップ(クイア)と、
金属製で先っちょに茶漉しのついた専用ストロー(ボンビーリャ)まで持っている。
それでマテ茶を飲ませてくれたんだが……。
紅茶と同じに、沸騰したお湯を入れたらしくて、
金属ストローがめっちゃ熱かったです。
唇、やけどするよ、こりゃ~。

というドイツでの経験があって、
たぶんミネラル不足だった自分の体が、ふとマテ茶を欲したらしいんですが、
メキシコで探してもなかったわけです。

スーパーで見つけて、大喜びで買ってきました。
とりあえず、2袋。
一袋36ペソもするよ、高い~~!
と思ったけど、これ一袋で60g。
こないだの白茶と値段変わらず、内容物はずっと多いから、
やっぱり白茶や緑茶より安いかも?



袋を開けた中の葉っぱはこんな感じ。
ちょっとこれだとわかりにくいかもですが、かなり細かいです。
ドイツで買ったのは、これよりもう少し大きめで、
1~2mm四方くらいに切ってありました。
こちらのは、本当に「粉」って感じ。

またトリップしたら困るので、心持ち少なめに取って、
自分でティーパックを作って、温めのお湯を注ぐ。
3分ほど待って、いい感じかな~。

いつも紅茶を飲むカップに入れたんですが、
それだとお茶の色がわからないので、こっちに移しました。



日本で陶芸をやっている人からいただいた湯飲み。
こうして見ると、緑茶と変わらんなあ。
でも香りが違いますけどね。

そうそう、元となっている植物はいわゆるお茶の木ではなく、
イェルバ・マテと呼ばれる別のものです。
その葉っぱを乾かして、緑のまま粉砕するのと、ローストするのとあるらしい。
私がこれまで飲んだのは、これも含めて緑のほうです。

ドイツで飲んだののほうが、爽やかな香りがもっとあった気がしますが、
これでも充分、おいしかったです。
そして何となく、疲れも取れてすっきりしました。
トリップはもちろんしませんでした。

本当のマテ茶は、カップに半分くらいの葉っぱを入れて、
そこに何度もお湯を注いで、いつまでも飲むのが本式みたいです。
でもそんなことしたら一袋を一回で使い切ってしまうし、
そこまでして朝から晩まで(?)飲むこともなかろうし。
おいしけりゃいい!の精神で、我流で好きなようにいろいろ分量調整して
これからも、飲んでいこうと思います。
水出しもできるようです。

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週末の海辺、実はおばさんたち、12時に行くわよ~と電話かけてきて、
ちょうどこの日曜はサマータイムが終了して一時間繰り上がった日だったんですが、
そのことを忘れていて、11時にうちに来ちゃったよ、おい。

私はオランダサッカーを見てたんですが、もうちょうど終わるところ。
それにお気に入り選手が出てなかったんで、まあどっちでもいいっちゃあよかったし。
それに午後の4時半からのクラシコ(これまたサッカーの試合ですすいません)を見たかったんで、
早めに行って早めに帰ろうという魂胆もあり、
お昼前に海に行ってしまったという。

だもんで、おしゃべりとおつまみとビールとタコと絵画でだらだら過ごし、
それからさあ、お昼ご飯を注文しましょうか、ということになって、
レストランというか、小屋になっているキッチンへと乗り込みました。



アイスボックスに保存されている食材たち。
海辺は電気とかないので、冷蔵庫ももちろんなく、こうやってその日の分を保存。

見えてる魚は Mojarra モハラと言います。
でもおばさんは、これじゃあ小さいと文句。
他に、今日あるのは Robalo ロバロだというので、
それを見せてもらって、一番でっかいのを量ってみる。



内臓を取っ払って、尾頭付きで1kg弱。
じゃあこれを一尾ね。

それからカニの手も1kg、と注文するおばさん。
お兄さんがビニール袋からざっくざっくと掴みだして量りに乗せていきます。



 これで1kg

四人前だけどさ、多くない?
特に私とダンナはサマータイムより一時間遅く、たっぷり朝ごはん食べてますし。
と言ったけど、おばさんは、平気平気!と言うので、まあいいか。

それからエビサラダ、大でお願いね~、と、
どんだけ食うんだよ、という分量を注文しました。

しばらく待つと届く料理。

 カニの手ニンニク煮

 ロバロのぶつ切りニンニク揚げ

 エビサラダ大

しまった、サラダは写真撮る前におばさんに一部掻っ攫われました。
とあとから写真見ながらダンナに言ったら、
大丈夫、ちゃんと撮っといた、と言うので、ダンナのカメラから写真を拝借。



うーん、でも逆光になってるからか、色がいまいちかなあ。
というわけで両方載せておきますので、脳内合成して補ってください。
ゆでた小エビに、玉ねぎとシラントロのみじん切り、ケチャップで味付け。

カニの手は、おばさんがもりもりもりもり食べてましたが、
それでも半分残りました。
上手に割ってあって、指先とフォークでもちゃんと食べられます。
でもこういう面倒なのは私もダンナも面倒くさがるほうなんで、
主にロバロを食べました。
すっげえジューシーで柔らかくて、おいしかった~。
エビサラダももちろんおいしかったです。

ここは、これからもまたときどき行きたいな~と思いました。
町からはちょっと遠いんですが、それでもいい気分転換です。
ワンコも一緒に行けるしね~。

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ハローウィンが近付くと、スーパーにもカボチャがごろごろと出現します。



でかい。
鍋にも入らぬでかさです。

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某育成ゲームでザクロを育ててたら、ザクロ食べたくなりました。
で、スーパー行って買ってきた~。



Granada roja、前にお見せしたGranada chinaとグラナダってところは一緒ですが、
こちらは日本でもある普通のザクロ?



ざっくり半分に切って、



中身をもりもりと掘り起こして食べました。
もうちょっと熟しててもいい気もするけど、おいしいです。

でもけっこう高いですよ、これ。
キロで37ペソ(250円くらい)もしてました。二個で650グラム、24ペソ。
まあそんなに大量に食べるものでもないからいいけどさ。

このザクロを使った有名なメキシコ料理が Chile en nogada です。
検索したらいっぱい写真が出てきます。
私も食べたこと、あったかなあ?
遠い昔、メキシコシティで一度食べたような気もします。
詰め物をしたチレに白い胡桃のソースをかけて、ザクロを散らしたもんです。
ザクロや胡桃の季節の関係からか、
独立記念日のある愛国月間、9月くらいによく見かけます。
そこらへんの食堂の定食メニューにも、その時期になると
チレ・エン・ノガーダあります、とか
手書きの紙が貼ってあったりするんですよね。
でもいざ食べようと思うと、そこらにはない、季節限定料理?

ザクロで思い出したので、今度見かけたらぜひまた食べてみようと思いました。

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もうやけくそのように食べ物の話を続けます。
タマーレス、そう言えばこの3月にお腹を切りにモンテレイに行ったとき、
写真を撮っていたのを思い出しました。
写真の出来がいまいちだったのと、あんまり面白くないかと放置してましたが、
この際なんで、出してしまいます。

家庭で食べる、と言ってもうちの姑さんも私とよく似て料理嫌い~。
というか、タマーレスなんてけっこう面倒な料理なんで、
たいてい出来合いのを買いますよね?

 買ってきたタマーレスのパックです。

 取り出して、コマルで温めます

 おいおいおい、いくつ食べるのよ? ぎっしり。

 こんがり。というか、真っ黒なんですけど。

まあ焦げてるのは外側のトウモロコシの皮だけなんで、問題なし。

 焼けたのからアッチッチとお皿へ

 トウモロコシの葉っぱを開いたところ

 中身だけごろりと取り出したところ

で、なぜかこのあとの写真がありません。
ここに、何でも好きなサルサ(ソース)をかけて食べるわけなんですがね。

皮をむいたら、見た目の半分くらいの容積になるとはいえ、
ダンナ、これを7つか8つ食べてました……。
げふ。

私は、切ったばかりのお腹を壊しては大変なので食べませんでしたが。
横に座って見てました。
写真を撮りまくる私に、お義母さんが「何やってるの~」と笑ってましたが、
いやだってさぁ、モンテレイには普段から嫁課業に行くだけで楽しさを求めるわけじゃないけど、
このときはいつもに増して、外出もできなくて退屈だったんですもん。

あ、このときのタマーレスは中身、フリホーレス(煮豆のペースト)だったような気がします。

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タマーレスは前にもお見せしたことがありますが。

今回のはちょっと違うタイプです。
というかそもそもタマル(複数形:タマーレス)は地方色が強く出るものらしくて、
バリエーションはものすごく豊かなようです。
前の記事にも書いた理由から、私は未だにタマーレス苦手なので、
その辺を探求するのは無理です、勘弁してください(笑。

まあ基本的には前にも書いたように、と思ったら前は書き落としてますか?
トウモロコシの粉をこねたものだけじゃなく、
実はかなりの量のラードを入れるらしいです。
でもその割合はまた、地方によりいろいろなんでしょうけど、
おおむねトウモロコシのマサ対ラードが、2対1くらいの感じらしい。

で、トウモロコシの粉をこねたもの(マサ)とラードを混ぜて、
その中に肉とかいろいろ包んだり、何も包まなかったり、
そしてそれをバナナやトウモロコシの葉っぱで包んで、蒸す料理。
基本は、こんなところだと思います。

今回ダンナが注文したタマルは、Tamal de masa colada という名前で、
こんなの。



でかくて、むき出しで出てきます。
中には確か、鶏肉だっけな?

なんでマサ・コラーダ(こしたマサ)という名前なのかと、ダンナに聞いても知るわけない。
で、ネットで調べてみたら、どうやらマサをいったん鍋にぶち込んでゆでるようです。
それによって、マサが普通のタマルより柔らかくなるのだとか。
うん、確かに見た目でもわかるくらい、他のタマーレスより瑞々しい感じでした。

この店ではなぜか、包んでいたはずの葉っぱを外して持ってきましたが、
もしかしたら天然素材(トウモロコシやバナナの葉っぱ)ではなく、
アルミホイルとか使っているのかもしれません……。

皿が来るなり手をつけようとするダンナを制し、写真を。
それから、はいどうぞと言って、カメラを構えたまま、



昨日お見せしたサルサ・ロハを、だばだばだば……。



さらに、どぼどぼどぼ……。

もう写真には撮らなかったけど、さらにざばざばざば。
スプーンにたっぷり3杯分かけてました。
それだけかけて食べておいて、辛くないとか言ってるんですからね。
もういっそ、サルサの容器から直接飲めば!?

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