メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

ドナドナ豚ちゃん

2006-10-31 07:23:32 | 動物
ああっ、何だか昨日と似たような小ネタで申し訳ない!

今日、街中のメインの通りで見かけてしまった豚ちゃん……。
暑そうだけど、それよりも、
どこへ連れて行かれちゃうのかな~
てのが気になりますね?

きっと、おいしいハムとステーキに……(涙。



モンテレイと言えばメキシコでも大都会の部類ですが、
仔ヤギ料理で有名です。

私がはじめてモンテレイに行ったとき、
やはり大通りの隅っこを、ヤギを三頭紐でつないで
歩かせている人がいました。
そんな動物を、車びゅんびゅんの大通りで見ることに
当時はまだとっても新鮮な驚きを感じて、
ダンナに、あれどこ行くの? と無邪気な質問をして、
激しく後悔したもんです。

おまけに、追い討ちをかけるように、ダンナが
メキシカンジョークを。

前にも書いたかもしれませんが。
「子牛がお母さん牛に訊きました、
 お母さん、ボク、大きくなったら何になるの?
 お母さん牛は、よよよと泣き崩れました」


笑えねぇよッ!!!

このジョークで笑えるメキシコ人の感覚(ダンナも含め)、
つくづく違うんだなあ、と印象的でした。



しかしまあ、車で走っているとそこらの牧場で見かける牛とは違い、
豚はそんなにしょっちゅう見るもんではありません。

一度、ものすごい豚を見て、
さすがの私もわずかながら恐怖を感じてしまったことがあります。

カリブ海沿岸の村に住んでいたころ。
研究所の学生たちと一緒に、
近所のセノーテ(泉)へ泳ぎに行こう!ということになり、
みんなで自転車に乗って出かけました。

ジャングルの中を単に切り拓いただけの道を
ガタゴトと走って、たま~にある人家で訊ねつつ進んでいくんです。
何しろはじめて行くところでしたから。

ある農家で入り口にいた少年に、セノーテこっちでいいの?
と訊ねたところ、よくわからないからお父さんに訊いて、
と言われ、案内されてその農家の庭を抜けたわけですね。

その庭、というか金網の小屋が並ぶ通路みたいなところを
足元に気をつけつつ歩いていて、
ふと小屋の中を見ると……

私の倍は体重があろうという、巨大ブタが。

ごろん、と寝転がってました。
しかも、ちっこい目を三角に細めて、じろり。
侵入者をねめつけるし。
すごい迫力でしたねえ。
おまけに、その中の一頭はよそ者によほどムカついたのか、
なんとも言えない低い唸り声を上げて
ずどん、と金網に体当たり。
金網なんてその気になればあっという間に突破できそうな
あの巨体が向かってきたらどうなるんだろう?
この家畜の糞に覆われた地面に尻餅はあんまりつきたくないかも、
と一瞬ですが、ぞっとしました。



そう言えば、日本でも田舎に住んでいたころ、
近所の高校が当時こそすでに普通高校でしたが、
昔は農業学校だったということで、
ブタも飼ってました。
小学生のころでしたが、子供の目には恐ろしく巨大に見えたなあ。

そんなこんなに比べれば、今日のトラックでドナドナの
ブタちゃんは割と小柄で柔らかそうで……。
いえいえ、何でもありませぬ

銀のイグアナ

2006-10-30 07:11:32 | 動物
週末だけどこっそり一枚だけアップ~。
ちなみに、サマータイムが本日(29日)終了して、
日本との時差は15時間になりました。



これは、隣家の裏庭の塀にいたものです。
ワンコが窓から変なほうをじぃ~~~~~~~っと見てるな、
と思って一緒に覗いてみたら、なるほど!

我が家の汚れた窓、もしくは網戸と
その窓の格子と、
うちと隣のあいだにある金網と、
をクリアして潜り抜けて撮影、しようとしたんですが、
隣家とのあいだの金網はいかんともしがたく、
手前にぶれて写っちゃってます。

でも……美しいでしょ~~?
前にアップでお見せしたグレイイグアナも
つぶらな瞳がとてつもなくかわいかったですが、
こちらはもう全身、きらめく銀色。
青空に映えて、輝いてます。

スズメのレストラン

2006-10-28 06:21:18 | ホテル・レストラン
さぁて、ハニツィオでモレーロスの像に登ったあと、
お腹が空きました。
そこで、モレーロス像の公園を出て、また土産物の店のほうへ。
合間合間にレストランがあるんですよね。



目についた最初のレストランに飛び込んでみたら、
こんなところでした。



窓からの景色は相変わらず抜群だし、

 

料理はぎょろ目の魚と、当然のように緑色のトルティーヤ。
いや、以前このトルティーヤは黒いか緑色かとここでも議論(?)がありましたが、
すみません、私にはどうしても緑に見えるので。

という、なかなかすばらしいレストランでしたが。
実はそれ以外にも、私たちがどうしてここに入ったか、
と言いますと。

入り口でもすでに見てたんですが、
ここは何故か、スズメがやたらと多い。

私たちが座ると間もなく出て行った家族の
食べ残しに、あっという間に群がるスズメたち。

  

逆光だったりピンボケだったりしてスミマセン。
もうチョロマカと走り回り、飛び回るので、
写真に撮るのもけっこう大変だったんですよぅ~。

しかし不思議なことに、こちらが食べているあいだは来ない。
よって、食べるものにウ○コが……とかいうことはありません。
実に、礼儀正しいスズメたち。

でもですね、白状すると、
このレストランの入り口ではトルティーヤを作るための
マサ(粉トウモロコシを練った塊)が桶に置かれてるんですが、
こんな感じで。



一番手前のバケツに入ってるのがそれです。
で。
最初に通りかかったとき、目撃してしまいました!
このマサに、スズメがちゅんちゅんとたかっているのを!

店の人も、別に当然、という表情でほったらかし。
まあ……丸めて平らにして、あと熱しますからね。
別に雑菌とかは、残らないんではないかと思います。
このときの我々三人(全員一応日本人)のだれも、
別に気にせず、スズメの足が練ってくれたトルティーヤを食べておりました。
おいしかったですよ?

それより、これですよ、出て行くときに目に付いて気になったのは!



何に見えます?
飢えた(?)私の目には、これはど~しても肉マンに見えます。

もしや、江ノ島や長崎と似ていると言われるハニツィオ島には
肉マンが伝わっているのでは!!??

とまでは当然、このときは考えませんでしたけどね(笑。

横でトルティーヤを作っていたお姉さんに、
ねえねえ、あれ何ですか?
と訊ねたら、あれ、と指差されたのが、
上の写真、バケツのマサの奥に写っている、
石のメタテに置かれている、でっかいトルティーヤでした。

ああ~、なるほど……?
といまいち腑に落ちない(ど~しても肉マンに見える)私に、
お姉さんが手に取って実演。
許可をもらって写真撮りました。

 

肉マンが、パンパンパン!とあっという間に叩きつぶされ、
掌のあいだをひゅんひゅんと飛ぶように行き来すると、
冗談のように伸びて広がっていく……。
す、すげえええ。

なるほど、よくわかりました。
肉マンではありませんでした
と得心してそのレストランを出た次第です。

モレーロス像のてっぺん

2006-10-27 06:06:18 | 観光
まずは、やや(やや?)模様替えいたしました。
以前使っていたテンプレートをベースに、カスタマイズなんかしてみたりして。
とは言っても、HTMLタグはいじれず、CSSだけなので
できることはかな~り限られてますが……。
おまけに、何だか思うように行かない部分もあって、
けっこう難しい……けどまあ、何となく形にはなってきたかな?
これからもチョコチョコいじり回して、
気に入った色にしていこうと思います。



さて、ハニツィオ島のモレーロス像に登ったお話を~。

このでっかいモレーロス像は、後ろに入り口があって、
中はがらんどう。



入り口入ったところから見上げた様子。
らせん状に階段と通路があって、
その壁にはモレーロスの生涯を描いた(らしい)壁画が。
全部眺めてテキストを読んでいては
てっぺんに辿り着くのが夜になるので、すっとばしてひたすら登ります。

途中途中に小窓があって、
そこから覗いて見下ろすと、像の裏にある綺麗な公園。



らせん階段のてっぺんまで来ると、
今度はちょっとサイドにある細いらせん階段を登ります。
その途中に、外を覗けるところがあって、
どらどら、と顔を出してみると、



うわっ!
モレーロスさんの巨大なお顔が、すぐ横に。
にしても、いいなあ、こんな綺麗な景色をいつも見下ろしてるのね。

反対側には、



天に向かって突き上げる腕。
行ったのが9月だったからなのか、いつもなのか、
メキシコ国旗が結び付けられてはためいてます。
この旗、下から見てると、ちっちゃくてほとんど見えませんが。

ここから、らせん階段はこの腕の中を登っていきます。
狭いです。



そしてようやっと、こんな穴ぼこから出ると、
5,6人でいっぱいいっぱいの感じのところ。
拳のところか、その下の手首のところでしょうか?
少し高くなった足場があって、
どうにかしがみついてそこに登ると、
肩から上がようやく出るくらいの高さまで塀になってます。
外側へ落ちる心配は絶対ないですが、
足場が狭いので、内側へ落ちそう。
それに、けっこう風がきつい。

しがみつきつつ、どうにかカメラを構えて、
遥かな湖の写真。

 

左の写真では、湖にある四つの島の、他の三つが見えてます。
しばらく景色を堪能し、
登ってくる人たちとどうにかこうにかすれ違いつつ
また狭いらせん階段を降りました~。

モレーロス像の足元にあるベンチに座って、一休み。
ちょうど私たちと同じくらいに中に入っていたのが、
例のカメラ抱えた若者たちの集団だったんですが、
彼らも出てきて一休み。
その中に、こんなことしてる子たちがいました。



タイタニックごっこ~

いやあ、若いってバカやっても楽しくていいですよね~
ほんとに誉めてるんですよ。
何やっても、楽しまないと損、そん!

でもさ……男同士でやってんじゃねぇよッ!
って突っ込みだけは入れさせて

ハニツィオ島の風物

2006-10-25 06:13:48 | 
さて、昨日の続きです~。
ボートでマリポサ漁の見学を済ませて、島へいよいよ到着。



びっしり建った家並み、その間にニョキッと教会、
そしててっぺんには、島のどこからでも見えるモレーロス像。

船着場から伸びる道は細くて、両側ひたすらお店お店お店……。
くねくねと島を登っていきます。
下のほうは、そりゃもうすごいお客で、
シーズンオフでもこんだけ人が来るのか~、とびっくり。

中でも、私たちと同じころに到着したらしい集団の、
高校生か大学生くらいのばっちり一眼レフカメラを抱えた若者たち。
すごすぎ。
遠慮もなくバシャバシャと土産物店の商品やなんかを撮影しまくり。
あまりの迫力と、何となく私たちまで被写体になっているような悪寒で、
しばらく立ち止まってやり過ごしました。

それからせっせと上のほうまで登っていくと、
さすがに人が減ってきます。
ようやく周りを見回したりする余裕も。

 

    上り坂      と     下り坂

あっ、かわいい猫が!



土産物よりこんなものに気を取られてしまう私たち。

曲がり角になった空き地には、なぜかこんなものが。



ただの石ころ、だと思うんだが、ドクロの模様付き。

そんなこんなを眺めたりコメントつけたり笑ったり
しながらようやくてっぺんに到着~。

ここでまた3ペソばかりの入場料を取られますが、
モレーロス石像に登れるのですよ~。



目指せ頂上!

これがまた面白くて、写真がいっぱいなので、続きはまた明日~。
いや、明後日かな?

パツクァロ湖とマリポサ漁

2006-10-24 06:42:04 | 観光
さて、ミチョアカン州といえばマリポサ漁、と言うくらいですが。

パツクァロの町があるパツクァロ湖には
島が四つあるそうです。
中でもハニツィオ島は、先住民のタラスコ族が
白魚 Pescado blanco を捕るのに、
独特の形の網を使うので有名で、
この網の形がマリポサ(チョウチョ)のようなので、
マリポサ漁と呼ばれてます。

古いメキシコ紹介の本など見ると、何故か必ずこの写真が載っていた、
ような気がする……。

で、まずはパツクァロの船着場から船に乗って出かけました!



けっこう大きなモーターボート。
客が乗り込んで、だいたいいっぱいになったら出かける。
出港時間表とか、いっさい無し。
観光客ばかりでなく、向こうで行商する人とかも乗ってくる。
でっかい荷物を担いで、すごいです。



気持ちいい湖です。
浮き草びっしりの中には、白鷺が立っていたり。

着いてすぐに入ったレストランで食事をしていたら、
大学生っぽい女の子たちがアンケートに協力お願いします、とやってきた。
この町の印象は、とか言われても、
まだレストランしか見てないし~、などと不毛なやり取りをちょっとして、
あとは彼女らの愚痴(?)を聞いてました。
というのは、パツクァロの町も湖も、どんどん汚れて、
観光にふさわしくなくなってきているんだそうで、
まあ観光資源だけに頼って生きていくのもどうかとは思うけど、
やはり汚れ放題にしておくのはいかんよね~、という話。

で、この湖も、今ではすっかり汚なくなって、
魚も減ってしまっているのだそうです。
環境汚染は、自然が広大なメキシコではあまり感じないけど、
それでもやはり目には見えなくてもあるのだよなあ。
気をつけないとね~。



そして、船の向かう先に見えてまいりました、
これがハニツィオ Janitzio 島。
てっぺんにそびえるのは、メキシコ独立の英雄で、
モレリア出身、ミチョアカンの英雄、モレーロスです。

島に到着するちょっと手前で、出てきました~、
マリポサ漁のおじさんたち。





五人くらいで輪になって、網を深ぁく沈め、
そしておもむろに……



ざば~~っと上げる。

うーん、何にも捕れてませんけどね

これは、観光客目当てでやってるパフォーマンスだから、
遠慮なくカメラを向けてパチパチ撮ってもいいわけです。
あとからちゃんとチップを要求されますから。

虚しいといえば虚しいけど、
こうして写真を気楽に撮れるのは、まあそれはそれで嬉しいかなあ。
何とも複雑な気持ちですね。

でもまあ、このときは何も捕れてませんでしたが、
白魚はちゃんとそこらじゅうで、
ジュウジュウといい匂いをさせておりました。
写真がないんですが、長さ10cmくらいの、
本当にほっそりとして真っ白な魚で、
それを小麦粉かな、まぶして揚げて天ぷらに。

明日は、ハニツィオ島の様子をお見せします~。

自転車に乗った砥ぎ師のおじさん

2006-10-23 08:55:49 | 
土日は更新しないとか言いつつ、こっそり更新。
て、日本はすでに月曜日ですかね?

今日は、垂れに垂れ下がっている椰子の実を何とかせねば!
ということで、切りました。



玄関先に、ごんろごんろ。
でもまだ、木にはこんなにあるんです。



だれか、いりませんかぁ?



そこへちょうど、砥ぎ師のおじさんが
「ちょっと影貸して~」
とやってきました。
はいな、どうぞどうぞ。

うちのキッチンの前なので、キッチンから隠し撮り。

 

自転車のペダル、前向きにこぐと自転車、
後ろ向きにこぐと砥石ですか~。

うちの包丁とマチェテも砥いでもらいました。
けっこう火花が散って、すごいすごい。

日本では包丁とかってどうしてますかね?
砥石が家庭用にありますか?
うちの実家ではドイツで買ってきたのを後生大事に使ってた記憶が。

このおじさん、焼き芋と同じ笛を鳴らして客を呼んでました。
包丁25ペソ、マチェテは40ペソでした。
けっこういい値段だな~。
影貸してあげたのに



追記で、この自転車どうなってんの!?
という疑問にお答え……できないんですけど、
写真を見て推測してみる。

というのもですね、実はおじさんが砥ぎ終えたものを返しに行ってる隙に。



自転車だけの写真も撮ってあったのでした。
それを切り取り、コントラストとかちょっといじってみました。
それでもまだ見えにくいでしょうが……。

砥石と後輪タイヤを結ぶベルトがかかってますね。
これでは走れないから、砥ぐときだけかけるんでしょうね。
そして、ペダルでぐ~~るぐる
意外と単純ですかね。

ちなみに、ドイツの自転車は後ろ向きにペダルを回すと
ブレーキがかかる構造になってます。
ハンドブレーキも一応ついてますが、
このペダルブレーキは車輪をガッツリと止めるので、とても確実。
これに慣れると、ハンドブレーキなんて緩すぎて怖いですね。

でも、ドイツ製の自転車では、この商売はできません。

パツクァロの町散策

2006-10-21 06:14:54 | 
あら? そう言えばミチョアカン州のパツクァロの話をしてたのでした。
話があちこち行ったり来たりで申し訳ない~。

というわけで、今日はまたパツクァロに戻ります。
モレリアからすぐの湖畔にある小さな町、
パツクァロに到着したのは午後も遅くだったので、



とりあえずこんなチンチンバスに乗って、
町一周の周遊ツアーに出ました。
うはは、かわい~~。
おまけに、観光シーズンでもないので、ほかに客なし。
完全貸切です。
運転手さんと、ガイドのお姉さんと私たちだけ。

ガイドのお姉さんのスペイン語は早くはないんですが、
なんつぅか、抑揚ゼロでして、
つるつるつるつるつる……どこまでもどこまでも続くよ。
もうまっすぐ右の耳から入ってまっすぐ左の耳から出てしまいそう。
それを何とか聞き取ろうと、お姉さんの口元ばかり見つめて
必死に集中してたもんだから、町の景色はほとんど見ず。
え?
お姉さんも、変な客だなあと思ってたことでしょう。

が……はっきり言って、
小ぢんまりとした町の狭い通りをバスで通っても、
座っているのと反対側の教会とか言われても、
土台の石しか見えなかったりするわけですね(笑。
まあ町のどの辺にどんなものがあるのかだけ、
ざっと頭に入れておけば、翌日ゆっくり散歩で見ればいいし。

ということで、翌日はカメラ抱えてお散歩です。

 

町並みは、緩やかな坂を登り下り、
白と赤茶色の二色の家が行儀よく並んでいます。
店の名前なども、最初の一文字を赤く、残りの文字を黒く、
という配色で統一。
真っ青な文字のBancomer銀行も、
真っ黄色でド目立ちの電化製品チェーン店Electraも、
全部同じ色。
何だか、別のお店に見えます。

小さな町の角ごとにあるのではないか、というくらい
あちらもこちらも由緒ありげな教会だらけ。

 

風情があっていいですねえ。
派手な教会も圧倒されますが、こういういかにも実用向き、
庶民が熱心に通いそうな教会もステキです。



裏路地に舞う鳩たち。



ちょっと小高くなっているところへ上がると、
いい景色~。
赤い煉瓦の屋根、古い修道院、
この写真では見えにくいですが、右手のほうには湖が覗いています。

そして、ドミニコ会の修道院だったという、
「11の中庭の館」Casa de los once patios
実際には中庭はつぶされてしまって、5つしか残っていないらしいですが、
なにやら迷路のように入り組んだところに
土産物のお店などが並び、
ふと細い通路を抜けると、

 

それぞれ個性的な雰囲気の中庭に突然出てしまったりします。

積み重なった時代のすべてが蓄積されたような、
何気ない普通の家が面白い、そんな町でした。

改めて、オアハカの遺跡ミトラ

2006-10-20 07:01:39 | 遺跡
さて、再びオアハカの遺跡ミトラを紹介します。
前にも、ダンナが行ったときの写真をパクってお見せしたんですが、
そっちのほうがお天気よくて、写真は見栄えがします。
まだのかたはこちらからどうぞ~。

で、今回はもうちょっと、ラーメン模様以外にも何があるのか、
お見せしよう……と思うんですけど。
うまく行くかな?



やっぱり、まずはこれですね。
入ったところの風景です。
今回はどんよりとですが。

 

そしてやっぱり、見れば見るほどすばらしいこの幾何学模様。

ミトラは、サポテコ語で Lyobaa と呼ばれ、
「死者の場所」「憩いの場所」または「地底世界」という意味なんだそうです。
すでに1世紀2世紀のころから人が住み、
モンテ・アルバンが衰退したのち、サポテコ族の中心的都市として栄え、
10世紀半ばから1521年まで繁栄した、
と入り口の説明板に書いてありました。
1521年に何が起こったのか!?については
書かれてませんでしたが、まあ何となく想像はつきますよね。

遺跡群は五つに大きく分かれていますが、
実際に見て回れるのはそのうちのふたつ、
「北の遺跡群」と「柱の遺跡群」だけのようです。
あとの三つはまだ発掘中?
道がないし、かなり歩かなくてはならない様子。

「北の遺跡群」というのが上にお見せした、入ってすぐのところにある建物で、
「柱の遺跡群」はその裏っ側にまたいくつかの大きな建物が集まってるところです。

両方とも、神官や貴族が住んでいた神殿と宮殿だろうとのこと。
そして、二ヶ所ほどには墓所と思われる地下の空間があり、
見学もできるようになってました。



こんな狭~いトンネルをしゃがみ込んで抜け、
他の観光客と鉢合わせないよう気をつけつつ中へ入っていくと、



やっぱりラーメン模様かいッ!
ここに、棺桶でも収めていたと推測。

いやでも確か、この左手に写っている模様は、織物のところで
「神の目」と言われる模様だと聞いた記憶が。
やはり、タダの模様ではなく、それぞれ何らかの意味があったのでしょう。

そして、遺跡のすぐ横に立っている教会。



ハシラサボテンで作った柵の向こうに、不気味にそびえてます。
これはまあ、1521年以降に建てられたもんでしょうね。
ここに限らず、どこでもそうなんですが、
当時のスペイン人たちは、インディヘナの神殿を取り壊して、
その石を使って教会を建てたらしいです。
これもその一つ。



教会の裏には、まだまだラーメン模様の遺跡が残っていました。
いくらかでも残しておいてくれてありがとう、と言うべきか。

遺跡と教会のあいだでは、観光客相手のお店が熱心です。



ド派手な色の、奇怪な姿の動物たちの置物、
このオアハカ名物、なんて言うんでしたっけね?
私も今回思い切ってひとつ、気に入ったのを買ってしまいましたが。
それはまたいつかお見せしましょう。

さて、こうして振り返ってみると、やっぱり
ひたすらラーメン模様しかない遺跡、で正解だったらしい……。
ですが、小ぢんまりとした割に見応えのある遺跡です。

このエメラルドグリーンを見よ!

2006-10-18 07:05:42 | 動物


いきなりアップですいません~。
あんまり綺麗に撮れたので嬉しくなってついつい。

これは昨日の午後、ちょうどブログ記事を書いていたときに、
裏庭にズザザッと落ちてきたグリーンイグアナ君です。

うちの狭い狭い裏庭には、それでも隣近所迷惑なでかい木が二本も生えて、
しかも半放置状態なので、トカゲとイグアナの天国。
つい先日も、



これはただのトカゲ。
近付いても逃げないので、網戸越しにですがついでに撮影。



これはまだ若いイグアナ。
逆光で凛々しくポーズ取ってるので、ついつい。

などというように、常連の爬虫類が庭を闊歩してます。

で、昨日落っこちてきたグリーン君がですね、



しばし呆然と周囲を見回したあと、
(これも部屋の中から網戸越しなので、不鮮明です)
塀は上がれなかったらしくて、木の幹になら、と
登り始めるのを窓から覗いていたら、
私の目の高さまで登っていきなり……
空飛んだ~!
と思う勢いで飛び降りました。

なんだなんだ!?

とよく見たらば、



あ~、こないだの凛々しいイグアナ君ではないか!
そうか、占有権を主張しているのか。
グリーン君はあっさり負けて落ちたわけか……。



二度目の落下に、さらに呆然のグリーン君。

しかしこの子、よく見たら頭のてっぺんがなんか変です。
落ちて砂がついた?
と思ったけど、そうではないらしい。

そこで、裏庭へ出て、直接撮影しました。



目の周りに、脱皮の切れ端が残ってるようです。
イグアナって、ヘビみたいにスルッて綺麗に剥けないのかなあ。
ちょっとカユそう。
ペリペリペリッてはがしてあげようか?
と親切心で申し出ようかと思っても、
「いいえ、けっこうです!!!」と全身全霊で拒否してますよね?

でもこれだけ鮮やかな色なのも、脱皮の直後だからかも?
このあと、グリーン君はどうにか家の壁を伝って、
隣の庭へと逃げていきました。



ところでですね。
今日でなんと、ブログ始めて一年です。
たぶん。
もしかすると昨日だったかも。

まあ合間に出かけたりしてアップできない日もありましたが、
家にいる日は毎日アップ、一年間は続けるぞ!
という決心も、実は何度か挫折しかけたことがありました。
それでもどうにか頑張ってこられたのは、
どんなにバカバカしいネタの日も見捨てることなく
いつも読んでくださった皆さん、コメントをくださった皆さんのおかげです。
どうもありがとうございます!!

とは言いつつも、時間的に苦しい日があるのも事実ですので、
やはり更新頻度をやや落とそうと思います。
サッカーのある土日と、
週日でも欧州CLや南米杯などのある日は、
申し訳ないけれどもお休みということに。
で、さっそくなんですが、明日はお休みいただきます。

そのうち工夫して、項目ごとにまとめたリンク集など作り、
過去記事も見やすくしたいと思っています。

どうか末永くお付き合いください。 

パツクァロの鉄道駅

2006-10-17 06:20:16 | 交通
パツクァロを回ったとき、通りすがりに目に付いて、
あそこ! ぜひ停まって少し時間ください!
とわがまま言ってじっくり見学させてもらったのが、
パツクァロの鉄道駅でした。

このブログで忍者さんから鉄道関係のことをいろいろ教えていただいて、
知識はまるでないんですが、多少の興味は湧いてしまったことと、
そしてやはり何より、この錆びつき具合、すたれ具合が
とっても私のツボ。
子供のころ読んだ本で、
使われていない貨物車の引込み線を伝っていくシーンなど、
ドキドキしながら想像を膨らませたもんですが、
まさにそういった風情なんです。



さびれ~~。
このときは、お兄さんがひとりしかいませんでしたが、
最初に通りかかったときは、5,6人がバスでも待っていたのか、
駅舎の日陰を利用していました。
でも、駅自体はもういつから使ってないか、という感じです。



線路には犬が寝てるし~。



プラットフォームはこんなんで、高さがほとんどありません。



駅員室の上にあった標識。
「海抜2043m」と
「メキシコシティまで432.9km、アパツィンガンまで197.6km」と
書かれてます。



アパツィンガン方面はこっちですね、たぶん。
線路を人が歩いてます。



転轍機。
ワクワク。
いたずらして動かしてみたい誘惑は大きかったですが、
いかに呑気なメヒコといえども、動かせないよう
でっかい錠前がはめてありました。残念。



線路の真ん中にしゃがみ込んで撮ってみました。

でも見てわかるように、使われていないわけではないのです。
前の日にガイドさんに尋ねたら、
貨物列車は通ってます、とのことでした。
まっすぐ行く線路はピカピカ、左への引込み線は錆びついてますよね。
引込み線のほうは使われてないのだと思います。
てことは、転轍機も御用済みですか……。

で、そう言われてみると、モレリアへ行くまでの道途中で、
貨物列車を見ました。



走る車の至近距離で撮ったので、ボケボケですが。
こんな黄色い貨車が何十も連なった列車が、
このときは走らず、停車していましたが、
置いてあるわけではないでしょうから、これも
パツクァロなりモレリアなり、どこかへ運ばれるのでしょう。

そう言えばトルーカでもけっこう鉄道線と貨物列車を見かけました。
人間を乗せる列車は一部区画を残して廃止されても、
荷物を運ぶのにはやはりまだまだ列車は現役のようですね。

図書館もいろいろ

2006-10-16 10:08:53 | 


こちら、オアハカのサントドミンゴ教会です。
何となく、どこの町でも「サントドミンゴ教会」は
どっしりとウルトラバロックのような気がするんですけど……。
どこか質素なサントドミンゴ教会、ないかな~。

それはまあいいんですが、この教会の付属修道院が、
これまた立派な博物館になっていました。
それについてはまたゆっくりお見せしようと思いますが、
今日はその一画にあった図書室を見てください。



窓からの眺めは修道院の静かな中庭。



観客が歩きまわれるところでは、本棚には柵がついていましたが、
並んだ本は、すべて修道院として使われていた当時のままのようで、
ラテン語の化学や物理学の本、神学の本、などなど、
そりゃもう天井まで積みあがっているんですから、かなりの量です。

見ていると、中にはこんな本もありました。



手前の格子が邪魔でピントが甘くなってますが、
金の金具付き書物。
うーん、どんな秘術が隠されているのだろう?
などと想像を膨らませたくなります。



こういう、昔の空気がそのまま残っているような図書館もステキですが、
パツクァロでは、別の意味ですばらしい図書館を見ました。
こちら。



これは、昨日お見せしたホテルと同じ並びにあるんですが、
どう見ても、古ぼけた教会でしょ?

でも、写真では小さくてよく見えないかもですが、
Biblioteca Publica と看板が出てるんです。

扉は開いていて、大勢の小中学生くらいの感じの生徒たちがいました。
で、私たちも興味津々、中へ。

正面の祭壇があるはずのところには、壁画。



その手前には、背の低い、黒塗りの木製書架が並んでいます。
何だか、田舎の小学校の図書館を思い出す雰囲気です。

並んでいる机も、こんなの。



かわいい……。
そして、実際に他の机には、子供たちが座って本を読んだり宿題をしたり。

ふと見上げると、入り口の真上には合唱隊席が残っていました。



ああ、やっぱりここは元は教会だったんだな、と納得。
どういう経緯で教会をやめて図書館になったのかわかりませんが、
こんなステキな図書館のある町の子どもたちは幸せかも、
と思った次第です。

パツクァロのホテル

2006-10-15 12:15:53 | ホテル・レストラン
さて、盛りだくさんのパツクァロもそろそろ紹介していかないと~。
てことで、手始めにホテルです。

アッシー君を買って出てくださったRさんのお薦めホテル。
ラ・パロキア La Parroquia



見つけるのにちょっと苦労しました。
パツクァロは普通の町のように中心の広場がひとつ、ではなくて、
ふたつあるのです。
バシリカと呼ばれる教会はあるけど、いわゆるカテドラルがなくて、
それに面する公園もない。
代わりに、
バスコ・デ・キロガ広場 Plaza Vasco de Quiroga と、
ボカネグラ広場 Plaza Bocanegra があります。
確か、前者が「大きな広場」、後者が「小さな広場」と
地元の人には言われていたように思います。

このホテルは、ボカネグラ広場の北側にあります。
表はどうということない建物なんですが、
ちょっと通路を抜けると、どーん!と上の写真のような
艶やかな木造に囲まれた中庭が現れます。
お値段をまず訊いてみたんですが、シーズンオフかつ週日だったおかげか、
『地球の歩き方』に載っている値段の半額以下でした。

一泊だし、すごく綺麗だし、ここにしよう~!
と決定。
部屋に上がってみると、また別の意味でびっくりしました。



しっとり落ち着いた建物に、このド派手ベッドです。
でもこのくらいでないと、メキシコらしくない。
特に、到着したときは薄曇りのお天気だったので、
この明るい色合いがとっても新鮮でした。



シャワー室も、とってもきれいなタイル張りです。
いやさすが。

私たちは最上階の部屋だったんですが、
翌朝起きてみると、綺麗な青空に、
少し離れた教会が塔の先を覗かせていました。



ラテンアメリカタワー

2006-10-14 08:47:28 | 観光
ダンナと日本に行ったときは、ダンナがど~してもッ!と言うので、
おのぼりさんになって東京タワー登ってきましたが。

弟たちが来たときはラテンアメリカタワー登りました!
いや、実は今まで一度も登ったことがなかったという……。
高いところが好きな(?)ダンナも、シティは別に見たいと思わなかったらしい。
私は、生来の貧乏性で、入場料高いッ!と言って敬遠。

しかし弟夫婦とソカロ歩き疲れて、しかもあちこち閉まりかけの時間、
周辺はまだ選挙の不正に対する反対運動で占拠されてて(シャレではなく)、
さて、どうすんべ、と当惑したとき、
ラテンアメリカタワーはナイスアイディアでございましたよ。

しかしだー、またも亀的チョンボ、
ラテンアメリカタワー自体の写真がない!!
と困ってたんですが、なんとなんと、またもNANAOさんが救いの女神!
こちらに、すんばらしい景観のラテンアメリカタワーが紹介されてますので、
まずはそちらを、どうぞ。

これは、高さ何メートルだったかなあ。170数メートルのようです。
入るときに、レストランもあるよね?と訊ねると、
あるけど、今リニューアルで閉鎖中~、という。
エレベータで何度か上り下りするときに、誰かが間違えて
そのレストランの階を押してしまって、ドアが開いたら、
ぎゃ~ん、チェーンがかかって出られん~、と大笑いに。

で、メモしておかなかったので忘れてしまいましたが、
途中まで一気にエレベータで上がって、そこで乗り換えます。
40何階まで上がり、そこから狭い階段をせっせと上がっていくと、
吹きっさらしのてっぺんに。

寒い! 風が強い!
ここで地震が起こったら死ぬしかない!
という高さですが、さすがに気持ちいいです。



吹きさらしのところから見上げたタワーのてっぺん。

すぐ足元には国立芸術宮殿 Bellas Artes が見えてます。


目抜き通り、ラサロ・カルデナス。
付け足しましたが、右は忍者さんの40年前の写真です。
建物がほとんど変わってない!! じっくり見比べてください

 

 

こちらはソカロなんですが(メキシコ国旗が立ってるところ)、
メインのフランシスコ・マデーロ通りが、テント張られて車輌通行止めになってます。
ソカロも、よく見ると白いテントで占拠されているのがわかります。
これまた右は忍者さんの40年前の写真です。
うーん、すごい。本当に、変わっていません。


だけど、空はメキシコシティでも美しい、ときもある(笑。



吹きさらしのてっぺんは寒いので、その下にあるガラス張りの展望台へ。
(これも数階あって、カフェのあるところとかいろいろ)



意外とメキシコ人も多いです。
何階だったかには博物館もあって、シティの歴史や
タワーの構造、建築の様子などいろいろ紹介されてました。

そんなこんなしつつ、日没を待ちます。



だんだん黄昏てくるシティ。
飛行機がよく飛んでます。
撮るつもりもないのに、このタワーから撮った景色の半分以上に
いつの間にか飛行機が写り込んでいるという多さ。
そうそう、この写真にはこのあいだ忍者さんに教えていただいた
キャンデラ設計のスポーツ宮殿も写ってますね。
(飛行機のちょうど下の、亀の甲羅みたいなの)



どんどん黄昏てきます。



もうすっかり暗くなってきました。



群青の空に、ぽつぽつと灯りが点りはじめ……

 

ラサロ・カルデナス通りも光の河。
しかし、夜景は難しいですね。
特にガラス張りの展望台からは、内部のライトが反射してしまって、
ボツ写真が山ほど撮れました(笑。

でもまあこんな感じで、
どこかの教会でお祭りでもあったのか、花火が上がったりするのを楽しみつつ、
シティの景色を満喫。
入場料50ペソの価値はあったと思いました。

今日は「民族の日」

2006-10-13 09:31:37 | 親バカ
今日、ってのは10月12日のことですが、
メキシコでは「民族の日 Dia de la raza」と言って、
一部お休みです(Dia は i にアクセントね)。
何の日かというと、コロンブスのアメリカ大陸発見の日らしい。
これって、メキシコ以外では?と思って軽く検索してみたところ、
ラテンアメリカのほとんどの国でも「民族の日」と名付けられている様子。
「コロンブス・デイ」ってのもありましたが、これは合衆国かな?
合衆国、カナダあたりではどういう扱いになってるんでしょうかね。

で、うちはお休み。
休みの日といえばグウタラするだけが楽しみのうちのダンナですが、
今日はサッカーもないし、て
だからなのかどうか知りませんが、突然
「海に行こう~!」と。
海ね、はいはい、いいですよ。

ダンナ、海パンまで穿いちゃったもんだから、もう泳ぐ気満々です。
そうとなれば島の反対側まで……
行くよね?

と思ったら、途中で挫折。
「ここらでいいかな?」と、島の真ん中辺で停まりました。
そこは、パラパ(椰子の葉葺きの日よけ)が砂浜に並んで、
レストランとかあるところです。
今日は中途半端な祝日なので、人も少ない。
いいんじゃないの、とそこで降りました。

 

まあこんな感じ。
パラパは、



こんなんで、ここに座って冷たい飲み物をすすりつつ、
波の音と、すぐ横を通る都市間道をぶっ飛ばすトラックの轟音を
交互に聞きます……。
やっぱりお手軽にはお手軽の欠点もあるのだなあ~。

しかしやはり、風がけっこうあって涼しいし、
まあ悪くはないかも。


「海ぃ~……」とよだれのワンコ。

しかしまあ、風が強いだけあって波も高い、
よって、海の水はだいぶ濁ってます。
まあこの辺ならこんなもんなんですが。

泳ぐ気満々のダンナが、ワンコを連れて水に入りました。


ダンナ:「ほ~ら、冷たくて気持ちいいだろ?」


ワンコ:「いやあの、ちょっと波が怖いんですけど……」


ざっぱ~~ん! 
ワンコ:「うきゃ~~~!」
ダンナ:「あっ、こら、ちょっと待て!」


ワンコ:「やだ~い、もう帰る~~!」
ダンナ:「こら待て、待てッたら!」
引っ張られるダンナが、情けない格好になってます(笑。


ワンコ:「ひぃひぃ、ぜぃぜぃ」
ダンナ:「引っ張るなこら! ビーサンが脱げるだろうが!」


二人そろって:「はぁ~、やれやれ」

……という「民族の日」でした。
この海を越えて、コロンブスがやってきたわけですね(無理やり)。

このあと、めっちゃくちゃ辛いエビスープを堪能したんですけど、
この最後の写真を撮ったところで電池切れ。
しかも何故か替えを持っていくのを忘れたので、
ご馳走の写真は撮り損ねました。