メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

お散歩中

2007-12-30 11:35:18 | 動物
今日、うちの前でみかけた風景。



スズメやカラスのように、普通に、お散歩してますね。
どこ行くんだ、こら。



なんか、年内にはムニャムニャ、とか豪語した気がしますが、
未だに、どうすべきか自分で納得できてないのでまだ悩み中です。
ブログの引越しとか、有料ユーザーになることも検討中(カスタマイズできるから)ですが……。
まあ所詮自分のサイトなので、自分で納得行く形で作っていきたいと思ってます。
気長~~~~~~~にお付き合いください

クリスマスのピニャータ

2007-12-24 11:00:03 | 催し物
ピニャータってこのブログでは書いたことなかったですかねえ?

張りぼてで作った、カラフルで大きな飾り物で、
中には駄菓子がいっぱい入ってて、
子供たちの集まる誕生パーティなどでこれを紐でぶら下げて、
目隠ししてスイカ割り、じゃなかった、ピニャータ割りをするものなんですが。
で、無事に割れると駄菓子シャワーで、子供たちが大騒ぎでそれを拾うという、
まあとても楽しい遊びです。

で、いずれまたピニャータ専門?のお店の写真も撮ってこようと思いますが、
実はですね、以前にどこかで、これはクリスマスパーティ用だ、と
書かれているのを読んで、ちょっと「?」だったんですよ。

というのも、私の認識では、誕生日が主体で、
まあクリスマスも子供たちが集まるところでは楽しいから使う、
というものかと思っていて、
うちのダンナに訊いても、そうだと言うんですよね。

普段売っているピニャータは、
クマのプーさんやディズニーのキャラクター、
普通の女の子やお姫さまなど、
殴って壊しちゃっていいの?みたいにかわいいものがたくさんあります。
星型のものが基本らしいんですが。

んで、最近街中を車で走っていて、気がついたんですが、
普段はピニャータ売ってないような店、
雑貨屋さんとか果物屋さんとか、に売ってるんですよ、ピニャータ。

 

一個30ペソ(300円くらい)、二個で50ペソと書いてますね。

で、こうしてこの時期売り出しているのは、
どれも星型だ~!

ああ、そうか、クリスマスだから、
クリスマス用のは星型ってことなのか!
と、本当かどうかはわかりませんが
私的にはとても説得力のある説明がつきました。

ん?
ピニャータの星型のが基本、ってことは、じゃあやっぱりクリスマスが起源ですか?
……。
まあいいや(いい加減)。

この星形ピニャータがクリスマスを過ぎたら一斉に姿を消せば、
説得力はなお増しますよね。
て、実は新年パーティにも使うから、まだしばらく残ってたりして(笑。
それについては、また続報でお知らせしようと思います。

こんなに何年も住んでいても、こんなことに気付いてなかったりして、
テレビ出演のお話なんかお受けしたおかげで、
ちょっと普段よりも観察力がついた、ような気がします(笑。
いつまで続くかが問題ですけどね~。

皆さま、よいクリスマスをお迎えください

2007-12-20 09:08:04 | お知らせ
去年は9月くらいからやたらと旅行が続きましたが、
今年は何だか日本語をいっぱいいっぱいしゃべった気がします。
カルメンの日本人人口が4倍になったし!
いやあ、もう夢のようですよね。
それに加えて、なんだかんだと日本語をしゃべるチャンスに恵まれたのも、
このブログやネットを通して皆様と知り合えたおかげです。

で、日本語三昧してたら、いつの間にかクリスマスはもうすぐそこまで。

ついいつもの習性で、町に出たらカメラを向けてしまう。
しかし撮ってみれば、いつもと代わり映えせんなあ……。

 回転するクリスマスツリー

ショッピングモールで首を振るトナカイたち

 どうかしましたか?ってくらい地味なツリー

それで、ですね、
またまたこのブログを見て声をかけてくださったのが、
今度はNHKテレビです。
地球アゴラという番組、BS1の放送なんですが、
23日の年末特集というのに出演することになってしまいました。

こんな顔さらしていいのか!? とか
NHKで関西弁しゃべりまくっていいんですか!? とか
いろいろ悩みつつ(嘘)、つい面白そうだから引き受けてしまいました。

でもお引き受けしてから送っていただいた過去の番組を見ると、
これが面白いんですよ~、お世辞じゃなくて。
世界には本当に、いろいろな日本人がいて、みんなそれぞれ頑張ってるんだなあ、
ということがよくわかる番組です。

で、頑張ってない私が出てもいいのか!?
ってのも、脇に置いてですね、出ますので、
まあほんの数秒かもしれないので、
亀の素顔を見たい人は瞬きしないで見てやってください。
23日の、日本時間で夜8時10分からだそうです。
メキシコは早朝なので寝ぼけ顔をお見せしないように、
それと、生放送なので本番でドジったら悲惨です。
もしコケたら、見なかったことにしてやってください。

それでは、番組を通して、皆さんにご挨拶とメキシコのカラーをお届け、
無事にできますように!!



皆さま、よいクリスマスを!!←意味はないが何となく使ってみたかった絵文字



PS.一部友人で、アンケートに協力などしてくれて
番組で紹介するテーマを知っている人もいるでしょうけど、
番組が終わるまでは言及しないよう、お願いします。よろしく!

トペ特集【ちょっと追記】

2007-12-13 09:24:43 | 交通
昨日、メキシコに来てまだ間もない友人と歩いてましたら、
アレはなんぞや?と訊かれたものがありました。

ちょうど私も、一度特集でお見せしようと写真を集めてたところだったんですよね。
てわけで、まだ一、二枚写真がほしいところですが、いいことにして、
トペ特集です。

トペ Tope って、辞書を引いたことなかったです。
こっちに来て、あれがトペだよと教えられ、ああそうか、と思って、
日本人同士でも「トペ」で通じてしまうもの。
それは、こんなものです。



なんじゃこりゃ!?
って、道路に突然現れる黄色いものですよ。
白い場合もあります。
うっかりして見落とすと、大変な事故にもなりかねない、危険物です。
でも本当は、危険をなくすために設置されたもの、
それが、トペ。



横断歩道代わりになっている場合もあります。

つまり、車のスピードを強制的に落とさせるために
道路に設けられた凸、それがトペです。

 

これなんかは横断歩道らしい形をしてますよね。
ちゃんと車椅子用のスロープまでついてるし。
右の写真でわかるように、車が完全に乗っかってしまうくらいの幅があります。
これは、街中の大通り、でも人が渡る必要もあるようなところにあるタイプ。

こんな立派なものは、割と最近でき始めたような気がします(田舎では)。
それまでは、たいていの小さな道で、
こんな感じとか



アスファルトやセメントで作ったシンプルなものですね。

金属製のものも増えてきました。



長持ちしそうに思いますが、この鋲が一個か二個、三個四個と外れてしまって、
そこにうまくタイヤを合わせてすっと抜けてしまう車も出てくると、
そんなにスピードを落とすことはできません。

余談ですが、うちのダンナ、今の車はオートマチックですが、
それまではマニュアルが好きで、マニュアルを買ってました。
トペのたんびにギアを切り替えなければならないのが大変で、
一度私も運転を習おうと、ダンナに横についてもらって無免許運転したことありますが、
トペのところで身動き取れなくなるという、初心者泣かせの代物。

で、このトペ、高さにもよりますが、夜などうっかり見落として
スピードを落とさずに突っ込むとどうなるか?
実際にやったことも見たこともありませんが、
かなり吹っ飛ぶであろうと思われます。

よって、標識が立っているのが普通(あくまで、何割か程度ですが)。

 

上向きの矢印は「この先トペあり」、下向きは「ここ、トペですよ」。
標識がなければ、夜のヘッドライトで照らされたとき見えやすいように、
黄色や白に塗ってあることが多いですが、
油断していると、本当に吹っ飛びますから、注意が必要です。

都市間道のあいだにある村など、標識がない、周囲も真っ暗、
トペの危険があるときは、メキシコ人の知恵、
前の車についていく、というのがコツだそうです。
前の車が吹っ飛べば、そこにトペがあると。

あ、ついでにもうひとつ。
メキシコの車は歩行者に遠慮なんかしてくれません。
横断歩道だって、まあ最近は上のトペ兼横断歩道みたいなのがありますが、
それがないところで道路を渡るのは命がけ。
そこで、コツ。
渡ろうとしているメキシコ人を盾に、一緒に渡る。
これを何度かやっていると、だんだんタイミングがわかってきます。

Vibrador、ビリビリするもの、と訳せばいいでしょうか、
そう呼ばれる種類のトペもあります。
こちら。



この上を通るには、かなりスピードを落としても、
ガタガタガタ……、鞭打ち症になりそうです。
実際鞭打ち症になったオランダ人の教授が、毎日医者に通うために、
片道13個のトペ、往復で26回トペを越えなくてはならない道のりで、
地獄だった、という話もありました。
いや、鞭打ちになったのはトペのせいではありませんが。

Vibrador でもちょっとタイプが違う、こんなのもあります。

 

これはスピードをさほど落とさなくても危険ではありませんが、
料金所の手前ですね、ドイツのアウトバーンでもこんなのありました。
眠い運転手の目を覚ますという効用(?)もあるみたいです。

まあ一番オーソドックスなのはこんなのかな。



標識に偽りあり、じゃないですよ。
幅10~20cmくらい、高さも数cmのトペ。

軍の検閲があるなど、臨時でスピードを落とさせたい場合は、
切った古タイヤを道路に並べたりしてます。



これはカルメンのあるスーパーの駐車場ですが、
タイヤと同じようなゴム製のトペ。
ただし、臨時のものではないので、釘で地面に留めてあります。

あと、写真がないんですが、
舗装されていない道路にトペを設置したい場合は?
ぶっとい縄(女性の腕くらいあるようなの)を、道にだらりと置きます。
車に轢かれて徐々に平べったくなって、適度なトペに。
工事中のところなどでも、縄トペはよく見かけますね。
砂だらけになっても平気なところが長所です。

カルメンでは一時期、凸ではなく凹のトペも設置されたことがあるんですが、
すぐに廃止されました。
雨が降ると水がたまってトペに見えず、知らない人が突っ込んで危ないのと、
ゴミがそこに溜まりやすいんですよね。
考えた人、残念でした。

◆ 追記です。
この凹トペがかつてあったところを、この週末通ったら……
まだありました、標識だけ



そうそう、わざわざ新型トペのために新しい標識まで作ったのにね。
んで、トペは廃止しても、標識だけ残すのか……。
たまには、こういうフライング標識もあるんですよね。
あんま効果はないと思いますけど。
◆ 追記終わり

トペなくしてメキシコの道は語れません。
車がスピードを落とすのを利用して、その横に店を開く人も多いです。
品を手に手に、車に寄ってきて売りつけるとか。
速度制限の標識とか、速度制限を守りましょうという標識とか、
標識を守りましょうという標識とか、
そんなものより遥かに実際的なトペ。
これがメキシコからなくなる日は、まだまだ来ないでありましょう。

野生のイグアナの……

2007-12-07 11:40:10 | 動物
うちの裏庭に出没するイグアナ、もう何度ご紹介したかわかりませんが、
性懲りもなく同じネタ。
お付き合いください。
あ、今日はちょっとお下品かも……。

先日、って言ってももうだいぶ前ですが、裏庭をふと見て。



む!?
何者かの気配が!?

カメラを掴んで窓から覗いてみました。
やっぱり~。



じろりん、とこちらをにらむ、でもまだまだ青い小僧っ子です。



逆光ですみませんが、わかるでしょうか、
アクロバットな格好してやんな~~。

で、ふとイタズラ心を起こして……。

 

野生イグアナの、お尻の穴~~~

いやあ、こんなのなかなか見られるもんじゃありませんよ!?
いろんな角度から試し撮り、あげくに
甲乙つけがたいこの二枚を厳選!! 単なるおバカ

しかし肛門の下(写真では上)にある、ふたつのポチは何だろう?
肛門腺かしらん?

右の写真では、お腹のほうまでシマシマ模様があるのがわかると思います。
こんなこと、ペットとして飼っていれば珍しくもないんでしょうが、
野生のはなあ、捕まえてひっくり返して調べるわけにもいかないし……。

イグアナ、家の中で飼ってみたいな~、などと思ったりして。
猫がいたので諦めてましたが……
まだ犬がいるから無理か。
庭で諦めるか。



この見事な長さの尻尾を見よ!
逆光ですが……。

変態写真を撮りまくる私に嫌気が差したのか、
移動して隠れてしまって、ジト目のイグアナ。



いやいやごめんよ、これは純粋に生物学的な興味から……。