メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

NHKラジオ出ます & メキシコ人にこれだけは言いたい

2009-12-26 08:01:32 | 雑談
気がつけばもうクリスマスですね~。
うちじゃあふたり揃って風邪引いて、寝クリスマスというか。
昨日(24日)は普段夜更かしの私もそうそうに寝てしまって、
ぐっすり眠っていたら電話が鳴って、
もしかしてラジオの日を間違えてたかッ!?
と焦って飛び起きたらモンテレイの義兄だったりして、
しかも時計を見ればまだ11時45分ですか。
まあ普段の日なら電話かけるにはちょっと遅い時間だけど、24日はねえ、
普通の人ならまだ起きて、ご馳走でも食べながら談笑してるところですよね。

でもまあ、たっぷりと寝て、たっぷり水分摂って、
あったかくしてたら、一日でほぼ完治しましたけどね。
なんてお手軽~。
これだから、カルメンで風邪やインフルエンザは流行らないわけです。



で、日本時間の12月27日午後5時5分から、NHKラジオに出ます。
えーと、NHK第一放送だったかな?
「地球ラジオ」という番組です。

地球ラジオの公式HPはこちら http://www.nhk.or.jp/gr/

NHKが入らない地域のかたは、リアルタイムでも上記HPで聞けるそうです。
とはいえ、メキシコは深夜の2時過ぎですので、
メキシコ在住のかたで興味持ってくださるかたは、
同サイトの「前回の番組を聴く」というところから、
放送後一週間は聞けるそうです。

生放送なので、本番で盛大に恥かいたりして、
ここで宣伝したことを後悔しないですめばいいんですけどね~。
まあテレビに出演するよりは、深夜で頭ぼさぼさでも、寝ぼけた顔してても
とりあえず関係ないので、かなり気が楽です。

テーマは2009年のニュース。
ボスニアからのかたと交代でお話する予定です。
皆さん、時間あったら聞いてやってください。



で、クリスマスでダンナも今年は珍しく休暇で、
生活が不規則になってしまって更新しにくくなると思います。
すみませんが、これから二、三週間は不定期ということでよろしくお願いします。

ところで、OTTOさんとこの猫ちゃんが明け方のOTTOさんの枕元へ
ステキなクリスマスプレゼントを持ってきてくれた、という話を読んで、
ふと思い出したスレッドがありました。
ん~、どこだったかな、と記憶を頼りに探してみたら、
おおおお! まだあるよ!!

「うちの猫にこれだけは言いたい!」-にんげんの主張

まとめ読みのトップにリンクしておきますので、
「次の5件」というところをずっとクリックしてもらうと、
次々に読めると思います。
そうそう、そうなのよ、お猫様にお願いしたいことってみんな同じなんだよねえ。
と、初めて見たときもお腹が痛くなるほど笑った覚えが。
お願いというか、文句を言いつつも、やっぱり愛情あふれる飼い主さんたちの声。
いいなあ。

というところで、思いついたんですが。
「メキシコ人にこれだけは言いたい!」ってのを挙げてもらったら面白いかも?
メキシコ在住の皆さんは10や20や30は言いたいことがあるでしょうし、
旅行に来ての経験からでも、何でもいいです。
鬱憤晴らしもかねつつ、できれば平和的に(笑)
猫に対する愛情と同じ気持ちで書いていただければ、と。

で、私からいくつか思いつくところを書いておきます。
たぶん、筆頭にあがるであろうのが……

約束をしたら時間通りに来てください。
無理でも30分以上は遅れないよう、努力してください。
それでも無理だったら連絡ください。
遅れるのか、今日はまったく行けないのか、いつ来れるのか、できるだけ正確な情報をお願いします。


その場逃れのヘタクソな言い訳をするくらいなら、
あっさり「できない」とか「間違えた」とか言ってください。
嘘をつかれるほうがよほどストレスが溜まることを理解してください。

できないことをさもできるように吹聴するのもやめてください。

道を聞かれて知らなかったら、知らないと素直に言うほうが
訊いた側にとってもありがたいことをわかってください。

窓口は三つあるのに、ひとつの件に三人頭を寄せ集めて相談しながら仕事するのもやめてください。
それなら最初から窓口をひとつにしてくれるほうが、長くかかる覚悟もできます。


こんな調子で、いくらでも書けそうですね。
皆さんからの投稿、楽しみにしてます。

それでは、よいクリスマスを!!


うまい棒、初体験なのデス

2009-09-25 07:27:13 | 雑談
今日はちょっと変則的な内容でいきます。

昨日、街中に出かける用事があったので、ついでに郵便局に行きました。
郵便局のお姉さんに前から頼まれていたものも渡したかったし。
でも特に何かが届いているという予定はなかったです、まだ。

ところがお姉さん、私の顔を見るなり、
日本から来てるわよ~、と明るく言い放ち、奥へ。
あら、もしやもう届かないと諦め半分の忍者さんの……?
と思ってたら、こんなのが出てきました。



でーーーんッ!

これまで日本からの小包をEMSで受け取ったことは数え切れずありますが、
このオレンジの「緊急」のシールは初めてです。
なぜ緊急?
てか、これ誰から?

サインをしながら差出人を見ると……
ご本人の許可をいただいてますので公表しちゃいますが、
あやたろうさんでした。

あれ、あやたろうさんが送ってくれたのは知ってるけど、あれは……
16日。
届いたのは23日。
ひえ~~~、最短記録ですよ、7日って。
メキシコシティまでは二日か三日ですが、その先が長いメキシコ。
どんなに早くても二週間が普通でした。
EMSというお高い宅急便なのに、ひどいときは四週間かかりました。

それが、7日。

しかも~、なんかめちゃでかいんですけど、あやたろうさん?
送っていただく約束だったのは、本が数冊と、
交通安全のお守り一個、だったはず。

そうです、前に盗まれた車につけてた日本のお守りが、
車が帰ってきたときには消えていて、まああきらめてはいたんですが、
あやたろうさんが、何か日本から、と言ってくださったときに思いつき、
お願いしたのが、代わりとなるお守りでした~。

とにかく大きなこの箱を家まで持って帰って、
ドキドキわくわく、でも開ける前にまず証拠写真。

それから、……開けてみました。
開けてびっくり玉手箱。



びっくりしすぎて、私がお願いしたはずの本は隅に追いやられてますが、
それももちろんしっかり入ってました。
が……、うわあああああ、なにこれ、なにこれ、
ざっくざっくと出てくる出てくる、
玉手箱を開けながら、浦島の亀はおじいさんになるどころか、若返った気がいたしますよ。

しばし、呆然。
あやたろうさぁぁぁ~~~ん!

 昔懐かしのペコちゃん

九州限定、辛味プリッツ 

 素材そのままサツマイモ~

実はこのサツマイモ、
うっは~、おいしそうだなあ、なになに豊富な食物繊維、まろやかな甘味?
むふふふふ、開けてみようかなあ、とにやつきながら
じっくり楽しむために裏を返してみると、
ん……?
被毛がどうしたって???

じっくり読んでみると……なんとッ!
ワンコ用でした。
危ないあぶない、もうちょっとで自分で食べちゃうところだったよ~。

(実は前科ありです、わたくし。
 母が送ってくれたするめみたいなもの、でも余分なものは取り外して
 少しでも軽くする母のおかげで、袋にもいっさい何も書いてなくて、
 えっらい固いし、味もしないし、変なものだなあと思って、
 母に訊いたら、「あ、それ犬用だから」と言われた……。
 どーりで顎がくたびれるほど固いと思ったよ……orz)

あやたろうさん、うちのワンコにまで、ありがとうッありがとうッ!!

そしてですね、これよこれ!



うまい棒。
これまでネット上で何度もこの変な名前は見てました。
いったいどんなお菓子なのか、さっぱり見当もつかないで、
まあ「うまい」んだろうな、「棒」状なんだろうな、とは思ってました。

おおお、それをついに!
初体験!

なんかね、このさっぱり見当もつかない未知のものを手にして、
封を切るわくわくなんて、もう覚えてないくらい大昔に体験して以来、
何十年ぶりだった気がします。

最初はもう、このお菓子の洪水にくらくらして、
どこから手をつけていいかもわからずうろうろしてましたが、
それでもしばらくして徐々に落ち着きを取り戻して、
とうとう決心して一本、食べてみました、うまい棒!

う、うっま~~~~い!

名前にうそはありませんでした、
さすが、日本のお菓子!!

あやたろうさんはうちが喧嘩にならないよう、
ちゃんと全種類を二本ずつ入れてくださったんですが……。
悲しい誤算、てかそんなの計算できるわけないですね、
うちのダンナ、ちょうど昨日から三日間、隣町に出張です。

さて、ダンナが帰ってくるまでに、どれだけ残っているか……?
九州限定辛味プリッツなんて、ダンナに持たせたら全部食べられてしまいそうです。
そうなるくらいならいっそ私が今のうちに……ッ!
でももったいなくていっぺんに食べられない、でも食べたい、
この嬉しい葛藤は今日もまだじわわんと続いております。

もちろんそのほかに入っていた沖縄からのお土産も、
抹茶小豆も都昆布も(これはプルパリンドと食べ比べ用?)わさびもしょうがも柚子こしょうも!
ぜんぶぜんぶ、嬉しかったです~~!

そしてあやたろうさんが選んでくださった神社のお守り、
今度こそしっかり車を、事故から盗難から守ってくださることでしょう。
何しろ小包が無事に届いたばかりか、最短記録打ちたてたくらいですしね!?

もうもうもう、ともかくも、あやたろうさん、ありがとうございましたッッッ!
感謝感激のでした!

ちょっくら手術~

2009-02-19 01:20:39 | 雑談
今回の記事はメキシコ関係ないです。
こんなところで公表せんでもいいかなあ、とも思いましたが、たぶんちょっとまた更新ストップしたりもするし、
これをきっかけに健康診断受けておこう、と思っていただければとも思いますので、一応書いておきます。
女性特有の病気の話で、多少お聞き苦しいところもあるかと思いますので、そういうの苦手なかたはスルーしてください。
というわけで、今回に限り記事の表示形式を一時的に変更しておきます。



ことの始まりは、去年の11月から始まった不正出血でした。
生理と生理のあいだに、茶色い粘性のおりものがありました。
ぜんぜん大量ではなく、トイレの紙につく程度。
12月、1月と繰り返し、2月には量こそ増えないものの、日数は長くなってました。
でも、「不正出血」でネット検索したら、ホルモンバランスの崩れでよくあることらしく、
な~んだ、ワンコと一緒かい、と思った(笑。
まあ私も歳ですしねえ、子供産んでないこともあって、いろいろあるわな。

というわけであまり気にしてなかったんですが、気になることがひとつ。
12月から1月にかけて、体重が減ってる。
友人が来て、さんざんメキシコ料理を食べて、さぞ太っただろうと思って量ったら、
2kg減ってました。
まあ肥満ではない標準体重ではあったけど、「理想体重」よりはやや多めだったんで、
これでかな~り理想体重にはなったんだし、別にいいんだけど。
それにたくさん食べもしたけど、出歩いてピラミッドにも登って、よくしゃべって笑って
エネルギーも普段よりふんだんに使ったしな。
しかし、友人が帰国したのちも、さらに1kg減ってきた、ような。
うちの体重計、あんまり当てにならないんですが、ズボンが緩くなったのは間違いない。

というこの二点で、さすがに癌とかだったらヤだしな~、と重い腰を上げて医者に行きました。
おりしもバレンタインデー、ダンナにはステキなプレゼントしちまいましたね。
まず、かかりつけの医者に行ってその話をしたら、触診。
あ、下腹部の左側がめっちゃ痛いです。
卵管炎症起こしてますねえ、ということで、薬を処方。
でも「癌検診は? パパニコロウ検査は? 乳癌検査は? 予防注射は?」と訊かれて
えーと、一度もやってません。予防注射ってなんのですか?
予防注射は、まあ肝炎とか破傷風のことらしいです。
あー、メキシコ来る前にドイツで一回やったきりですね(14年前)。
その他の検査は生まれてこのかた一度もやってないかも。
で、がっつり怒られました。
超音波検査やってくるように! と言われて、同じ建物にある検査室へ。

超音波検査は膀胱をいっぱいにしてやるので、水を1リットル飲まされます。
実はこの日、見たいサッカーの試合があって、予約録画しておけばいいやと思ったら
出がけにセットを忘れて、しまったぁ~!
で、早く帰りたかったので、飲んで割とすぐに検査室へ。
そしたらちゃんと見えない、けど、ん~なんかあるなあ、と言われ、
ダメ、もっぺん飲んで、ちゃんとおしっこしたくなってから来なさい、と。
で、サッカーは諦めて、しっかり膀胱を膨らませてからもう一度。

「なんかある」のは子宮筋腫でした。
あとでいろいろネットで調べたら、複数できるのが普通なので、
腫瘍一個ずつの大きさではなく子宮全体の大きさをいう場合が多いそうです。
で、私の子宮は、幅148.1mm、前後の厚さ85.3mm、縦105.3mm。
と超音波の所見に書いてありました。
うーん、「非常に肥大している」って書いてあるけど、これってどのくらいでかいの?

とこれまた調べてみたら、普通の子宮ってニワトリの卵大なんだそうですね。
長さ7cmくらい。
私のは……ちょっと扁平なダチョウの卵くらい。
どーりで、お腹が出てると思ったよ……(でも単なる中年太りだと思ってました)。

超音波の先生からすでに手術宣言です。
歳も歳だし、子供も別にほしくないようだし(ほしくてもたぶん無理だが)、
子宮全摘手術ですね。
良性だから心配はないけど、でかいよ~、と言われる。
お腹、ゴロゴロしてるの感じなかった? 感じたけど、ウン○かと思ってました……orz
排便困難とかは(腸が圧迫されるらしいです)? 便秘って別に普通だしなあ。
頻尿は(膀胱が圧迫されるらしいです)? 別にないです。
生理は普通? 普通です。
へー。とか言われる……。
どんだけ鈍いねんッ、てことですか。

帰ってからネットで調べると、まず子宮筋腫なんて珍しくも何ともないもんでした。
ただし、普通はちゃんと健康診断とか受けていて発見されて、
せいぜいで腫瘍が2,3cmとか、5cmとか、8cmとか……。
もちろん私並みに鈍い、もとい、タフなかたもいらっしゃるようですが。
で、小さいとホルモン調整とかで成長を押さえたり、
腫瘍だけを切り取って子宮は残すようにしたり、できるみたい。
まあ私の場合はどー見ても手遅れ、子宮も別にいらんし~。
にしてもこんなにでかくなるまでホントに気がつかなかったのか?
自分でも不思議なんですが。

普通に現れる症状としては、

1.月経の過多出血
うーん、出血はここ半年ほどちょっと多いかなあとは思ってたけど困るほどじゃなし。
レバー状のおりものもありましたが、これはもう20代のころからあったし。
むしろ若いころは周期が長くて40日、生理そのものは10日ほどもあったのが、
歳のおかげかちゃんと30日周期で、生理は3~4日で終わってました。
一番ひどい日だけ、頭痛と肩凝りがしてすごく眠かったり。
でもそんなの、普通だと思ってたよ。
一日経てば治ることだし~。

2.頻尿、排便困難
上にも書いたように、ないです。
持病の便秘以外は。
しかも便秘も私の場合、なんら困ることもないのでした。ただ、出ないだけ。

3.腰痛
言われればあったかも。
運動不足のせいだと思ってました。
足がたまにしびれることもあったけど、これも運動不足~と思ってた。
神経が圧迫されるらしい。
もっともこれは手術終わってみないと、ホントに単なる運動不足かもね。

4.鉄欠乏性貧血
これが言われてみて、ああ!と思った唯一の症状。
最近パソに向かっていても軽~~い目眩がしたりしてました。
たった今書こうと思った単語を忘れてぼ~っとしたり、
人様の名前を間違えて書いたことも二度三度。
でも……血の巡り悪いのはいつものことだしな~、と思ってた。
単なる寝不足かと。
集中力がなくなっていたのも、このせいだろうと思います。
サッカーの試合に以前ほど集中できず、試合が面白くないからや~!と思ってました。
違ったのか……。いや、どっちかわかりませんが。
そうだったのか!と気がついたここ数日はチョコレート食べてます(笑。

というわけで、ほんっとに人によって、また筋腫のできる位置や大きさによって
症状の出方はいろいろなようです。
思い当たるところのある人は健康診断、受けましょう~(お前が言うな?)。

私のほうは、今日、尿検査と血液検査。
貧血がひどいと、まずそれを治療してから手術になるそうです。
これまではプライベートの医者にかかってたんですが、
それだと診察料に検査料、これからは入院費と手術代がかかってくるので、
ダンナの会社の保険でまかなってもらうべく、会社の付属病院に行くことにします。
ですので、まだ手術の方法とか日取りとかは決まってませんが、
たぶん日本の体験談とか読んでいる限りでは二週間くらいの入院になりそう。
いやあ、どれだけお腹がすっきりへっこむか、今から楽しみです。

まあ今日明日にも手術しなけりゃ!というもんでもなし、
メキシコのことなのでどんな段取りになるのかわかりませんが、
まあわかった時点でここのコメント欄ででも報告していきます。
ブログ更新もできるあいだはしていきます。
ただまあ確かにこのところちょっと貧血がひどい感じではあって、
よく頭がぼうっとしてるので(いつものことか?)、
てきとーに無理せずゴロゴロとしていようと思いますので、
更新やお返事が遅れてもご容赦ください~。



これだけでは寂しいので、ダチョウの卵の写真を探してみました。
こちらのかたの写真とか、大きさがわかりやすいかと(「動物園の一日」)

キュートなダチョウの写真はこちらとか(「Lala live 2」)
か、かわいい……!

そう言えば昔シティで乗ったタクシーの運転手さんが、
ダチョウ農場をやろうと思ってるんだ~、という話をしてくれました。
む、シティじゃなくてオアハカだったかな? チアパスだったかな?
卵も羽も肉も使えて、効率よくて、育てやすくて云々。
まあメキシコ、場所ならたっぷりあるし、気候的にもアフリカと近いだろうし、
実際すでにダチョウ育ててるところ、あるようですね。
あの運転手さん、ダチョウ農場の夢は今ごろ叶ってるんでしょうか……?
なんてことも、ふと思い出しました。




そうだ、メキシコ在住の日本人女性の読者もおられることですので、
関連用語のスペイン語も書いておきますね。
お役に立てれば幸い。
必要なければもっと幸い。

子宮筋腫 mioma/miomatosis uterina
子宮   u'tero/matriz
卵巣   ovario
卵管   trompa
良性腫瘍 tumor benigno
悪性腫瘍 tumor maligno
貧血   anemi'a

癌検診   examen de ca'ncer
パパニコロウ染色 papanicolaou
乳癌検診  mamografi'a
予防注射  vacuna
肝炎    hepatitis
破傷風   te'tano
超音波検査 ultrasonido
レントゲン rayos equis(X)/radiografi'a

ではでは、皆さんも健康には気配りを~!

暗号を解読

2008-11-16 08:38:56 | 雑談
今日はちょっと雑談を。
よく見かける間違いや話題に、メキシコの地理的な位置があります。

地理的には、メキシコは「北米」です。
が、よく中米と間違えられたり、ひどい場合には南米にされてたりします。

文化的には、確かにカナダ・アメリカ合衆国と一線を画していて、
メキシコ以南を「ラテンアメリカ」とするのは正しいと思うんですが。

以前NHKに出演したときも、その点でだいぶ説明しなくてはなりませんでした。



グーグルマップから借りてきた地図ですが、クリックして拡大してください。
赤い●をふたつつけたところがありますよね。
メキシコが人魚の尻尾のようにくびれたところ。
ここを「テワンテペック地峡」と言って、
ここが「北米」と「中米」の境目だそうです。

つまり、私が住んでいるユカタン半島に近いところは、
メキシコでも中米に入る部分です。

が、メキシコ全体を見れば、そのほとんどが「北米大陸」にあることは
納得していただけるでしょう。

ついでに青い●をふたつつけたところは、
当然ですがパナマ地峡で、ここが中米と南米の境界線となります。

なんでこんなことを急に言い出したかというと、
ナショナルジオグラフィックのサイトにこんな記事が載ったからなんですね。
南米の古代文明、アステカのダンサー

ちょっと待て、いくらアステカが勢力を誇っていたと言っても、
南米までは到達してなかったんでは……?
と思って記事を見に行ったら、まあ南米関係なかったですけどね。

天下のナショナルジオグラフィックがそんなこと間違えてどーするよ、
などとブツクサ言いながら、記事本文中にもリンクがありますが、
同サイトの「国情報」から「メキシコ」を見てみると、
その第一文が「メキシコは、北アメリカ大陸の南部に位置する」なんですよね。
わかってんじゃん。

ところでですね。
このナショジオのメキシコ紹介をざざっと読んでいて、一番下。

識字率 92%

にびっくりしました。
マジですか!?
それ、メキシコ政府の発表した数字とかじゃないですか?
でもって、それって

  あなたは読み書きができますか

    はい    いいえ


なんてえアンケートの集計結果だったりするんじゃないでしょうか?

私が住んでいるのがオアハカ、チアパスに続く貧困州だからかもしれませんが、
私の受ける感じでは、識字率、もっと低いです。
これまで何人もお付き合いしてきた掃除のおばさんたちも、
数字は何とか読めるけどそれ以外はいっさい読み書きできない、とか、
読むのは何とか読めるけど、書くのはぜんぜん、とか。
町の銀行で自動引き出し機だの、電話の支払いを自動で済ませる機械だので
何をどうしたらいいかわからず立ち往生している人に遭遇しますし、
中には暗証番号を書いた紙を私に見せて、お金を引き出してくれという人もいます。

まあそこらのメキシコ人より、外国人で女だから、私が特に頼まれやすいのかも、
ということを考えても、識字率が90%超えてるとは思えない……。
向かいのおばさんですら、決して貧乏ではない、むしろイギリス系の白人だという人ですが、
字を書くときはものすごくゆっくりと、考え考え、まさに金釘流。
最初はリュウマチとかで手が動かないのかと思ったくらいです。
まあでもこのおばさん程度なら、充分読み書きできるほうに計算されてるんでしょうけど。

この 92% という数字がどこからどうやって出てきたのか、
ちょっと知りたいと思ったことでありました。

しかしその一方で、プリペイドの携帯電話の普及はすごく、
うちの掃除のおばさんもジャカジャカジャン♪と賑やかな音楽の鳴る携帯を持ってます。
で、都合でうちに来られないときはメッセージを送ってるんですが。

携帯のボタンでスペイン語を綴れること自体がすでにすごいんですが、
これが……毎回解読に苦労するんですよね。
たいてい前半は何となくわかるんですが、後半で考え込んじゃう。
ダンナに見せると、まあ30秒くらいで解読してくれます。
それもまたすごいと思う。
言われてみれば、ああなるほど、おばさんのしゃべり方をそのまんま
字にして並べたらこんな感じかなあ、と納得するんですが。

興味のある人は、一部を無断転載しておきますので
解読してみてください。

メッセージその1
Di s cu pe me si e
tomal me du e le
mu cho la ka be sa
si kie r boyoma
nana

メッセージその2
Se llora xxxxx(私の名前) boy
abrabajar o boy
manana por que
meto placha

メッセージその3
Pu e do iri ma n ana
co te me

メッセージその4
Dircu peme pero n
o pue do ir mi ni na
es ta ene fer mi ta
la bo a ye bar
aldotor

メッセージその5
Di kulpeme n o
teni pe sa sa li ri pe
ro n o pu e do iriyo
ye go ko m o a la u
na de la ta rde

この5本目にいたってようやく私も自力で解読できました。
なんかこう、ちょっと、石碑でも解読してるようなワクワクなんですよね。
というか、普段ふつうに対話している人のスペイン語なのに、
表記するとここまで違ってくるのかっていうのが
新鮮な驚きというか、面白いというか。

でもやっぱり読み書きがこのおばさんくらいであっても、できるというのは
とても大事なことだと思います。
以前チアパスから来ていた人は本当にぜんぜん読むこともできなくて、
2歳くらいの男の子を連れてきてたので、
暇を見てその子にはちょっと教えたりしたんですが、
本当はおばさんにも教えたかった……。
仕事もものすごくきちんとしてくれる人だったので、
もっといてくれたらよかったのに、と今でも懐かしく思い出します。

3分で50円か、1時間で5000円か

2008-09-28 07:30:41 | 雑談
私は慢性の肩凝り症なんですが、
ダンナもここ数年仕事のストレスか、マッサージ大好き人間です。

私の場合、メキシコ人の生半可なマッサージなんかまったく効かなくて、
お金払うだけバカバカしいようなもんなんですが、
メキシコ人ってマッサージ免疫が低いのか、
あんなナマクラマッサージでもけっこう効くらしい。

私は揉むほうもけっこう慣れてるんですが、
メキシコ人を揉むとたいてい悲鳴を上げられます。
きついらしいです。
んなのできついって言ってる程度じゃ、大した凝りでもないだろ~、
と私はいつも思います。

で、私は自分の凝りは、まあいろんな体操とか整体とか
日本でもらってきた肩揉みグッズでやり過ごし、
どうしてもそれではダメなときは一時期マッサージに行ってました。
ひとりだけ、すごくしっかりやってくれるマリーって人がいて、
彼女はほんとに骨の髄まで揉んでくれたんですよねえ。

ところが彼女もだんだんサボることを覚えて、
インド式だの、何とか方式だの言って背中に石を並べたりして揉まなくなり、
でも、そんなので私の凝りはごまかされません。
しかも時間にルーズな人で、予約して行ってるのに2時間とか待たされる。
それも別の人のマッサージが長引いてとかいうならまあ仕方ないけど、
なんか仲間内で遊んでるのか何なのかよくわからない状態で待たせる。

それで頭にきて、行かなくなりました。
その後どうしても我慢できないってことも今のところないです。

が、ダンナのほうは数ある(あるんですよ)マッサージサロンの広告を見るたび
「あそこ行ってみる!」と飛び出してゆきます。
はいはい、行ってらっしゃい。

そのダンナが、耳寄り情報~、
私たちもよく行くプラザに、マッサージ椅子があって、
コインを投入して使えるって言うんですよね。

へえ~、日本のデパートでマッサージ椅子のお試しがあって、
アレは気持ちよかったよねえ。
座るとまずこちらの体型をチェックしてそれに合わせて位置を調整し、
ふくらはぎまで揉んでくれるスグレモノでした。
すっげえお高かったけど。

あんなのは期待しないけど、
物は試しと行ってみました。



5ペソで3分、10ペソで6分だそうです。
ふくらはぎまではありません。
私も3分だけやってみましたが、
お尻のあたりは細かい振動がきますが、それだけ。
主に背中から首筋、後頭部までを上下に揉んで叩いてゆすってくれます。

ダンナは例によって、「うっひゃ~、きつい~」とはしゃいでましたが、
私は、ふーん、まあまあかね?

終わってみると、わずか3分でも、そこそこ背中や首筋は軽くなってます。
これがいつまで持つか、はわかりませんが……。
緩いマッサージだと、一時間もしないで凝りが戻ってきますが、
今のところまだ大丈夫みたいですね。
やっぱり機械だから、力だけはあるよな~。

「ところで、ダンナ、さっきマッサージサロンに電話して、
 5時とか何とか言ってなかった?」
と訊いたら、
「言った」

そのサロン、いくらなの、って訊いたら500ペソっていうんですよ!
ひぇ~~~~!
私がマリーにかかっていたころは300~400ペソくらいが相場でしたけどねえ。
そりゃあ一時間みっちりだし、人の手でやってくれるんだから
機械的に全体ではなく、凝ったところを集中的にほぐしてくれる
……とも限らないところが問題なんですが。

そんな大金払うより、この椅子に毎日3分とかかかるほうが
よっぽど効果的なんでないの?
安上がりだしさぁ~。

まあマッサージは数少ないダンナの道楽(?)ですから、
家計を圧迫するほどでなければ、別に行ってくれていいんですけどね。

しかし……500ペソ分、この椅子でやってもらったら、
5時間ですよ!
体ガタガタになるかもね~。

できればこの椅子、しばらく機能しててほしいもんです。

メキシコのお墓

2008-04-22 04:50:44 | 雑談
日本の隅っこ」も無事終了しましたが、
その中で、日本のお墓が面白いと紹介。

で、先日ちょっと時間のあった週末に、ふと通りがかったカルメンの墓地に
見学に行ってきました。
墓地というより、霊園といったほうがいいのかな。
スペイン語ではpanteon(oにアクセント記号)です。



カルメンには二ヶ所あります。
実は、それぞれ知ってはいたんだけど、今回行くまで
きちんと区別がついてませんでした。
この入り口の門がちょっと似てるからかな?

まず最初に行ったほうは、門から入るとまっすぐに伸びるメインストリート?
そしてそこから左右に、

 

こんな感じになってます。

ここは一律、三階建て。
たま~に、ちょっとお金持ちとか名門一家のお墓があって、



こんなふうに独立したお墓になってます。
この写真は、私たちも知っている一族のものでした。
カルメンはちっちゃいので、ちょっと名士だと誰でも知ってるもんです(笑。

メインの中央を歩いていくと、奥にはちょっと違う感じの区画があって、



もう少しランダムになってました。
でも道らしい道はついてなくて、けっこう草ぼうぼう?
まあもちろん、奥になるほど行く人も少なくなるわけですが。

そしてメインストリートの正面はこんな野原で、



向こうのほうに十字架がぽつぽつと立ってるの、見えるでしょうか?
これは……たぶん資金力の違い?
と思いつつも、実は私は、こういうのが一番いいなあ、と思ったりして。

というか、ですね。
この三階建てで並んでいるアパート、要するに棺おけにぴったりの大きさなわけですよ。
まっすぐに寝かされてコンクリート詰めって、うーん、どうなんだろ?
まあ死んじゃってるんだから、別にどっちでもいいっちゃいいんですけどね。
何となく、気分としては素直に土に帰りたいかもな~。

さて、もうひとつのほうは、と行ってみると、これがまた
ちょっと雰囲気が違って、もっとおしゃれ?



何となく、それぞれ個性を追求した感じになってます。
まあ端のほうには一律アパートもありましたけど。



 これも一族っぽい

 

いろんなタイプがあります。

 空き家

 なかなか涼しげ

というか、これと同じタイルのトイレとかシャワーのところありますよね。

こちらの霊園のほうが、木が多くて、鳥の声もにぎやかで、
そして、どん詰まりにはイグアナもいました。

 イグアナのお墓参り

このイグアナ、ホントにここで首を上下させて、
お参りしているような感じでした。
邪魔しないように遠くからズームで撮ったけど、
こういうときやっぱりズームのもっと効くカメラがほしいよなあ。

ところで、この霊園ではランニングシャツのお兄さんたちが働いてました。
草抜きとかしてるんだろうなと、あまり気に留めてなかったんですが、
帰りに近くを通りがかって、そこに置かれた手押し車に
どーん、と乗っけられたブツをよく見ると……

横っ腹の丸い金具に複雑な模様がついて、丸い輪っかがついている。

え、これ、もしや……棺おけですか?

金属でできてましたが、相当錆びて、朽ちてました。
中は……土くれとゴミが入ってましたけど……。

うーん、その辺、どうなってるんだろ、
もう家族も子孫もいなくなって、誰も手入れしないところは、
こうして掃除しちゃってまた次の人に?
そうでないと、どんどん増えていくばっかだもんな。
でもメキシコは火葬はほとんどしないと聞いているし、
こうやってお墓に入っている遺体って、どうなるんだろうか?
いくら密閉されていてもやっぱり自然に朽ちて崩壊?
それともミイラ化?

まあ金属の棺おけってやっぱり珍しいらしいので、
金具部分のすばらしかったであろう細工を見ても、
これはそれなりの身分の人だったのかもな~、なんてことも思い……
何となくドラキュラとか思い出したりもして。



ずっと以前、シティで語学コースに通っていたころ下宿していたおばさんが、
11月の死者の日に霊園に連れていってくれたことがあります。

話せば長いことながら、このおばさん、元軍人さんで、
偉い軍人さんの、愛人をやっていた人、らしい。
アデナウアー(だったっけな?)と握手している「ご主人」の写真とかありました。

おばさんの若いころの写真を見せてもらったこともありますが、
うーん、今のぶっといおばさんからは想像もつかない美女でありました。

で、愛人だった立場から、そのご主人のお墓には、正式な家族が錠前をかけちゃって、
お参りもできないとか何とか、まあいろんな話を聞かせてもらい、
外からだけおまいり。

それはまあいいんですが、そのシティの霊園はもっと広くて豪勢でした。
有名な喜劇俳優カンティンフラスのお墓とかもあったから、
やっぱり相当お金持ちと有名人が集まるところなんでしょうね。



さいごについでに、霊園で思い出した写真、
2003年に車でモンテレイに行ったときのものですが、
うちのダンナのお父さん、私がこっちにくる前に亡くなっていて、
私は面識ないんですけど、
ダンナも実はお父さんのお墓に行ったことがないとかで
(ここはここで、またいろんな家族の事情が 笑)、
このときは車だったので、一度ぜひ、と行ったんですよね。

それがまた、モンテレイから外れて村から村へと辿りたどり、
シエラマドレがどんどん近付いてきて、
やっとたどり着いた村の、そのまた外れのオレンジ農園の小道をガタガタと揺られ、
コヨーテの遠吠えを聞きながら着いた、お墓がここ。



うちの犬を連れていたので、一応まずかろうということで
私とワンコはちょっと外で待ってたんですが、
お父さんのお墓がどこだか見つからない~、というので、
結局入って一緒に探しました。
でも……見つかりませんでした。

あとでダンナがお兄さんに文句言ってましたけど、
せめてどの辺りなのか、地図でも書いてもらえばよかったのに。
そんなに広くはないんですけど、
ここは土葬で、十字架に名札がぶら下げてある形式で、
まあ普段手入れしてないほとんどのところは荒れ放題。
名前もなくなったような十字架もたくさんありましたしね。

でも、私には、こういうところに行ったというだけでも貴重な体験でした。
なんかあの辺は、ぜんぜん空気が違うんですよね。
でもそういう話はまたいつか。

幽霊なんか写りそうにない(デジカメには写らないという話もあったけど)
メキシコの霊園でありました。

アンケート:外国に長くいすぎたなと思うとき

2008-02-03 13:43:25 | 雑談
今朝、こんな記事を見つけました。
外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき

なかなか笑えます、かなり笑えます。
それから、うーん、と我が身を振り返ってしまいます。
まあ、いろんな意味で。

それで、この記事を扱っている別のところでも
ないのかな、と言われてましたが、

「日本人が「外国に長く居すぎてしまった」と実感するとき」

ってのはどんなのだろう?

というわけで、私が思いつくいくつかを挙げてみます。
実は月曜から二週間ほどちょいっと旅行に出るので、
そのあいだ更新できません。
ので、皆さんもできたら思いついたものをどんどんコメントしてくれると嬉しいです。

◆ 日本に帰って、そんなに混んでない電車の中でスーツケースをしっかり足のあいだに挟み、取っ手を両手でがっちり握っているのは自分だけだ、と気がついたとき。

◆ 混み合った電車の中でサラリーマンのおじさんが書類かばんを網棚にひょいっと上げて、あとは目もくれずに本を読んでいるのを見て、「おいおいおい、おっちゃん」と思ってしまったとき。

◆ タクシーのドアが音もなく自動で開いて、思わず後ろに跳び退ってしまったとき。

◆ タクシーの運転手が白手袋をしているのをまじまじと眺めてしまったとき。

◆ 自動販売機からきっちりおつりが出てくることに感動したとき。

◆ 自動販売機がしゃべるのに思わず返事を返してしまったとき。

◆ 実家で電話に出て、つい「ぶえのー」と言いそうになったとき。

◆ 「メキシコではね~」とメキシコの話をしようとするとスペイン語になるとき。(これは日本ではなくドイツで起こった現象でした、言葉が近いからと思われる)

◆ 車がバックするときピッピッピッと音がするのにびっくりしてしまうとき。


まあ日本に帰ってびっくりしたことを挙げていけばキリがないので。
今度は海外編。

◆ 職人さんが時間どおりに来ないのを当然だと思うようになったとき。また時間どおりに来たら逆にびっくりするとき。

◆ こんな色合いでもぜんぜん派手とか思わなくなったとき。

 
メキシコシティ人類学博物館にて撮影

◆ こんなじいちゃんばあちゃんをステキ、と思ってしまうようになったとき。


メリダにて撮影

◆ こんな風景が何時間も続くのを当たり前だと思っているとき。



◆ その中でこんな人工物だけの風景に出くわすと、おおおお~~、と感動してしまうとき。



◆ 家の中にアリ・ナメクジ・ムカデ・サソリその他がいても普通だと思っているとき。窓の外にイグアナがいても当たり前だと思っているとき。

 
我が家のチビイグアナたち

◆ メキシコ人に比べたらぜんぜん太ってないよね、うん大丈夫、とお腹のたるみをつまんでしまうとき。



……。
これまたキリがありませんが、ま~だまだありそうですよね。

海外に暮らす年数だけが関係してくるわけではないと思います。
初めて来た国でも、不思議となじんじゃって、日本の習慣なんか忘れる、
という場合もあることと思います。
てことで、海外の皆さんはもちろん、日本在住の皆さんも、
何かあれば遠慮なくどんどんどうぞ!

旅行中はネット閲覧はたまにできると思いますが、
お返事まで手が回るかどうかはわかりません。
でも帰ってきたらお返事させてもらいますので、
どうかよろしく!!

禅キーボード

2007-03-02 03:47:31 | 雑談
サボっててすみません~。
あげくにこんなネタなんですけど。

ちょっとパソ環境をもう少し何とかしようと思って、
いろいろ画策中なんです。
で、今日はメモリ増設をするために街中のお店に行きました。
ついでにノートパソの修理も頼んでみる。
ダメだったら新規購入、かなあ。
と思って、おいくらくらいするものなのか偵察にも行きました。

まあノートパソは修理の具合次第なのでまだわからないんですが、
そう言えばキーボードがもうだいぶヨレヨレだったな、と思って
店の棚を眺めてみました。

皆さんお察しだと思いますが、
私、日がな一日パソに向かってます。
よって、マウスとキーボードはほとんど消耗品。
最近、中国製のがすごい勢いで出回ってますよね。

私は手が小さいので、マウスでも普通サイズだと大きすぎて
手が痛くなるのでイヤ。
ノートパソコン用の小さいのが好きです。
でも中国製、安くていいんだけど、ちょっとチャチかも。
割とすぐに壊れます。
半年から一年に一度くらい。
で、中国製じゃないマウスはないのか!
と思って一度探したんですが……
ありませんでした
あれもこれもそれもどれも、み~~んな中国製。
中国産業、恐るべし。

で、キーボードも、ストロークが浅いのがいいです。
ノートパソを3年ほど前に初めて使ってみて、
そのコンパクトさとストロークの浅さ=打ちやすさに感激。

それで今のパソを買ったとき付いてきた安物キーボードは
当然気に食わなくて、新規に購入。

でも、それも二年ほど使ってたらキーが一個取れちゃいました。
矢印キーなので、右端の数字キーをブロックして代用。
ちょい面倒だったけど、慣れてしまえばなんとでもなる。

ということでずっと壊れたまんま使ってたんですが、
今日お店を見てて、まあキーボードも新調してもいいかなあ、と。

で、見つけたのが、こんなの。

 

ZEN EDITIONですよ!
こっそり中国製より、このくらい堂々としてると、いいですねえ。

キーボード、安いのだと120ペソくらいからあるんですが、
そういうのはいかにも安物~、で、手触りもストロークも問題外。
高いのは600何十ペソとかありましたけど、
この禅キーボードは449ペソでした。
まあ中の上くらい?

でも、「ソフトタッチ」って売りで、
キーが薄いです。
それも気に入った理由のひとつ。

店の棚でガサゴソと勝手にいろんな箱を開けて、キーまで確認。
袋の上から「テストテストただいまテスト中」とか書いてみる。
店の兄ちゃんが、「何かお探しですか」って声かけてきましたけど、
見りゃわかるでしょうがそんなもん!
でも、「いや~、見てるだけなんで」とか言っちゃって、
さらにガサゴソ。
ゴキブリと化した亀。

で、まあ安くはないけど毎日何時間も使うもんだし~、
てことで、結局一番気に入ったこの禅キーボード購入~。



おお、黒光りしてきゃでらっくのようじゃ~。
パソにセットしたら、さっそく埃がくっついて目立ちますが……。

これまでのは、お疲れさま~。



ちょっとね、手がいつも当たるところがハゲハゲになってたりして、
だいぶ惨めっぽくなってました。
右矢印キー、今でもついつい数字キーのところまで手を伸ばしそうになります。

ちょっとキーの微妙な大きさや配置が違うので、
まだ間違って打ったりしますが、
すぐに慣れるでしょう。

さて……。
キーボードで書いたら、
どんな素晴しい文章が書けるかなあ~~?

しかし、箱の裏とか見ると、メインはハングル文字なんですよねえ。
メイド・イン・チャイナではあるんだけど……。
と思ったら、サムソン・コーポレーションって書いてますね。
なるほどね。
最近は中国にまで韓国資本が伸びてるんでしょうか。

まあ何にしても、これからこのキーボードで
ますます深遠で高尚な文章が……書けることを祈ってます。

メキシコの蚊対策

2007-02-07 04:21:46 | 雑談
いつかはネタにしようと、写真を撮り溜めてはいたんですが、
意外な反響をいただいたので、取り上げます。

蚊取り線香の話。

ドイツで9年間、蚊知らずの生活を送っていたころにやってきた1991年のメキシコで、
私は食われに食われて、ブツブツ、カサブタだらけ、
当時まだ小さかった姪っ子に
「ティア(叔母さん)は皮膚の病気なの?」とまで言われてしまいました。

今でこそ、すっかり慣れてしまって、
食われてもそのとき腫れて痒くなるだけ、
その後はほとんど忘れていつの間にか消えてますが。
(でも夜刺されると、やっぱり痒くて目が覚めてしまいます。)
当時は、もう死ぬかと思うほど痒くてカユクてカイクて、たまりませんでした。

そんな私の訴えに、ダンナが提案した対策。
それは、これでした。



はぁぁぁ!? 
ドイツ語がちゃんと通じなかったんかしらん?
あの~、私はの話をしてるんですけど。
と半信半疑、白い目を向ける私に、
ダンナが
「風でさ、蚊はふらふら~~~と飛ばされて、刺せない」
と、手をひらひらさせて自分の上体を傾け、
飛べない蚊を演出しながら説明してくれたこと、
今でも鮮明に覚えておりますよ、ハイ。

それは……とってもエコロジーな対策だと思うけどさ。
これまた今でこそ平気になってますが、
当時の私は9年間のドイツ生活で、扇風機などというものに縁がありませんでした。
暮らし始めたメキシコの暑い日中、扇風機無しでは過ごせないけど
(当時はすご~く貧乏だったので、クーラーなんて夢の夢)、
でもあのコンスタントに肌に吹きつける圧力には
一種拷問のようなストレスを感じていたもんです。

でも夜はシーツをかぶって扇風機をつければ、
多少の暑さは我慢できる(できないこともありましたが)、
シーツが蚊よけにもなる、と一石二鳥(そうか?)。

蚊取り線香ってドイツにもないので、言葉で説明しつつ、
そういうもんってないの?と訊いても
ダンナは「ない」と言い切ったもんです。

そこで、私が移住して数ヶ月で訪ねてきた母親に頼んで、
日本からキンチョールの蚊取り線香を持ってきてもらったら、
その母の滞在中に、近所の子供が緑色の渦巻状のものを持って走っているのを目撃。
なんだ~~、あるじゃないか!
ということになったんですけどね。

メキシコの蚊取り線香、いろいろメーカーはありますが、
今現在うちにパックがあるのはこれだけでした。



これはしかし、あまりお薦めしません
煙いわりに、効果がないような気がします。
真っ黄色のパッケージのRaidのほうが、まだしもかも。

でもどちらにしても、パッケージをよく読むと、
どこにも「蚊を殺す」とは書いてないんですね。
「蚊を追い払う」と書いてあるのみ。

えええ~、商売上手なやり方だなあ!
だって、殺さなければ
その蚊が家の中にいる限り、次の晩もつけるしかないじゃないですか?

しかし、いただいたコメントにもありましたが、
ど~もこのメヒコ製蚊取り線香、健康にはよろしくなさそうなんです。
煙いし、そのくせ蚊は平気で飛んでたりするし、
あげくに喉が痛いのは人間だったりするし。

しかも、これまたコメントにいただいたように、
絡まった二本がものすごくくっついていて、
おまけに太さが均等じゃなく、渦巻きもさりげなく歪んでたりして、
引き離すのがすごく大変。
ぽっきり折れちゃうことも珍しくありません。
そういうとこ、日本の製品は神経質なほどきめ細かく
使いやすさを追求してますよね~。

で、メヒコ製蚊取り線香の効用に疑惑を押さえきれなくなったころ、
日本からまたもや送ってもらったことがあります、
キンチョールの蚊取り線香。
おお~、懐かしいよ!!
香りも、夏の思い出~~、って感じです。



使いきったあともときおり眺めて懐かしもうと思って
写真撮っちゃいましたよ。
匂いが記録できないのが残念~。
日本のは、灰の落ち方まで均等で美しかったであります。

しかしですね~、箱をじっくり眺めても、成分はどうも一緒らしい。
日本のは「ひゅ~~~て落ちるよ」(母・談)なのに、
メキシコの蚊は強いのか!?

日本の蚊取り線香、喉が痛くなるなどはなかったので、
メヒコのよりよかったですが、
効果のほうは……よくわかりません。

でも、日本の蚊取り線香を使いきったあと
また仕方なく使っていたメキシコ製蚊取り線香。
ある日、ふと目にした光景に、びっくりして証拠写真。

  拡大 

蚊が、蚊が……死んでるよ~~~!

いや~、でもね、これはきっと、
もう寿命で自然死しただけでしょう……。
たまたま、蚊取り線香の横に落ちたに違いない(とことん信用してない)。

だって、今まで、もうもうたる煙をゲホゲホと我慢しながら寝ていて、
耳元にぷぅぅぅぅぅぅん……という、
あのにっくき羽音を聞いたことが何度あるか……

そして、昨日も書きましたが、最近渦巻き線香を売ってないのと、
コンセント型のを持ち歩いている友人のお薦めの言葉で
買ってみた、停電の夜には役立たずの代物(ま、扇風機も同じですが)。



今は蚊は多いものの(雨降るから)、そんなに勢いがないので(寒いから)、
一応これで安眠できてるようです。
こないだ、差し込んだはずなのに、ぷぅぅぅぅぅん、と来やがって、
む……!と思ったんですが、
翌朝見たら、差し込みが甘かったらしくて、点いてなかったのでした。
お知らせランプがあるタイプのほうが確実かもな~。



ところで、メキシコ南部には、チャキステ chaquiste と呼ばれる
恐ろしき虫がいます。
その大きさは網戸の目を軽々とくぐり抜けるほど小さく、
小さな点としか見えないその体で人様の血を吸い、
通常の蚊よりもひどく長く続く痒みと腫れを残していく、というもの。
地方によって名前が違うようです。
よそでの名前は忘れました……。

コイツラのいるジャングル地帯などでは、
長袖長ズボン、虫除けスプレーというくらいしか対策がないかも。
夜は……蚊取り線香も効かないというメキシコ人友人の実験結果もあるので、
どうしようもないですね



そうそう、この前シマちゃんと行ったカラクムル、
シュプヒルのホテルに、蚊帳がありました。


ベッドに寝転がって内側を撮ったところ。

メキシコで初めて見たので、びっくり&感動~。
ダンナも感心して、帰ったらうちでもこれ作ろう!とか言ってましたが、
まあ、例によってそれきりになってますが。

シマちゃんによると、チアパスのほうでは珍しくなくて、
ベッドの大きさに合わせたさまざまなサイズのを、担いで売り歩く人がいるそうです。
羨ましいな~。
今度チアパスに行くことがあったら買おうと思います。

チャキステも、これなら通れないかもしれない……。



もうひとつついでですが、
この前紹介した、不思議な蚊よけ

先日テレビを見てたら、何かのCMでアニメで、
これが出てました。
蚊ではなく(コメントにいただいたように)ハエでしたが、
ぶらさがったビニール袋の水に大写しの自分にギョッとして、という
レストランの説明どおりのシーン。
もう一度やってたらテレビ画面を撮影してお見せしようと思ったんですが、
見るチャンス、あるかなあ。
何のCMだったかも忘れました(笑。

カメラの購入に迷う

2006-08-15 06:36:47 | 雑談
暑いですなあ~~。
世間の暦は「残暑お見舞い」の時期らしいですが、
とんでもないことです。

まあメキシコでも一番暑いと言われるのはだいたい5月ごろの
セマナ・サンタ(聖週間)の時期ですが、
このころの暑さというのは、乾燥しきってギリギリと肌を刺すような暑さです。

今の時期はすでに雨季に入っているので、
まあ雨が降れば涼しくなるとはいうものの、
どうかして数日も雨が降らないと、
気圧がぐぐぅぅっと下がって、とんでもなく蒸し暑くなる。
この暑さは、日本でもおなじみかもしれませんね。



いやそれで、あんまり暑いのでのらくらして、
そうでなくともいろいろと用事があってけっこう忙しいのに、
ますます溜まってきて、切羽つまります。
という言い訳が、えらい長い前置きになりました。

で、このごろ出かけてないので、ネタも枯渇気味。
あることはいろいろあるんだけど、
文章たくさん書かなきゃいけないネタが後回しにされて
溜まってくるんですよね~。

カメラの調子がいまいちだというのは何度か書いてますが、
マジで新しいのを買おうかどうしようかと迷います。
どうせ買うなら、今度は一眼レフのちゃんとしたのがいいかな~、
でも高いし嵩張るし、使いこなすだけの腕があるかどうかも問題だよな~、
とはいえ昔はちゃんと一眼レフの本格カメラを使っていたわけで。



なんかやっぱりね、こういう写真は綺麗に撮れると嬉しいもんです。

メキシコの夕焼けは、ドイツなんかと比べて迫力がないと
いつも思ってますが、それでもやっぱりきれいなときはきれい。



アナログ写真にはどうしても、傷やゴミが入り込みますが。



あ、ゴミじゃないのもあります、ここの黒い点々は例によって鳥たちです。

普通のデジカメでもこれだけ撮れるかと言えば撮れるのかも知れず、
でもいろいろ違いや説明を読んでいると、
どっちがいいのか、本当に迷う。

9月と11月にはそれぞれ二回ずつ旅行の予定が入っていて、
せっかくだったらそのときにちゃんとしたカメラがほしい気もするし。

普段お金を使うことがほとんどないので、
少々奮発してもバチは当たらないと思うんですが、
やっぱり身に染みついた貧乏性ですかね~。

で、昔のアナログ写真といろいろ見比べたりして
迷っているここ数日です。
ま、贅沢な悩みですかね。もうしばらく迷ってみることにします。

マニアックに、天井の話

2006-08-05 09:47:36 | 雑談
なぜか、天井の写真を撮るのが好きらしいです、私。
けっこうあちこちで、ぼけぇっと口を開けて
上を眺めて、面白~、って天井だとパチリ。

探してみたらけっこう貯まってました。
ホテルとか、今まで紹介したところのも多いです。
今日はマニアックに、メキシコの天井特集です。

1.教会の天井

これは以前紹介した、と言ってもブログを始めたばかりのころですから
見ておられなかったかたもたくさんいらっしゃるかと思いますが、
カテマコという田舎の町の教会です。
同じ写真を載せてますがごめんなさい。



これはメヒコじゃけっこう豪華なタイプの、
交差ヴォールトと呼ばれる建築方式、と言っていいのかな?



一方のこちら(↓)は、シティの小さな教会の天井。



シャンデリアなんかがぶらさがってますが、
単純なドーム天井です。



もうひとつついでに、これもシティの教会ですが、
これは天井を写そうとしたわけではないですね。



でもこちらは八角形のクロイスターヴォールトになってます。
教会建築については以前ちょっと興味を持ってかじったんですが、
用語とか間違ってるかも。指摘、できましたらお願い。

2.単なるコンクリ天井



フツーのコンクリ & 漆喰天井。
ルーフファンが回ってますが、これ、来たばかりのころは怖かったです。
落っこちてくるんじゃないかと思って。
でも、真下に座らないと風が来なくて暑いし……。

今住んでいる家にはありませんが、最初のアパートはこれでした。
しかも、揺れる揺れる
回るにつれて、支えている軸が一緒に、ぐぅるりぐるり。
でも、落ちたことはないし、そんな事故の話も聞きませんね~。
不思議

ちなみにここは、風通しがいいよう、
天井と壁に隙間が作ってあります。
未完成なわけじゃありません。

3.木製の天井

これは案外少ないです。
今のところ一ヶ所しか見てないような。



チアパスのトゥクストラで泊まった山小屋
比較的新しい小屋でしたから、天井もこんなん?
ややちゃちな感じもしますが、壁が天井まで届かず、
部屋と部屋が天井下で筒抜けなのが面白かったです。

4.椰子の葉葺きの天井

これが一番多くて、バリエーションもあります。
まず、以前にも紹介したサファリ、ユムカー



コンクリートの柱に、鉄骨で骨組み、その上に椰子の葉葺きという、
やや変わり者。



組み合わせがけっこうシュールじゃないですか?



こちらはつい最近紹介したレストランの天井。



椰子の葉に、ニスを塗って防水してあるようですね。



そしてこちらはホペルチェンという村の小屋型ホテルの天井。



純粋な素材で作ってありますが、かなりしっかりしてます。



そして、ラカンハーというチアパスの密林の奥深いところになると、
これは壁のあるところではなくて、
吹きさらしのレストラン部分の椰子の葉葺きですが。
前と同じ写真でごめんなさい。



まぁ……他のに比べるとかなり粗雑ってのがわかります。

5.網天井(?)

さて、そのラカンハーの宿泊部分ですが。
ここばかりでなく、チアパスのかなりの宿泊施設(ホテルというのはやや気が引ける?)で
このタイプの天井が見られました。



建物全体に、ひとつの椰子の葉葺きの屋根がつき、
各部屋には虫が入らないように格子を作って、網を張ってあるわけです。
隣の部屋に宿泊客がいれば、物音や声は筒抜けですが……。
涼しくていいという利点はありますね。

6.トタン天井=屋根

そして、これはまさにトタン屋根の小屋でした。



オコシンゴという村に泊まったときですが、
その話は特にしてませんでしたね。
トニナーという遺跡に行ったときに泊まった、近くの村です。

夜、雨が振り出すと、寝ている頭の真上に、タンタンタンと最初の雨粒の音が
太鼓のように響きます。
それから一気に、
昨日お見せしたような豪雨になると、もうすさまじい音です。

それでもいつの間にか眠って、朝目が覚めたのは、
トタン屋根の上をシャカシャカと歩いて鳴く鳥の足音と鳴き声のせいでした。
そりゃもう、耳元で歩いて鳴かれているような近さ。
感激でしたね。

確かに一枚のトタンで雨から守られている、という実感。
そのすぐ外に自然がある、という安心感。
どうも私は基本的に田舎者らしいです……

メキシコ伝来?シミ取りクリーム

2006-07-28 05:52:21 | 雑談
おおおおっ!
私が、美容の話ですか?

いや実は、この前すっ転んで顔をすりむいた話をしましたが。
外傷にはアロエに限りますよね。



昔、って日本でのことですが、
飼っていた若いオス猫が、近所のドラ猫と喧嘩して、
耳の辺りに大怪我をして帰ってきたことがありました。

傷がふさがったあとから膿んで腫れあがり、
高熱が出て息も苦しい状態で、我が家で寝たきりになりまして、
母親がうちにあったアロエを切っては貼り付け
せっせと看病しつつも、ダメかもなあ~、と
家族一同暗~~く過ごしておったんですが。

ある日、猫が思いっきり頭を振りますと、
膿袋が破けて臭い膿が部屋中に飛び散って、
猫はすっきり爽やか回復していました。
ええ、その後の部屋の掃除なんて、
猫が生き延びてくれた嬉しさに比べれば……



そう言えば私も、カンクーンの海辺で研究生活していたころ、
うっかり日焼け(止め)クリームを塗り忘れたらしい
両の親指にぷっくりと一面の水ぶくれができたことがあり、
そのときも研究所の庭の隅に勝手に生えていたアロエを見つけて
毎日貼っていましたら、すっかり跡形もなく消えました。
まあ、酔ったりすると赤黒く痣が浮き上がりますが。

まあさように、アロエは外傷に絶大な効果を発揮します。



で、こないだこけたとき擦りむいたところに、
もう10年来愛用している(ちっとも減らないのだ)アロエ軟膏を塗りましたら、
見事につるつるピンクの赤ちゃんのような肌になり、
傷はすっかり消えました。

いやいや、さすが、と思って安心していて、
ふと昨日の晩鏡で気がついたんですが、

あら~、黒ずんできてるな~。

これはさすがの私もちょいヤバいかも?
と思って、思い出したものがありました。

これ。



え~、何年前に買ったものかもよくわかりませんが
別に、匂いは普通だし、カビも生えてないし?

これ、メキシコではどっこでも売ってますよね。
シティなんかだと、ちょっとした道端の屋台とかで、
本物の貝殻に入れて10ペソくらいで売ってます。

中は、ちょっとうまく写真が撮れないんですが、



こんな感じ。
Conchaっていうのはスペイン語で「貝殻」で、
真珠層のあのきらきらしたのをそのまますりつぶして
クリームに混ぜたようなもんです。

これがメヒコではなぜか、「シミ取りクリーム」として
絶大な信用を勝ち得ているんですね~。

貝の研究をしてきた私ですが、
そんなん、初耳や~

貝殻の構造は一応知っておりますよ?
おおむね三層構造になっていて、
一番内側の、いわゆる真珠層ってのは
炭酸カルシウムとある種のたんぱく質からできているんですが、
その構造が特殊なために、ああいうふうにきらきらと虹色に見えるんですね。

しかし、その成分がお肌を美しくするかどうか?
は、たぶん貝の知ったこっちゃないので、
私も知りません。

ただ、それこそ道端の屋台の10ペソから、
スーパーのクリームコーナーの既製品(上の写真もそれ)、
高級化粧品にまで、このConcha Nacarってのは、
お値段がピンからキリまであって、
効果もそれに合わせて違うんだかどうだか知りませんが、
とにかくメキシコではあらゆるところで見かけます。

うーん、それで、そんなに劇的な効果があるのか?
と言われると、ねえ~。
そういうのに根気がない私は、一週間くらいでいいっていうならできるんですが、
半年とかつけ続けないとダメ、なんてことだと、
とてもじゃないけど無理です。

というわけで、今回もちょっとヤバいかもという
頬骨の黒ずんだところに塗ってみたんですが……、
これがあと何日続くか、どれほどの効果を発揮するか!?
については、もしかしたらいつの日かまた報告するかもです

もし使ったことあって、確かに効くよ!!ってかたは
ぜひとも教えてください。
そう言われたら、真面目に続ける根気が出てきそうです~。

???バトン

2006-07-02 08:04:59 | 雑談
のりさんからバトンをいただきました~。
と言っても、何バトンなんだかよくわからん……
まあいいや、適当に答えてみました。

■1 回してくれた方の印象をどうぞ
のりさんの印象ですか? 
メキシコサッカーサイトで雇っていただいているわたくしめの大旦那ですからね、
あんまり思ったとおり書いてしまうのもヤバいんですけどね~、

くそ真面目でがり勉、頭よすぎてノロ亀にはときどきついて行けん、
そのくせ変に感受性もたっぷりっぽくて周囲に気配りなんかしちゃうもんだから、
あれでは世の中生きにくいんじゃないかなあと
よけいなおせっかいもとい心配をしたりもするが、
実はひ弱な亀なんかよりずっとしたたかに生きている人なのであった……。

(のりさんを知らない人、文字通り解釈しないように!!!! 
 ええ、嘘は書いてませんがね!)

■2 周りから見た自分はどんな子だと思われていますか? 5つ述べて下さい。
のりさんから、
「亀さんもどうせ、周りの人が自分をどう見てるか?なんて
 考えた事しばらくないだろうと思うので、
 ここで是非脳みそしぼってみてください(笑)」

と言われましたが、はっはっは、実はそんなの簡単、考えるまでもなく、
ひとから言われたこと書いておけばいいんでしょ? 
それを言った人が本当にそう思っているかどうかなんてのは、
私の知るところではありませんから!

以下、亀についての友人評モスト5.
1.「変人~」「変わってんねえ」
2.「おもろい人やねえ」「亀さんもたまには真面目なこと言うんやあ~~?」
3.「あほか」「バカちゃうか」
4.「何言われても傷つきそうにないヤツ」
5.「亀さん」

ちょっとだけ解説
1.これはもう数え切れない人たちから言われてバリエーションも豊か。
  でも変人であることが当たり前になってしまうと、
  変人という一般人になってしまうので、
  それはすでに変人ではないという自己矛盾を含んだレッテルであると亀は思う。
  よって私は変人すぎて一般人。

2.これは誉め言葉らしき言い方をされることもあれば、
  やや嘲笑を含んでいることまで、いろいろ。
  後者の台詞は日本の大学でKGB、じゃなかった、なんだっけ? 
  カトリック学生何とかってのに所属して信仰を取り戻そうと努力していたころ、
  そこの先輩にしみじみと言われた台詞。
  そうかぁ、そんなふうに見られていたのかとすごく印象に残った。
  ちなみにその先輩は真面目すぎて入院してしまいました……(涙。

3.これはもう物心ついたころから親からさんざん聞かされた台詞ですなあ~。
  でもまあ親ばかりと限らず、けっこう言われます、ハイ。
  本当のことだと思うので否定もしません。

4.これは高校のときの国語教師に言われた言葉だけど、
  まあ似たり寄ったりの台詞はよく聞きます。
  これがあるから、みんなズバズバ思うことを言ってくれるんでしょうな。
  おかげでこの質問に悩まずにすみました!

5.説明不要。

■3 自分の好きな人間性について5つ述べてください
1.ちゃらんぽらん(いい加減とは違う)
2.自由
3.拘らない
4.寛容
5.無欲

■4 では反対に嫌いなタイプは?
1.自己顕示欲強し
2.過敏
3.視野狭し
4.思い込みタイプ
5.自分の頭で物考えない

■5 自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
ありますよ。
で終わろうかと思ったけど、まあ一応開陳しますかね? 
チェ・ゲバラぁ~、とかいうには歳食いすぎちゃったし、
ブッダと言うにはまだまだこの世に煩悩が残りすぎてるしなあ。
たぶんアマゾンで人知れず大蛇に呑まれて死んだ人、
人知れずなので名前はわかりません、あしからず。

■6 自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。
慕ってくれる人? 
誰だかわからんけど、亀は甘やかすと付け上がるので、ほどほどに!!!(←叫んでみた

■7 そんな大好きな人にバトンタッチ5名!(一言つき
世の中にはストーカーとかいうのもいるそうで、
「自分のことを慕ってくれる人」=「(自分が)大好きな人」とは限らないんじゃないですか? 
とひねくれたことも考えてみましたが、
私にはストーカーはいないのでご心配なく。

バトンは、うーむ、この前のと違ってメキシコ関係ではないので、放置します(怠慢亀)。
ほしい人どんどん持ってってください~。
TB送っていただけると、流れていった先がわかって嬉しいです。

■8 タイトルに回す人の名前を入れてびっくりさせてください
??? 意味がわかりません。


てな感じで。
いやもうすみません、本当は
「のりさんの印象はそりゃもうステキな自立した女性で」
とか書けないことは全然ないんですけど(もちろんお世辞じゃなくてホンネでですよ!)
でもそういうのはきっと他の人が書いてくれると思うので、
ちょいとひねってみました。
のりさん、怒っちゃや~~よ

トップの写真はドイツの学生寮ですが、
ルネ・マグリットの、確か『大家族』とかいう絵です。
見飽きなくて、9年間飾ってました。
青空が少ないドイツだからこそという気もしますが、
好きな人間性、とか考えていてこの絵を思い出したのでついでに。
前に止まっているのは、例の飛べないインコです。
なかなか意味深なシーンでしょ? 私みたい、と思いました(笑。

カリブ海での優雅な研究生活!?

2006-06-19 11:48:37 | 雑談
またまた古い写真からです。

以前、カンクーンからバスで半時間ほど行った村から
さらに2kmほど離れた村の、
そこからまた2kmほどマングローブの林を抜けたところにある、
某大学の海洋学研究所に住み込んでいたことがあります。
そのときの生活の一端を、恥ずかしながらお見せしませう。

研究所全体の写真は残念ながら撮りませんでした。
砂浜からすぐのところに建つ、長屋風の研究室と住み込み学生用の宿舎(二階建て)、
それにまあ研究用機具とかボートとか置いとくようなところ、
くらいでしたね。

で、部屋は二人部屋でしたが、
私ははじめの頃ひとりで使ってました。
こんな感じ。



小さい机が向き違いに置かれていて、
(当時はスペイン語もヨロヨロだったので、辞書の類がやたら多いです)
この手前に小さいベッドがふたつ。
奥に洗面所とシャワーがついてて、
キッチンも小さいながら完備。
自炊するしかないところですからね。
なかなかよくできた部屋でした。

その部屋の窓からの眺めはこんなの。



絶景かな~~。
ここに、パンツ一丁の子供が裸足で走っていたりして、
実にリゾートっぽい……て、いやいや、勉強しなくては!!

で、ここからカリブ海沿岸のいくつかの調査地点を選んで、
貝の分布と環境条件の相互作用について調べたわけですが。

その第一調査地点。



なんと言われようと、カリブ海ですから!
どこ行ってもこんなんですから!

第二地点はちょっと違って、岩がちなところ。
しかも写真を撮った日はどんよりとド迫力。



ここらの岩はもろい岩質で、波に削られてでこぼこしてます。
そこへかなりの勢いで当たる波が、
噴水のように高く飛び上がるのです。
中には、トンネルを抜けて飛び出すところもあり、
そういうところでは水が圧迫されて、いっそう高く噴き上げます。
なかなかの光景です。

でこぼこの岩は、こんな感じで、



白っぽく見えるところが窪んだ潮溜まりになっています。
潮溜まりというのは、潮の満ち引きで海底になったりむき出しになったりする
けれども水が溜まって残るところ。
スペイン語では pozo de marea と言います。

ここには引き潮のときにも乾燥に強い貝が残って頑張るのですが、
写真に見える黒い粒々が、その貝たちです。

この潮溜まりは、水が少ないので、太陽ですぐに水温が上がり、
水が蒸発すると塩分濃度も上がり、
生物にとってはなかなか過酷な環境となるので、
特定の貝しか住めないわけです。



これはちょうどその潮の境目となる岩場。
波のしぶきだけで、また潮が満ちるまでの乾燥に耐える種類の貝が
びっしりと集まってるのが見えます。

海の中には色彩豊かな魚やサンゴやヒトデ、ナマコ、ウニなどなど
いろいろな動物がいますが、
この辺りの貝は他の貝仲間と比べても地味で目立たない色合いです。

そんなふうに地味に懸命に生きている彼らを……



いちいちひっくり返しては種類を調べたり数を数えたりする
迷惑な動物もたまにはいます。

右端にある木枠は、50cm×50cmで、
内側にテニスのラケットのように5cm間隔で
テグスが張られています。
それを、こういう岩場に被せて面積を概算し、
そこにどんな貝がどれだけいるか、を数えるわけですね。

さほど特殊な器具もいらない、研究設備もいらない、
ある意味とっても安上がりな研究でしたね~。
と言っても、この研究の行方はもう過去の話ですので、
深くは追求しないでください

スーパーいろいろ

2006-06-03 13:22:42 | 雑談
今日は、この田舎町にある巨大スーパーを紹介~。

小さいスーパーもあります。
雑貨品が一通りはそろっているかな、という感じの。
そういうところはたいてい、あまり野菜果物肉類は置いてないか、
別の扉で隔離されたコーナーになっています。
日本もそんなスーパーありますかね?

でも今日は、大きいところをざっと。

11年前、私がここへ来たときは、大きなスーパーはひとつしかありませんでした。
来てすぐに知り合ったのが、ダンナの友人のアメリカ人女性なんですが、
彼女のところで、ダンナとのやり取り、
「そのテーブルいいでしょ。こないだ買ったのよ~」
「へえ~、いいね。どこで?」
「サンフランシスコよ」

という会話。この程度のスペイン語なら当時の私にもわかりました。

へえ~! サンフランシスコからテーブルを!
とびっくりしたんですが、これが実は、
スーパー・サン・フランシスコ・デ・アシスってスーパーだと判明(笑。

スペイン語がろくにできない私には、この手のスーパーが貴重でしたが、
サンフランシスコは高かったです。
え、メヒコでこんな値段!?って、来たばかりの私でもびっくりするほど。
いやまあ、当時の私たちがすごく貧乏だったせいもありますが。

カルメンは当時、ようやく大陸と結ばれる橋ができたばかりで、
それまではすべての物資がフェリーで運ばれていたために、
物価が高かったということもあります。

このサンフランシスコ・スーパーは、のちにどんどん安いスーパーができて、
競争に負けてしまい、名前を次々に変えて、とりあえずは今も
スーパーとして残っていますが、あまり流行っているようには見えません。
私もほとんど行かないので、写真はなしです。
今はなんて名前になってるんだっけなあ~?



しかしありがたいことに、それからしばらくして、
メルカード(市場)のすぐ近くに、新しいスーパーができました。



Super Maz、スーパー・マスと言います。
ここは本当に、メルカードに毛が生えたような値段で、
私たちが当時街中に住んでいて比較的近かったこともあり、
かなりお世話になりました。
ただ、ここはクリスマスが近くなると火事を出すところでして。
クリスマスには、アギナルドと言って、従業員に半月分からひと月分の
給料に相当するクリスマス手当てを出すのが普通なんですが、
それを出したくないがためにわざと火事を出しているという噂も。
確かに、二年三年と立て続けに同じことが起これば、
そうかな、と思ってしまいますね。

今日はこの近くに用事があったので、立ち寄ってこの写真を撮ったんですが、
ううむ、久し振りに来ると、……柄が悪い界隈だ、と感じてしまいました。
このスーパーの向かいは、昔ながらの小売店がズラッと並び、
活気のあるところなんですが、
まあそこらを歩く人たちもそれなり、というか、
かなり注目を浴びて、ぴゅーぴゅーと口笛浴びさせられるようなところです。



それからまたしばらくして、今度はこれができました。



逆光で見えにくいですね、スイマセン。
Super Chedraui、チェドラウイです。

これはユカタンのほうからできたスーパーで、
私がカンクーンの南のほうに住んでいたころすでに、
カンクーンにでかいのがありました。
それからこの辺りにでき、またしばらくしてシティにまで進出して行ったようですね。

お値段的には、サンフランシスコとマスのちょうど中間ほど。
でも、安かろう悪かろうのマスよりもやはり、
質も品揃えもよい、ということで、ここにもずいぶんお世話になりました。
ここが一番長かったかな。



そして私たちが郊外へ引っ越して、しばらく経ったころ、
空港の近くにまた新しいスーパーが。



こちらは北方系の Super Soriana、ソリアーナです。
私がこちらへ来たころ、義姉の旦那さんがサルティーヨ(北のほうの町)で
ソリアーナの支配人をしていました。
それで名前だけは知っていたんですが、それがこんな南のほうまで進出してきたんですね。

ここができてから、北方出身のダンナはお気に入り、
さらにはわずかなことですが近いということもあり、普段の買い物はここです。
お値段もそこそこ、中間程度。
また私たちのほうも昔と違って、1ペソの差にカリカリするほどではなくなっているので、
まあ許せるお値段、ということですかね。



シティだと、もっと全然違うスーパーなんかがありますよね。
Aurera とか Gigante とか Comercial Mexicana とか。
NAFTA以来、アメリカ資本にどんどん吸収されて、
残っているのがどれくらいあるのかは、実はよく知りませんが。

Gigante はカルメンにもあるんですが、名前(Gigante=巨人)に似合わず、
小ぢんまりとしたスーパーです。



もうこれだけスーパーあったら充分だろ!?
と思うくらい増えたわけですが。

そう言えば来たばかりのころカテドラルのすぐ横にあった、
そこそこ広いスーパーが一夜にしてがらんどうと変貌していたことがありました。
そればかりか、ちょっとハリケーンだの何だのと言うと、
街中からトイレットペーパーや食料品が消えて行き、
常に家をスーパーのように品揃えしておかなくては不安、
という当時の生活も、今では嘘のようです。

しかしですね、
まだこれでもか!と言わんばかりに増えてきます。



こちらはアメリカ系会員制スーパー、Sam's Club、サムズ・クラブ。
年会費を払ってカードをもらい、それがないと買い物できない仕組みですが、
以前は会員になるには収入だとかいろいろ調べられ、けっこう厳しかったのが、
ここにできるころには、誰でも会費さえ払えばオッケーという感じ。

あ、隣に写っている Vips は日本にもありましたっけね?
こういうレストランを日本じゃファミレスというのだと、知ったのは実は
ごく最近だったりします。

で、サムズ・クラブは卸売りが基本です。



こんな感じで天井まで品が積み上げられ、
トイレットペーパーなら36ロールから、とか、
缶詰なら一ダース一箱から、
洗剤だと5リットルの壜、など。

肉なんかも売ってますが、3kgが最低だったり、
とにかく大量に買わせて割安……ホントに割安か?ってのもありますが。
実にアメリカ式ですな。

大家族のメキシコ人には嬉しいシステムのようです。
しかし、うちのように二人だと、食料品なんかは買えませんね~。
まあ家具類、パソコン関係、洗剤などはここで買うことが多いです。

いやあ、しかし、このサムズクラブに行くために隣町まで出かけていた
数年前から考えると、ここも都会になったなあ~!としみじみ。



しかしそれでも、一時期英語の科学雑誌を毎月読みたがっていた私は、
その雑誌を売っているところが隣町にしかなくて、
毎月「都会」へ出かけていたわけですが、
まあ最近は興味が薄れて、雑誌も講読をやめました。

やめた今ごろになって、できる、その雑誌を売ってくれる
Sanborns、サンボルンス。



そうそう、あんまり馴染みすぎてて書き忘れてましたが、
これはスーパーではありません!
レストランと、高級品っぽいもの(笑)を売っているミニデパートみたいなもん、
と言えば、だいたい合ってますかね?

まだ作りかけです。去年の秋ごろから作り始めて、
ようやく先日、このロゴが付きました。
でもまだ工事中。
いつ開店するのかなあ~?

そう言えば、チェドラウイは驚異の速さで作って開店しました。
工事始めてからひと月もかからなかったんでは。
やればできるじゃん、メキシコ人!
とか思ったものでしたが、ある日買い物をしていて、夕立が来て、納得。
パイプを組んでスレートを載せただけの屋根から
あちこち水漏れ~~~
別にいいですよ、屋根が崩壊して怪我人が出た、とかいうことさえなければ。

というわけで、ここ10年ばかりで、どんどん「都会」になっていく
カンペチェ州の田舎町でした。