メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

海辺の食事

2009-10-31 08:00:00 | 食べ物・飲み物
週末の海辺、実はおばさんたち、12時に行くわよ~と電話かけてきて、
ちょうどこの日曜はサマータイムが終了して一時間繰り上がった日だったんですが、
そのことを忘れていて、11時にうちに来ちゃったよ、おい。

私はオランダサッカーを見てたんですが、もうちょうど終わるところ。
それにお気に入り選手が出てなかったんで、まあどっちでもいいっちゃあよかったし。
それに午後の4時半からのクラシコ(これまたサッカーの試合ですすいません)を見たかったんで、
早めに行って早めに帰ろうという魂胆もあり、
お昼前に海に行ってしまったという。

だもんで、おしゃべりとおつまみとビールとタコと絵画でだらだら過ごし、
それからさあ、お昼ご飯を注文しましょうか、ということになって、
レストランというか、小屋になっているキッチンへと乗り込みました。



アイスボックスに保存されている食材たち。
海辺は電気とかないので、冷蔵庫ももちろんなく、こうやってその日の分を保存。

見えてる魚は Mojarra モハラと言います。
でもおばさんは、これじゃあ小さいと文句。
他に、今日あるのは Robalo ロバロだというので、
それを見せてもらって、一番でっかいのを量ってみる。



内臓を取っ払って、尾頭付きで1kg弱。
じゃあこれを一尾ね。

それからカニの手も1kg、と注文するおばさん。
お兄さんがビニール袋からざっくざっくと掴みだして量りに乗せていきます。



 これで1kg

四人前だけどさ、多くない?
特に私とダンナはサマータイムより一時間遅く、たっぷり朝ごはん食べてますし。
と言ったけど、おばさんは、平気平気!と言うので、まあいいか。

それからエビサラダ、大でお願いね~、と、
どんだけ食うんだよ、という分量を注文しました。

しばらく待つと届く料理。

 カニの手ニンニク煮

 ロバロのぶつ切りニンニク揚げ

 エビサラダ大

しまった、サラダは写真撮る前におばさんに一部掻っ攫われました。
とあとから写真見ながらダンナに言ったら、
大丈夫、ちゃんと撮っといた、と言うので、ダンナのカメラから写真を拝借。



うーん、でも逆光になってるからか、色がいまいちかなあ。
というわけで両方載せておきますので、脳内合成して補ってください。
ゆでた小エビに、玉ねぎとシラントロのみじん切り、ケチャップで味付け。

カニの手は、おばさんがもりもりもりもり食べてましたが、
それでも半分残りました。
上手に割ってあって、指先とフォークでもちゃんと食べられます。
でもこういう面倒なのは私もダンナも面倒くさがるほうなんで、
主にロバロを食べました。
すっげえジューシーで柔らかくて、おいしかった~。
エビサラダももちろんおいしかったです。

ここは、これからもまたときどき行きたいな~と思いました。
町からはちょっと遠いんですが、それでもいい気分転換です。
ワンコも一緒に行けるしね~。

海辺の画家

2009-10-30 08:00:00 | 
週末の海辺のレストランでは、
一緒に行ったおじさんがお絵描きを始めました。



優雅な日曜の午後ですねえ。

このおじさん、ずっと勤めてた会社は定年退職したんですが、
その後もぼちぼちと仕事をしています。
でもそんなに忙しくないので、老後の趣味として始めた絵画にすっかりはまり、
今では週末ごとにメリダまでレッスンを受けに行ってるとか。
(メリダまでは片道6時間、日帰りはほぼ無理なので、一泊で)



なかなか様になってるでしょう?



ちょっくら一休み。
老後のために趣味を持つのはいいことですよね。
うちのダンナにも見習ってほしいもんです。

海辺のタコ

2009-10-29 08:00:00 | 動物
さて、昨日お見せした防波堤のなれの果てを歩いていくと、
子供や男性が釣りをしています。

同行のおばさんが、何か釣れた~~?と覗き込むと、
反対側にビーチパラソルを日傘代わりにして座り込んでいた女性たちが、
「太陽が」と答える。
あはは、そりゃ~さぞかしいっぱい獲れることでしょうよ。
太陽がいっぱい、かぁ。

で、突端まで行って、海を覗き込んだりして、
さて、戻ろうかとゆるゆる戻っていったら、さっきの男性が。



おおお~、なんか釣れてるよッ!



ちっちゃなタコでした。

 つんっ

     つつんっ

         つつつんっ

みんなで交代ごうたいにつついては、おお~~っと喜んでいます。

それからおじさんが釣り針で持ち上げて、小さなバケツに入れようとしたんですが、
タコ、八本足すべてを突っ張って、いや~~!と抵抗。



バケツの外側に吸盤でくっついて、じりじりと逃げ出そうとしてます。



何とかはがそうとするおじさんの、シャツがステキ。



タコは粘り強くがんばってました。
私たちは、ワンコがもう暑い~~~、と引っ張るので、
そのままさようならしましたが、
このタコ、ちっこいけど、今晩のセビチェかパエーリャに入るんかしらん。
海産物スパゲティもおいしいよねえ……

桟橋の先っぽの鳥の島

2009-10-28 08:00:00 | 動物
日曜の海辺のレストランで、ワンコの散歩も兼ねて、おばさんと歩きました。



こんな桟橋……と言いたいところですが、桟橋なのか、これは。



前にもお見せした防波堤の下っ側がボロボロになっていたように、
これも元は防波堤か何かだったような感じで、
しかしまあ見事にボロボロになって、途中をさらにコンクリで継いでいる始末。

でもまあ人がいっぱいいるし、大丈夫でしょう。
ワンコもデコボコはけっこう平気なので、歩くし。



突き当たりまで行ったら、さすがに切り離されてしまって、
人が行けなくなっているところがあって、
ペリカンやカモメたちがびっしり。



平和で幸せそうだねえ。

さて、ここでちょっと面白いものを見たので、明日紹介します。

海辺のワンコ

2009-10-27 08:00:00 | 親バカ
昨日行ったレストランは海辺なので、ワンコも同行です。

 (C)亀ダンナ

到着してワクワク、海を眺めたり砂浜を眺めたりしてると、
ダンナが必死に写真を撮っては呼ぶので、ようやく気がついて、
「ん? 何するの? なんか楽しいこと?」
まだまだ期待に満ちた顔。



海からの風を受けて涼しい日陰で、おつまみとビールの人間たちに、
あっちに散歩に行きたいな~……。
と思っていたかどうか。

ま、このあと散歩に行ったら、あちちちち、て感じで、
早く戻ろうよ~~、とぐいぐい引っ張ってましたがね。

そして人間たちが食事を始めて、でもワンコはお預け状態。



まだ~~ぁ?

それでも半日海の風に吹かれて散歩もして、
レストランにたむろする半野良犬たちにも吠えられて、
帰ってきてご飯食べたら、あとはぐっすりとよく寝てました。

海辺の休日

2009-10-26 08:32:47 | 風景
今日はまたまた昨日のおばさん(コブつき、もといダンナつき)とうちの夫婦とで、
島の反対側にある海辺のレストランへ行ってきました。

おいしいものも食べたし、面白いものも見てきたので、
またおいおいご紹介していきますが、
今日はサッカーの試合があるので急いで風景だけ。



パラパに座って海を眺める。




これは島の反対側(東端)と大陸を結ぶ橋。




海辺の散歩。



あ! しまった、いつもの時間に間に合ったと思ったんですが、
今日からサマータイム終了して、冬時間に戻っていたんでした。
日本との時差が14時間から15時間になってたので、
日本は一時間先に行っちゃってるのでした。
半時間遅れになりましたが、ごめんなさい。

うす黄色いチレ、名前は諸説

2009-10-25 08:00:00 | チレとその料理
今日は決して暇じゃないのに(ユースワールドカップ始まったし)、
知り合いのおばさんが、旦那さんが出かけて暇を持て余してお誘いの電話。
元来が気弱なわたくしなもんですから、誘われると断わりにくくて、
試合終わってからだったらいいよ~(亀ダンナもちょうど出かけてたし)と言って
おばさんのお買い物に付き合いました。

私ならぜったいに立ち寄らないようなお店できんきらきんのアクセサリーとか
ひらひらふわふわピンクのお洋服とかを見てまわり、
隣接したスーパーでお買い物。
そこで、おばさんがせっせと自分のお買い物をしているあいだにぶらぶらしてて、
実はけっこう前から探していたものを発見したので、無駄ではなかったですが、
その話はまたあとにして。

野菜コーナーで暇を持て余していたら、
昨日ご紹介したチレ・グアナレーニョに使われていたと思われるチレ発見。
ごそごそとカメラを取り出し、ぱちりと撮影。



これこれ、太さも長さも色も、こんなのだった。
で、名前を探したんですが、「チレ」としか書いてないよ……。
同行のおばさんに訊くと、「ああ、これは Chile chilaca よ」と言うんですが、
自信がなかったらしくて、そこらにいた別のおばさんにも直撃質問。
そしたら、そのおばさんは「Chile Ixcatic っていうんですよ」という。

私の知り合いのおばさんはそれで納得してるから、チレ・チラカは違うだろう。
イシュカティックという名前が難しくてすぐに忘れそうなんで、メモしました。

でもねえ、なんかうっすらと、このチレすでに紹介したような気がする。
と思って過去記事をひっくり返したら……こちら

ほら~、一枚目の右半分のチレ、これじゃない?
でもこれは、チレ・カリベだと、当時書いてます。
ただし、よく見ると、このチレ・カリベはもっと太短い。
今日のはすらっと長いです。

しかも同じ写真の左半分の深緑のが、チレ・チラカって書いてますよ、私。
じゃあおばさん、勘違いだね、やっぱり。

しかし……その下のカラフルなチレがチレ・シュカティック?
イシュカティックとは別物か!?

もちろんチレの名前には地方によってもいろいろあったり、
ひとつのチレにいくつも名前があったりしても不思議はないですが。

とにかくわかったのは……私の記憶力がいかにザルか、ってことでした。

チレ・グアナレーニョ

2009-10-24 08:01:35 | チレとその料理
今日はとうとうリアルタイムの更新です。
予約投稿の貯金が貯められなくなってきました。
ネタはまだまだあるんですが、時間がね~……。
そのうち隔日更新になるかもしれませんが、ご勘弁ください~。

で、今日はまたまた外食。
魚料理のレストランへ行ったんですが、
そこでダンナが珍しくメニューを丹念に見て、「これはなんだ?」。
チレ・グアナレーニョ、と書かれてます。
グアナル、というコロニーがこの町にありますが、そこの?
……とは思えないので、どこかにそういう地名でもあるのかも。

でもさ、それ、「前菜」って書いてあるよ?
ボーイに、どのくらいの分量なの、と訊くと、「前菜です」と答える。
そりゃまあそうだろうけどさ。

チレの詰め物だそうで、中身はカソン(小型のサメ、煮崩した身をほぐして食べます)。
まあいいや、じゃあそれをふたりで分けて食べて、メインディッシュは別口に。



これが前菜です。
お皿は普通のメインディッシュのもので、スプーンもスープスプーンです。
チレは、何だろう、ときどきスーパーで見る薄黄色のがあって、
名前も用途もわからないんですが、それのように見えます。
にしてはちょっと長くて、20cmくらいあるかな?

赤いソースをまずはちびっと味見する。
うん、普通に辛いです。
私はチレ本体の、下半分を切ってお皿にとりました。
チレって、へたに近いほうが辛いんですよね。

まあ、普通に辛いかな。
食べられないほどではないですが、
最近いろいろと胃を酷使している私には、けっこうキリキリ来ます。

ダンナは、赤いソースを「これはトマト。辛くない」と
いやだからね、どうしてそう平然と嘘をつくのだ、嘘を!!??
で、スプーンでソースをたっぷりと掬い取り、かけて、ウハウハと食べてました。

そのあと、私が食べた残りの半分を、
「ほら、これも食べろよ、辛くないよ」と私の皿に移そうとする。
けっこうです、私はこっちの下半分をもらいます。
と言って、ダンナにへたのほうの半分を二つ譲りました。

そしたらダンナ、やっぱり、「うほっ、辛い、うん、これは辛い、うはははは」。
めっちゃ嬉しそうに辛がってます。
幸せそうだねえ~~?

挙句に、
「日本で食べたスパゲッティがおいしかったなあ」と思い出を語り始める。
そうだっけ? というかスパゲッティってどこで食べましたっけ?
ああ、東京で友人に連れてってもらったイタリアンね。
そりゃあダンナは辛いの食べたんでしょうけど、私は普通のを食べたからねえ。
そうかそうか、あそこのは辛かったのか。よかったね。
と言うと、ダンナ、
「うん、あれは辛かった。おいしかった」と繰り返す。

もう、完全にダンナの脳内では

 辛い=おいしい

なのであるなあ、とつくづく再認識しましたとさ。

鉄材屋さん

2009-10-23 08:00:00 | 出来事
これまただいぶ前の写真なんですが。

その昔、ハリケーンでうちの屋根の上の水タンクの蓋が吹っ飛んで、
それ以来放置してたらさすがにいろいろ生えてきてて、
鳥の死骸とか入るとやっぱ、イヤだよねえ。
その水で食器洗ったりシャワー浴びたりするわけですから。

で、タンクの掃除をしてもらったはいいけど、
蓋なしじゃあ同じことだし。
でもタンクの蓋を売ってるところを探しても探しても、ない。
そもそもタンクのタイプが古すぎるんですよね。
特注する話も家主さんから出たが、そのまま立ち消え。

何しろかんかんと直射日光、そして雨風にさらされるところだから、
生半可なものじゃあ持たない。

それで、とうとう考えたのが鉄板です。
タンクの口は45cm×45cm。
なので、適当な錆びない鉄板を少し大きめに切ってもらって、
置いて、ブロックで押さえればよかろう。

ということで鉄材屋さんに行きました。

鉄材屋さんなんて、まあだいたい出入りするのは職人さんがほとんどなんで、
私がうろうろきょろきょろ入っていくと目立つらしい。



まあ日本のも似たような風景でしょうが、
こういうの、けっこう好きなんですよね。
いろんな形状の、いろんな太さの、いろんな鉄材があって、ワクワクします。

適当な兄ちゃんを捕まえて、こちらの希望を伝える。
錆びなくて、湾曲しなくて、風雨にさらされても長持ちして、一番安いやつ。
そうすると、何たらかんたらの何ミリだな、と鉄板の名前と厚さを言ってくれます。
さすが~、プロ。
それを懸命に書き取って、レジにいく。
そこでその名前とサイズを言うと、値段を出してくれるので、
払って、領収書をもらい、それをそこらで働く兄ちゃんに渡すと、
その通りに切ってくれます。

そんなことをしている間にも、
どいたどいたー!って感じで、筋肉もりもり、汗でつやつやの兄ちゃんたちが
でっかい鉄板や長い鉄材を抱えて通り過ぎます。
すげえ、かっこいい~。
いいな~、私も男に生まれてたらこんな仕事したかった。

レジに並んでいる間に、異質な私とそれに付き添ってる(でも無言の)ダンナ、
周りから好奇心いっぱいの目で見られて、
果ては、それ何に使うの、用事があったらここに電話してくれたら行くよ、
などと営業してくれる職人さんも。

で、切ってくれてる間に、こっそり写真撮りました。



鉄管にゴミが詰まってるところもメキシコ、
さんざんぶつけたようにあちこち凹んでいるところもメキシコ。



材木屋さんとか、どうしてこうもワクワクするんでしょうねえ。

で、筋肉もりもり兄ちゃんが、私の注文どおりの大きさに
鉄板をバーナーで焼き切ってくれます。
その兄ちゃんに、こちらが素人さんだからと気を利かせて、
「おーい、切ったあとちゃんと冷やしてやれよ!」と別の人から声がかかる。
ぶっとい軍手をはめて鉄板を切ってる兄ちゃんも、「おうよ」と頼もしい返事。

で、切り終わった鉄板(あつあつ)を持って、
兄ちゃん、外へ出ました。
通りに出たところで、蛇口でもあるんかな、と思ったら……。
兄ちゃん、道の端っこの水溜りに鉄板の切り口を突っ込み、じゅーーー。
90度回して、またじゅーーー。

経済的と言おうか、エコと言おうか、すンばらしい。
こういう単純明快な方法、大好きです。

そんで、ほいよっ、とうちの車のトランクに入れてくれました。
おかげで、それでうちのタンクには立派な(?)蓋が今もついてます。

ピザ屋のサルサ

2009-10-22 08:00:00 | チレとその料理
さて、昨日のピザ屋さんですが。

テーブルにつくと、当然、欠かせないものがどんどんどん!と載ってます。
はい、サルサです。

私たちが座ったテーブルにあったサルサを並べてみました。



左端から、マギー、ウスターソース、はいいんですよ。
そこから、ハバネロ、ハバネロ、ハバネロ、ハバネロ、ハバネロ、ハバネロ、ハバネロ。
9本中7本がハバネロソースでした。

赤いのはトマトベース、緑のはそのまんまハバネロとか。
ピザが来るまで暇だったんで、これらソースを一個ずつ取っては
原材料を読もうとしたんですが、
何しろちんまい字の上に、店内が暗くて読めない……。
オリーブ油とか、ライムとか、お酢とか入ってるのがあり、
とにかく、いろいろと含まれているものが違う、
まあ中にはメーカーが違うだけでほとんど一緒のもあるんでしょうが、
しかしとにかく、よくまあこれだけいろいろあるよなあ~。

しかも、隣のテーブルにも同じくらいソースが林立してましたが、
じいっと見てみると、こっちにはない種類もありました。
それも当然、ハバネロ、でしたがね。

それなのに、ピザとともに届く、こんなもの。



一番向こうはダンナの飲んでる炭酸飲料ですが、
その手前は酢漬けのハラペーニョ(チレの一種)。
黄色い筒はおそらく、からし?
そして……このサルサ・ロハは何?
とダンナに訊いたら、「トマトソースだろ。食ってみろ」と言う。

まさかね、これだけハバネロソースが並んでいるところに、
もう一個辛いのを持ってくるとも思えないし、と思って、
でも用心のため、ぽとっと皿に落として指先にぴっとつけて、ぺろり。

火を噴きました。

か~ら~~い~~~~じゃん~~~!

あああ、そう言えばピザを待ってる間に、
半分見えてるキッチンから、サルサがどうの、と言ってる声が聞こえ、
なんか匂いが。
「な、なんかチレのぴりぴりが空中に漂ってるんですけど」とダンナに言ったら、
「トマトの匂いだろ」と言う。
いや、これはチレの刺激だよ、空気に充満してるよ、
と言ってたんですが、ピザが来たときには忘れてました。

あれだったのかぁぁぁ。

ひぃひぃ言いましたが、幸い(亀も学習するのだ)、
ほとんど食べ終わってから実験したので、被害は最小限に食いとどめたぞ!

さて、ダンナはそのあいだ、
別のハバネロソース(任意)をどばどばとピザにかけて食べてます。



こんな感じ。
わかるでしょうか?
薄茶色にドロドロっとかかってるのが、ハバネロです。
私がこれだけ食べたら、ドラゴンになれます

で、五つ食べて、こっちのほうがおいしい、と言い切ったダンナ。
ふーん、それはよかったね、と言いつつ顔を見ると、
ねえ……唇が、変なんですけど。
上唇が、ぷっくりと腫れ上がってます

それどしたの、もしかしてチーズか何かにアレルギー? と訊けば、
「ソースかけすぎた」……。

コメントは、カイマンさんに叱られるので控えておきます(笑。

個人経営のピザ屋さん

2009-10-21 08:00:00 | ホテル・レストラン
前にどこかのコメント欄でピザの話が出ましたっけ?

で、何となく思い出したんですが、
メキシコもドミノとかピザハットみたいなチェーン店がどんどんできて、
ヤンキーピザが幅を利かせています。
うちも最近はあまり食べなくなってましたが、
以前はピザと言えばやっぱりその辺で食べてた。
でも、もっと前は個人経営のピザ屋さんにも行ってたんですよね。
もう10年以上前のことで、ずっと行ってないなあ。

あの店、まだあるのかな、つぶれたのかな、とダンナに訊いたら、
まだあるだろ、という。
アメリカのチェーン店に負けずに経営してるってすごくない?

で、ダンナも思い出したら行きたくなったらしく、
こないだの晩、食べに行こうと言い出した。
うちは、晩はほとんど食べないんですが、まあいいか。

店のあった通りは覚えてるんだが……この辺だったよね?
ないよ?

ダンナは、昨日通ったときあった、と言い張ります。
何か見間違えたんじゃないのぉ~?
車を停めて、その前後を歩き回り、近くの店で訊いてみると、
それはもっと先だ、という。
変だなあ。

でも行ってみる。
ない。
こんなに向こうじゃ、ぜったいに、なかった。

ところが、ありました。
ありえないくらい向こうに、移転してたらしい。
ピザ・カルーソー。
不滅のテノール歌手の名前をつけてるだけあって、店も不滅です。

6時過ぎでしたが、店には誰もいなくて、
テーブルについたら、兄ちゃんが
「そこは扇風機壊れてるからこっちのほうがいいよ」と奥に誘導。



こんな感じのどんよりとオレンジ色した店内で、
壁とかには前世紀か前々世紀か、というような猟銃とか止まった柱時計とか、
電気を使わないアイロンとか、サボテンとか、刀剣とか、
映画でしか見たことないようなぐりぐり回して使う電話機とか、
とにかく古そうなものがいろいろ並べてあります。



これはフラッシュ焚いて撮ったんですが、
テーブルと、ベンチ。

店は移転したけど、10年以上前と一緒だねえ。
でもダンナは、オーナー変わったみたい、と言います。
あら、そう? と言ったら、店の人が違う、と。
そうか、私は兄ちゃんまで覚えとらんわ。

で、ピザを注文する。
久しぶりだし、いつものでいいよね、ハワイアーナ。
うちのダンナ、なぜかパイナップル使った料理が好きです。



これで中くらいの大きさ、と言っても大きさがわからんか。
すいません。



これならどうでしょう。

八つに切ってあるのを、私が三つ、ダンナが五つ食べました。
最初の一切れを食べて、ダンナ、
「ドミノのほうがおいしい」と言いました。
そう?
ドミノのは生地がもっと分厚くてふわふわしてて、端っこが盛り上がってます。
ここのは、ぺったんこ。
でも味は別に、というか、こっちのほうがチーズがおいしい。

ところが五切れ食べ終わったダンナ。
「こっちのほうがドミノよりおいしい」とのたまう。
ドミノは一切れか二切れはおいしいけど、あとはそうでもないそうで、
ここのは最後まで食べても飽きなかったとか。

まあねえ、私たちがいる間、お客は誰も来ませんでしたが、
ここは配達もしているので、たぶんそっちの注文のが多いんだと思います。
ただし、お値段もドミノに張り合うくらいいいお値段でした。

そして私たちが食べ終わるころに、見覚えのあるおじさんが来て、
おおお~、と挨拶。
オーナーでした。
なんだ、やっぱり同じ人じゃないか~。
しかも、10年経ってもまったく変わってないよ、おじさん。

というわけで、久し振りにここのピザを食べてきました。
が、大事なことを忘れてるよ、って?
はい、その話はまた明日。

サルサいろいろ2

2009-10-20 08:00:00 | チレとその料理
もういい加減食べ物も飽きてきてるんですが、写真はまだまだあります。
今日はまたサルサのお話。



某焼肉専門レストランにて。
でもたいていのレストランや食堂ではこのくらい出てきますね。
トトポのところが多いですが、ここではトルティーヤを丸ごと焼いたトスターダ。
それをバリバリと割って、ライムと塩で食べてもよし、
サルサを好きなだけ塗りたくって食べてもよし。
注文した料理が来るまでの、ちょっとした腹ごしらえです。

 サルサ・ヴェルデ、緑のサルサ

この店のは、必ずボーイが「これは辛いです」と注意するほど辛いです。
この写真を撮ったとき、試食もしないで写真だけでは……と思って、
トスターダをひとかけ取って、このサルサを1mmだけ塗ろうとしました。
が、案外さらっとしているので、ぽとっと一滴。
ダンナに、「ん?」って了解を求めたら、「ん~」と顔をしかめる。
私レベルにはハードルが高いようです。
スプーンで落ちた一滴の半分以上を削り取り、このくらいかな?
食べてみました。

その後、口の中が痺れて、何にも味がわからなくなりました。

 サルサ・ロハ・赤いサルサ

こちらはトマトベースのサルサですが、トマトだけな訳がないですね。
ダンナは「辛くない」と言ってますが、
あいにく先に緑のを試食しちゃったんで、こちらの味はわかりませんでした。



こちらは別の、エビ料理のレストランというか食堂で出てくるサルサです。
ハバネロが崩れて沈んでいます。
ソース部分はぜんぜんどろっとしてなくて、ただの水のように、見える。
なんでこんな黒いの? 黒いつぶつぶは何?と訊いたら、
ハバネロを焼くんだそうです。
その焼け焦げたところがぼろぼろ剥がれて、ソースに粗挽きコショウのように。
辛い? とダンナに訊いたら、普通、と言ってました。
前の経験があるので、エビの味がわからなくなっては困る、ということで、
これも試食せずじまいです。

ヴィリャ自然史博物館、その他の展示品

2009-10-18 08:00:00 | 
ヴィリャエルモッサの自然史博物館、
ディノサウルスを取り囲んで、生命の歴史を解説するコーナーがぐるっと。

まあ一応アンモナイトとかもありましたが、
こういうのは職業?柄、見慣れていることもあって、適当にスルー。
でもやっぱり、でっかいのは見ごたえありますねえ。

 またまたトリケラトプス

 マンモスの牙とか

それから二階へあがると、そこはまず自然人類学のコーナーになっていて、
類人猿から現生人までの変遷が展示されてます。

 イケメン頭蓋骨

そして、タバスコ州を中心として、
昔の生活様式やとうもろこしの栽培の普及などの説明があったり。



恐竜と反対側の吹き抜けになったところには、
タバスコのジャングルとそこに生息する動物たちの展示。



うっそうと茂るジャングルですね。
真ん中にぶら下がっている袋みたいなのは、鳥の巣です。

Calandria カランドリアという鳥だと、常にダンナから聞いてたんですが、
これまた調べてみると、こないだお見せしたマネシツグミの仲間で
Mimus saturninus という鳥のことのようでもあり、
この鳥はやっぱりセンソントレとよく似た見てくれと鳴き声で、なんか違う。

いろいろ調べてたら、ムクドリモドキの仲間のようです。
Icterus属の鳥の、どれか。
そしてそのうちのいくつかは確かに Calandria という俗名も持っているようです。
が、全般には Bolsero ボルセーロという名前で図鑑などに載ってますね。
Bolsa が袋だから、袋のような巣を作る鳥、ってことで
こちらのほうが覚えやすい名前かも。
この巣の写真は以前撮ったことがあるんですが、操作ミスでなくしてしまいました。
鳥も飛んでいるのはよく見ますが、早すぎてカメラに収まらない。
でも、電線などからぶら~~んとぶら下がる巣は面白いです。

ヴィリャ自然史博物館、目玉展示品

2009-10-17 08:00:00 | 
さて、ヴィリャエルモッサにあるロヴィロサの自然史博物館、
表のトリケラトプスからもわかるかと思いますが、
一番リキ入ったコーナーは、やっぱり恐竜でした。

その手前に一応、宇宙の構造を解説したコーナーとかもあり、
でっかい地球儀と、銀河系の惑星などの模型もありましたが、
まあ何というか、小学低学年くらいのお子さんを連れてくるのにちょうどいい感じ。

で、奥の二階まで吹き抜けになったホールに、これです。



お約束?
ディノサウルス。
ダンナが襲われる役、ではなくてたまたまぶれたんですが。

で、ダンナも懸命に写真を撮ろうとしてるんですが、
なにぶんちょっと暗いので、フラッシュ焚いてるんですよね。
それで全身像を撮ろうって、そりゃ無理でしょ?
フラッシュの光がぜんぜん届かないもん。



フラッシュで撮るなら、このくらい近付かなきゃ~、
と撮ってみたら、おおお、なかなかの迫力。

実は私もけっこうこういうの好きなもんで。



後ろから撮ったのも、振り上げる尻尾がなかなかよいわ~~。

そして二階に上がると、そこから見下ろせるんですよね。



ふはははは、上から見下ろされているとは気付くまい! どだッ!
と、勝手な優越感に浸ってみたり。



明日はその他の展示品をお見せします。
それで、博物館は終わりです。
少な~。