これ、まだ紹介してませんよねえ?
もう二年も前の写真ですが、ティランジアの写真を探していて見つけました。
カンペチェ州、ホペルチェンからカンペチェ市に向かう国道261号線。
と言っても、ただ舗装されてるだけで、
車線は左右一本ずつ、ガードレールもないという道ですが。
そこを走っていて、ふと見ると道端にありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d9/7f16f0b05690102d7d61b5f310932107.jpg)
国道と言っても車なんかほとんど通ってないし。
ぎゅぅぅぅん、と急ブレーキかけてバックしても平気です。
で、行ってみたわけです。
ちょうどホペルチェン周辺遺跡めぐりの旅の帰り道だったから。
あとで地図でも確認しましたが、
たぶんメキシコで最も詳しいと思われるGuia Rojiにも載ってません、この遺跡。
Tohcok トーコックという名前だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/07/5e0fe405eee6211cfd413f236905ce15.jpg)
けっこう綺麗に残ってんな~。
というか、道を作るついでに修復したってほうが正解?
入っていくと、奥にあった小屋からおじさんが出てきて、
勧進帳ならぬINAHの登録帳を差し出すんです。
ここもちゃんと(一応)管理されてるのねえ。
入場料は? とおそるおそる訊いてみたけど、無料でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0b/51e31c043272bc0b170b37c4ee1033c9.jpg)
マヤアーチもちゃんとあります。
おじさん、けっこう暇そうだったので、いろいろ解説。
チェンと最後につく地名がこの辺多いのは、マヤ語で「井戸」という意味だからとか。
ボロンチェンは、「ボロン」が「9」の意味なので、「九つの井戸」だとか。
ホペルチェンは……忘れました(汗。
建物の内部には、副葬品?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a3/d687516f563995e97a83d76200bf1405.jpg)
左写真の下のほうのはメタテ、トルティーヤを引き伸ばすのに使う道具です。
右の写真には、ここにも球戯場があったんでしょうかね、
石のボール(これに革とかゴムとか巻いて使った?)と輪っか。
でもこの石のボール、どう見ても輪っか通りませんから!
むしろカンペチェの大砲の弾に見えます。
それに手前に小さな矢じりみたいなのとか。
なんか……こんな無防備に並べてて、盗まれないんかしらん?
とちょっと思いました。
いくら管理人さんがすぐ横に住んでいても、夜とかねえ?
でもまあ、こんなものをほしがる物好きもいないんでしょう。
風情はないけど、遺跡のメキシコにおける日常性を感じさせてくれる遺跡でした。
もう二年も前の写真ですが、ティランジアの写真を探していて見つけました。
カンペチェ州、ホペルチェンからカンペチェ市に向かう国道261号線。
と言っても、ただ舗装されてるだけで、
車線は左右一本ずつ、ガードレールもないという道ですが。
そこを走っていて、ふと見ると道端にありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d9/7f16f0b05690102d7d61b5f310932107.jpg)
国道と言っても車なんかほとんど通ってないし。
ぎゅぅぅぅん、と急ブレーキかけてバックしても平気です。
で、行ってみたわけです。
ちょうどホペルチェン周辺遺跡めぐりの旅の帰り道だったから。
あとで地図でも確認しましたが、
たぶんメキシコで最も詳しいと思われるGuia Rojiにも載ってません、この遺跡。
Tohcok トーコックという名前だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/07/5e0fe405eee6211cfd413f236905ce15.jpg)
けっこう綺麗に残ってんな~。
というか、道を作るついでに修復したってほうが正解?
入っていくと、奥にあった小屋からおじさんが出てきて、
勧進帳ならぬINAHの登録帳を差し出すんです。
ここもちゃんと(一応)管理されてるのねえ。
入場料は? とおそるおそる訊いてみたけど、無料でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0b/51e31c043272bc0b170b37c4ee1033c9.jpg)
マヤアーチもちゃんとあります。
おじさん、けっこう暇そうだったので、いろいろ解説。
チェンと最後につく地名がこの辺多いのは、マヤ語で「井戸」という意味だからとか。
ボロンチェンは、「ボロン」が「9」の意味なので、「九つの井戸」だとか。
ホペルチェンは……忘れました(汗。
建物の内部には、副葬品?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f0/f31789a4fe017fb266d9a1c61235d40d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a3/d687516f563995e97a83d76200bf1405.jpg)
左写真の下のほうのはメタテ、トルティーヤを引き伸ばすのに使う道具です。
右の写真には、ここにも球戯場があったんでしょうかね、
石のボール(これに革とかゴムとか巻いて使った?)と輪っか。
でもこの石のボール、どう見ても輪っか通りませんから!
むしろカンペチェの大砲の弾に見えます。
それに手前に小さな矢じりみたいなのとか。
なんか……こんな無防備に並べてて、盗まれないんかしらん?
とちょっと思いました。
いくら管理人さんがすぐ横に住んでいても、夜とかねえ?
でもまあ、こんなものをほしがる物好きもいないんでしょう。
風情はないけど、遺跡のメキシコにおける日常性を感じさせてくれる遺跡でした。