メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

一気に冬になりました

2007-10-29 08:06:03 | ニュース
時計は本日(28日、日曜日)、一時間ぐるっと針が戻って、
サマータイム終了です。
一時間得した気分~。
でも夏時間が終わったということは、冬時間になったということで、
つまり冬になったということ。

普段ならそんな実感はゼロなんですが、
今年はお天気がおかしいです。
ま、世界中異常気象なんでしょうけど。

まず火曜日に、ノルテ(この辺り独特の北風)が吹き荒れました。
カルメンでは時速75kmとか。
それってハリケーンのカテゴリ1に相当するんですけど。
ディーンが来たときほどではなかったですが、
それでもあちこち木が倒れたりしてました。
うちも近所で何かが倒れて電線でもぶっちぎったらしく、
長時間の停電で、サッカーの試合が見られず泣きました。

でも、そんなくらいで泣いていてはバチが当たりますね~。
ベラクルスのあたりでは時速120kmもの暴風が吹いたとかで、
ドス・ボカス沖130kmにあったメキシコ湾の石油基地プラットフォームが、
風と波の影響でぶつかって、大きな被害を出したそうです。
死者19人を出す大事故となりましたご冥福を……

ハリケーンなら数日前から予測して準備もできますが……。
ノルテは予測できないんでしょうか。
ダンナに言わせると、予測してても、こんなにすごいとは思わなかったんだろうとのこと。
ノルテって、それは強い風ですが、ここまで強いのは私も初めてかも。

北風なので、気温もぐっと下がります。
26度とか、この辺じゃありえ~~ん、てことはないけど、
さぶいよ~~~。
あ、そうか、窓を閉めればいいのか。
ちょっとマシになります。
そんで、長袖のシャツを引っ張り出してきて、長ズボンをはいて、
靴下もはいて……。冬みたい~~。
てか、冬なんですよ、もう。
やっぱり、ありえ~~~ん!!
まだ10月やないか~?

そもそも、それより少し前、
4日くらい留まることなく雨が降り続けたのも異常でした。
おかげで、せっかくここ数年マシになっていた道路も、
やっぱり河と化してしまったし……。

そして、今日もまた一日、ごうごうと、風と、雨。
やな天気だな~~~。
サッカーの試合の時間だけは電気とテレビ衛星、切れないでよね、頼むから



しかしですね、うちのワンコ、実は温度計なんだと発見しました。

27度以下になると、食欲が(前からわからず悩んでいる何ものかへの)恐怖を上回るのです。
つまり、なんだかんだ言いつつ、ひとりでもどうにかご飯を食べてくれる。

ノルテがちょっと過ぎて、また暑くなった日がありましたが、
そうすると、また元に戻って、ご飯食べられない~~怖い~~、と文句を言う。

まったく、わがままなやっちゃな~

それにしたって、いくら涼しくても、
こうもどんよりと、昼間から暗く雨降り強風のお天気では、
散歩にも行けませんがな~。

ああ~気がめいるよこりゃあ、
まあこういうお天気のときこそ、読書なんかに励むにはいいんですけどね。
そう言えば、ドイツの冬って毎年こんなんだったな。
しかも、何ヶ月も
よく、生き延びてたよな~~、と我ながら感心します

あのころの学生気分に戻って、勉強でもしてみますか……。
今日に限ってまた、悪いことに、
お昼の2時から晩の8時半までサッカーのない、長~い空白の時間……。
てか、8時半の試合のあるメキシコシティのお天気も心配です。
ちゃんと、試合できるんだろうな???

暗~~いお天気の今日の記事は、
すみません、写真無しの駄文のみです。
ネタは用意してたんですが、気分にそぐわないので、また来週~

不公平

2007-10-22 12:03:57 | 交通
あんまり放置していたせいか、スパムコメントがチラホラつくようになってきました。
さすがにまずい!
ということで、最低週一回の更新を目指します。

が、今日はお手軽に。

こないだガソリンスタンドで給油中に、ふと目についたもの。



不凍液とかそんなのかな?
よく見たら、トップオイルって書いてますか?
潤滑油みたいなもん?

いや車のことはさっぱりわからないんですが、
それは比較的どうでもよくて。

なんかね、すごく不公平だと思いません?

こちらも。



しかも、インターナショナルクオリティって書いてあるからよけいおかしい。



そう言えば先日読んだ本に、宮本常一の『忘れられた日本人』ってのがありまして、
明治時代とかの暮らしをご老人の語りから克明に記録したもんですが、
これが、読んでいると今のメキシコと相通じるところがあっておかしいです。
物事を決める寄り合いの、話し合いののんびりさとか。

で、この本のどこかに、「油を売る」話がありました。
油を売る、と言えば今では、「だらだら怠ける」という意味で使いますよね。
これは、昔油を売る人が桶から買い手の容器に油を移すとき、
ひしゃくからじょうごを使って流しこむんですが、
もらうほうは一滴でも多いほうがいいので、
ゆっくりと滴る油を眺めてじっと待っていた、売るほうも待っていた、
その様子がいかにもノンキだったところから来た表現だという話です。

うん、確かに油をきっちり同じ分量入れるのは難しい!?
それともメキシコ人はこんな1cm2cmの違い、気にしないんでしょうかね。

手術は無事成功、というか……

2007-10-12 09:38:03 | 親バカ
え~え~、そんなこっちゃないかと思っておりましたよ!!

今朝8時にワンコを連れて獣医さんへ。
今日はちゃんといました。

「キケ~~、手術室の用意しとけよ」
「トミ~~、この子のおなか洗ってくれんか」

と指示だけ出しつつ、獣医さんは私と雑談。
一時間半。
その雑談の中で。

「もしもだけど、お腹開いて、子宮蓄膿症じゃなかったらどうしましょう?」

どうしましょう、てねえ?
この際だから綺麗に切っちゃったほうがいいのか、残したほうがいいのか。
悩みましたけど、獣医さんの詳細な手術の手順とか聞いていると
けっこう大変そうな手術だし、秋田犬は子宮癌とかに罹る確率はうんと低いというし。
そんじゃ、切らないでそのまま閉じてください。
まあもしもね、もしもの場合ね。
はいはい。

で。

子宮蓄膿症じゃありませんでした。

うっそーーー!


ポカーン、なワンコ。

私は手術には立ち合わせてもらえなかったので、
あとから電話をもらったんですが、
「15歳のピチピチギャル(死語?)みたいに綺麗な内臓」だったそうです。

いや~~~、よかったよ!!!

でもまあ、ちっとは生物学をかじっているので、
医学といえども完璧ではない、外から見ただけですべてがわかるわけではない、
ということはある程度承知してます。

まあしゃあねえ、万が一子宮蓄膿症であったならば、
症状が出ないままにお腹の中で爆発して死にいたることもあるらしいから、
放っておくわけにはいきませんでしたからね。

で、今朝、麻酔ついでに、
● 耳炎らしくて頭をよく振って、耳から垢がいっぱい出るんです。
● 昨夜発見したんだけど、背中に変なコブがあるんです。
● 肘のところが禿げてるのはこの前尻尾にできてた白癬でしょうか。

ってところも見てもらって、
さらには獣医さん、「爪と歯もチェックしときます」

背中のコブは単なる脂肪の塊だそうで。
肘のも大したことはなく。

要するに、ご飯食べたいのに食べられなかったのは
耳炎で痛かったからであろう、ということに。

ドイツにいたころ、私も中耳炎やったことあるんですが、
痛いんですよね~。
物が噛めなくなります。

というわけで、ご心配をおかけしましたが、
耳炎でした。

まあ以前、膣炎をやっていたのは間違いなく(おりものとかあったから)、
それは薬で綺麗に治っていたということで、
獣医さんもびっくり、なくらい見事に治癒。
いや、それはよかったね、ホントに。

それに、手術に伴うルーティーンチェックで
心臓とか肺もチェックするんだそうですが、
それもすべてパーフェクトだそうで。



15歳(ホントは7歳)のピチピチギャル(内臓限定

で、午後面会に行ってきましたが、
まだ全然麻酔が覚めてなくて、水も飲めない状態。

さらに2時間ほど、獣医さんと雑談をして、
持っていったワンコのご飯は預けて、帰ってきました。

土曜日にいったん抜糸をしてみて、
そのときの傷のふさがり具合で、退院になるかどうか、ということらしいです。
家に帰っても、だ~~~~れもいない……
早く治って帰ってきてくれるといいな~。



今日の写真はすべて、シマちゃんとカラクムルに行ったときのものです。
ジャングルからは、いろんな匂いがするよ?

-----------------------------------------

追記:なぜだかこの記事にばかりスパムコメントがつくので、コメント締め切らせていただきます。

ハエ男参上~?

2007-10-10 02:51:05 | 動物
まずはご心配いただいている方面にお知らせですが。
今日予定されていたワンコの手術、連れて行ってみたら
獣医さんがいませんでした……。
信頼できる獣医さん、のはずだったんですがね……。
しょぼ~~ん、と帰ってきました。
次の予定は木曜日です。
まあ今日明日でないと困る!! っていうほどの急患でもないってことですか。

それに幸い、昨晩は数週間ぶりに、夜落ち着いてぐっすり寝てくれたので、
私も安眠できました。
なぜ昨晩だけあんなに穏やかに眠っていたのか、それが不思議なんですけど。
昨晩、雷がピカピカゴロゴロの中を散歩に行ったので、
イオンシャワーをたっぷり浴びて治った!
……てなことはないでしょうな。
まあ木曜の結果はまたここでお知らせします。




さて、気ままに更新していると、すご~~~くカテゴリに偏りが……。
でもま、いいっか

というわけで、またも動物カテゴリです。

先日、ふと窓を見て。



なんじゃぁ、こりゃあああ!?
と叫んでしまいました。
クマンバチ!? にしても、それでもなおでかい。

カメラを掴んで外に出てみました。

 

うーん、羽が(たぶん)一対しかないので、タダのハエのようです。
ただ、ひたすらでかいぞ。
右の写真なんか、クリックで拡大してもらうとわかると思いますが、
光る背中に、私の影と、そのバックの青い空と向かいの黄色い家が
小さく映りこんでいます。
恐るべし。

ジッと動かないので、飽きて家の中に戻ったら、
しばらくして動きはじめました。



でもあんまり元気がないなあ、と思っていたら、
翌朝見たら、落ちてお亡くなりに……。
すぐに拾っておけばよかったんですが、あとで、とか思って忘れて、
掃除のおばさんが掃除してしまいました。無念。

せめて本当に羽が一対だったのか、
ハエなら退化した二対目の羽が平均棍というものになってるはずなので、
それがあるかどうか、確認しておきたかった、と後の祭り。



カリブ海沿岸の研究所にいたころですが、
建物沿いに歩いていたら、窓枠の下に
クモの巣の残骸に引っかかった葉っぱが風に揺れてました。

そしてその数センチ手前に、ホバリングで
揺れる葉っぱをじいっと見ているでかいハエが。
エメラルド色に光り輝いて、2cmくらいはあったでしょうか。

うわ~~、と立ち止まって見ていたら、
くるっとこちらに向きを変えてホバリング状態で私を2秒ほど見つめ、
それから、ぐい~~ん、と横滑りに舞い上がって、飛んで行ってしまいました。

あのハエも印象的でしたが、
今回のはあれよりさらにでかかった。
目の前に飛んできたら、腰を抜かしたかもですね。

ワンコのしつけ番組

2007-10-02 11:12:18 | 親バカ
バカな子ほどかわいい親バカコーナーです。



あ、ちょっとデカすぎ?

イヤ実はちょっといろいろご心配をおかけしている多方面への
お知らせも兼ねているんですけど、
ここんとこずっと、な~~~んか具合がおかしくてですね、
正確に言うと、私がアメリカで遊びほうけて帰ってきた4月くらいから、
変だとは思っていたんですが、そのころは猫のほうが深刻だったので、
適当にあしらいつつ、さほど心配はしてませんでした。

8月くらいだったかに、外陰部からおりものが出始めて、
三週間くらい毎日毎日注射で、どうにか治ったかと思ったんですが、
やっぱりどうもすっきりしない。
ということで、本日とうとう子宮蓄膿症の疑い濃厚ということで、
レントゲン写真を撮ってきました。
で、ばっちり、獣医さんの見立てどおりだったそうで。
来週の火曜日に手術、4、5日入院だそうです。

え~、要するに避妊手術でしょ?
猫のときは数時間で帰ってきたのに……。
でもまあ今回は単なる避妊じゃなく、病気(感染症)なわけだし、
でかいから、何かあったときひょいっと連れていけないし。
入院もやむなしか……サミシイヨ-

まあ信頼している獣医さんだし、そんなに難しい手術でもないし、
無事に帰ってきてくれるとは思いますが、一抹の不安もないでもないけど……。
でもこれで、この数ヶ月、ぐずぐずと具合が悪そうだったのが、
すっきりと治ってくれるといいなと思ってます。



レントゲンを撮るために、麻酔までした、うちのバカ犬。
知らない人に押さえつけられるだけで大暴れするタイプです。
てか、普通、犬ってそうでしょ?と思っていたバカ飼い主
飼い主になら何をされてもいいってのはわかるんですけど、
よその人にそんなのされるの、私でもイヤだもんな、と。

ところが、今日聞いた話では、
何でも、イタリアンマスティフ、うちのよりさらにでっかい犬を
レントゲン撮るために連れてきたこともあるんだそうですが
(ちなみに、私たちも利用する人間用クリニックでした……)、
その犬はきちんとしつけられているので、
言われるだけで素直にレントゲン機の下に寝転がってお腹を見せるんだとか……。
 うっそー!
そんな犬、いるの……?
いるんだそうです。
シンジランネ~~~!

まあそこまで高度な芸を見せてくれなくてもいいんですけどね、
そう言えば以前、日本の友人がテレビでやっていた犬のしつけ番組を送ってくれまして、
それを、ワンコに見せたことがあります。



『ダメ犬克服大作戦』。
よ~~く見ておくんだよ?



真剣に(?)見ております、
これはドッグランに行くと、よその犬が怖くてちびっちゃうパッチ君。
うーん、おまいとは正反対だなあ。
うちの犬は、よそのワンコをちびらせちゃうほうかも。



訓練13日目、だいぶ遊べるようになったパッチ君。



一緒に遊ぶ?
と覗き込んでます。



いいな~、混ぜて~~。

しつけにはあんまりなりませんでしたか……
ま、まあ、まずは病気を治して、それから取り掛かることにします。
元気になったら、またハイパーパワーでよそのワンコつっ転がして泣かれるんじゃないか
って気がものすごくしますけどね……。
ホントは今くらい元気がないほうが(でもまだ元気なのだ)
おとなしくてよかったりするくらいなんです……。