アマゾンで注文して、手に入れました。
帯の一行目、「メキシコなんて、関係ない?」に、うぎゃ~ん、そんなもんなの? と嘆きつつ、
養老孟司って京都国際マンガミュージアム館長なんだねえ、などというところに感心しつつ、
まずは読んでみました。
思ったよりも原作(写真左の新書)に忠実なものになってますね。
勝手な想像では、もっと物語として当時の様子を描いたものかと思ってました。
が、一冊で移民の話をさらっと網羅しようかと思ったら、
やはりこのくらい説明が入る啓蒙的な感じになるのは当然かも。
ちょっと残念だなと思ったのは、
せっかく最近取材にまでいらしたのだから、原作にはない部分も
少しは盛り込んでもらえたらよかったのに、ということ。
竹村立統氏はもう亡くなっているはずですが、そのことには触れていないところとか。
もちろん、原作一冊をそのままコミックにしたのではなく、
その他の資料からもエピソードを取り込んであるようなので、
移民史のポイントは一通り以上に押さえてあるように思いましたし、
本当にこれで、もっといろんな人が読んで興味を持ってくれれば嬉しいですね。
今の時代、活字を読むのは苦手という人が多くても、
こうしてコミックになれば、さらに幅広い層に知ってもらえることでしょう。
私自身、活字でこれまでそれなりに読んできていたはずのエピソードを
改めてこういう形で絵にして見せられると、ああそうだったのかと
納得した部分などもありました。
あとがきで原著者の上野久氏が
「さらに目指すは映画化である」と書かれています。
楽しみにしてます。
映画となればメキシコでも上映される可能性がありますし、
そうなればメキシコ人も日系移民に興味を持ってくれるでしょう。
最後のページに、取材に協力したかたがたの写真が何枚か載っています。
その中に、知った顔を何人か見つけました。
そうか京都国際マンガミュージアムの企画だから
私の知ってる人が多く関わっていたのか、と今さらながら納得。
興味を持ったかたは、ぜひ読んでみてください。
アマゾンのページはこちら。
サムライたちのメキシコ―漫画メキシコ榎本殖民史 (単行本)
上野 久, 木ノ花 さくや, メキシコ榎本殖民史漫画化プロジェクトチーム, 京都精華大学事業推進室
価格: ¥ 1,000 (税込)
帯の一行目、「メキシコなんて、関係ない?」に、うぎゃ~ん、そんなもんなの? と嘆きつつ、
養老孟司って京都国際マンガミュージアム館長なんだねえ、などというところに感心しつつ、
まずは読んでみました。
思ったよりも原作(写真左の新書)に忠実なものになってますね。
勝手な想像では、もっと物語として当時の様子を描いたものかと思ってました。
が、一冊で移民の話をさらっと網羅しようかと思ったら、
やはりこのくらい説明が入る啓蒙的な感じになるのは当然かも。
ちょっと残念だなと思ったのは、
せっかく最近取材にまでいらしたのだから、原作にはない部分も
少しは盛り込んでもらえたらよかったのに、ということ。
竹村立統氏はもう亡くなっているはずですが、そのことには触れていないところとか。
もちろん、原作一冊をそのままコミックにしたのではなく、
その他の資料からもエピソードを取り込んであるようなので、
移民史のポイントは一通り以上に押さえてあるように思いましたし、
本当にこれで、もっといろんな人が読んで興味を持ってくれれば嬉しいですね。
今の時代、活字を読むのは苦手という人が多くても、
こうしてコミックになれば、さらに幅広い層に知ってもらえることでしょう。
私自身、活字でこれまでそれなりに読んできていたはずのエピソードを
改めてこういう形で絵にして見せられると、ああそうだったのかと
納得した部分などもありました。
あとがきで原著者の上野久氏が
「さらに目指すは映画化である」と書かれています。
楽しみにしてます。
映画となればメキシコでも上映される可能性がありますし、
そうなればメキシコ人も日系移民に興味を持ってくれるでしょう。
最後のページに、取材に協力したかたがたの写真が何枚か載っています。
その中に、知った顔を何人か見つけました。
そうか京都国際マンガミュージアムの企画だから
私の知ってる人が多く関わっていたのか、と今さらながら納得。
興味を持ったかたは、ぜひ読んでみてください。
アマゾンのページはこちら。
サムライたちのメキシコ―漫画メキシコ榎本殖民史 (単行本)
上野 久, 木ノ花 さくや, メキシコ榎本殖民史漫画化プロジェクトチーム, 京都精華大学事業推進室
価格: ¥ 1,000 (税込)