メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

メルカード:肉類

2009-11-30 08:00:00 | 食べ物・飲み物
きりぎりすさんのメルカード探検記(いつから?)第三弾。



カウンターにで~ん!と直接載っけられたチチャロンです。
何というか、荒々しい野生の雰囲気漂うチチャロンですよね。
街中のこぎれいな食堂で作っているようなお上品なのとは違います。

そして、ややグロ写真、嫌いなかたはご注意~~。







問答無用の鶏肉屋さん~。
ここから、どこでもお好きな部位をお好きなように切り分けますぜ~。

メルカードのお野菜

2009-11-29 08:00:00 | 食べ物・飲み物
引き続き、きりぎりすさんによるチェトゥマルのメルカード風景です。



これは何を撮りたかったのだろう???
真ん中にあるカラフルな袋詰めの何か? これはなんだろ、私にもわかりません。
その上にあるのはココナッツですね。
うちに生えてるのとは違って、毛の生えたやつ。
イチゴとかブドウはメキシコじゃちょっとした高級果物の部類に入るかも?



で、こちらがえーと、高級じゃない果物・野菜?
メロンとか、文字通り腐るほど売ってます。



その隣にあったらしい、チレ・ハバネロ。
あううう、今は見るだけでも胃がシクシクしますが(笑。
というか、昨日の朝ダンナが掻き卵にチレ・セラーノを入れて料理してて、
それを知らずにキッチンに入ったら、空気にカプサイシンが充満しておりました。

チェトゥマルのメルカードで、雑貨

2009-11-28 09:56:16 | 
チェトゥマルでメルカードに行きました。
メルカード Mercado ってのはスペイン語でマーケットのことです。
このメルカードの写真はすべて、きりぎりすさんの撮影によるものです
やっぱりこういうところで堂々とカメラを向けるには観光客が有利ですよね~。



通路。
何となく逃げられたように空間が空いてますが、気にしない。
右角に見えているお店は時計屋さんと書かれてます。
その手前に売っているおせんべいみたいなのは何でしょうね。
チチャロンにしてはちっちゃいし。

とにかくびっしりと小さいお店が並んでいます。
外側にも。



穀物類とか、とにかく雑貨品。



これは……たぶん真ん中の金物を撮りたかったのかな?
左はライム絞り器、右はトルティーヤを平べったく押しつぶすやつですね。
そのさらに右にはチリソースとかチャモイソースとか。
バックに立ててある丸太のようなものはセキセイインコの巣にする材木です。
中は詰まったまま売ってるんですよね。
私もメキシコに来てすぐにセキセイインコを(ドイツで死なれていたのでダンナが)
飼い始めたんですが、巣箱を買いに行ったらこれを渡されました。
あの~、巣箱がほしいんですけど、と言ったら、
鳥が自分で穴を掘るから、と言われました。
半信半疑で買って帰ったけど、うちのインコは誰に似たのかぐうたらで、
ちょっとは掘ったけど、すぐに放棄。
結局私が汗水たらして掘りましたけどね。

カテゴリが別になるので、残りの写真はまた明日~。

チェトゥマルのお土産屋さん

2009-11-27 08:27:07 | 
さて、チェトゥマルに滞在した二泊三日でしたが、
泊まったホテルは大通りに面した立派なところでした。
ああ~~しまった、またまたザル記憶でホテルの名前も忘れちゃったよ。
金太な郎さ~~ぁん。と小声で呼んでみる。

チェトゥマルは前にもお見せしましたが、
道なんかも広々としてよく整備されていて、すごく綺麗です。
同じメキシコでも、州政府が金持ちかどうかでこんなに違うのかぁ~
これはお隣のタバスコ州に行っても感じることですけどね~。

それはともかく、そのホテルのある大通りには、
日常品のお店もあれば、ちょっと観光客向けのお土産もの屋さんもあって、
いくつか覗いて回ったんですが、そのなかのひとつ、
お店のおばさんとおしゃべりして、許可ももらったので、
店内の写真とともにご紹介しておきます。



そんなに広くはないですが、奥には服の売り場もあり、
全体におしゃれだけど、メキシコらしいものが置いてあるお店でした。



写真は最後のほうでバタバタっと撮ったので、手振れもしてるしスイマセン。
でもチェトゥマルの名物であるマナティの木彫りとかもありました。

それから、もうだいぶ前になってしまいますが、
カイマンさんがブログでニュースとして取り上げられていた、
味なしチューインガムというのが、この店にはあります。
レジの横に、ビニール袋に入った薄茶色の不定形のごろごろしたもの。
なんだ、これは??? と、じい~~っと見てたら、おばさんが説明してくれました。

遺跡めぐりをしているとよく見かけるチューインガムの木というのがあるんですが、
その幹を傷つけて流れ出す樹脂を集め、溶かして味をつけて固めたのが、
普通そこらに売っているチューインガムです。
この店に置いているのはしかし、味付けも固めるための不純物も入れない、
本当に木から取ったものをそのまま固めただけの、ガム。

で、食べてごらん、とひとかけくれたので、いただきました。
柔らかくて、ほんのりと不思議な味がします。
市販のガムに慣れていると、噛み応えがないくらい柔らかいんですが、
その分顎が疲れることもなく、ふわふわといつまでも噛んでいられます。

いくらくらいしてたかなあ、お安くはなかったので、
買わずに試食だけして店を出てしまいましたが、
私は文章を書くとき歯を食いしばる癖があり、
一日書いていると顎がだるくなってくるんですよね。
それを避けるためにチューインガムを噛むんですが、
ときどきこのガムを買っておけばよかったな、と思います。
今度行ったら買おうっと!

カイマンさんのところで見たお話だと、これもちゃんと紙に包んで
市販されるようになったということでしたから、
よそでもあるのかもしれませんが。

で、この店がどこにあるか、というと、
えーと、私たちが泊まったホテルを出て左に、海へ下りていくほうへ
2ブロックほど行った右手にあります。



こんな看板が出ているので、見落とすことはないと思いますが。

バカラールのラグーナ周遊・2

2009-11-27 08:00:00 | 風景
バカラールのラグーナは、カルメンなんかのと違って、ほとんど淡水だそうです。
地図を見てもらうとわかると思いますが、
と思ってグーグルから拾ってきたんですが、Bacalar をどう読むと「バカカル」に???



チェトゥマルが面しているのは外海につながる湾ですが、
バカラールがあるのは、まあ「湖」です。
前にも書きましたが、ユカタン半島は淡水が極端に少ない土地で、
地表を流れる川というものがほとんどありません。
その代わりにあるのは、石灰岩の地面に複雑にうがたれた地下の洞窟と、
そこに溜まる澄んだ水脈で、
それが地表に現れるところをセノーテ cenote というわけです。

これまでにもここでいくつかお見せしたように、
本当に洞窟の奥底に地底湖になっているセノーテもあれば、
チチェンイッツァの有名なセノーテのように普通の池や湖のようなのもあります。
バカラールのこのラグーナは、そのセノーテのなかでも
非常にサイズが大きく、また地表に出ている水域として珍しい存在だとのこと。

これだけ大きいと、確かに、セノーテという感じはほとんどしませんが、
水の美しさはさすがカリブ海、と言いたいところ、でも淡水なのか~。
セノーテはすべて、地下でつながっているという説もあるようですから、
このバカラールのラグーナも、あちこちのセノーテとつながっているのかも。



この水の色はカリブ海ですよね~。



バカラールの村に並ぶ豪邸をラグーナ側から眺めたところ。
一番左のなんか、中華風です。

そして、いくつか水の色が変わるところなどを案内してもらって、
それから少し奥まったところにある、「海賊の水路」へ。



なんかこれ、かつてはレストランか何かだったんだろうか?
よくわかりませんが、ここでボートを止めて、この廃墟に上陸。
ボートのお兄ちゃんはあとから水上スクーターでやってきたカップルと一緒に
そこらに飛び込んで泳ぎ回っているし、
私たちはここからの絶景をゆっくりと楽しみました。

写真、あまりにもたくさん撮ったんですが、キリがないのでちょっとだけ。

 

光も水も風も澄んで、ラグーナの真ん中で至福の時を過ごしました。
案外鳥が少なかったですが、季節柄ってことらしいです。

ひとしきり遊んだあと、帰ります。
帰りに、振り返って初めて気付いたけど、



この元レストラン、船の形してたのかぁ~。
タイタニックごっこ、やり損ねました(笑。
夕暮れの光を浴びて、絶好のチャンスだったのに!?

バカラールのラグーナ巡り

2009-11-26 08:00:00 | 観光
バカラールに行ったからには、七色の水をたたえるというラグーナを
ボート周遊せねばなりません。
こんな桟橋から、



仔犬とたわむれつつ、

(c)きりぎりすさん



出発します。
この日はあいにく雲が多くて、ピーカンというわけにはいきませんでしたが、
まあそのほうがボートに乗っていても陽射しがきつくなくてよかったかも。



こんな空も美しいし。



逆光でなければそれなりの青空だし。
というわけで、写真が多くなるので、ラグーナのお話はまた明日~。

バカラールの名物?大樹

2009-11-25 08:00:00 | 植物
前にオアハカにあるトゥーレの樹を紹介しましたが。

バカラールで見せてもらったのは、まあトゥーレの樹には及ばないとしても、
やっぱり写真に収まりきらない迫力のあるこの大樹でした。



いやもうぜんぜん収まってなくてすみません。

んで、ええと、この樹、樹齢何百年と聞いたはずなんですが……
すいません、忘れてしまいました~!
やっぱりすぐに記事書かないと、ダメねえ。
ネットに情報あるかなとだいぶ検索してみたんですが、見つからず。
実は名物と言っても、案外隠れた名物?

そもそもこのバカラールという村、メキシコの観光事業の一環らしい
Pueblo ma'gico「魔法の村、魔術的な村」というものに指定されているそうです。
別に魔法使いがいるとかではなく(それだとカテマコとか筆頭でしょうが入ってませんしね)
メキシコの伝統と歴史を色濃く残している村・町、ということで
こちらのスペイン語ウィキにリストがありますが、
今のところ35ヶ所が指定されているようです。
見ていると、メリダ近郊のイサマルとか
メキシコシティ近郊のテポソトラン、テポストランも入ってるんですね。
そんなこと知らずに訪問していたところがたくさんありました。

バカラールも2006年に指定されたとのことで、
特に七色に輝くラグーナ(これはまた明日)やサンフェリペ砦が主眼のようですが、
この大木もきっとプエブロ・マヒコの要素に入ってると思うんだがなあ。
でも、観光を目指して変に宣伝しまくるより、
こんなふうにひっそりと地元だけで知られているほうが好きですけど。

木に近づいてみると、幹はこんなの。



うわああ、なんて座り心地、いや、寝心地のよさそうな……。
トゥーレの樹を見たときは登ろうと思いつきさえしませんでしたが、
この樹は逆に、真っ先にあそこに登りたい、と思ってしまいました。
これ、子供らがここに家を作ったりしなかったんだろうか?
でも今登ったらぜったい怒られそうですけどね。

バカラール散策

2009-11-24 08:24:02 | 
いろいろご心配いただいているので、報告しておきますね~。
超音波検査の結果はまったくの異常なし、胆石なしでした。
結局、胃炎で間違いなし、ということに。
だ~か~ら、胃だと言っておろうが! と強気に出てみましたが、
医者が胆嚢かもしれないと言うと、そうかなあとも思ったり。
今のところは処方してもらった薬ですっかり具合はよくなってます。
このまま二週間続けて、薬はやめて、その後再発するようなら胃カメラとピロリ菌検査。
やっぱりそうなるか~~。
でも再発すれば、なので(これまでさんざん再発してるのは無視)、
当分このブログでも、チレの料理はお預けになりそうです。
まあダンナに食わせて私はそれを横から写真撮るだけでもいいのか、
とか思いつきましたが、
さすがに自分で食べもしないで写真だけってのも無責任な気がするので
(サルサは別です、そんなこと言ってたら大半が載せられないので)
まあ適当にやっていこうと思います。
というわけで、これからもよろしくお願いします。



さて、気を取り直して(?)チェトゥマル訪問記の続きと行きますか~!
セノーテ・アスルで食事をした話とか、いつ書いたっけと思ったら8月末から9月はじめ。
うーむ、二ヶ月以上ですか、申し訳ない。

で、セノーテ・アスルでおいしい食事を堪能し、いろんな鳥とも遊んでから、
今度はその近くにあるバカラール Bacalarというところへ連れていってもらいました。

(c)きりぎりすさん

こんなオリジナルでステキな門のある家とかが並ぶ、
でも町というよりは静かな村ですね。

ここではある名物を見学して(それは明日お見せします)、
それからぶらぶらと丘を登っていくと、サンフェリペ砦があります。



残念ながらこの日は閉まっていて、中は見学できませんでしたが、
やっぱりカリブ海の町だけあって、見覚えのある大砲もあります。

 大砲と乙女????

そして、空には輝く雲。



ウィキを見ていると、バカラールという名前、Bacalaoバカラオと関係が、ある?
バカラオというのはちょうど今の時期売りに出していますが、
クリスマス料理にするタラのことです。
でもマヤ語ではバカラールは「葦に囲まれた場所」という意味のようで、
魚とはあんまり関係ないのかも。

これもピコ・デ・ガヨ?

2009-11-22 08:00:00 | 食べ物・飲み物
とりあえず食べ物ネタはあんまり解説いらずなんで、
どんどんアップしていきます。

前にトルタを食べてお見せした食堂で、
ある日こんなのが出てきました。



日替わりサルサ?
玉ねぎを刻んであるので、ピコ・デ・ガヨだろ、とダンナは言うんですが、
トマトの入ってないピコ・デ・ガヨってあるのかなあ?

前に買わなかったあの本がつくづく悔やまれます。
でも一冊の本になるくらいいろいろ種類があるんだから、
トマトの入ってないピコ・デ・ガヨもありかな?

よく見るとこれ、なにやら黄色いものが。
なにこれ、と訊いたら、チレ・ハバネロだという返事。
「辛い」とダンナが言ってました。

ちなみに、このとき一緒に出てきた赤いソースがあったんですが、
ダンナが、そっちは「まったく辛くない、トマトだけ」と言うんですね。
前は同じようなソースにハバネロが丸ごと沈んでたけど、
このときはスプーンで底まですくっても何もないし。

もしかして本当にトマトソースかな、と思って、
スプーンでお皿に一滴垂らし、それを指先にピッとつけて舐めてみました。

辛かったです。

か~ら~いんですけど~~~~、と言ったら、
ダンナ、「え、ホント? ホント? 変だなあ」。
え~え~、もうもうもう金輪際、ダンナの「辛くない」は信用しませんから。

エンフリホラーダ

2009-11-21 08:56:46 | チレとその料理
放置しててすみません!
今週はちょっと週末に辛いものを食べ過ぎたせいかどうか、
胃の具合がよろしくなくて、なんとなくダラダラごろごろ過ごしていたり、
実は30年くらい前に好きだった漫画の、アニメ動画をネットで見つけてしまって、
けっこうどっぷりはまったりしてました。
いやあ、ネットってすごいですね、ヤバいですね。

んで、いったん放置するとリズムが崩れてしまって、ずるずると放置になります。
今日も薬飲んではみたんですが、胃が重いよぅ~~
単なる食べすぎだろ~、って? そうかも……。

ちょっとこの後、どのくらいの頻度で更新していけるかわかりませんが、
とりあえず今日は、元凶?となった、かもしれない、この料理。



またまたダンナの好きなファミレスですが。
料理名はエンフリホラーダというそうです。
あんまり聞き慣れない名前ですが、エンチラーダってのがあって、
enは英語のinに相当する接頭語、
chiladaはチレChileから来てますよね。
エンフリホラーダもたぶん同じで、フリホーレスFrijolesのソース料理です。

トウモロコシのトルティーヤに鶏肉をほぐしたものを包んで並べ、
上からフリホーレス(煮豆)のつぶしてソース状にしたものをかけてあります。
さらに、クリームとチーズ、アボカドとチレの細切り、
そしてチョリソ(香辛料の強い腸詰)をかけてありますね。
ここに載ってるチレは、チレ・セラーノです。
辛さから言うと中程度だと言われますが、ま~個体差あるしね。

んで、私は上に載ってるチレを脇にきっちりよけて食べたんですが。

フリホーレスのソースが……辛いじゃないかよ~~~!

上に載ってたセラーノは単なる飾りとか味付けじゃなくて、
使ってますよっていう証拠だったんでしょうか。

んで、この辛さ、ハバネロみたいに口の中がしびれるとかいうほどではなく、
まあ辛い~、と言いつつも完食できる程度ではあったんですが……。
そのすぐあとから、お腹が痛くなりました。
やっぱ、セラーノやハラペーニョは用心が必要なようです。

まあこれだけのせいでもなくて、この日のお昼に……
そうそう、書き忘れてましたが、これ、朝ご飯です。
で、お昼ご飯にダンナが作ってくれたステーキが……
なぜか最近のダンナ、コショウに燃えておりまして、
肉が真っ黒になるほどコショウをかけるんですよねえ。

だから! コショウは辛いんだってば!!!

うあ~、すいません、思い出すだけで胃が痛くなるので、この辺で~。

変な空

2009-11-16 08:00:00 | 風景
気がついたら、変な空の写真が数枚溜まってましたので、放出します。



車のフロントガラスの日よけフィルターを通して撮ったんで、
こんな色になってるんですが、あえて無修正で。



これもいつだったかドライブ中に見かけ、
窓を開けて撮った写真。

何か天変地異でも起こりそうな雰囲気が好きです。



これまたいつだったか、ふと部屋の窓から外を見たら、
こんな妖しげな夕焼けになってました。
せめて屋根に上って撮ればもう少しマシな写真になったでしょうが、
うちはそうすいすいと屋根に上るようには設備が整ってないので、
ガタガタとハシゴを引っ張り出して掛けたりしているうちに消えるかも、
と思ってそのまま窓から横着しました。
こういう夕焼けを、防波堤から見たら迫力あるんだろうなあ。

そう言えば某所でも話題に取り上げましたが、
2012年の世界終末予言が持てはやされている様子。
こんな写真でも眺めて、終末の気分に浸るのも悪くはないです。

椰子の葉葺きパラパ

2009-11-15 08:00:00 | 植物


海辺に立てている椰子の葉葺きの日よけのことをパラパ palapa と言います。
日本語でなんていうんだろうと思って西和辞典を引いたら、載ってません。
えー。
頻出単語なのに、特にリゾート地では!?

コレヒオ・デ・メヒコ(メキシコ学院?)発行の辞書には詳しく出ていて、
スペイン発行のラルースには出てないから、
メキシコ独特のスペイン語なんですかね。
スペインの海辺ではこういうの、なんていうんでしょうか。

(コレヒオ・デ・メヒコの辞書、10年以上前にたっかいのを思い切って買ったんですが、
 検索してたら今じゃオンラインであるんだ~(こちら)。
 この辞書、収録語数は少なめですが、メキシコ独特の単語がそれなりに載っているのと、
 動植物の名前を引くと学名がついているのがすばらしいです。
 この辞書によると、Palapaというのはそういう名前の椰子の木でもあるらしく、
 Orbignya guacoyule、高さ40m、葉の長さ7~8mになる椰子の木とあります。
 太平洋側に育つそうなので、この辺にはない椰子の木なのかな。
 でもパラパを作るには別にこの椰子の木じゃなくても、別のでもいいと思いますが)

これまでにもパラパはいろんなところで写真の隅に写っていたと思います。
びっしり葉を詰めて、藁葺き屋根みたいなのもありますが、
こんなスカスカのもあるんですよね。
これじゃあ日よけにならない、と思いきや、けっこう充分な日陰になります。
写真をよく見てもらうとわかるかと思いますが、
古くなった魚とりの網を全体にかぶせて押さえているようです。

あー、それにしても青空見たいよ~~

カラクムルでカラフルな壁画発見

2009-11-14 08:00:00 | ニュース
相変わらずの天気で気合の入らない小ネタ記事を用意してたんですが、
今朝はこんなニュースがあったので、それを挿入します。

古代マヤの生活を描いた彩色ピラミッド

カラクムルは大きな遺跡の中ではうちから一番近いので、
行った回数が一番多い遺跡かも。
ここでも何度も紹介していますが、そのカラクムルで、
実は2004年に発掘されたピラミッドに、見事な壁画があったと、
今ごろ発表されたそうです。

スペイン語記事によると、この壁画があるのは北アクロポリス、
またの名をチク・ナアブ Chik Naab というところだそうで、
前に行ったとき撮った遺跡案内の看板を眺めてみると、



うむ、きっちりコースから外れたところにあります。
すぐ横を通る道があるように見えますが、
これ、たぶんジャングルに覆われて何にも見えないところだと思う。

そんなところに、貴重な壁画が隠されていたそうな。
それも、これまでのように王族や高官の様子ではなく、
庶民の日常生活を描いたものだそうで、
マヤの当時の暮らしぶりがいろいろ解明されそうです。



この壁画は西暦450年から500年ごろに描かれたものだといいますが、
タマーレスを作る人の姿とかあるらしい。
やっぱりトウモロコシ関係の食べ物は、そのころから(もっと前から)
メキシコ人が食べ続けてきたんですねえ。



ここがいつか公開されるようになったら、
またぜひ見に行こうと思います。

バナナに乗る

2009-11-13 08:00:00 | 風景
海辺のレストランに行ったとき、こんな遊びをしてる人たちを見ました。



モーターボートに引っ張られる空気バナナライダーたち。
もちろん一度や二度は豪快にひっくり返ってました。

同行のおばさん(もう60を軽く越えてる人ですが)が、
「亀~~、あれやりましょうよ~」と言うので、
も~仕方ないな~、と言いつつトイレに行って水着に着替えて出てきたら、
もう食事が届いていた。
いやあ、すまんね、でも冷めちゃうしね、
食べたあとではあんな激しい運動はよくないよね、あはははっ、
ということで、このときはお流れになりました。

でもおばさんは、また行きましょう! 乗りましょう!
と、やる気満々です。
いいけどね~、普通に泳ぐだけでも私には充分ですがね。

しかし、ここ10日ほどずーーーーっと雨続きでした。
ようやく一日の半分くらいは太陽も顔を見せるようになりましたが、
雨季であっても基本は青空のメキシコで、これはうっとうしい。

そりゃあ日本の梅雨や、ましてやドイツの冬に比べたら
こんなもん大したことはないんですが、のはずなんですが……。
ドイツを離れてもう10何年ともなると、
青空見えないのはうっとうしいです。

この写真、ほんの二週間ほど前なのに……青空が懐かしいよ~

間違い探し?

2009-11-12 11:08:48 | 交通
すみません、そろそろガソリン切れかけてます。
できるだけあいだ一日以上は空けないよう努力しますが、毎日は無理かも。

しかも今日はこんな小ネタでごめんなさい。



ある日のドライブの帰り道に見た風景。
変でしょ?
いや、そんだけ。

以前、もっと短いのを見たことあって、
しかも四方から人が取り付いて登っていて、
ものすごくシュールな風景だったんですよねえ。
でもそのときはカメラを常時携帯する習慣がなく、写真撮れませんでした。
この日は日曜だったので、作業もお休みだったみたい。
道端には取り外した古いのが、ぐしゃっとつぶれて転がり、
まだこれから取り付ける予定らしい部品が同じように転がっていました。