メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

濃厚なタマリンドジュース

2009-05-22 08:00:09 | 食べ物・飲み物
なんか気がついたら、またかなり放置してしまいました。
いつまでもワンコのオムツがトップってのもなんですので、
今日はちょっと小ネタで。
またそのうち旅行ネタもちゃんとやります。



スーパーでこんなタマリンドジュース見つけたので、買ってみました。

スーパーで売ってるタマリンドの実と、タマリンドの木はこちら
タマリンドのお菓子はこちら
もういっちょタマリンドの木と花はこちら
そこらの屋台とかで売ってるタマリンドジュースはこちら

で、屋台で売ってるのは本当にスーパーで売ってるようなタマリンドの実を
ぐつぐつと煮出して作って冷ましたもんだと思います。

パック入りのはそれよりなんか、だいぶねっとりと粘度が高い。



ペットボトルに入ったようなのは、お味もいろいろで、
甘ったるいのから、やや酸っぱい感じのまであるんですが、
このパックのジュースは……かなり甘そうかも、と思って覚悟して飲んでみました。

割と普通でした。

ねっとりはしてますが、見た目ほどザラザラ感はなく
(たまにあります、口じゅうザラザラになるようなタマリンドジュース)、
甘味も控えめ、お味もあっさり、案外日本人向けかも、
と私が言ってもあんまり信憑性ないかもですが……。

興味のある方はぜひ、メキシコ旅行の際にお試しください。
(今どきメキシコ旅行する人は少ないかもですがね……ま、いつかってことで)



ついでなんで、インフルエンザの話も書いておきます。
メキシコでは患者の報告がない最後の3州にカンペチェも入ってたんですが、
そりゃ、報告がないだけだろ、と思ってました。

そしたら、いつだったかな、5月12日ですね、
カンペチェ州とバハ・カリフォルニア・スール州で一気に患者が見つかり、
残るはコアウイラ州だけ、と言ってました。
その後どうなったか、コアウイラはまだ未発見(珍種獣みたいだな)なのか、
もうあまりニュースも追っかけてませんが。

で、カンペチェ州と言っても広いんですけど、どこよ?
カルメンって可能性もあるよなと思って
(カンペチェでたぶん一番米国・カナダ、シティとの行き来が多いので)
調べたら、びんごー。
カルメンで三人の患者、だそうです。

まあだからってみんながマスクをするわけでもなく、
何か話題になるわけでもなく、
淡々と日常は過ぎてってます。
その後、患者は六人に増えたそうです。



これは、患者が出るよりもっと前、
学校が再開し始めたころ(5月はじめ)のカルメンのオープンカフェです。

このころは一応政府からの通達があったので、
カフェでもテーブルをひとつ置きにして、
椅子を倒したり、テーブルの上に「予約済み」ならぬ「政府の命令により使用禁止」の札を立てたり。
まあ、してました。

患者が出たころにはそんなのも忘れられて、普通に営業してましたけどね。

ただし、みんながすっかり忘れているかというと、
まあ一応そういうわけではないようで、
今日はダンナが会社から、家族用のマスクを一個もらってきてくれました。

一個……。
ないよりマシか。

まあパスポート持ってメキシコシティの大使館に取りにこい
(しかもそれでもらえるのはマスク一個。後日、もう一度通達があり三個)
というありがた~~い日本大使館よりは(イヤミ)
ダンナの会社に感謝ですが。

まあ私はほとんど外出しないので、マスク一個で充分です。
大事に、いざと言うときまで取っておこうと思います。

あら……ついでの話のほうが長くなっちゃいました。

おニューオムツ

2009-05-09 09:46:34 | 親バカ
ワンコのお漏らしシリーズです。
そんなん、要らんて?
まあ、たぶんこれが最後になりますので……。

モンテレイから帰ってきてしばらくはお漏らしも止まってたワンコですが、
数日もするとまた始まる。
なんか周期でもあるんですかねえ。

私はまだ外出しないようにしていたので、
ダンナにいつものオムツ買ってきて~、と頼んでおきました。
ところが、ないって言うんですよ。
も~、いつも買ってるあの棚の左の隅のほう、わかりにくいけどあるはずだよ、
と私が行っても、やっぱりありませんでした。

となると、別の、と広い広いオムツコーナーをウロウロしてみたんですが、
どうもねえ、大きさが今いちわかんないよねえ。
袋開けて広げてみるわけにもいかないし。

しゃあねえ、一番大きそうなこれだ!



ジャンボっていうから、大きいだろう、
一気に40個入りだし。

ところが、やっぱり体重で12kg以上なんて、
ぜんぜん小さいのでした……。
人間の子供ってそんなにちっこいのか~。

うあ~、困ったな、どうしよう、これ全部無駄?
しかも代わりはないし。
掃除のおばさんがそれを見て、
前に買ってたの、どこそこのお店にありましたよ~、
と教えてくれたけど、ダンナは仕事もあるからなかなか行けない、
私はまだまだ出かけられない、
ワンコはお漏らししちゃっては、あちゃ~、って顔して、
情けな~い目で私を見るし。
オムツ、して、ってお尻向けてくるし。

何とかこれ、工夫できないもんかねえ、と考えて、
ひらめいたのが、これです。



昔使ってたけど、もう長いこと物置に放り込んでたハーネスを、
なんと!
お尻につける飼い主。

オムツは下のほうをホッチキスで止めて、
マジックテープで止めるようになっているところを
尻尾の周りに回して貼りつけてます。
うーん、私って天才かも~???

というか、こんな変なものをつけられても平気なワンコも変だよねえ。



あっ、お尻の穴がばっちり写っちゃいましたが。
このほうが、捨てる紙の分量が前のオムツより少ないのでずっといいです。
お漏らしする量は日によりけりなんだけど、
うんと多い日でも、これでも充分キャッチできる程度だし。

取り付けるにはちょっと手間と言えば手間なんですが、
ワンコもわかってるんだか何なんだか、
つけ終わるまでちゃんとじっと暴れないでおとなしくしてるし、
もう最近はこれですっかり定着。
いや~、よかったね。

で、お尻に何かつけられているのはわかっているはず、
それがお漏らしを防いでくれているのもわかっているんだろうと思ってたんですが。

こないだ、ダンナが出かけるのをふたりでお見送りしようと玄関ドアに出たら、
退屈していたらしいワンコが、ドアからパッと前庭へ。
いつもならそんなことしないんですが、その日はたまたま。
まあ前庭は門と塀があるので、別に出ちゃってもいいんですけどね。
前庭でオシッコすることがあるので、オムツしたままだし~、
と思いながらも、出ていくダンナを見送るまでほうっておいたら……。

あーーー、こら!
と言ってる端から、腰を落として、じゃーーー。

オムツしてるの忘れてたのか?
それともやっぱりそこまでの因果関係には考えが回らないのか?

ずっしりと重くなったオムツを外すはめに陥りました。



お尻の写真ばっかりでは何のブログかと思われそうなので、
顔の写真も載せておきます。



ソファでテレビを見るダンナの足元に寄り添って幸せ~なところ。



ドアップ。
毎度親バカですみません。

インフルエンザマスコット

2009-05-03 03:11:25 | ニュース
なんかこう、インフルエンザ騒ぎに関してメキシコと日本の温度差を感じつつも、
その一方で、インフルエンザについての科学的な知識の欠如は実は案外変わらないの?
みたいな日本人の反応のニュースを読んで非常に残念だったり……。
日本人、学校教育はメキシコ人よりしっかり受けてるはずでしょ、
テレビでも日本語でニュース流してたらちゃんと理解できるでしょ?

日本にあるメキシコ料理レストランは関係ないですから!
メキシコから輸入されるコーヒー豆その他も平気ですから!
豚肉だって平気ですから!
豚インフルエンザにかかったって豚になるわけじゃないんですから!
今年の二月や去年の十一月や、二年前にメキシコにいた人は、ぜったいインフルエンザかかってませんから!!



政府の公式発表から一週間強、
世界中の医療機関が協力してくれるようになってようやく、
「感染疑い」の患者数と死者数、「感染確定」の患者数と死者数が
区別がつくようになってきましたね。
検査を何人につき行ったうちの何人が陽性であった、
という科学的根拠を引き出せる報告が出るようになりました。
メキシコ政府、おめでとう~パチパチパチ (←イヤミです、念のため)

私のほうは、まあ普段からそんなに出かける用事はないし、
日本大使館からも「不要不急以外の用事では出かけないように」との要請が来ているので(マジ)、
ずっと出かけてませんでしたが、
昨日のメーデーと本日土曜日、お買い物に出かけました。
ダンナに言ってもわかりそうにない消毒グッズとか一応買っておきたかったですしね。

街中は、まあまったくと言っていいくらい平常どおり。
スーパーレストランも品揃え、客足ともに私が見てわかるほどには落ちてません。
もっとも私は人混みが嫌いなので、空いてる時間帯にしか行かないってのもありますが。
私の町ではマスクをしている人は、1%くらいかなあ?
たま~に、ちらほら、という感じですね。
かくいう私もマスクは手に入ってませんので、してません。
入ってても、まだしないで大事に取っておくかもですね。
でも、噂では街中の薬局で売り切れてるそうです。
というかきっとそもそも備蓄がほとんどなかったに違いない。

カンペチェ州は感染疑いの患者が一名、というニュースは数日前に聞きましたが、
その後どうなってんだか、ネットニュースではぜんぜんわからないので、
今日は地元新聞を買ってみました。
地元と言っても、町が出してるのじゃなく、カンペチェ州のです。

我が町セクションでは、週末にディスコやバー、カンティナ(酒場)などの閉鎖、
オープンなレストランや屋台は通常営業、
患者が出たとかいう話はまったくなし。

カンペチェ州セクションのニュースでは、
感染疑いの患者がひとり入院中だけど、まだ検査結果は出ていない、と
数日前と変わらない様子。
カンペチェとタバスコ、ユカタン、キンタナローの近辺州で団結して、
対策を立てようということでいろいろ話し合いがあったようです。
ま~こんなのもどのくらい真剣にやってるのか、
本当に役に立つ対策を講じてくれているのか、
今いち頼りにならない、相変わらずのメキシコ振りではありますが、
まあよろしいでしょう。

しかしその一方で、なぜかユカタンセクションってのも、薄いですが入ってまして、
それによるとユカタンでは感染疑いの事例が増えているとのこと。
メリダのある病院は、疑いがある患者について情報隠匿したという話で、
処罰を受けるとか何とか……。
州政府が情報隠匿とかなら、あーそうだろうね、と思うんですが、
病院が隠匿してどーするよ?
という感じで、ユカタン州(州都メリダ)ではやや事態が深刻なようです。
記事もインフルエンザ関連が2ページを埋めてました。

新聞は、あと、スポーツセクションと子供セクション、
そして国際ニュースセクションがあるんですが、
国際ニュースでももちろんインフルエンザ関連がトップを埋め、
そして、これまたメキシコの独特なユーモア感覚なんでしょうかねえ?

インフルエンザマスコットの写真が。

新聞には写真とキャプションだけで、記事本文には言及がないので、
ネットで調べたら、ありました。



Achufy君(アチュフィ、くしゃみの音をもじった?)という名前だそうです。
大きさは15cm、お値段は346ペソ+送料!?
ボッタクリもいいとこだなあ。

ただしこれはさすがにメキシコでも、趣味が悪いと言うか問題視されたのか、
ネット販売で、以前にここでもCMをお見せしたフリーマーケットで出ていたらしいですが、
今はもう削除され、今度は別のところで販売中とありますが、
そこの売り文句も一部?全部? 削除されたとか。
というか、ブツそのものがすでに削除されたようですね。

まあさ、こういうのを売り出して、収益金を患者の治療に寄付しますとか、
せめて表向きだけでもいいから(いいのか?)あればまだしも、
単に面白がってるだけ、
というか、高すぎ。
それにまあ、家族友人を亡くした人たちにしてみたら、
マスコットだとぉ~?と刺されても文句言えないレベル?

とりあえずメキシコはそんな感じで、
うちの近所もこんな感じで、
パニックも暴動もなく、気長~にやってます。



これだけでは寂しいので、まあもう有名かもしれないけど、
どこかからもらってきた写真を。

オシャレマスクのおにいさん、おねえさん。
うっとうしいマスクも、こうして楽しむ精神は前向きでステキですね。

 

ワンコもマスク。



これは、犬猫などのマスコットには感染しないので心配ないですよ~、
という記事についてた写真です。

ものすごく用心深い人。

 

チューのあいさつはしないよう言われてますが、これなら……?