メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

ベラクルスに来てます

2010-06-15 20:43:24 | 
ワールドカップ真っ最中ですが、ベラクルスに来ています。
ダンナの出張で、そう言えばベラクルス、もう10年以上行ってないよねえ、ということで。
預けられるワンコはいい迷惑?

まあベラクルスに来たところでしょせんメキシコ。
ワールドカップ一色であることには何の変わりもなく。
朝から飛行機を乗り継いでいて見られなかった試合も、
そこらを歩いているだけで何度もやっているニュースやハイライトで
すべての結果と大まかな試合の流れはつかめました。



ベラクルスのショッピングモール。
でかいよ~。
都会だなあ、と改めて驚く。
ここは10年以上前に来たときも、知り合いのおばさんに連れられてきたとこでした。
あのころよりさらにおしゃれになって、拡大している気が。

そして、ベラクルスの海。

 

光り輝いて……と言いたいところですが、
これ、ホテルの廊下の突き当たりに海が見えてる~!
と行ってみたら、まあ階段の窓だったわけですが、
それが、何年掃除してないの?って汚れ具合でして。
その汚れでにじんじゃってるだけです。
でもそれも何となくいい感じ? ってことでそのまま載せてみたりして。

部屋の窓を必死に開けてそこからも撮ってみましたが。



うーん、半分逆光だし、この角度しか撮れない(壁が邪魔)。
でもまあ、ベラクルスの町の一角、こんな風景です。

明日から、ダンナは仕事だし、私はたぶんホテルの部屋に座ってサッカー見てます。
何しにベラクルスに来たんだ、と言われそうですけど、私もそう思います。
まあちょこちょこ出かけることは出かけると思うので、
これから少しはマメに更新する、かも?
ホテルの部屋にネットがあるってありがたいですね。
最近は、そこそこのホテルならどこでもそのくらいのサービスは当たり前のようです。



ここまで書いて、プレビュー画面なるものを見て、投稿した気分で画面閉じてました。
ブログに来てみたら、記事が……ないッ!!
と焦ったけど、gooさん、最近どんどん進化していて、
編集画面にちゃんと残ってた~~~!!! すごい!

で、実は上記を書いて投稿したつもりになったあと、
さらにこんな風景。

 ベラクルスの夕空なう。

 さっきの夕空がこんなことになってた。

 そして今日のお月様。

ケレタロのマイナーな教会

2010-04-16 08:00:00 | 
さて、世界を股にかける(笑)旅行をしてきたというのに、
何事もなかったかのように、ケレタロの話を続けます。
なぜかというと、出かけるちょっと前にgooさんのサービスで、写真一括アップ機能が
無料ユーザーにも使えるようになっていたので、その隙にと、
ケレタロの写真を全部アップしたからなのでした~。
それに、旅行はメキシコ国外だったので、どっちにしてもここでは載せませんしね~。

というわけで、ケレタロはメキシコ中部のコロニアル都市らしく、
各街角に教会があるって感じのところですが。



うむむむ、これはなんという教会だったっけなあ?
すみません、放置してるあいだに忘れてしまいました。

でも内部はこんな、爽やかすっきり系の教会です。



ただ……。



な、なんですかね、この不気味なイエス像は???
まるで溺れている人のように見えるの、私だけですか?
十字架を担いで苦悩してるのはわかるけど……。
しかもガラスケースの中……。

教会の趣味って、ときどきよくわかりません。

ケレタロの街あれこれ

2010-04-04 08:00:00 | 
ケレタロの世界遺産となっている旧市街を歩きました。
前にも噴水とかお見せしましたが、ホントにああいうシャレたものが
あちこちにごろごろ転がっている街です。



歩行者天国になっている通り。
5 de Mayo、5月5日通りだと思います。
微妙にゆがんで、わずかに坂になってて、石畳で、教会がどーんと見えている、
なんてところがものすごく中部っぽい。



そんで、歩いているといきなりまたこんなインディヘナのダンサーがいたり。
これも調べた範囲ではオトミ族ってありましたが、
オトミ族ってこんな格好してたんですかね~。
もちろん現代メキシコ人はこんな格好するのはお祭りのときくらいで、
普段は横に座っているお兄さんのように普通の格好です。



ネプチューンの噴水。
海なし県、もとい海なし州だからこそ、水を象徴するものがたくさんあるのか。
海辺の町カルメンじゃあネプチューンなんてカッコいいもんありませんもの。
あるのはエビの銅像ばかり……。



普通の閑静な住宅地の通り道。
こういう古い雰囲気のところ、いいですよね。



と思ったらいきなりこんな道もあったりして。
すごい、歩道のほうが車道より広い。
すべての道がこんなだったらいいのにねえ。



きれいに四角く刈り込んだ植木の公園。
この木陰で学生たちがネットしてるわけです。



また、ときどきこんなアーチの回廊があるのも目に付きました。
ゆっくり散歩すると、面白いものがたくさんある街です。

ケレタロの女傑コレヒドーラ

2010-04-03 08:00:00 | 
とりあえず旅行からは帰ってきましたが、今回はメキシコ旅行じゃなかったので、
その話はまたいつかネタ切れになったときに出すことにして、
今はケレタロのお話を続けますね~。



世界遺産となっているケレタロの旧市街には、歩行者天国になっている地区が少しあります。
昨日お見せした犬の公園の向かいはこんなきれいな家があって、



わあ、この建物なんですか、と訊ねたら、市政庁だとか。
へえ~、で通り過ぎたんですが、あとから調べたら、
これがコレヒドーラの家と呼ばれる歴史的な建物だったらしいです。
市政庁としては、車も入れないので業務がやりにくく、
政庁をよそへ移して、ここは博物館にしようかという案もあるとか(ソースはウィキ)。

コレヒドーラってのはケレタロにあるサッカーチームのホームスタジアムの名前、
ではなくて、いや、スタジアムの名前も確かにコレヒドーラなんですが、
なんでそんな名前なのか深く考えたことは一度もなくて、
ケレタロに来てみたら、すごい有名人だったから名前つけられたのねと納得した次第。

で、コレヒドーラというのは人名ではなくて、
コレヒドールという地方長官のような役職名がありまして、
ミゲル・ドミンゲスというコレヒドールの奥さんがホセファ・オルティス・デ・ドミンゲス。
この夫婦はヌエバ・エスパニア時代、政府から任命されてケレタロに赴任。
でもメキシコ独立運動に深く共感していろいろ協力したらしく、
特に妻のほうのホセファは積極的に独立運動に参加。

ウィキによると、独立戦争の発端となるミゲル・イダルゴの叫びは当初、
1810年の10月1日に予定されていたんだそうです。
ところが情報が漏れて、地方長官でホセファの夫のミゲル・ドミンゲスに
謀反者たちの隠れ家を捜索する命令が来たのが9月13日。
妻が関わっていることを知っていたミゲル・ドミンゲスは、妻を一室に閉じ込めて、
おかしなことをしないように匿ったらしいんですが、
めげないホセファはその部屋から靴のかかとで合図を送り(モールス信号か?)
反逆者たちに前もって捜索の手が伸びていることを知らせたとか。
それを受けて、イダルゴの叫びは9月16日(メキシコ独立記念日)になったんですね~。

その勇ましいおばさん、役職はついてなかったそうですが、
夫のコレヒドールより有名になって、その女性形のコレヒドーラで親しまれたようです。



これがそのコレヒドーラです。
もちろん(スタジアムだけじゃなくて)ちゃんと公園があるんですよね。

あー、今日はいっぱい勉強しました。
ホントはさらっと街の風景をお見せするつもりだったのに。
長くなるので、残りは明日にしますね。

犬の公園

2010-03-22 08:00:00 | 
世界文化遺産の町ケレタロの散策です。

世界遺産に指定されている旧市街には特に、かもしれませんが、
ケレタロというのはきれいな公園がたくさんある町でした。
ありすぎて、あれ、この公園さっきのだっけ、別のだっけ?と迷うことも。
でもたいていは独特な噴水とか植木があったりして区別つくんですが。
それに、いくつかの公園には無線ランが設置されていて、
学生たちが自前のノートパソコンを開いてそこらに座り込み、
ネットサーフィン(死語?)している風景も印象的でした。

で、これはどの公園だったかなあ、
「犬の公園」で普段通っているとかで、うん、わかりやすい名前だ。
おかげで正式名称を忘れてしまいましたが。
地図で見ると市政庁のすぐ前だったから、プラサ・デ・アルマス Plaza de Armas ですか。



おえええ~っ、と水を吐く犬の噴水があるんですもん、
これは「犬の公園」以外に名前ないでしょ。

犬が強烈すぎて、メインの人物はろくに見ませんでしたが、こんな人。



四隅に犬がいて、おえ~ってやってます。
Azulさんが「あ、この人、水道橋を作った人」と言うので、
後ろの台座の説明を見ると、



「デ・ラ・ヴィリャ・デル・ヴィリャール・デル・アギラ侯爵」という名前だとか。
長い上に、いくつ de がつくんですか。
んで、水道橋の建設にかかった費用は13万1091ペソで、
そのうちの8万8287ペソをこの侯爵が私財から寄付したそうです。
やっぱり、惚れた尼さんがいたのかもね~。

それでもやっぱり私は……



おえ~~ってやってる犬のお尻に止まってるハトとかが気になるのでした。



ところで、ちょっと一週間ほどネット接続の時間やチャンスがない旅行先に出かけます。
記事をアップだけはしようか、迷ったんですが、
コメントのお返事もできませんので、お休みさせてください。
ではでは、行ってまいります。

犬のいる教会サンタクルス

2010-03-13 08:00:00 | 
ケレタロの話の続きです。

水道橋を眺め渡す展望台から、歩いてちょっと行ったところにある教会が、
サンタクルス(聖なる十字架)教会です。



市内観光をしているらしい、かわいいチンチンバス。
これは展望台のところに停まっていましたが、
わりとあちこちで見かけました。



サンタクルス教会の前に立っているインディヘナの銅像。
メキシコシティのカテドラル前なんかに、よくこんな格好して踊ってる人がいますが、
アステカ族だと思ってました。
ケレタロではオトミ族がメインらしいですが、これもかなあ?
オトミの前にはトルテカ族がいたり、チチメカ族という記述もあったり、
このあたりは独立戦争・革命時の歴史ばかりでなく、
スペイン人到来以前の歴史もなかなかに複雑っぽいです。

で、なぜかサンタクルス教会の全貌の写真がなかったりするんですが、
ふと覗いた修道院の廊下に……。



でかいオオカミのような犬が寝てました。
うちのワンコ、前に切ったのとは反対側の肘のタコが化膿して破れて、
旅行に出る前に手術してもらって、そのまま獣医さんに預けてきたんですよね。
それもあって、よけいに犬に反応してしまう。



涼しい廊下で気持ちよさそうに寝てました。

明日からサンタクルス教会と修道院を紹介します。

水が流れる街ケレタロ

2010-03-10 08:00:00 | 
引き続きケレタロのお話です。

水道橋から引いた水が豊か、ということなのだと思いますが、
ケレタロの世界遺産に指定されている旧市街、街の真ん中では、
あちこちに凝った噴水を見かけました。



ほとばしる水が弦となっているチェロを弾く女性。
弦が3本しかないのは気にしてはいけません。



こちらは道路が工事中で、水は出てませんでしたが、
何やら凝った造りの噴水。
そして、世界遺産だからでしょうか、
こういった見所にはちゃんと看板が立っていて、名前と説明が書いてあるんですね。
親切~。
と言いつつ、ぜんぜんマジメに読んでませんが。



さらには、こんなふうに街中の普通の家の並びの合間に、
ふっと水が溜まる水槽があるんですよね。
これが、けっこう頻繁に。
さすが、水道橋の町、と思ったことでした。
しかも、こんな水槽にまで、ひとつひとつちゃんと名前がついているのです。

ケレタロはメキシコシティから北へ3時間ほどの
中央高原地帯にあります。
カルメンなどという海抜ほぼ0mばっかりの平地から行くと、
おおお~、山が見える! 坂がある! と感動することしきり。
しかも空気がとても乾燥しているので
(メキシコシティと気候が似ていますが、大気汚染がずっと少ないです)
日向は陽射しがきつくても、日陰に入ればひんやり、鳥肌立つくらい涼しい。
そんなところだからこそ、水があることを常に視覚的にアピールするのが
街の豊かさと安心感につながるのかなあ、などと思ったり。



ケレタロの旧市街はユネスコ世界文化遺産ですよ~、という
証拠(?)の石碑。

そして、街中を歩いていて、ふと足元に目をやると。



きゅ~~~っ!
って書いてある~。
ケレタロ Queretaro だから?
そう言えば、「スーパーQ」ってミニスーパーもよく目に付きました。
Qで始まる州なんて他にありませんもんね。
字の形もかわいいし、独創的でいいなあ。

ところで、このQ、単なる道路の設備の一種かと思ったら、
よく見たら「ツーリストガイド」と、英語、スペイン語、イタリア語、フランス語で。
ああそうかぁ、これを辿っていけば、観光名所一周ってことですか?
一定間隔で点々と埋まってました。
さすが観光の街、と感動しました。

イスラ・アグアーダの風景

2010-02-08 08:00:00 | 
さて、たっぷり二時間のボート周遊を終えて、
イスラ・アグアーダに戻ります。

イスラ(島)と名前のつく村ですが、でも島じゃないんですよね、ここ。
カルメン島と面した大陸側の村です。
なんでこんな紛らわしい名前にしたんでしょうね。



カルメン島と大陸を結ぶ、東の橋と、イスラ・アグアーダ。
うっすら夕焼けをバックに、手漕ぎボートのおじさん。



これは村を流れているらしい河の河口。
ちょうどボートが出てきてました。



もうあとはひた走るボートに、
ワンコは風の匂いを嗅ぎながらも、耳がなくなってます。
少し肌寒いくらいになってきてました。

桟橋に戻って、お金を払って、
夕暮れのペリカン。





これがそのボート乗り場です。
突き当たりの広くなったパラパの下に、到着したときはいっぱい人がいたんですが、
帰り着くころには誰もいなくなってました。
たぶん近所の人たちが涼みに来て、ここでお弁当開いたりするのかな?

私たちはここに来るには橋の料金所を通らなければならないので、
往復で100ペソ以上取られてしまうんですよね。
それがなければ、もっと気軽に遊びにきたいところです。
今度はもっと早い時間に行って、どこか食堂でおいしいご飯でも食べて、
それからまたのんびりボート乗りたいと思います。
まあ村の中は犬だらけで、うちのワンコ連れてたら、
ワンワンと大騒ぎになってしまうかもしれませんが……。

村の端っこの廃屋

2009-12-09 08:00:00 | 
先日、ヴィリャエルモサへ出かけた帰り、
せっかくワンコも連れてきたんだから、セントラに立ち寄って散歩しようよ、
と言ってたんですが、セントラに入る道のところをダンナは素通り。
え~、ちょっとちょっと、行くんじゃなかったの?と言っても、
もう通り過ぎたからダメ、と言う。
なんだよ~、私だって別に同行する用事はなかったんだけど、
でもまあ書類のことは私も多少は関係あるから仕方ないとして、
ワンコはなんではるばるそんなのに付き合って一日車のなかで過ごさなきゃいけないんですか。

と、私がつむじを曲げていたら、タバスコ州とカンペチェ州の州境、
前に写真をお見せしたサンペドロ河を渡ってカンペチェ州に入ったところで、
ダンナがいきなり、ここ行ってみようか、と言い出す。
うちのダンナ、保守的で、知らないところには行きたがらないんですが、
このときはさすがに私に気を遣ったようです(それともワンコにかも)。

それで、細い道をず~っと入っていってみました。
この河口近くの川沿いにある村は、Nuevo Campechito ヌエボ・カンペチートといいます。
訳すと、「新しい小カンペチェ」てな感じでしょうか。
小さな家が立ち並ぶ一本道をまっすぐ進んで、
T字型の突き当たりを右に折れ、サッカーをやっている横を抜けて
またすぐ左に折れて海へ向かいました。
そしたらなんだか、小さな流れを越える橋があったんですが、
それを越えていくと、村はずれ~、という感じになっていき、
そしてついには、廃屋ばかりが並んでいました。

廃屋と言っても、まだほとんど崩れてなくて、
窓やドアもきっちりふさいであって、
住もうと思えばまだ住めそうな感じですが。



 これはまだ綺麗

 これもしっかり建ってます

でもやはり、家の周りの荒れ方や、この時間に窓がぴったり閉まって
人影もないところが、廃墟の雰囲気。



綺麗なレンガ造りの家ですが、夕陽が当たって寂しそう。

そして、海に一番近い家は、捨てられてずいぶん経つようで、
完全に廃屋となっていました。

 

続きはまた明日。

チェトゥマルのメルカードで、雑貨

2009-11-28 09:56:16 | 
チェトゥマルでメルカードに行きました。
メルカード Mercado ってのはスペイン語でマーケットのことです。
このメルカードの写真はすべて、きりぎりすさんの撮影によるものです
やっぱりこういうところで堂々とカメラを向けるには観光客が有利ですよね~。



通路。
何となく逃げられたように空間が空いてますが、気にしない。
右角に見えているお店は時計屋さんと書かれてます。
その手前に売っているおせんべいみたいなのは何でしょうね。
チチャロンにしてはちっちゃいし。

とにかくびっしりと小さいお店が並んでいます。
外側にも。



穀物類とか、とにかく雑貨品。



これは……たぶん真ん中の金物を撮りたかったのかな?
左はライム絞り器、右はトルティーヤを平べったく押しつぶすやつですね。
そのさらに右にはチリソースとかチャモイソースとか。
バックに立ててある丸太のようなものはセキセイインコの巣にする材木です。
中は詰まったまま売ってるんですよね。
私もメキシコに来てすぐにセキセイインコを(ドイツで死なれていたのでダンナが)
飼い始めたんですが、巣箱を買いに行ったらこれを渡されました。
あの~、巣箱がほしいんですけど、と言ったら、
鳥が自分で穴を掘るから、と言われました。
半信半疑で買って帰ったけど、うちのインコは誰に似たのかぐうたらで、
ちょっとは掘ったけど、すぐに放棄。
結局私が汗水たらして掘りましたけどね。

カテゴリが別になるので、残りの写真はまた明日~。

チェトゥマルのお土産屋さん

2009-11-27 08:27:07 | 
さて、チェトゥマルに滞在した二泊三日でしたが、
泊まったホテルは大通りに面した立派なところでした。
ああ~~しまった、またまたザル記憶でホテルの名前も忘れちゃったよ。
金太な郎さ~~ぁん。と小声で呼んでみる。

チェトゥマルは前にもお見せしましたが、
道なんかも広々としてよく整備されていて、すごく綺麗です。
同じメキシコでも、州政府が金持ちかどうかでこんなに違うのかぁ~
これはお隣のタバスコ州に行っても感じることですけどね~。

それはともかく、そのホテルのある大通りには、
日常品のお店もあれば、ちょっと観光客向けのお土産もの屋さんもあって、
いくつか覗いて回ったんですが、そのなかのひとつ、
お店のおばさんとおしゃべりして、許可ももらったので、
店内の写真とともにご紹介しておきます。



そんなに広くはないですが、奥には服の売り場もあり、
全体におしゃれだけど、メキシコらしいものが置いてあるお店でした。



写真は最後のほうでバタバタっと撮ったので、手振れもしてるしスイマセン。
でもチェトゥマルの名物であるマナティの木彫りとかもありました。

それから、もうだいぶ前になってしまいますが、
カイマンさんがブログでニュースとして取り上げられていた、
味なしチューインガムというのが、この店にはあります。
レジの横に、ビニール袋に入った薄茶色の不定形のごろごろしたもの。
なんだ、これは??? と、じい~~っと見てたら、おばさんが説明してくれました。

遺跡めぐりをしているとよく見かけるチューインガムの木というのがあるんですが、
その幹を傷つけて流れ出す樹脂を集め、溶かして味をつけて固めたのが、
普通そこらに売っているチューインガムです。
この店に置いているのはしかし、味付けも固めるための不純物も入れない、
本当に木から取ったものをそのまま固めただけの、ガム。

で、食べてごらん、とひとかけくれたので、いただきました。
柔らかくて、ほんのりと不思議な味がします。
市販のガムに慣れていると、噛み応えがないくらい柔らかいんですが、
その分顎が疲れることもなく、ふわふわといつまでも噛んでいられます。

いくらくらいしてたかなあ、お安くはなかったので、
買わずに試食だけして店を出てしまいましたが、
私は文章を書くとき歯を食いしばる癖があり、
一日書いていると顎がだるくなってくるんですよね。
それを避けるためにチューインガムを噛むんですが、
ときどきこのガムを買っておけばよかったな、と思います。
今度行ったら買おうっと!

カイマンさんのところで見たお話だと、これもちゃんと紙に包んで
市販されるようになったということでしたから、
よそでもあるのかもしれませんが。

で、この店がどこにあるか、というと、
えーと、私たちが泊まったホテルを出て左に、海へ下りていくほうへ
2ブロックほど行った右手にあります。



こんな看板が出ているので、見落とすことはないと思いますが。

バカラール散策

2009-11-24 08:24:02 | 
いろいろご心配いただいているので、報告しておきますね~。
超音波検査の結果はまったくの異常なし、胆石なしでした。
結局、胃炎で間違いなし、ということに。
だ~か~ら、胃だと言っておろうが! と強気に出てみましたが、
医者が胆嚢かもしれないと言うと、そうかなあとも思ったり。
今のところは処方してもらった薬ですっかり具合はよくなってます。
このまま二週間続けて、薬はやめて、その後再発するようなら胃カメラとピロリ菌検査。
やっぱりそうなるか~~。
でも再発すれば、なので(これまでさんざん再発してるのは無視)、
当分このブログでも、チレの料理はお預けになりそうです。
まあダンナに食わせて私はそれを横から写真撮るだけでもいいのか、
とか思いつきましたが、
さすがに自分で食べもしないで写真だけってのも無責任な気がするので
(サルサは別です、そんなこと言ってたら大半が載せられないので)
まあ適当にやっていこうと思います。
というわけで、これからもよろしくお願いします。



さて、気を取り直して(?)チェトゥマル訪問記の続きと行きますか~!
セノーテ・アスルで食事をした話とか、いつ書いたっけと思ったら8月末から9月はじめ。
うーむ、二ヶ月以上ですか、申し訳ない。

で、セノーテ・アスルでおいしい食事を堪能し、いろんな鳥とも遊んでから、
今度はその近くにあるバカラール Bacalarというところへ連れていってもらいました。

(c)きりぎりすさん

こんなオリジナルでステキな門のある家とかが並ぶ、
でも町というよりは静かな村ですね。

ここではある名物を見学して(それは明日お見せします)、
それからぶらぶらと丘を登っていくと、サンフェリペ砦があります。



残念ながらこの日は閉まっていて、中は見学できませんでしたが、
やっぱりカリブ海の町だけあって、見覚えのある大砲もあります。

 大砲と乙女????

そして、空には輝く雲。



ウィキを見ていると、バカラールという名前、Bacalaoバカラオと関係が、ある?
バカラオというのはちょうど今の時期売りに出していますが、
クリスマス料理にするタラのことです。
でもマヤ語ではバカラールは「葦に囲まれた場所」という意味のようで、
魚とはあんまり関係ないのかも。

ヴィリャ自然史博物館、その他の展示品

2009-10-18 08:00:00 | 
ヴィリャエルモッサの自然史博物館、
ディノサウルスを取り囲んで、生命の歴史を解説するコーナーがぐるっと。

まあ一応アンモナイトとかもありましたが、
こういうのは職業?柄、見慣れていることもあって、適当にスルー。
でもやっぱり、でっかいのは見ごたえありますねえ。

 またまたトリケラトプス

 マンモスの牙とか

それから二階へあがると、そこはまず自然人類学のコーナーになっていて、
類人猿から現生人までの変遷が展示されてます。

 イケメン頭蓋骨

そして、タバスコ州を中心として、
昔の生活様式やとうもろこしの栽培の普及などの説明があったり。



恐竜と反対側の吹き抜けになったところには、
タバスコのジャングルとそこに生息する動物たちの展示。



うっそうと茂るジャングルですね。
真ん中にぶら下がっている袋みたいなのは、鳥の巣です。

Calandria カランドリアという鳥だと、常にダンナから聞いてたんですが、
これまた調べてみると、こないだお見せしたマネシツグミの仲間で
Mimus saturninus という鳥のことのようでもあり、
この鳥はやっぱりセンソントレとよく似た見てくれと鳴き声で、なんか違う。

いろいろ調べてたら、ムクドリモドキの仲間のようです。
Icterus属の鳥の、どれか。
そしてそのうちのいくつかは確かに Calandria という俗名も持っているようです。
が、全般には Bolsero ボルセーロという名前で図鑑などに載ってますね。
Bolsa が袋だから、袋のような巣を作る鳥、ってことで
こちらのほうが覚えやすい名前かも。
この巣の写真は以前撮ったことがあるんですが、操作ミスでなくしてしまいました。
鳥も飛んでいるのはよく見ますが、早すぎてカメラに収まらない。
でも、電線などからぶら~~んとぶら下がる巣は面白いです。

ヴィリャ自然史博物館、目玉展示品

2009-10-17 08:00:00 | 
さて、ヴィリャエルモッサにあるロヴィロサの自然史博物館、
表のトリケラトプスからもわかるかと思いますが、
一番リキ入ったコーナーは、やっぱり恐竜でした。

その手前に一応、宇宙の構造を解説したコーナーとかもあり、
でっかい地球儀と、銀河系の惑星などの模型もありましたが、
まあ何というか、小学低学年くらいのお子さんを連れてくるのにちょうどいい感じ。

で、奥の二階まで吹き抜けになったホールに、これです。



お約束?
ディノサウルス。
ダンナが襲われる役、ではなくてたまたまぶれたんですが。

で、ダンナも懸命に写真を撮ろうとしてるんですが、
なにぶんちょっと暗いので、フラッシュ焚いてるんですよね。
それで全身像を撮ろうって、そりゃ無理でしょ?
フラッシュの光がぜんぜん届かないもん。



フラッシュで撮るなら、このくらい近付かなきゃ~、
と撮ってみたら、おおお、なかなかの迫力。

実は私もけっこうこういうの好きなもんで。



後ろから撮ったのも、振り上げる尻尾がなかなかよいわ~~。

そして二階に上がると、そこから見下ろせるんですよね。



ふはははは、上から見下ろされているとは気付くまい! どだッ!
と、勝手な優越感に浸ってみたり。



明日はその他の展示品をお見せします。
それで、博物館は終わりです。
少な~。

ヴィリャエルモッサの博物館

2009-10-16 08:00:00 | 
食べ物ネタ飽きてきたので、まだあるんですが、あとに回します。

今日から何回かに分けて、ヴィリャのラ・ベンタ公園の向かいにある
博物館訪問記(というほどのもんでもないが)やります。

前にお見せしたペヘラガルトを食べた日、
出かけたはいいけど、曇っていて写真を撮るにはいまいちのお天気だったので、
村を回る代わりに博物館へ行ったわけです。

ラ・ベンタ公園は前に長々とお見せしましたが、
その入り口のオルメカ戦士と公園の標識を、今度はちゃんと撮ってきました。



こんなのが、大通りに向けてでーん!と据えられております。
その向かいにある博物館は、



こんな建物で、名称をよく見たら……
「自然史博物館」???
ホセ・ナルシソ・ロヴィロサ?

ロヴィロサというのはタバスコ出身の博物学者で、
調べてみると、1849年生まれ、1901年没だそうです。
タバスコ州からチアパス州、カンペチェ州と渡り歩いて動植物を集めたり、
地形を調べたり、探検をいっぱいした人らしい。
いいなあ、19世紀のメキシコなんて、未知の世界がたんまり残ってたでしょうね。

博物館入り口の前にはこんなものが。



トリケラトプス~~。
お顔が、怖いです。

この時点ですでに、ラ・ベンタ公園のオルメカ文明に関する知識を補う博物館、
という期待はきっぱり捨てました。

そもそも、誰も博物館に向かう人がいないし、
ドアはすりガラス、じゃなくて傷だらけ? くもってるだけ?
中がぜんぜん見えなくて、閉まってるのかと思いましたが、
押したら開いて、おおお、受付に人がいるよ!!
とびっくりするような感じに、見事にすたれてました。

入場料はひとり20ペソ。
そんな価値、あるのか??? と疑心暗鬼に駆られつつも入りました。

ところで今、ロヴィロサの検索してたらこの博物館の
紹介サイト?(タバスコ州政府の)が見つかったんですが、
そこを見ると、入場料、15ペソになってます。
まあそれは情報が古いんでしょうけど、問題は、
学生5ペソ、外国人5ペソになってるところ。
えええ~、私も20ペソ払っちゃったよ!

むか。

と思いましたが、
マヤ遺跡とかだと、外国人のほうが高くて、
そういうところでは永住権を振りかざしてメキシコ人料金で入ってるんで、
ここではその逆、ってのも大人げないか。
というか、もう払っちゃったけど。
てか、5ペソや10ペソの違いで文句を言うこともないですかね、えへへ。