メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

セノーテ・アスルのお魚

2009-08-31 08:00:00 | 観光
チェトゥマル郊外のセノーテ・アスル、先に料理をお見せしてしまいましたが、
食事をしながら臨む景色はこんなのです。



普通の池と変わらないセノーテ。
でもその水はどこまでも透明に澄んでいて、とても冷たいです。



写真にはたまたま写りませんでしたが、
泳いでいる人もいました。
泳げないけど水に入りたい人用に、向こう岸まで伝っていけるロープも。

セノーテはもともと真水の少ないユカタンで、聖なる泉としてあがめられていたので、
水浴びをすることに宗教的な意味合いもあったようです。
だから、泳げなくても浸かってみたい人もいるんでしょうね。

ここには、い~~っぱい魚がいます。



写真ではなかなかうまく撮れませんが、
水は本当に澄み切っていて、何メートルあるかわからない底までくっきり見えます。



トルティーヤの切れっ端を投げ込むお客もいて、
それに群がる小魚たち。
一方ではテーブルに載せられ、食べられている魚、
こちらでは食べさせてもらっている魚。
明暗、くっきり。

セノーテ・アスルの魚料理

2009-08-30 08:00:00 | 食べ物・飲み物
チェトゥマル郊外のセノーテ・アスルのレストラン。
入ると、セノーテを見晴らすテラスに座ってお食事です。
ああ、すいません、セノーテの写真は明日お見せします~。



まずは、どーんっ!とフリホーレス(煮豆)。
パネラチーズがぱらぱらとかかっているのはたいていどこのレストランもですが、
まわりに黄色いチーズ(名前忘れました)を配置しているのは珍しいです。
これを、テーブルのみんなでトトポですくって食べるのだ。

そしてメインの魚料理。



しまった……!
この魚の名前も忘れてしまいましたぁ……。
でも、



勝手に命名、「ロナウジーニョ」!!!

食べ終わってからきりぎりすさんが自分の魚の頭も提供~。
ということで、ダブルロナウジーニョッ!



口をこじ開けて中まで覗いたので、それも写真~。



お味はどうだったかって、もっちろん!
白身であっさりしてて、新鮮でぷりぷりでジューシーで、おいしかったですよぅ~!

セノーテ・アスルのレストラン

2009-08-29 08:00:00 | ホテル・レストラン
いやもうね、たったの2泊3日だったと思えないくらい盛りだくさんだった
チェトゥマル滞在、改めて写真を眺めて、もうびっくりでした。

チェトゥマルはユカタン半島なので、当然セノーテがあります。
セノーテって何?というかたは過去記事をどうぞ。
 セノーテ、サク・ムル・ハー(地下湖タイプ)
 ジビルチャルトゥンのセノーテ(池タイプ)
 チチェン・イッツァのセノーテ(井戸タイプ)


チェトゥマルの町から少し郊外へ行ったところにある、セノーテ・アスル(青いセノーテ)。
そのレストランへ、お昼ご飯を食べに連れていっていただきました。

まずその入り口が、おしゃれ~。



メキシコらしい色彩のこれはなんだ~、と近付くと、



船の舵輪に(それとも馬車の車輪か?)板を張って絵を描いたもののようです。
描かれているのは、このあたりの生き物たち(人間含む?)。
う、うむ、右下のはイルカなのかマナティなのかいまいち判断がつきませんが、
深くは考えないことにして。

その隣にあるのは、こんなの。



イエス・キリストの祭壇。
十字架にかかっているのではなく、子供のイエスってところがちょっと変わってますね。
その上に君臨する写真のおじさんは何者なのか、
そのまた隣に写っている人たちはなんなのか、
それも深く考えないことにして。
まあおそらくこのレストランのオーナーとか創立者とかではないかと推測。

それから民芸品などを売っている控えめなお店の横を抜けて
レストランへと入っていきます。
その途中には、これ、メキシコには欠かせない、グアダルーペの聖母像。



しかしこれまた、聖母が現れたのを目撃し、その言葉を伝えたという
インディオの青年(フアンでしたっけ?)までがちゃんと再現されているという丹念さ。
グアダルーペの聖母についてまだご存じないかたは過去記事をどうぞ。
 グアダルーペ寺院バシリカ
 グアダルーペの祝日の祝典の様子


レストランで何を食べたかについては、また明日~。

フリーゾーン:ブランド編

2009-08-28 08:00:00 | 
さてさて、チェトゥマルから行ったベリーズ国境地帯の免税地区。

私はブランドとかさっぱり知らないので、面白さが半減だったかもですが。
とにかくスーパーじゃなくて似非デパートっぽいところに入りました。

今日の写真は(も?)大半きりぎりすさんですので、
いちいち(C)つけるのやめます。
何も書いてなかったらきりぎりすさんのです。

まずはこんな写真。



なんだろう?
普通のシャツだが……。



これは、「ありえねぇ~~ッ」と皆さんが盛り上がっていて、
私だけ、ぽか~~ん。
で、きりぎりすさんの解説で、ブランド名だけが違ってすべて形が一緒、
というところがありえないのだと教えてもらいました。
ほほ~、なるほど、そういうもんですか。

それから靴コーナーへ移動する。



ほらほら、こんなのとか、とみんなで集めてきて撮影。

 こんなのとか

  

こんなのとか……。
なんだろう、本物と比べたら面白いのでしょうか。
わかる人はわかってください。

そんな私のお気に入りはこんな靴?

 亀撮影

骸骨スニーカーでした。
その下の、ド派手なイーグルスニーカーもよいなあ。
買いませんけどね。

などなどと盛り上がりつつぐるっと一回りして。
それからもう一軒別のお店に入りました。



うん、これは私もわかる、何となくわかるぞ、何かが間違っていることが……!
さすが無法地帯、じゃなかった、フリーゾーンです。
何でもありだよ。

さらには、

 わわわわわっ~♪

の合唱団とか(違います)、

 うっふ~~~ん♪

なキリストとか(それも違うと思う)。



なぜか山ほどのピカチュウとか。
しかも値札が目玉に貼ってある。

とにかくもう盛りだくさんで、わいわいと楽しく見学したところでした。
実際に買ったのは、まあチリソースとか、多少なりとも実用的なものばかりですけどね。
やっぱり安いので、普通にお買い物に行くにもいいところだと思いました。

フリーゾーン:普通のスーパーっぽい編

2009-08-27 08:00:00 | 
メキシコとベリーズの国境にある町、チェトゥマルから、
国境地帯にあるフリーゾーン、免税品店の並ぶ地区へと連れていっていただいたのは
昨日も書いたとおり。

いっぱいお店があるので、どこから見ていいやらよくわからんのですが、
とにかく金太な郎さんのご案内で、まずはスーパーみたいなところに入りました。

 (C)きりぎりすさん

クリスマス過ぎて間もない時期でしたから、こんなものがまだ。
でもまあ、普通のスーパーですね。
ええ。

 (C)きりぎりすさん

ハバネロソース。
うーん、メキシカン?
これ、そう言えば私も金太な郎さんに薦められて買ったんですよ。
ピッピッと料理に数滴振り掛けるだけで、すンばらしくピリ辛になるお手軽ソース。
そう言えば使ってます。
乾燥チレより安定して、分量に比例した辛味を加えられるし、
日持ちはするし、
それに乾燥チレを使ったあとはいくら手を洗っていても残った成分があって、
うっかり目なんかこすろうものなら地獄~~、てなことも
このソースを使っていればないわけで。
これ一本あれば、うちなら3年や5年は持つ、かも?
フリーゾーンなので安いわけですが、似たようなものは普通に国内でも売ってますね。

 (C)きりぎりすさん

ここもクリスマス一色、というか、これはなかなかに不気味なサンタ。

 (C)きりぎりすさん

これは単なる髪留めなんですが、ディスプレイが秀逸、というかこれまた不気味。
悪夢に出てきそうです。

 (C)きりぎりすさん

壁を埋め尽くすハンドバッグの群れ。

とまあ、こんなものを買いに、人は大型バスを連ねてやってくるようです。
  ↓

 (C)きりぎりすさん

ここはキューバですか東欧ですか、というすごいバス。

その横のゴミ焼却用ドラム缶の横の風景は……



捨てられたわびしいグッチの箱とコロナビール……。
これはとってもメキシカンな風景だ、とある意味感動。
私が撮る写真はこんなん、ってわけです(笑。

さて、グッチ、そう、ここらにはグッチをはじめとするブランド品が山ほど。
それは明日お見せしますね。

国境にあるのは

2009-08-26 08:00:00 | 
チェトゥマルは、まったくそんな感じがしませんが、国境の町です。
うん、そうだよな?
だって、国境越えてお買い物に行ったもん。
でも、なんでしょうね、あののどかさというか、
国境地帯につきもののはずの(と、私が勝手に思ってるだけか?)殺伐とした感じが
まったくなくて、緊迫感も何もないです。

が、もちろん一応(?)ゲートがあって、



メキシコと隣国ベリーズの国境のあいだにある無法地帯、じゃなかった、
フリーゾーンへ連れていっていただきました。



ここからはベリーズに入るところじゃぞ!と主張しているゲート。
でも、これを越えてもまだベリーズではないですが。

帰りの写真になりますが、一応国境には河が流れていて、



こんな橋がかかっています。
国境はやはり、橋で管理するのが楽なのでしょう。



同じく、お帰りにはメキシコの税関も通ります。
私たちは大してな~~んにも買わなかったので、用なしでしたが。

入ってすぐには、さすが無法地帯! じゃなかった、フリーゾーン、
カジノがあります。



もちろん合法だし、なんら怪しいところはない、と思う。
入らなかったので、中は見てませんが。
でも、こういうゲームを楽しめる人は、ここでひと時過ごすのも悪くないですよね。

そして、フリーゾーンとは、こんな感じ。



やっぱり、いきなり雰囲気が変わります。
なにこの無国籍状態?
なにこの砂埃の舞いそうなウェスタンな風景?

いやはや、もうこうして通りを眺めるだけでもワクワクもんですが、
お店に入ると、これがまたね~~うはははは。

というわけで、明日から何回かに分けて、ここらのお店で売ってるものをご紹介します。

チェトゥマルのタコス

2009-08-25 08:00:00 | 食べ物・飲み物
ひさびさに、食べ物ネタです。

チェトゥマルで、おいしいタコス屋さんに連れてっていただきました!
これまた防波堤の通りに面した、
木造の建物に木造のテーブルと椅子がステキなお店。
すでに暗かったので、お店の写真がないのがちょっと残念ですが。

海風そよそよと吹き寄せるテーブルに座って、
タコス各種、それぞれいろんなのを注文しました。

写真担当(?)はきりぎりすさん。
しかしすみません、日にちが経っちゃって、
何のタコスだったかとか、綺麗に忘れちゃいましたよ……。



ミックスで控えめにふたつ注文したのは誰だっけ?
金太な郎さんでしたっけ?



どーーん!と豪快によっつ注文したのは息子さんと推測(笑。



とすると、これはきりぎりすさんのかな?

私はタコス屋さんだというのに、変則的にこんなの。



しまった、これだけではわかりませんね、
ジャガイモのホイル蒸しです。
それにアラチェラ(はらみ)の刻んだのと、たっぷりチーズをのっけてカロリー満点。

いやあああ、おいしかった!!
私は晩、ほとんど食べないんですが、
このときはたっぷりおしゃべりもし、あちこち遊びに連れてってもらって、
食事だってやはり楽しくおしゃべりしてると、いくらでも入るもんですね。

テーブルにはさらに、

 

アボカドのディップとソース各種が並んでいて、
各自、お好みに合わせて好きなだけかけて食べます。

メキシコ料理は辛い、というイメージがあるようですが、
たいていどこでもこの形式で、チリソースは別になっているので、
辛いのが苦手な人はかけずに食べれば問題なし。
ソースの種類によっても辛さの度合いがいろいろあるので、
辛さと分量を自分で調節できます。
見た目だけではどれが辛いのかわかりにくい場合は、
ボーイさんに聞けばちゃんと教えてくれます。
チリもトマトも、赤いのと緑のがあるので、色だけではわかんないんですよね。

余談ですが、家で料理に使うチリも、
まったく同じ種類であっても、個体によって辛さが違います。
私はよく、チレ・デ・アルボルを使うんですが、
ダンナと私、二人前にチレ・デ・アルボルを一本使って、
辛くてふぅふぅ言うときもあれば、
あれえ、チレほんとに入れたっけ?と思うくらい辛くない場合もあり。
味見すればいいんでしょうが、面倒なので、つい……。
見分ける方法がないかなあと、いつも思ってます。
(特に、あまり辛くしたくないときに見分けられると助かるんだけど)

壷売り

2009-08-24 08:00:00 | 交通
今日はまたちょっとチェトゥマルお休みして、リアルタイムの話題を。

道端で、よくトラックを止めていろんな商品を売っています。
これまでにもいろいろお見せしたと思いますが、
まあ果物とか食べ物系が多いですが、
ソファや食卓と椅子のセット、たんすなどの家具類、
それからこれも前にこのブログのどこかでお見せした牛や馬の置物などの飾り物系、
まあいろいろです。

で、これらにはどうも元締めがいるようで、
ある時期ここら(というのはカンペチェ州からタバスコ州くらいまでは確実に)一帯で、
同じものをあっちでもこっちでも並べて売っている。
かと思うと、ひと月かそこらで、その品ががらっと入れ替わるんですね。

今、そこらで売っているのは、ワンセット3000ペソ(2万円ちょっとくらい)のソファ一式と、
それからこんな壷三点セットです。



車で走りぬけながら撮ったんで、すみません。
でも道路の横で売ってる感じはわかっていただけるかと。

で、なんかおしゃれですよねえ、これ。
すごく気になります。
なるけど、でもこういう置物ってたいてい、買ったらあと邪魔になるだけなので、
買わないで、我慢してます。
それに、いろいろ並んでいるから楽しく見えるけど、
買うのはワンセットのみ、となると、案外面白くないかも。
大中小の三点を、バラバラのに組み合わせ変えてもいいよ、ってんなら
いろいろ考えて組み合わせてみてもいいですが、
それはそれでまた統一感がなくて、うるさくなるかも?



というわけで、写真で我慢することにしました。
決して、ここから物色してよさそうなのを選ぼうなんて……
思っちゃいませんよ、ええ!

チェトゥマルの州庁舎前

2009-08-23 08:00:00 | 
ひとりで朝の散歩に出たときの写真。
防波堤の少し手前に、チェトゥマルの 市役所 州庁舎があります。



さすが州都、立派な建物です。
年明け間もない日だったので、まだクリスマスの飾り付けが残ってました。



うっは~、きんきらきん!

そして、えーーと、なぜに象が?



でもちょうど、「はい、そこに立ってね」と女の子を立たせて
写真を撮っているお母さん。
私も便乗して、一緒に撮らせてもらいました~。

(いや、8月に出す話題ではないですかすいません 汗)

チェトゥマルのマナティ

2009-08-22 08:00:00 | 動物
さて、チェトゥマルの防波堤をなぜしつこくうろついていたかと言うと。
もちろん、海辺の散歩が気持ちいいのもありますが、
チェトゥマルは前にお見せした看板にもあったように、
マナティの生息地として有名なのだそうです。

マナティは海獣の一種で、ジュゴンとよく似た動物。
詳しい説明はウィキペディアなどをどうぞ(マナティ)。



いたーーーーッ!
月夜に踊るマナティの家族、ではなくて、ですね。
これは最初の日に、防波堤を車でずうっと走っていただいて、
その一番端にあった銅像です。
なぜか、白く丸い光が映りこんでますが、謎。
ライトアップの光がカメラのレンズにどうにか反射しちゃったんでしょうか。
でもちょっと、満月みたいでしょ?

で、夕方、防波堤のお散歩をしながら、
マナティに出会えないかなあ、と思って海を懸命に見ていたわけですが。
その前に、防波堤の端っこに伸びる桟橋のたもとに、
こんな看板が……。



「トカゲにご注意」って書いてあるんですが……。
どう見ても、それは、ワニ、なのでは?
いや、いいですけどね。
ここら、マナティだけではなく、ワニもいるようです。

そして、さらにこんな看板も。



「チェトゥマル湾、マナティの聖域」と書かれてます。

残念ながら、ご本尊にはお会いできなかったけど、
でも日本語でおしゃべりしながら、涼しい海辺をのんびり散歩。
綺麗な風景を堪能し、幸せなひとときでした。

防波堤の風景と漁師像

2009-08-21 08:00:00 | 風景
引き続きチェトゥマルです。

朝がゆっくりのダンナときりぎりすさんを置いて、
ひとりで散歩に出ました。
ホテルから海に向かって歩いていっても大した距離ではなく、
すぐ防波堤に出ます。
そこらは前の晩、金太な郎さんの車で案内していただいてたので、
心配することもなく、のんびり海を見ながら歩きました。

少し歩いたところに、漁師の像が立ってます。



朝の(いや、お昼近かったかも?)光を浴びてお仕事中。



またぶらぶらと戻り、途中の屋台でサッカー新聞を買い、
あまりに暑かったので、本屋に入って涼んで、
偶然見つけたマヤ語の教科書を買いました。
買っただけで、もちろんぜんぜん勉強してませんが。

またその日の晩、今度は金太な郎さんと息子さん、
そしてきりぎりすさんの四人連れでこの防波堤を歩きました。
ちょうど夕暮れ時で、すばらしい景色。





うわ~、南国の海っぽい~、と感激しましたが、
考えてみたら、ここはまさに南国の海なのでありました。

そして、夜の漁師さん。



そろそろ網をたたんで、お帰りになってはいかがでしょう。

チェトゥマルのおうち

2009-08-20 08:00:00 | 
チェトゥマルの近代的な町を歩いていて、
特に目に付いたのが、ところどころにある、こんなおうちでした。



私の目には、ものすごく目立ったんですが、
同行のきりぎりすさんにはそうでもなかったようで、
木造の家が珍しくない日本の皆さんには、何ということもないのかも?

でもメキシコの、特に海辺の町に住んでいて、
こんな木造の家を見ると、やはりびっくりします。



周りの家と比べてみたら、何となくわかってもらえる……かなあ?



潮風に吹きさらされる海辺の町では、
木造建築を維持するのはけっこう大変なような気がするんですが、
金太な郎さんに伺ったところ、
これはやはり、歴史的な建築物として保護されているらしいです。
そういう家を集めた一画もあり、博物館?もあるよ~、ということで、
連れていってもらったんですが、
残念ながら、博物館はちょうど改装中とかで、中が空っぽでした~。



その周辺に建っている木造のおうちたち。
昔はカリブ海沿岸でも、こんな家を建ててたんですねえ。
あとで調べてみたら、チェトゥマルってマヤ語で「赤い木の土地」という意味だそうで、
木材が当時から豊かな地方だったのかもしれません。

チェトゥマルの町

2009-08-19 08:00:00 | 
さて、きりぎりすと亀の旅行記、カラクムル見学ののち、
シュプヒルの町に一泊、シュプヒル遺跡ももちろん立ち寄りましたが、
何度も紹介しているので、そこはさくっと省略~。
翌日はいよいよ私にとっても新天地!?
キンタナ・ロー州の州都、チェトゥマル Chetumal に向かいます。
シュプヒルから道はひたすら東に向けてまっすぐまっすぐ。

チェトゥマルにお住まいの金太な郎さんと事前に連絡を取りあい、
年始のお忙しい時期に多少無理をお願いした形になってしまいましたが、
初対面で、わくわくです。
電話であらかじめ詳しく教えていただいたので、町の入り口で道に迷うこともなく、
町が始まる目印の、インディオの家族の銅像。



無事に金太な郎さんともお会いし、ホテルにチェックイン。
チェトゥマルは、私の住んでいるカルメンとはかなり雰囲気の違う、
近代的できれいだけども、小ぢんまりとした良さも充分にある町でした。
いったい何なんだ、この違いは!? とちょっと言いたくなるくらい……。



マヤ文明博物館の前、大通りに面して立っていた案内板。
これを見ると、町の大きさ自体はカルメンとあまり変わらないような気もします。
でもさすが州都だからでしょうか、それとも州自体がカンペチェよりお金持ち?
ずっと整備されていて、都会~な印象。
看板の、海の部分に描かれたマナティや魚たちがかわいい~。

この看板のすぐ横に、大きな彫刻があります。

 きりぎりすさん撮影

キンタナローはカリブ海に面して、ユカタン半島の東半分を占めますが、
そこはスペイン人たちがアメリカ大陸に到達した地点でもあります。
そして、そこに住んでいたインディオたちと、スペイン人たちの混血化が
真っ先に進んだのも、このあたりであったことでしょう。

その「混血(メスティーソ)」を象徴する彫刻だそうです。


中央に混血の子供、右にスペイン人の父親、左にインディオの母親。



そして子供は両の手に、それぞれを象徴する聖書とトウモロコシを。

明日からは、チェトゥマルの町のあちこちや、
金太な郎さんのご案内で連れて行ってもらった近郊をご紹介します。
ただ、残念なことにかなり間が空いてしまったので、
建物の位置関係や名前など、記憶が曖昧になっちゃってるかも……。
できる限り調べていこうとは思いますが、
間違いがあれば、判明した時点で書き直していきます。
その辺はご了承ください~。

またまたオオハシ君

2009-08-18 11:02:28 | 動物
またも同じ鳥をお見せするのも芸がないかと思いつつ、
シュプヒルに行って泊まるホテルの庭に飼われているオオハシ、
ついつい覗いてしまって、
そうすると、バシバシ写真も撮ってしまいます。

前にお見せしたのと、もしかするとまったく同じ個体かも(こちら)。



相変わらず美人だね~~。
と声をかけたら、どすっ!と床に下りて、

 遊ぶ?

遊んで? 

 遊んでぇな~~!

そうは言われてもなあ、網越しの恋は叶わないのでありました。

もう一個の隣のかごには、やや年配のオオハシさんが。



  ん? なあに?

で、せっせと身づくろいを始めます。

  

大きなくちばしを上手に使って、せっせせっせ。

 もう一度、お顔のアップ。

 真正面から見つめる。

今日の虹

2009-08-17 11:45:46 | 風景
おっと~、予約投稿で記事を溜め込んでおくと楽チンですが、
いつまでの分をアップしてあったか、うっかりすると忘れてしまいます。
というわけで、今日は数時間遅れになりましたが、
久しぶりにリアルタイムの更新。

夕方6時にサッカーが終わって、さて、スポーツニュースを見ようか、
それとも犬の散歩が先かな、と思ってたところに、
一天にわかに掻き曇り(ひょ、表現古い?)、ものすごい風が吹き始めました。
あちゃー、これは雨降るよ、と洗濯物を取り入れ、窓を閉めて回り、
じゃ、散歩行けないからニュース番組ね。

と一時間見て、終わってみたら、
風はやんでるし、雨は降ってないし。
なーんだ。
でもまだ日は落ちきってないのに薄暗いですが。
これなら大丈夫かな、散歩行こうか~、とワンコと外に出たら、
でっかい虹が出てました。
雨、降らなかったのにね~。



前にも、この道に出ていた虹の写真を載せたことがありますよね。
このときはくっきりと上まで丸くなった写真も載せてます(こちら)。

前も書いてますが、カルメンで見る虹って最低でも二重です。
一重だと思っていても、よく見たらたいてい外にうっすらともう一本あります。
三重の虹は、さすがに珍しいですが。

2007年の年末に見た虹も二重(こちら)。

チアパスのスタジアムで見た虹は二重じゃなかったなあ(こちら)。
シティ近郊で見たコスモス畑の虹は綺麗でした~(こちら)。

さて、今日の虹。
ワンコを乗せて車で走っていくと、民家のあるあたりにこんな感じで。



にょっきり生えてます。

犬の散歩をする、大学スポーツセンターのところまで来ると、
もう消えてるかと思ったのに、しぶとく残っている。



10分足らずのことですが、日が落ちていくので、
かなり暗くなってきてます。

ワンコとそこらをぐるっと回って戻ってきたら、
虹はもう消えて、代わりに空がそんなに染まってました。



紫とオレンジの対比が美しかったです。

虹を見ると、ラッキーなことがあるような気がしませんか?
願い事がかなうのは流れ星かもしれないけど……。
いつも読んでくださる皆さんに、少しでもラッキーのお裾分けができますように……。