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メキシコの隅っこ
メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます
 



こないだメリダのトルタ屋さんをお見せしましたが、
なんかそれでトルタ食べたくなって、行ってきました~。



屋台じゃなく、かと言ってレストランというのも気が引ける、
食堂みたいなところのトルタです。
メニューには、七面鳥のと、ハムとチーズのと、スペシャルとあって、
スペシャルってどんなの? と訊いたらば、
七面鳥とハムとチーズです、という答え。安易だなあ。
まあいいや、それ、と頼みました。
42ペソだったかな? 今のレートで300円くらい?



七面鳥がはみだしてます。

これだと見えませんが、中にはトマトやアボカドも入ってます。

 ほらっ

トルタ Torta って、ドイツ語で Torte って単語があって、
これは普通のケーキ各種のことなんですよね。
クリームとかこってり載ってて、扇形に切るようなやつ。
なもんで、スペイン語がまだよくわからなかったころは、よく混乱しました。

要するに丸パンのサンドイッチで、具はけっこう何でもいいみたいです。
屋台なんかだと、鉄板でパンと中身をじゅーじゅーと焼いて重ねてくれて、
あつあつで食べたりもします。
私が住んでいるあたりは暑いので、あまりあつあつトルタはなくて、
ここみたいに普通に常温のパンと常温の具で食べることのほうが多いです。

ところでちょっと調べてみたら、トルタってメキシコ特有?
英語のウィキにも、スペイン語のウィキにも、メキシコと限定されてます。
いやまあウィキペディアだからソースはひとつと言ってもいいのかもですが。
ラテンアメリカの他の国にはないものなんでしょうか?

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エンパナーダ empanada ってこれまでにもここで何度か写真をアップした気もしますが。
そのたびに、でっかいギョーザみたいなもん、と説明した覚えもありますが。

そのエンパナーダの写真がフォルダから出てきたのでお披露目~。



はい、これがエンパナーダです。
これはたぶんすでに一個、ダンナに盗られてしまったあとのお皿で、
このお店では一皿6個だったはず。
お皿は普通の料理に使う大きさです。
エンパナーダの大きさ、何となくわかってもらえるでしょうか?
15cmから18cmくらいですかね。



で、これがすでに拉致されていた一個。
ピコ・デ・ガヨ(*)を載せられ、今にも食べられる!というところにストップかけて
ぎりぎり撮影に成功した覚えが。
うちのダンナは辛いの大好きなので、ピコ・デ・ガヨの上からさらに
緑のチリソースを控えめにぽとりと落としてます。
でもハバネロだから、私にはもう食べられないくらい辛いですが(たぶん)。

(* ピコ・デ・ガヨは何度も書いてますが(これも一度記事にすべきか?)
   トマトとたまねぎとシラントロのみじん切りを混ぜたもので、
   メキシコのレストラン・食堂のテーブルに必ず常備されてるくらいポピュラーなものです)



エンパナーダの中身はいろいろですが、
この写真はハイバ jaiba と呼ばれるカニの身をほぐしたものです。
皮もけっこう分厚いので、油をたっぷりと吸い込んでいます。

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ネタを三年も放置すんなってことですね……。

すいません、これメリダでこの地方の特色料理食べられるところ、
と頼んだら連れていかれたちょっと郊外のレストランで食べたもんです。

なかなか雰囲気のある古そうなレストランで、
メニューの数も少なく、
本当の伝統料理を丁寧に作っている印象でした。
おいしかったことも覚えてますが、それだけ。

料理の名前、綺麗に忘れちまった……。
どこかで調べたら出てくるだろうと思ったのか、メモもしてないし。

というわけですみませんが、見た目だけ楽しんでください。

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これは食べ物カテゴリにすべきか動物にすべきか迷うところですが、
一応調理されてる状態なんで、食べ物にしておきますか。

昨日お見せしたヴィリャエルモッサのレストランで、
タバスコ州名産ペヘラガルトの姿焼き!?を注文したわけですが、
どれにいたしましょう、ってお盆に載せて大小二匹持ってきてくれたんですよね。

う、わ!とすでにその迫力に圧倒されつつ、こちらを、と
小さいほうを選びました。
お盆が向こうに行ってから、ああ~、しまった完全な姿も写真撮らせてもらえばよかった!
そこでボーイさんにおそるおそるお願いして、もう一度持ってきてもらいました。
来たのは、残った大きいほうです。



どどーん!という迫力があまり伝わらない写真でごめんなさい。
クリックして拡大して、モニタに顔をうんと近づけてみてくださいね!?



銀のよろいをまとったような胴体。

ペヘラガルト、ペヘ peje は魚のことで、
lagarto は普通はトカゲのことなんですが、この辺ではワニのことも言うんですね。
そう言えばチェトゥマルで見かけたこんな看板もありましたね。

ドイツ語ではまんま、「カイマンフィッシュ」というそうです。
中生代(恐竜がいたころ、3億年から7000万年くらい前)には
このペヘラガルト、ものすごくたくさんいたんだそうです。
今では8種類しか残ってないらしいですが、しかし繁殖力あり、汚染に強く、
まだまだ生き延びそうです。

さて、このペヘラガルト、本当にワニみたいな魚です。



ぜひともクリックしてじっくり眺めてください。
この、ド迫力の口と歯並び。



まるきりワニですね。
外側には大中小とリズミカルに並んだ歯、
その内側には小さな粒ぞろいの二列目。

前にワニの口の中まで撮影した写真をお見せしましたが(こちら
むしろ、歯の鋭さにおいてはペヘラガルトのほうが怖いかも?

このペヘラガルト、もちろん肉食で、この口で
他の魚をぱくっとくわえて食べちゃうそうです。



はい、頭。
この魚の日本語名、というか英語名をそのままカタカナにしただけですが、
「ガー」というんだそうです、Gar。
うん、ぴったりの名前だと思うよ!?

ところで、この魚、鼻の穴が口先のてっぺんにありますよね。
古代魚の有名なものではシーラカンスがありますが、
その特徴としてえら呼吸と肺呼吸の中間期にあって、どちらもできる、らしい。
このペヘラガルトも、泥の多い流域に好んで棲み、
水が干上がっても空気呼吸で生き延びるんだとか。
ああ、それでこんなところに鼻の穴があるのか、と帰ってから調べて納得しました。
この鼻の穴の位置までワニと同じです。

尻尾。



先の先までぎんぎらぎんの、かちんかちん。
頭のてっぺんもフォークでがんがんと突いてみましたが、びくともしませんでした。

ところで、身をほぐして食べていると、川魚だから? 小骨がけっこうあるんですが、
それに混じってこんなものが次々と出てくるんですよ。



半透明な真珠のような、でも変わった形をした、すこしふっくらとお米の形?
大きさも米粒くらい。
最初は軟骨部分か何かかなあ、と思ってたんですが、
どうやらこれ、うろこのようです。
乾くと、真っ白になって、真珠の光沢は消えてしまうんですが、
こんなうろこが何百枚と、死んだペヘラガルトから剥がれ落ちて、
川底にびっしり積もっているのかもしれない、と思うと何となくワクワクしました。
このうろこ、エナメル質で、ガノイン鱗と言うらしいです。へー。














      がーーーー!

どこの猛犬ですか……。

最後の最後まで、遊んでしまったレストランのペヘラガルト。
この歯並びはやっぱり、何度見てもすごいです。



8種類いるうち、一番大きくなるのはアリゲーターガーという種類で、
なんと、全長3~4m、重さは正式な記録で最大のもの134kgだそうです。
河で出くわしたら、これはさすがに私でも腰抜かします、間違いなく。

ここらにいるのはトロピカルガーという種類で、
大きさは1.1mくらい、重さは9kg以上にもなるそうです。
うん、ずいぶん小柄、だよな……?
私が食べたのは、全長60cmでした。

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トトポとはなんぞや?
という話がこの前出たので、写真ひっくり返して探してみました。
というか、いつか紹介しようと思ってはいたんですよね。

トトポ Totopo とは、これです。



パンの上に載ってる三角いヤツ。
トウモロコシチップスと言えばいいでしょうか。
トウモロコシのトルティーヤをこんなふうに小さく切って揚げたもの。
たぶん日本ではこれか、これに近いものが「トルティーヤ」として出回ってる?
違うかもしれませんが……。

で、パンや塩味クッキーと一緒に出ているところからもわかるように、
そういう位置づけの食べ物です。
レストランとかでテーブルに着くと、まずこういうのが出てきて、
これにチリソースとかライムと塩とかつけて、小腹をなだめながら料理を待つ仕組み。

あと、料理の皿に載ってくるフリホーレス(煮豆を練ったもの)に
トトポが数枚突き刺さって出てきたり、
レストランによっては突き出しに出てくるものを
トトポにのっけて食べたりもするわけです。

単純なものではありますが、
お店によって揚げかたがへたくそだったり、時間が経っていたり、
塩加減がよろしくなかったり、まあ理由はいろいろですが、
まずいこともあります。
でもおいしいのに当たるとすごくうれしい。



こちらは某レストランで出てきたカラフルトトポ。
普通のを白とみなして、赤いのと緑のと、でメキシコ三色でしょうね。
味が違うのかと思いましたが、食べてみたらそんなこともなく、
単に色がついてただけみたい。
トルティーヤに香草や味付けをした色の違うのもあるので、
そういうトルティーヤから作ったトトポもあるかもしれませんが。

メキシコの庶民的なレストランや食堂では十中八九出てくる、
これがトトポです。

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チェトゥマル郊外のセノーテ・アスルのレストラン。
入ると、セノーテを見晴らすテラスに座ってお食事です。
ああ、すいません、セノーテの写真は明日お見せします~。



まずは、どーんっ!とフリホーレス(煮豆)。
パネラチーズがぱらぱらとかかっているのはたいていどこのレストランもですが、
まわりに黄色いチーズ(名前忘れました)を配置しているのは珍しいです。
これを、テーブルのみんなでトトポですくって食べるのだ。

そしてメインの魚料理。



しまった……!
この魚の名前も忘れてしまいましたぁ……。
でも、



勝手に命名、「ロナウジーニョ」!!!

食べ終わってからきりぎりすさんが自分の魚の頭も提供~。
ということで、ダブルロナウジーニョッ!



口をこじ開けて中まで覗いたので、それも写真~。



お味はどうだったかって、もっちろん!
白身であっさりしてて、新鮮でぷりぷりでジューシーで、おいしかったですよぅ~!

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ひさびさに、食べ物ネタです。

チェトゥマルで、おいしいタコス屋さんに連れてっていただきました!
これまた防波堤の通りに面した、
木造の建物に木造のテーブルと椅子がステキなお店。
すでに暗かったので、お店の写真がないのがちょっと残念ですが。

海風そよそよと吹き寄せるテーブルに座って、
タコス各種、それぞれいろんなのを注文しました。

写真担当(?)はきりぎりすさん。
しかしすみません、日にちが経っちゃって、
何のタコスだったかとか、綺麗に忘れちゃいましたよ……。



ミックスで控えめにふたつ注文したのは誰だっけ?
金太な郎さんでしたっけ?



どーーん!と豪快によっつ注文したのは息子さんと推測(笑。



とすると、これはきりぎりすさんのかな?

私はタコス屋さんだというのに、変則的にこんなの。



しまった、これだけではわかりませんね、
ジャガイモのホイル蒸しです。
それにアラチェラ(はらみ)の刻んだのと、たっぷりチーズをのっけてカロリー満点。

いやあああ、おいしかった!!
私は晩、ほとんど食べないんですが、
このときはたっぷりおしゃべりもし、あちこち遊びに連れてってもらって、
食事だってやはり楽しくおしゃべりしてると、いくらでも入るもんですね。

テーブルにはさらに、

 

アボカドのディップとソース各種が並んでいて、
各自、お好みに合わせて好きなだけかけて食べます。

メキシコ料理は辛い、というイメージがあるようですが、
たいていどこでもこの形式で、チリソースは別になっているので、
辛いのが苦手な人はかけずに食べれば問題なし。
ソースの種類によっても辛さの度合いがいろいろあるので、
辛さと分量を自分で調節できます。
見た目だけではどれが辛いのかわかりにくい場合は、
ボーイさんに聞けばちゃんと教えてくれます。
チリもトマトも、赤いのと緑のがあるので、色だけではわかんないんですよね。

余談ですが、家で料理に使うチリも、
まったく同じ種類であっても、個体によって辛さが違います。
私はよく、チレ・デ・アルボルを使うんですが、
ダンナと私、二人前にチレ・デ・アルボルを一本使って、
辛くてふぅふぅ言うときもあれば、
あれえ、チレほんとに入れたっけ?と思うくらい辛くない場合もあり。
味見すればいいんでしょうが、面倒なので、つい……。
見分ける方法がないかなあと、いつも思ってます。
(特に、あまり辛くしたくないときに見分けられると助かるんだけど)

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またもや飲み物ネタでごめんなさい。

先週スーパーで見かけて気になったんだけど、
ちょうど店員さんが横にいたので写真撮れなかった、
不可思議なブツを今日はしっかりこっそり撮影してきました。

以前にもここで「赤い緑茶」なるものをお見せしたことがありますが。
どうもこのティーパックの会社、キワモノ商品が好きなんでしょうか?

今回の発見物はこちら。



紅い緑茶はまあいいんですよ、ロングセラー商品ですね(?)。
しかし今度は、

グリーンコーヒーの、しかもティーパックです。

グリーンコーヒーで検索してみたら、あら、日本にもあるわ、
と思ったんですが、よく見ればそれはまだ煎ってない生のコーヒー豆のこと。
それをどうにかして(ってやっぱり挽いて粉にするしかないんでしょうが)飲む、
という話は、日本語ではないような気がする。

いったい、何なんですかね、これ?????

真相をご存知のかたはぜひ教えてください。
というか、ここはぜひ、勇気をふるって買って、試飲してみるべき?
ティーパックを破いて、中に何が入っているのか研究すべき?

そう言えばライム入り緑茶なるキワモノ(?)もありましたね……。

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なんか気がついたら、またかなり放置してしまいました。
いつまでもワンコのオムツがトップってのもなんですので、
今日はちょっと小ネタで。
またそのうち旅行ネタもちゃんとやります。



スーパーでこんなタマリンドジュース見つけたので、買ってみました。

スーパーで売ってるタマリンドの実と、タマリンドの木はこちら
タマリンドのお菓子はこちら
もういっちょタマリンドの木と花はこちら
そこらの屋台とかで売ってるタマリンドジュースはこちら

で、屋台で売ってるのは本当にスーパーで売ってるようなタマリンドの実を
ぐつぐつと煮出して作って冷ましたもんだと思います。

パック入りのはそれよりなんか、だいぶねっとりと粘度が高い。



ペットボトルに入ったようなのは、お味もいろいろで、
甘ったるいのから、やや酸っぱい感じのまであるんですが、
このパックのジュースは……かなり甘そうかも、と思って覚悟して飲んでみました。

割と普通でした。

ねっとりはしてますが、見た目ほどザラザラ感はなく
(たまにあります、口じゅうザラザラになるようなタマリンドジュース)、
甘味も控えめ、お味もあっさり、案外日本人向けかも、
と私が言ってもあんまり信憑性ないかもですが……。

興味のある方はぜひ、メキシコ旅行の際にお試しください。
(今どきメキシコ旅行する人は少ないかもですがね……ま、いつかってことで)



ついでなんで、インフルエンザの話も書いておきます。
メキシコでは患者の報告がない最後の3州にカンペチェも入ってたんですが、
そりゃ、報告がないだけだろ、と思ってました。

そしたら、いつだったかな、5月12日ですね、
カンペチェ州とバハ・カリフォルニア・スール州で一気に患者が見つかり、
残るはコアウイラ州だけ、と言ってました。
その後どうなったか、コアウイラはまだ未発見(珍種獣みたいだな)なのか、
もうあまりニュースも追っかけてませんが。

で、カンペチェ州と言っても広いんですけど、どこよ?
カルメンって可能性もあるよなと思って
(カンペチェでたぶん一番米国・カナダ、シティとの行き来が多いので)
調べたら、びんごー。
カルメンで三人の患者、だそうです。

まあだからってみんながマスクをするわけでもなく、
何か話題になるわけでもなく、
淡々と日常は過ぎてってます。
その後、患者は六人に増えたそうです。



これは、患者が出るよりもっと前、
学校が再開し始めたころ(5月はじめ)のカルメンのオープンカフェです。

このころは一応政府からの通達があったので、
カフェでもテーブルをひとつ置きにして、
椅子を倒したり、テーブルの上に「予約済み」ならぬ「政府の命令により使用禁止」の札を立てたり。
まあ、してました。

患者が出たころにはそんなのも忘れられて、普通に営業してましたけどね。

ただし、みんながすっかり忘れているかというと、
まあ一応そういうわけではないようで、
今日はダンナが会社から、家族用のマスクを一個もらってきてくれました。

一個……。
ないよりマシか。

まあパスポート持ってメキシコシティの大使館に取りにこい
(しかもそれでもらえるのはマスク一個。後日、もう一度通達があり三個)
というありがた~~い日本大使館よりは(イヤミ)
ダンナの会社に感謝ですが。

まあ私はほとんど外出しないので、マスク一個で充分です。
大事に、いざと言うときまで取っておこうと思います。

あら……ついでの話のほうが長くなっちゃいました。

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旅行の話も書かなくちゃな~、とか思いつつ。
小ネタばかり小出しにします。

今日の一枚。



道端で売ってるオレンジの山。
幌をかけたトラックの、陰になってる部分が、ちょっと怖いほどです。
この辺りには地震はないけど、
もしグラッと来たら、もしくは車が突っ込んだりしたら、
このオレンジがざぁ~~っと流れ出して、
そこらじゅうオレンジの海になりそう。

下と左のトラックに積んでいる網の袋に入ったので、30~50ペソくらいですかね。
100~120個入りだと思います。
赤いのと緑のは別に意味なし(たぶん)。

にしても左のトラック、これ売り物として展示してるんでしょうか、
それともこんだけ買ったところ?
幌のトラックはこのごろいつもここにいるんですが、
白いほうはあんまり気にして見てないので、いつもいるのかどうか不明。

しかもこれだけの量のオレンジ、一日で売り切れるんでしょうかねえ?
それとも毎日毎日ここにいて、全部売れるまで粘るとか?

ちなみにこれ、例の「ドライブスル」のところです(笑。



追記です。
きりぎりすさんがうちに来ていたとき、
やっぱり絞りたてのオレンジだよね~、と一袋買ってせっせと絞りました。
お客さんがいないと、面倒なのでめったにやらないんですけどね。

で、切ったオレンジを写真に収めていたので、それを拝借。



あはは、そんなもん撮ってんの~、と笑ってたんですが。
どうせなら出来上がったジュースと、あとに残る大量のゴミ(オレンジの皮)も撮っておけばよかった……。
て、それは自分でやれってかい!?
うーん、またそのうちオレンジ買ってきます……。

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カルニータのタコスは豚を丸ごと使うので、当然皮もあるわけです。
んで、その豚の皮を揚げたおせんべいが、チチャロン。



スーパーとかにもポテトチップスみたいな感じにして
袋入りのが売ってますが、なんかまるで別物ですよね。
これは正真正銘の、豚の皮をバリバリに揚げたチチャロンです。
でも脂っこくなくて、香ばしくって、おいしいんだよね~~~~。



アップ。
さくさくバリバリ感が少しは伝わるでしょうか?



幸せな人(笑。
いやごめん、顔にモザイク掛けて、目にハート入れたらつい……。
後ろの兄ちゃんの顔にはモザイク掛けなくていいのか?
いいんです、たぶん。
(ハート素材はこちらから、唇はこちらからいただきました)

内側をよく見れば



これは毛穴だよね?
裏をよく見れば



ちょっとケロイドっぽい気もしますが……気にしない気にしない。

このままバリバリと食べてもあっさり味でおいしいですが、
もちろん、塩とライムを振ってもいいですし、チレでもよし、
ピコ・デ・ガヨを愛する人はそれを載っけてもよし、
サルサをかけたい人も、どんどんどうぞ。

ごそっと両手に余るくらいのビニール袋に入ったチチャロン、
ここでは15ペソだったかな。
大小いろいろあるんですが、でかいのは結構でかい。

そう言えば、mumuちゃんのランチョでご馳走になったときも、
豚を解体して、皮もちゃんと一緒に食べました(こちら)。
このときは、揚げるのではなく煮込んで、コラーゲンの透明な塊みたいになってましたね。
これもおいしかったなあ……。
豚の皮、侮るなかれ! メキシコでは立派なごちそうです。

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今日もふたたび食べ物シリーズ、またまたきりぎりすさんの写真拝借です。

もう明日は帰る、という日の朝、バルバコアを食べに行きました。
ちょうどカイマンさんが数日前に似たようなビリヤなる料理について書いておられて、
ビリヤって私は聞いたことないんですが、どんな綴りなんでしょうか、
biliya、billa、villa、それともbiriyaとかbirillaとか……
うわ~、さっぱり見当つきません!!

でも、バルバコア同様、羊の肉を柔らかく蒸してほぐして、
それをトルティーヤに包んでタコスにして食べる、というものらしいですね?
バルバコアは、基本は羊肉ですが、牛肉でもいいみたいです。

この町でもおいしい屋台があるので、そこに行きました。
ここのは牛肉、たぶん。



正真正銘の屋台です。道端でやってます。
右下に見えているのがガスタンク。
これで鉄板を温めて、トルティーヤを焼いてます。



これはマサ masa と言って、トウモロコシの粉を水で練ったもの。
トルティーヤ屋さんに行くと、このマサも売ってます。
これを掌で丸めて、トルティーヤプレスでつぶして平たくして、
鉄板でちゃっちゃと両面焼きます。



なぜか、ライムが鉄板の真ん中に。
これ、汁がじゅーじゅーと鉄板に広がって、トルティーヤに滲みるんでしょうか?
訊いてみればよかったかな。
今度行ったら訊いてみます。

この日は少し時間が遅くて、マシサ(肉だけ)がないと言われ、
その時点でモツ嫌いのダンナは「いちおーりた!」となり、
私たちは、えー、と顔を見合わせて……ふたりだけで食べることに。
ダンナはそのあいだお預け状態。

テーブル、というか屋台ですけど、
当然、ソースがでんっと。



そして、飲み物は? と訊かれ、アイスボックスにいろいろ入ってますが、



オルチャタ(カルピスみたいな米から作った飲み物)と
ハマイカ(ハイビスカスの花のジュース)と
タマリンドのジュースしかありません。
きりぎりすさんはオルチャタを、私はタマリンドを、それぞれ一本ずつ。



ボトルのバックに見えるは、これまた欠かせないライムと、
チリとニンジンの酢漬け escabeche。

でもそう言えばバルバコア自体はここで作ってるわけではないのかな?
見ませんでしたね。
道端なので、車の排気ガスとか掛からないよう、三方を囲った鉄板の上で、
肉をほぐしているおじさん。



ここで軽く加熱もして、あっためているようです。
そのままトルティーヤに載っけて、お皿に載っけて、
ハイっ。



これはスルティード、モツ入りですが、みた感じマシサとあんまり変わらないかも。
ジューシーで、すごくおいしいです。
表現力なくてすみません。

そうそう、お皿にはこんなふうにビニール袋がかけてあって、
これを外して新しい袋をかけて、次の客に使います。
洗い物をしなくてすみます。

うーん、おいちいおいちい、とふたりでパクついて、
そろそろ楽しかった休暇も終わり、という意識があるので、
友人とふたり、幸せに食べてるところもちゃんと写真に撮っておきたいな~。
というわけで、車で待ってたダンナをおーい!と呼び寄せ、
ふたり並んで食べてるところを撮ってもらいました。



手前のおじさんたちは関係ないんだけど、
何となく、顔を加工したら、つい……。

こんなして、キャイキャイとはしゃぎながら食べて、
ごちそうさまでした~、と立ち去ろうとしたら、
肉をさばいていたおじさんが追っかけてきて握手を求め、
「明日も来てくれたら、タンもマシサもあるから!」と……。
いやあごめんなさい、彼女は明日帰っちゃうんです。
でも私たちはまた来ます、と言って名残りを惜しみました!?

ちなみにこの屋台、その名も、Taqueria Higienica 「衛生的なタコス屋」と言います。
どーりで、食中毒なんか出したことない、はず……!?

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ちょっとこのところ気持ちの上で落ち着かないことが続いて放置してました。
が、根性(?)で続けよう、食べ物シリーズ!

今日の写真もすべて友人のきりぎりす氏撮影です

どーーーーしても屋台のタコスが食べたい!!!
という友人の希望に、出かけました。
厳密には屋台ではないけど、まあ似たようなもん?

ちなみに、この手のタコスは、夕方以降食べるものです。
カルニータやバルバコアは朝から食べるのにねえ。

あ、もひとつついでに、私は何かと単数形で表記してますが
(カルニータスではなく、カルニータとか)
タコスは必ず複数形にしてます。
なぜかと言うと、必ず複数食べるから、ではなくて、
もちろん単数形で書くと、蛸だか凧だかわけがわかんなくなるからです。
その点、ご了承ください。
カルニータなんて、普通スペイン語でしゃべるときはたいてい複数形ですよね。

というわけで、タコスは晩食べるもの。
よって、写真も暗めです。

 店の内部

道路を背にして座るカウンターがあり、そこから覗いたところです。

まあ、すごく庶民的なところ。
ちなみに、私たちが着いたとき、席はほとんど埋まっていて、
そこを占領していた一家(と言っても大人だけ)もとても庶民的な感じだったんですが、
印象的だったのは、男が座って食って、女性が立ち食いしていたことでした。
たぶん夫婦と、その奥さんの妹か誰かだったのだろうと思います。
マッチョな世界はメキシコに確実に存在するのでありました。

で、こういうところはセットもありますが(ここは何個セットか聞き忘れました)、
タコス一個いくら、中の肉の種類と、トルティーヤの種類(トウモロコシか小麦か)、
そしてチーズを乗っけるかどうか、によって、値段が微妙に変わってきます。

一番シンプルな、アル・パストールの肉とトウモロコシトルティーヤでチーズなしの7ペソ。
ちょっと上等なビステック(ビフテキ)肉と小麦トルティーヤにチーズつきで16ペソ。
以前なら、それぞれ70円と160円でしたが、今だと45円と100円くらい。

まー、5個食べれば500円くらいにはなるわけで、
さらにそれに飲み物をつけたら600円くらい。
すご~く安い、という感じもしませんが。
でもやっぱり安いかな。
レストランなんかで50ペソや60ペソじゃ、ろくなもんないですもんね。

しかもやっぱりこういうところはおいしいです。
カウンターには、当然、ソース各種。

 お好きなだけどうぞ

で、アル・パストールってのは前にもチラッとお見せしましたが、



じっくり香辛料を巻き込んでじわじわと焼いた豚肉です。
それをトルティーヤの上にこうして削って載っけて、



最後に、てっぺんからじわ~~んと甘いお汁を垂らしているパイナップルのかけらを
ひょいっと切ってトルティーヤで受け止めて、皿に載せて客の前に、ドン!

このパイナップルのかけらが飛んでる写真、
友人は狙って撮ったんじゃなかったそうで、
あのパイナップル載せてくれるんだよ、と指したら、
撮った写真をカメラでチェックしていて、あ! と。
いや、お見事
というわけで、私も有難く使わせていただきます、貴重な写真。

出来上がりはこんな感じで。



手前の赤っぽいのがアル・パストール al pastor、
奥の茶色い肉がビステック bistec です。
どちらもトルティーヤはトウモロコシ。
アル・パストールには玉ねぎとシラントロがかかってて、
パイナップルのかけらは右のほうにはみ出てます。
そして、もちろんライムは欠かせません。

二個では食べたりなくて、追加注文。



これはビステックを小麦のトルティーヤに載っけてチーズも加えたもの。
一番上等、というか高価なヤツですね。
それに、またまた例のピコ・デ・ガヨ、トマトと玉ねぎ、シラントロのみじん切りをたっぷり。
ライムもすでに搾ってあるようです。

つやつやタコス、私は今お昼ご飯食べたとこなんですが……
食べたくなってきました。
今晩、行こうかな~~

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ま~だまだある食べ物ネタなんですが、
友人が帰って日常が戻ってくると……
やっぱりこんなふつ~~の食べ物の話、面白いか???
という気分に戻ってしまうから不思議ですよね。

というわけで、今日は、何の変哲もないカルニータです。
カルニータは直訳すれば「お肉ちゃん」、「肉」の縮小辞なんですが、
まあ料理では豚肉のぐつぐつと煮込んだものを指します。

まずは友人と行ったチェトマルの近郊で、
ダンナがどーーーしてもカルニータのタコスを食べたい、と言い張るので入ったとこ。
ここの写真はすべて、友人、きりぎりす氏が撮影したものです。



カルニータのお店って、たいていカルニータ以外のものはありませぬ。
この入り口に布をかけた鍋があるの、見えるでしょ?



そのお鍋には……豚肉がざっくざく~~♪
それをすくい出してまな板に載せてドンドンドンッ!



細切れにした肉をトルティーヤにのっけて、はい。



テーブルには当然、各種サルサ。



それを適当に好きなの好きなだけかけて。



食すのであります。
このとき私と友人はすでに食べていたので、友人の注文は一個だけ。
でも、我が家の誰かさんはたいてい5個くらい注文しますね。



と、すでにカルニータを食べていた友人でしたが、
カルメンに戻ってきてある日の朝。
またまたダンナがどーしてもカルニータを食べると立ち寄ったところ。



ここはまあ普通に食堂って感じのお店で、
通りに面してこんなショーウィンドウ?があって、そこで作ってます。



まな板はやっぱり木の切り株。



店内の様子。
ここまでの写真もすべてきりぎりす氏撮影です。
このとき友人が何気なくカメラを向けたら、
店で働く兄ちゃんたち、5人くらいいるんですが、
なんか、おおおお!って感じで盛り上がっちゃいました。
ま~、観光客なんか来ない町の、観光客なんか来ない店だもんねえ。
でも別に嫌がるふうではなく、むしろ写してほしかったのかも?

後日、またここにダンナとふたりで行ったんですが、
日曜の昼下がり、ものすごい繁盛で、
お持ち帰りを待つ人が行列をなしてました。
で、私たちが食べたタコスの写真、これは私が撮ったもんです。

 ダンナ注文、五倍タコス

カルニータの類には大きく分けて二種類あり、
Maciza マシサという筋肉部分だけのものと、
Surtido スルティード、「詰め合わせ」という意味ですがモツ入りのとあります。
お値段は同じです。
あと、seso セソ、つまり脳みそのタコスもあります。
これはちょっと特殊で、人によって好き嫌いがあるようです。
味がどうこうではなくて、脳みそってところに抵抗ある人、いますよね。
私は一度メキシコシティで食べたことがありますが、
なんかちょっとちゃんとあったまってなかったせいか、
あんまり味もしなくて、どこがおいしいのかよくわからなかった……。
また今度挑戦してみようと思います。

が、うちのダンナ、モツ入りすらも嫌悪する人で、
この写真も当然、マシサです。
私は嫌がらせで、もとい、写真を撮りたくて、スルティードを注文。



マシサはちょっとパサパサ乾いてるんですよね。
サルサをどっぷりかける人はいいんでしょうけど、そのままだと……。
で、スルティードのほうは脂身たっぷりって感じ。
でも普通のメキシコ人はあぶら大好きっ子が多いですから(うちのもそうなんだけど)
スルティードが好きって人も多いみたいです。



ダンナがマシサのタコスにピコ・デ・ガヨをかけたとこ。
ピコ・デ・ガヨ Pico de gallo ってのは直訳すると「ニワトリのくちばし」ですが、
トマトと玉ねぎとチレ・セラーノとシラントロ(香草の一種)のみじん切りを混ぜたもの。
ソースの一種としてどのレストランに行ってもたいていテーブルに備わってます。

あ、カルメンのカルニータは最初から玉ねぎとシラントロのみじん切りかかってますがね。



ついでに、食べてた私の横にあった、レフレスコ(炭酸飲料)の壜の山。
後日もう一度この店の前を通りがかったら、
この三倍くらいの山が店の前に積み上げてありましたが。
何となく、どれもストロー入ったままなのが絵として面白かったんで。

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親の仇のように食べ物ばかり続きますが。
まあ、すぐに飽きるから今のうち!?

モレっていかにもなメキシコ料理なのに、まだ紹介したことなかったですよね。
今日のお昼に食べて、友人の写真もあるので、ついでに。

 Ⓒきりぎりすさん

ま、カレーみたいなもんです。
チレとチョコレート(カカオ)、それに何十種類という調味料を混ぜ込んだ
味噌のようなものをメルカード(市場)などで売ってますが、
その組み合わせは無限で、種類はいったいいくつあるのかも知りません。

この写真のモレは一番一般的な、モレ・ポブラーノ(プエブラのモレ)というヤツです。
他に、緑のモレや赤いモレ、紫や黒もあったっけな?
ともかく、料理自慢のメキシコ人なら独自のレシピを持っているであろう、
レストランで食べても当たるか外れるかはわからない、
でもスーパーでは Doña Maria などというメーカーの
瓶詰めや紙パックのモレも売っていて、お手軽に作れる料理です。

鶏肉を煮込んで、味噌のようなモレを溶き、ドロッとしたソースに仕上げ、
ご飯と一緒に食べます。
基本的には辛くて、カレーと似たようなもんですが、
チョコレートの独特な風味と、柔らかく崩れるほどに煮込んだ鶏肉のダシとで、
カレーとはやはり違います。

しかしやはり煮込み料理なので、時間と分量は多ければ多いほどおいしい。
というわけで私も昔は家で鶏肉と瓶詰めモレで作ってましたが、
最近はお気に入りの店を見つけてそこで調達してくる方がいいや~、と。

で、今日もまたお手軽にお昼ご飯はモレでした。



モレはやっぱりチレをたっぷり使ってるだけあって、
食べ過ぎると私の場合胃に来るので、ソースは控えめです。
ご飯の黄色いのはきっとサフランでしょう。



ハイ、アップ。

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