メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

暑い日には涼しい写真を?

2007-07-14 11:52:53 | アメリカの隅っこ
久々に、以前の写真を眺めてみました。
いやもう、毎日暑いし、気温はさほどでなくとも湿気がたまらん。
夕方に雨が降っても、涼しくなったのか、よけい蒸し蒸しするのか微妙なところ。

という毎日だと、四月のミネソタの雪の風景が懐かしい~。



四月にこれですもんね、行った甲斐があったというもんです!?



小鳥もさぶい~~。

でもせっかくなので、重装備で庭に出てみました。



これは……なんかこんな砂糖菓子があったよなあ、と思い出す感じ。

いったん降り止んで青空が出てくると、
梢の先っぽに、ソフトクリームの大群が。



そんでもって、お庭にはウサギの足跡が点々と。



前足はそろえて、後ろ足は前後に、これはウサギの足跡の特徴。



これはヒトの足跡。
書かなくてもわかるか。
てか、わざわざ見せるような写真ですか。
でも久し振りの雪が嬉しくて、アホな写真いっぱい撮りました。



庭を横切った跡。
そんなつもりはないのに、なぜか真ん中に数センチのレールのように
雪が残って、うねうねとうねってる。

雪で遊ぶ、と言えば雪ダルマ。
でもすぐに挫折して、代わりに雪カメ。



わりかしさらさらの雪だったので、かき集めてもこんなくらい。
リスの食べ散らかしたヒマワリの種の殻で目玉を。
ちょっと目つきが悪いのは作者の性格がにじみ出てますか?

でも翌日にはまた降った雪に半分埋もれて、
何だか綺麗に丸くなっちゃってました。



哀愁漂う、亀の後ろ姿。

雪で存分に遊んだ、ミネソタの四月でした。

スカルプチャーガーデン

2007-05-25 10:56:54 | アメリカの隅っこ


これ、本当は噴水なんだそうです。
サクランボの柄のてっぺんから水が出るんだとか。
見られなかったのはちょっと残念。

で、この公園、変なものがいっぱいある~。
(スカルプチャーガーデンの公式サイトはこちらにあります)



これは、得体の知れない黒枠。
こうやって、向こうの聖堂を入れるんじゃないの?
とやってみましたが……ちょい無理があるか。

 子供たちに格好の遊び場

 見事な双子岩

……と思ったら実は、 裏はこんなんだった。

 現代美術と中世(?)建築の融合ですか?

 ストーンヘンジもある。いきなり。

てな具合に、なかなか楽しい公園なのです。
半日、いや、一日遊んでも退屈しないかも。

そして、最後に公園を出たところで、
む?
見慣れたものが、いや、見慣れないものが。



見慣れたヤシの木が、見慣れない温室に、
頭いっぱいいっぱいになっちゃってるよ……。

ああ、ここは寒い国なのだなあ、と改めて実感した光景。

アメリカの街角はスヌーピーだらけ

2007-05-24 07:25:34 | アメリカの隅っこ
……なんです。

自慢じゃないですが、私、スヌーピーってかろうじて
名前と姿くらいは知ってますが、
その他に関してはさっぱり。
何しろ、IKEAに連れてってもらって、
その入り口にスヌーピーがいたんですが、

 ガラスにWelcome to IKEAって書いてある

なんか……不思議なデザインだね?
よく見たら、犬小屋の入り口に



「VALKOMMEN」って書いてある。
意味はわかるけど(Welcome、ドイツ語だとWillkommenです)、
「これ何語?」って訊いたら
「スウェーデン語」とのこと。
「へ~、スヌーピーってスウェーデンの原作だっけ?」と
大ボケ噛ましたくらい、知らない。
「違います、ここがIKEA(スウェーデン家具店)だからです」と言われて納得。

で、このスヌーピーが、ホントにそこらじゅうにごろごろいるんですよね~。

 旧駅舎前

 洞窟レストラン前

え~と、この洞窟は昔アルカポネの時代になんか悪いことしてたところだとか、
聞いたような記憶がありますが……うう……。
今は確かレストランになってたはず。
で、だから、ここのスヌーピーはギャングの格好をしてるわけです。

 これは……誰?

まあ私が知らなくても、皆さんご存知でしょうから、支障はない、か?

 これも、誰だかわからん。

後ろに半分写ってるのは私です。

夜、食事に出たついでに見て回ったこれらで、全部かと思ったら、
まだありました。





チャーリー・ブラウン、という名前だけはかろうじて出てくるんですけど、
どれがチャーリーなのかも定かじゃないので、ノーコメントで。

 

ひたすらノーコメント。
とにかく、有名人だぞ!ってことだけはかろうじてわかるので、
ひたすら写真。

探してみたらこんなサイトがあって、
一通りキャラクターの絵と名前が載ってましたが、
付け焼刃で書くと失敗しそうなので、私は何も書きません(笑。

写真すべての名前教えてくれた人には賞品……出ませんから!(笑

さらに毛の生えた動物たち

2007-05-23 07:40:41 | アメリカの隅っこ
えいやっと続きで、ミネソタの大都会のど真ん中、
とは言いませんが、普通の住宅街にうろつく動物たちを。

 うさ子ちゃん

ホントはけっこう見かけたんですが、
何しろ素早い!
には追いつけない、ってイソップの時代からの常識ですか。



これはアカリスじゃなくてハイイロリス、だと記憶してるんですが、
すでに、あやふや……。
尻尾の色はアカリスっぽいですよね。
体は光っちゃっててわかりません。



その続きで撮ったと記憶している、こちらは確かにハイイロリス。
アカリスより一回り大きいですが、
それゆえに、ヒマワリの種の餌台は金網が細かすぎて、
食べられないんだとかで、あまり来ませんでした。
で、自分より小さいアカリスに追い回されてた……。
そんなシーン、昔シートン動物記で読んだような記憶がうっすらと。



隣のサム。アメリカらしい名前ですな~。
しかしこいつ、私が遊んでやろうとすると、吠えまくってダメダメ。
いや、番犬としてはそれで正しいんでしょうが……。
犬にあんまり吠えられることのない私なんですが、根負け。
この写真を撮ったとき私は雪の写真を撮りに庭をうろついてたんですが、
「怪しいヤツ……」と、ずっと見張ってました。
こちらが知らん顔してたので、吠えはしませんでしたが。

そしてこれは、別の町に出かけたときですが。



シマリス~。
大学の駐車場にいました。
アカリス見慣れてると、ちっちゃい~~。

ところで、日本語だとひとつの概念でくくれる動物が、
英語やドイツ語では二種類に分かれているというのはけっこうあるみたいで。
リスも、英語だと squirrelchipmunk に分かれ、
後者のチップマンクというのがシマリスのことのようです。
アカリスとハイイロリスは、tree squirrel に分類されるらしい。
英語のウィキペディアが意外と充実してないので、学名までは同定できませんが……。

たぶん、昨日のはアメリカアカリスで間違いないかと。
学名:Tamiasciurus hudsonicus  英名:American Red Squirrelだそうです。

シマリスのほうも種類がいろいろあるようなんですが、
よくわかりません……。
ウィキのチップマンクのところ、写真がある種類を見ても、
どれもなんだか同じに見えます。

 食べるのに必死で、顔がおデブちゃん

はっ!?と何かに気付いた顔 

 うげー、胸に詰まっちゃった

リスの朝

2007-05-22 13:54:10 | アメリカの隅っこ
今日は写真だらけになります。覚悟してください。

だってね、アメリカではわずか二週間足らずのあいだに
三種類ものリスと出会いました。
アカリスと
ハイイロリスと
シマリス。
たぶん。

中でも一番付き合ったのがアカリスで、
これが、毎朝来るんですよね。
キッチンの窓のすぐそこまで。
おかげで毎日写真撮ってしまいましたよ。
これ一匹(そう、一匹なんです)だけで、100枚くらい撮った気がする……。

 もっといいものあるかな?

はっ、私……、見られてる? 

 こ~んなアクロバティックもできちゃうの

しかも逆さ吊りで食事まで~ 

 すごい勢いで種をほじる……

あ、頭がつかえる…… 

なんていう平穏な四月のある日、雪が降りました。

 なんて寒空……

でも翌朝にはすっかり青空。

 屋根からこんにちは~

そしてまだ雪の積もる朝、
黄金に輝くリス。



 あんたね、ちょっといい加減にしなさいよッ!

だんだんカメラにも私にも慣れて、このふてぶてしい顔。
心なしか、左手を拳に固めているような……。
うりゃ~、おぬし、喧嘩売っとんのか!
リスの喧嘩をすぐに買ってしまう、単純亀。

いえいえ、そういうわけでは。

というか、単に、相手にされなかっただけ?

たいていはこうやってキッチンの外で食ってるところばっかりだったんですが、
たまに、庭で自分の1.5倍ほどもあるハイイロリスを追い回してるところとか、
あるいはちゃんと木にも登れるところを見せてくれました。

 駆け登る

どう、見てた? ちゃんと写真撮った? 
撮りました撮りました。



何となし、遠くを見つめる 

世界最大のショッピングモール

2007-05-17 06:33:12 | アメリカの隅っこ
そもそも私は、ショッピングモールなる場所に足を踏み入れたことがあるかどうか、
記憶が定かではありません。

いやまあ何を持ってショッピングモールと定義するのかも
実はよくわかってないので、
この辺のいわゆるプラサなんかも、
ミニショッピングモールだと言われたら、ほほ~そうか、と思いますが。

ともかくも、初訪米で訪れた町に、アメリカ最大の、
すなわち世界最大のショッピングモールがあると言われれば、
それはもう、見学に行くしかありますまい!

というわけで、行ってきました、モール・オブ・アメリカ、
キング・オブ・ショッピングモール。



ああ、なんて愛のない写真でしょう……。ごめんなさい。

中に入ると、いきなり遊園地。



これは愛がないわけではなくて、暗かったので難しかったんです(言い訳)。

で、入って、ご飯食べてきました。
それはまたいずれ紹介するとして、今日はモールの中を。

と言いたいんですが。
とにかくおのぼりさんになって、ほほ~へへ~、と口を開いて歩くのが精一杯。
買いたいものがあるわけでなし(ブランドとか知らない無知な亀)、
なんかいろいろあるねえ~~、と感心しただけでほぼ終了。

いえ、その前に別のところに連れてってもらって、
そこで堪能してたからもういいや、ってな部分もあったんですけどね。

かろうじて、



ああ、こういう綺麗なお菓子をいろいろ並べて売るところ、
メキシコにもあるよなあ、
でもなんていうか、ぜんぜん違うなあ、なんてところだけ。

で、おいしい食事を済ませてレストランを出ると、
実はもうだいぶ時間が遅かったようで、店は閉まっているのがほとんど、
歩く人影もまばら。

で、この光景に、感動しました。



そう、こないだのビルの写真と同じです。
こちらは曲線もふんだんにありますが、しかしそれも人工物。
これだけの空間に、人がいないというのも感動した理由のひとつ。
加えて、この建築美と言いましょうか、機能美と言いますか。
さすが、アメリカ。
と、こういうところ、やっぱり思います。

ちなみに、こういうレストランもありました。



うーん、こないだ食べた寿司も「トラ」だったし、
て、あ、これは別ブログの話でしたね、すみません。
興味ある方はこちらを見てやってください。
うちのダンナ、メキシコサッカーのティグレスというチームのファンで、
つまり、タイガースファンで、
その試合をテレビ観戦するために出かけたスポーツバーの様子をちょっとだけ
写真で載せてます(「試合の経過」というところをクリック)。

しかし、寿司とトラに、どういう関係があるのか、
こうもあちこちで関連付けられていると、気になります。

都会の空に飛ぶのは……

2007-05-15 07:53:31 | アメリカの隅っこ
普段はペリカンとかカモメとかグンカンドリとか
せいぜいでヘリコプターとか
飛んでるようなところに住んでいるわけですが。
いやまあ一応国際空港もありますけどね。

都会に行くと、メインに飛んでるのは飛行機なんですよねえ。
以前シティでラテンアメリカ塔から町の写真を撮ったときも、
意図しないのに半分くらいの写真に飛行機が写ってたりして
びっくりしました。

ミネアポリスはノースウェストという航空会社のベースエアポート?
位置的にはそんなにウェストじゃないと思うんですけど、
まあアメリカのことはよくわかりません。



空港横を走っても、目につくのはノースウェストばかりです。

で、しかも車がびゅんびゅん走る道の、
数メートル上を、飛行機がぁぁぁぁ。

という、田舎じゃなかなかできない体験をしてきました。

 

いえ、私が住んでるのは空港の向こう側でして、
町から家まで滑走路をぐる~~っと回る道なので、
こういうふうに頭上を飛行機が通り過ぎることは、ないではない。
が……。
一日に飛ぶ飛行機の数が、桁違い

たったそれだけのことで、こんなに確率が違ってくるのだなあ、
と、身を持って体験してきたわけです。



着陸寸前の飛行機。
こんなシャッターチャンスはなかなかないでしょ?

と自慢したいところなんですが、
なんせ、もうね、車の窓から見てるだけで



こんな感じで、ぎゅんぎゅん飛んでくるんですよね~。

飛行機、飛んでるのを見るのはすごく好きです。
空がとても綺麗に見えます。
飛行機も、すっきりとカッコよくて綺麗です。


わーい、都会だ都会ッ!

2007-05-12 06:43:58 | アメリカの隅っこ
今日は手短に、写真一枚だけ。
でも、取って置きの(?)大傑作!!(??)ですよ。



私は動物も自然も好きなんですけど、
普段、そういうものにまみれて暮らしていると、
こういう「自然ゼロ」、ひたすら直線のみに構成された風景が、
すごく新鮮!

ビルが青いよ~。きれいだ~。

で、こういうものに感動すると、
ああ、私って田舎者だなあ~~、と
また別の意味で感動する。
二度感動できてとってもお得!?

友人の掲示板でも書いた話なんですけど、
のりさんとミネアポリスの町を歩いてて、劇場らしきものがあって、
表に公演のお知らせがあったんですね。
それをほほ~っと眺めてから、のりさんが
「都会の生活ってこんなだったなあ、って今ちょっと思い出したでしょ?」と。

そうそう、こういう文化的な刺激がまるでない、ってのも
田舎の生活なんですけどね。
でも私は、それより少し前、歩いていて道端にあった
丸いマンホールに、なんだかとっても感動した直後だったんです。

マンホール! 都会だぁ~~、と。

カルメンには、ない!
丸くて、鉄製の、マンホールの蓋!
これぞ、都会の象徴!

……のような気がしたんです。
われながら、感性トチ狂ってんな、と思いますが(笑。

他にもいろいろ都会~な写真も撮ってきました。
小出しに紹介していこうと思います。
動物もまだいろいろあるんですが、写真が多すぎて選ぶの大変で……
ま、ぼちぼちってことで、気長にお付き合いください~。

カナダガンさん、お通り

2007-05-10 06:39:42 | アメリカの隅っこ
子供のころ好きだった絵本に、『かもさんおとおり』ってのがありました。
(探してみたら、今でもあるんですねえ。さすが、名作)
コガモを連れたお母さんカモが街中を傍若無人に通り抜ける、
っていうようなお話だったような気がしますが。

ドイツでも、住んでいたのが大きな湖のある街だったので、
街中に割とカモが大量にいて、
学生寮の地下室にまで子供連れて乗り込んできたり、
自転車の前を思いっきり横切られてこけそうになったり、
まあいろいろありましたけど。

アメリカ、それも北のほうに行く目的のひとつに、
カナダガンとの対面がありました。
ヒナのいる時期でなかったのは残念ですが、
去年行く予定だったのが、なんだかんだで延び延びになりまして。
まあいいよね、またそのうち、ということで、今回は
大人のカナダガンを追い掛け回して遊んできました。



いきなりこんな看板が。
餌やっちゃいけないんですか~、無念。

 道端でくつろぐ夫婦

でもちょっと、ん? 変なのが来たぞ、という顔。

 よっこらしょ、そんじゃま、立ちますか

 ちょっと、やーね、あの人、ついてくるわよ

 うじゃうじゃいます

 羽が一本、曲がってますけど

 雄叫び~

 道、渡っちゃおう……

まあ水鳥だからしょうがないけど、歩くって言ってもけっこうヨタヨタなんです。
で、このときもちょうど車が来てましたが、
カナダガンたちは堂々たるもんで、ゆったりと車の前を歩く。
車はちゃんとスピードを落として待ってあげてました。

で、そのガンたちの後ろをついて歩く私も写真に撮られてた……。



 右足に個体識別リングをつけてるのもいました

と、これらは、のりさんの会社の敷地内に陣取るガンたち。

でも、ウィキの説明によれば一時期は絶滅の危機にさらされてたそうですが、
もう、今は本当にうじゃうじゃいましたね~。
ミシシッピー川見学に行ったところでも、



滑らかな水面に浮かぶ鳥。
実は、そのバックはこんな風景だったりして。



これはこれで、なかなかいい風景だよなあ。
都会の鳥。



光と影のあいだを泳ぐ、なんつって。

これで、ヒナがいる時期だったりしたら、
もうカナダガンを追いかけるだけで一週間くらいあっという間に過ぎそうです。
また今度行こうっと~

キモノの町?

2007-05-08 07:57:16 | アメリカの隅っこ
ワバシャってハクトウワシのセンターがあるところですが。

この辺りの中くらいの大きさの町をいくつか見せてもらったわけですが、
メインストリートの雰囲気が、どこもよく似てました。
綺麗なレンガ造りの、欧州の雰囲気を漂わせる、
広い一本道路が、町の中心部、という感じ。



でもヨーロッパよりは新しくて綺麗なんですよね、やっぱ。
ヨーロッパの建物って、(よく言えば)歴史が染みついてます。
アメリカのは、それに比べてピカピカって印象。



イーグルセンター、これはまだ工事中の新築センター。
こんなにおっきくなるんですね。
私たちが行ったところは、見つけるのも苦労するくらい、
普通のお店に並んでさりげなくありましたが。

で、そのイーグルセンター(現在)の前で、こんなものを。


真っ赤なスポーツカーに、KIMONO。
シュールな組み合わせです。

実はこの町に、キモノ博物館があるらしいという話は聞いてました。
2000枚のキモノを展示しているとか。
まあワシのほうが重要度遥かに上だったので、キモノ博物館には行かなかったんですが、
ちょっと検索したらこんな記事がありました。

すげ~~~、キモノ、綺麗~~。
と、日本人のくせに(そうか?)感動しちゃったりして。

その収集家らしいおじさんの写真も載ってますが、もしかして
上の赤いスポーツカーはこのおじさんの?



イーグルセンターを出たあと、コーヒーでも飲みたいねと、
街中でカフェを探したんですが、
平日(金曜)でシーズンオフ中とあって、閉まっているのばかり。
ようやく見つけて入ったホテルの受付にも、
キモノが一枚、でーん!と飾ってありました。

そのレストランも、オシャレで綺麗。



買ってきたワシの絵葉書に、友人やダンナへのお手紙を書きつつ、
ケーキ食べました。

 

これまた、でーん!とアメリカらしくでっかくてたっぷり。
でも甘すぎなくて(メキシコみたいに)ほど良い感じで
おいしかったです(私のは左の)。

今日のメインテーマはKIMONOの車ですよ?
ケーキじゃないので、念のため

レッドウィング

2007-05-07 06:19:10 | アメリカの隅っこ
暑い~~~。
しかも(関係あるのか?)サッカーのない日曜日。
そんなん、ありかッ!?
理不尽だ~!
と怒りつつ、ブログ更新。

ああ、アメリカ行って最初の数日は寒かった。
「さ~ぶ~い~~~」って文句言えるのが嬉しかった。
「暑い~~~」って文句言ってもちっとも嬉しくないですが。

寒いってのがどれくらいかと言うと、23度です。
ほら。



アメリカだから、もちろん摂氏じゃなくて、華氏
つまり摂氏で言うと氷点下なんです。
まあ、底抜けにいいお天気でしたけどね。

で、その氷点下の週末、ドライブに連れてってもらった、
そのうちの町のひとつがここ。



靴屋のレッドウィングです。
レッドウィングの靴自体はメキシコでも売ってます。
なので、この赤い翼マークはおなじみ。
でも、町の名前だとは知りませんでした。

いやそもそも、これ見たとき、
うぎゃ~~宇宙人! と叫んでしまいましたよ。
単なる水道塔なんだそうですが、メキシコのはこんな変な形してないもんな~。

ま、それはいいとして、さっそく靴屋さんに行きました。

 

店内、というかその手前と言うか。
すげええ、この靴ほしい! とちょっと思ってしまいました(左の)。

さて、もうなんつっても寒いので、
もこもこむくむくの暖かそうな靴が実に魅力的に見えるんですが、
しかしかろうじて理性がささやく、
そんな靴買っても履けるのは今だけ、メキシコに帰ったら触るのもイヤになるぞ……。

店内を見て回ってると、こんなもんもありました。



簡易カンジキ。
さすがー。

店内には一部博物館になったところもありました。



靴の作り方や歴史など、簡単にですが、実物を並べて説明してあって、
面白かったです。
まー、英語なのでざっと見て回っただけですがねー

とってもアメリカンだー!と感激したのは、この風景。



いきなりすみません。
レッドウィング店内のお手洗いでのひとコマ。
メキシコじゃ絶対に見られない風景ですよ、これは。
トイレットペーパーがこんな無防備に、しかも四つも!

さて、靴屋に戻って。
理性の声に従って、ある程度涼しくて、
かつ雨季に道が洪水になっても大丈夫な靴、と探して、
川歩き用のシューズを見つけてもらいました。
ちょっと大きめだったけど、何時間も歩くわけではないし、
紐をきゅっと締めれば大丈夫そうだ、というので購入。
アメリカのものなら長持ちしてくれるでしょう。



ところで、これを買ったのは行って割とすぐの週末。
箱に入れたまま置いてたので、実はほとんど失念してました。
帰国前になって、そうだ、私、ハンドバッグもいい加減買い換えないとな~、
もう何だかボロボロのよれよれになってるし、ということに思い至り、
バッグ売り場に連れてってもらって、いろいろ物色。

お薦めなんかも教えてもらって、これがいいかな、と絞り込み、
さて、ベージュと薄緑の色違いで迷いました。
ベージュのほうが色の組み合わせとしては使い勝手よさそうだったんですが、
緑のほうがおしゃれかな~、と私にしては思い切った選択。

で、帰ってきたら、あら、と気がついたんですが、
靴とおそろいの色だったんですね。



こうして見ると、国防色だったりしますが……(汗。
デザイン的にも、割とお似合いですか?

……てね、のりさんにメールで書こうと思ってたんですが、
ここで書いちゃったりしました(笑。
両方、愛用してます。

アメリカのラーメン

2007-05-06 08:09:21 | アメリカの隅っこ
今日は手っ取り早く、マルチャン、じゃないですが
インスタントラーメンのお話。

以前、世界各国からお寄せいただいた
日本のインスタントラーメンの紹介をしましたが、
今度はアメリカで、日本&アジア食料品店に連れてってもらったときの。



どわ~~~~っと、これ一面、
全部、ラーメンです。

なかなかに、オーセンティックジャパニーズなラーメンが大半でしたが、
お、アメリカ!? と思ったのが、こちら。



いや、ほら、星が。
ハクトウワシのセンターでも、この色合いで大きな星が、
ここはアメリカなの!と主張してましたもんね。

一応人影のない隙を見計らって急いで写真撮ったんですが、
まあアメリカのことだから、監視カメラにはばっちり見られてたかもですね。

で、私がここで何を、どんだけ山のように買い込んで
メキシコまでえっちらおっちら運んだかは……内緒です
とりあえず、カルカイの焼きそばとなることは
当分避けられそうです

のりさんちに出没する者たち

2007-05-04 08:07:13 | アメリカの隅っこ
動物ネタが続きますが、勘弁してください。
今日のは、アメリカの鳥たちです。

もう書いてしまいますが、アメリカ滞在中はずっと
のりさんのところにお世話になってました。
で、最初の数日はもうめっっっっちゃ寒くて、
むふふふふ、私の望んだとおり~♪
とか言いつつも、寒すぎて家から出られん~、ということに。

でも、家の中でも退屈はしないんですよね~。
キッチンの窓に一日張り付いててもいいくらいでした。

いや、ぶらさがってるのはたった一つ。
ヒマワリの種を入れた針金の筒だけなんですけど。
そこに、日がな一日、いろんな鳥だの何だのが来るわけで。
それを眺めて写真撮ってるだけでも、私には一日があっという間。

 

こんな、シジュウカラとかゴジュウカラとかみたいな地味~なのも来ます。



地面の枯葉を掘ってうずくまる寒がりさんもいます。

が、何と言っても鳥の中で目立つのは、こいつでしょう。

 

カーディナル(枢機卿)、正確にはたぶん、Northern Cardinal。
和名はショウジョウコウカンチョウ(猩猩紅冠鳥)です。

英語のウィキのページで見ると、アメリカ東部に広く分布してますが、
メキシコの東半分、ユカタン半島にまで広がってるんですよねえ。
てことは、この辺にもいるんでしょうか?
見たことない、気がします。
うちも軒下にヒマワリの種吊るさなきゃ~。

ついでに、もう一種、のりさんちの庭にウジャウジャといる鳥を。

 うふっ、私ってかわいい?

 心ゆくまで歌ってるところ……か、大あくびか?

ロビン、というので、コマドリかぁ、
ちょっと想像してたのよりでかいなあ、と思ったら、
やっぱりヨーロッパコマドリとは違って、アメリカンロビンはでかい!んだそうで。
さすが、何でもでかいアメリカ……

こちらのサイト、世界のロビンを比較してあります。
アメリカンロビンはこちら。声が聞こえます(飛ぶと音が出るので注意)。
日本のロビンは、声が豊かだなあ(飛ぶと音が出るので注意)。
ヨーロッパのコマドリは、そうそう、こんなんだったよね(飛ぶと音が出るので注意)。

さて、来るのは鳥ばかりじゃないんですけどね。
他のはまた今度ってことで。

そう言えば行く前に、のりさんに、
うちでは毛の生えた動物はあんまりいないから、
ウサギでもリスでも珍しいです、と言ったら大笑い & 大納得されました。
だって、暑いもんね。
実は今日、とうとう暑さに耐えかねてクーラー入れました。
気温は33度ですが、湿気があるので体感温度は39度だそうで、
まあクーラー入れてもしょうがないよねえ?

アメリカンな朝食?

2007-04-26 04:38:36 | アメリカの隅っこ
アメリカ滞在中の二週間弱で、食べたものと言ったら……(ひとりにんまり)。
そりゃあもうどれから紹介しよう?と迷うほど万国旗でしたけど。

そのうち一回か二回は、いや、三回くらいかな?は
いかにも~、なアメリカ風食事もありました。

たとえばここ。

 ファミレスIHOP(アイホップ、と読むらしい)

メキシコに、アメリカ系ファミレスは数知れずあれども、
これは、ないぞ!(たぶん)

ここはホットケーキ(アメリカンに言うとパンケーキ)が売りのところらしいです。

 きらびやかに並ぶ、銅色のポットたち

 重力に逆らう濃度のオレンジジュース

そして、メインは

 キノコオムレツとか

 ソーセージつき両面焼き目玉焼きとか

 ナッツ入りホットケーキとか
(何ナッツだっけね? すいません、忘れてしまいました)



ホットケーキって、ドイツにはないんですよね。
今はどうだか知りませんけど。

だから、初めてメキシコに来てホットケーキに再会したときは
けっこう感激でした。
忘れたことも忘れていた、ってのもあるかもしれません。
ドイツに帰ってもしばらくは、自力で作って食べてました。

メキシコのは、おいしくても分量がたいてい多すぎて、
最後には持て余すパターンがほとんどなんですが、
このアイホップのは一人前はちょうどくらい、
しかも甘すぎず、
そして写真に撮り損ねましたけど、各テーブルには
4種類くらいのマーマレードだの蜂蜜だのが置かれ、
そして追加で温めたシロップまで来るので、
お好みで味付けして食べればいいわけで、
飽きませんでした。

朝ごはんに卵料理ってのは、メキシコでもよくあるパターンですが、
ここのオムレツや卵焼きも、それぞれにとってもおいしかった~!

そうそう、目玉焼きに付け合せになってるの、
ハッシュブラウンっつうんだそうですが、
これ、最近メキシコのファミレスでもたまに見かけます。
でも……まずいんですよね~、たいてい。
アメリカのはおいしい!って言ったら、
そんなの、大して味変わんないでしょ?って言われたんですけど、
変わるんですよ、これが。
メキシコの下手くそなのは、味がしなくてゴムでも食べてるようなの。
ちゃんと適度な塩味と焦げ目がついてるのが大事です(笑。


ミネソタ大学の靴の木

2007-04-24 10:58:21 | アメリカの隅っこ
これは旅行最後の日に見たものなんですけど、
面白かったので先に取り上げます~。

まずはミネソタ大学を日曜日に案内してもらいました。
ミシシッピー川をはさんで西と東にまたがってるんですが、
理系と文系は北と南に分かれてて、えーと、どっちがどっちでしたっけね?



さすが~、立派な建物。
こういう近代的なのもあれば、ギリシャの寺院紛いのようなのもありました。
中を通り抜けるために入ったら、理系は懐かしい雰囲気~。
がらんとでかくて、コンクリと金属、そして微かに薬品の匂いかな。
私が通ったドイツの大学は、化学科がお金持ちで(笑、
こういう立派な建物だったなあ。
生物学科は貧乏でしょぼい(歴史がある、とも言えるが)建物が多かった。

経営学部の中に入らせてもらいました。
日曜なのでさすがに人はほとんどいませんが、



黒人の学生が座って勉強?しているところなど、なかなかアメリカっぽい。
いやまあドイツにだって黒人はいないことはないんですけど(留学生なら)。

大学の、自転車立て。



なんでこんなものを写真に撮ったかと言うと、
ドイツと違うというその一点がただ面白くて……。

 

古いアナログ写真を引っ張り出してきましたが、上の二枚はどちらもドイツ。
ドイツのはこういうふうに必ず、段差をつけてハンドルが重ならないように
一台ずつ食い違いにかける方式です。
コンクリのほうのは、向かい側からも差し込めます。
アメリカのは……さすがスペースに余裕がある、ということでしょうか(笑。

でもチェーン式のでないと結べないし、うまくやらないとひっくり返る。
実際、転倒しちゃってるのもありました。
「結んでおかないと盗まれるでしょ」、ということでしたけど、
まあそれはドイツでも一緒、というか、
盗まれるときは車輪とかフレーム部分をチェーンでくくっておいても、
それ以外の部分を(サドルとか後輪とかハンドルとか)盗まれるので、
実はあんまり意味がないと言えばないんですがね……。



まあそれはいいとして(学生生活には自転車はすご~く重要だったので拘ってるだけ)、
大学構内に流れるミシシッピー川を渡る橋があるわけで。



この日はぽっかぽかの快適なお天気で、
「暖かさが心地よい」なんて体験、寒さとともに十何年忘れておった私には、
ぷらぷら散歩も至福のときだったわけですが、
しかしまあ寒いときには、この橋の上、風にさらされて歩いたら死んでしまうであろうことは
その数日前の寒さを体験した私にも容易に想像できました。
よって、



ちゃんと、風よけ通路があります。
ここがまた楽しい。両面の壁に、実にさまざまな団体や民族の
クラブみたいなもんでしょうかね、それの宣伝広告が。
てくてく歩いていても全然飽きませんでした。
それぞれに工夫を凝らした楽しい図柄が次々と出てくるし。
まあ……ここを見学した翌日に、ヴァージニアの大学で悲惨な事件があったわけで、
ばら色の大学生活を送る人ばかりではないのでしょうけど……。

この橋のすぐ横に、面白いものがあるというので、
わざわざ連れて行ってもらったわけですが。
これです。



下を見下ろせば目眩がするほど高い橋の、すぐ横に生える木ですが、
卒業生たちが最後の日に、ここに靴を投げて引っ掛けていくんだそうです。
まあ……失敗して落ちちゃってるのとか、
間違って(?)隣の木に引っかかってるのとかもありましたけど(笑。



大学の建物をバックに。
うーん、絵馬とかおみくじみたいなもんですかね?
ドイツではそういう習慣はなかったかなあ。
大学にもよりけりでしょうけど、そもそも一斉の卒業式がないからなあ。

懐かしい一面、珍しくて面白い大学ライフを垣間見せてもらった一日でした。