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花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

国立西洋美術館で「グエルチーノ展」が!

2014-10-11 01:47:22 | 展覧会
今、ローマのパラッツォ・バルベリーニで「da Guercino a Caravaggio」展が開催されている。2012年秋のブログに書いた「ミラノで中止になった展覧会」であり、ローマでようやく実現されたようだ。

この展覧会はグエルチーノ偏愛の故サー・デニス・マーンに捧げる展覧会であり、故に、「グエルチーノからカラヴァッジョへ(まで)」になっているのだと思う。(普通なら「da Caravaggio a Guercino」になるはずでしょ?)

で、驚いたことに、なんと来年3月に日本でも国立西洋美術館で「グエルチーノ展」が開催されるらしい。多分、カラヴァッジョ抜きではあろうけど(^^;、せめて他のボローニャ派作品も来てほしいなぁ~>西美さま

とは言え、この展覧会は「チェント市震災復興支援」を担っているようだ。チェント(Cento)市を襲った地震は2012年春にパラッツォ・バルベリーニで観たGuercino 1591-1666」展のすぐ後だったと記憶している。当時、ボローニャやチェントは大丈夫だろうかと心配してしまったものだ。


2012年春の拙ブログで紹介した涙腺刺激作品《Cristo risorto appare alla madre》

確かに国立西洋美術館にはグエルチーノ作品があるし、地震で被害にあったチェント市を応援する意義は大きい。去年フェッラーラでドッソ・ドッシの祭壇画の被害を目の当たりにしたので、チェントの状況も察しられた。ぜひ、日本でもチェントの宝であるグエルチーノ作品をたっぷりと紹介していただきたい。イタリア・バロック好きは今から楽しみにしている。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (oki)
2014-10-11 21:43:34
はい、そのチラシももう出来てます。文化村ザ ミュージアム、では、来年3月から、ボッティチェリとルネサンス、やりますし、Juneさん、東京に来られること多くなりますね。ただ、文化村は、東急株主優待で無料で入れるので、いちいち招待券申し込まないから、Juneさん、自前で行ってね、笑。

で、ウフィツィ美術館展、初日に行きましたが、会場空いてましたね。
ボッティチェリはもちろん、ペルジーノとかも来ていて、静かで敬虔な気持ちに満たされました。
音声ガイドを借りて、約3時間過ごしましたが、バロック絵画もイイですね。
メディチ家、そして、サヴォナローナの登場、サヴォナローナの影響を受けて、ボッティチェリも晩年は、絵画の様式を変えたそうで。
まあ、Juneさんも楽しまれてくださいな。
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okiさん (花耀亭)
2014-10-13 22:42:36
さすが、okiさんは初日に「ウフィッツィ美術館展」をご覧になったのですね!会場が空いていたとは何よりでした。これから混んでいくのでしょうね。後日okiさんチケットで私も楽しみたいと思います。空いてると良いな(^^;
で、Bunkamuraでもボッティチェッリですか!豪勢にも楽しみが続きますね。で、はい、チケットは自前で何とか(笑)
二つの展覧会でルネサンス勉強ができそうなのが嬉しいです。
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