Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

縁が和 【Bad Romance】

2010年04月07日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 昼ごはんのときに、おぐりんさんはこう言った。

  きょうは、コウモトと飲みにいこう

  ぼくと、はせがわくんはいつもおぐりんさんと一緒にお昼ごはんを食べる。
  コウモトくんは今年2年目だけれど、1年間の研修を経てようやくうちの
  チームに配属となったのだ。

  4月。1年遅れのルーキーはそれでもプロ野球と一緒で新人王の資格たっぷり
  の即戦力としてやってきた。
  ルーキーくんは毎日それでも自主的に残業をこなし苦労している。

  そういえば前回に宴会で出会ったとき、コウモトくんは彼女を怒らせてしまった
  ことを嘆いていた。あれから彼はどうリスクに立ち向かったのだろう

    答えは下段までお楽しみに  

  

   恋愛、もとい 残業で苦労しているコウモトくんに少し話をしたくなる、ねぎらい
   たくなるというものだ。ぼくとはせがわくんはOKして定時後を楽しみに待った
   わけだ。

               

  きょうのお店は守口駅までの道にある「縁が和」。豆腐料理が多めでありながら
  他のメニューも多くて、ぼくにも問題なく使えるこぎれいな大人のお店である。
  来るのはほぼ一年ぶり。来る機会になかなか巡りあわないが、評価は高い。

     

  男4人テーブル席につく。奥の座敷が宴会があったようで座れなかったのが
  残念だ。

 

   付きだしをすぐに食べきると、ぼつぼつ注文したものが届きだす。
   サラダ。あっさりの中のチーズがアクセントになっている。

   だんだん注文していたものが届いてくると、みんな飲むほうを優先しながら
   コウモトくんの会話を聞きだし始める。
   
   やはり26歳。若いし潜在的なpowerが違うのだ。ぼくが20代にしていたことに
   比べれば本当にspeed感に溢れている。
   恋愛するにもstoryがたくさん、そして早く進んで早く終わる。そう、こういう
   きちんとした晩ごはんを必ず食べるのと牛丼屋との違いくらいに。

   それは時代の背景だけで語るには難しいだろう。携帯電話でメールする、
   あるいはパソコンの普及により、当事者間のコミュニケーション量が一気に
   膨大になったために加熱への速度がF1マシンのように素早い。

   実際のruntimeはどうなるのだろう?ぼくも短い傾向があったのでそれは
   あまり関係ないのかもしれないが・・IT化というのはこんなところにも少し
   影響を与える。

   ひとはまっすぐ自分のハートを語るすべを手にいれた。
   そうなるとまっすぐ語ることができるようになるのだろうか…

                     

  コウモトくんの話がおわり、少し休憩。ぼくらの話を少ししていた。
  仕事の話も少しして、会話は続く。
  コウモトくんは金曜日にユーザさんの会社の社長に会うことで少し緊張して
  いた。まあ、この年でそれならむりもない。
  speed感のあるシナリオで、たくさん恋愛していたって、仕事は経験不足なのだ。
  そこに関連性はあまり見られないし、まずは行ってみることがそもそも重要だ。
  おぐりんさんとぼくに一緒にでかける彼の緊張度合は外からはうかがいしれない
  けれど。

    いいじゃん。Happyな毎日で贅沢いってんだからさ  

        

   最後に締めのようにお茶漬けを食べる。
   彼は40代で固められた僕たちの部隊の貴重な Rookie だ。

   これから何度も一緒にこうやって飲んで食べてという機会があるだろう。

 

   こういうことってあんまり言わないけど…

     がんばれ男の子

   でも酔っていたぼくは忘れていた。
   次の日も、その次の日も コウモトくんとは飲みにいくことになってたんだった

     

★豆彩家 縁が和
  守口市松月町6-5
  06-6997-3883
  http://www.geocities.jp/sarada4614/en.ga.wa


Lady Gaga - Bad Romance


 コウモトくんがうまれたころ1984年ごろはぼくらの時代、80'S全盛期だった。
 まだマドンナは若くて、Like a virgin を歌い始めたばかりだったし、へんてこ
 な倒錯的な趣味と、露出過多な時代に入るにはまだ先だった。
 Lady Gaga はだいたいその名前からしてQueen の ' Radio ga-ga ' からきて
 いるし、初期マドンナやシンディ・ローパーやデビッド・ボウイの影響がでている。

 この曲では真っ白な衣装の大人数の中、80~90年代の曲調でBauhausというか
 New Waveとかグラムとかいう感じのモノトーンなPVが進む。
 それはぼくにはclockwork Orange のころのキューブリックのように思える。
 最近の Telephone ではビヨンセと共演している。
 ぼくはどうもビヨンセの大柄なイメージがセクシーにみえないのだけれど、
 たいていの男性は奇跡のコラボレーションのように言う。
 歌としてはぼくはこっちのほうがすきなのだけれど、あまりに長くて過激なので
 載せられなかった。
 そんなのが普通な時代なのだろうか  

   

     コウモトくんは女の子とけんかすると必ず「愛しているよ  」と
    言いながらハグすることで危機回避しているらしい。
    そんな direct に発言するのはドラマの中か人生の終わる直前だけだ
    とばかり思っていて、ぼくはまだ そのセリフをどんな困った事態でさえ
    も使用したことがなかっただけに、濫発…あ、いや…頻発するという
    彼の話を聞いたときに少なからず驚いた。

 80'sではMadonna は貧困の中からセクシー路線でスターダムにのし上がった。
 00'sでは、Lady Gaga は裕福な家庭だったのにわざわざストリッパーになって
 スターへの階段を踏みだした。その経過は似ているようでいてあまりに違う。
 そしてうたっているGaga をみても目のつり上がり具合以外はMadonna とあまり
 変わらない(ようにも見える)。でもその違いは歴然だ。

   そんなのが普通な時代なんだ…            やれやれ