Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

さみしいときの、おまじない

2009年06月30日 | 東京chouchou
 打ち合わせそのものは順調だった。ひさしぶりに外部のお得意先との
    調整だったけど、終始おだやかな打ち合わせでした。

 その後、一緒に出張してくれた情報担当の課長さんとカフェで打ち合わせ。
 今後の話と、少しの世間話をして池袋でお別れしました。

  そう、その課長さん。
  「池袋東口の宝くじ売り場で」と、まるで売人のような感じの待ち合わせ
  でした。待ち合わせになかなか来ないので、気になって歩いて調べてみると
  宝くじ売り場は池袋に4か所もありました。

    そりゃないよ…

 

   本日は月末。いろんな切替も別途大阪では行われていて、時折ぼくにも
   電話が入ってくる。

   夕方にも2本あって… 品川アトレの外で電話をとる。
   どちらの人も「メイドカフェでもいくんですか?」「そこからキャバクラですか?」
   いえ、どっちも違います。日帰りなので… 

   てか泊まりでもキャバクラには行きませんけどね… 

   花屋さんの前には欧米系のご婦人が花を買い求めています。
   平日に花を買う。家族に誕生日か記念日があるんでしょうか?それとも
   日常的に花を買う習慣があるんだろうか?
   もし後者なら、ほんとうにうらやましい。花をみてくれる相手がちゃんといると
   いうことだから。

 

  今日は品川駅のスタバ(池袋東口の宝くじ売り場と同じように、品川駅にも
  スタバは複数あるのだけれど、新幹線登場改札前のスタバです)で読書。
  ここで、上海関係の友人と待ち合わせ。
  すでに向こうもすごくご多忙のご様子。それにJRと地下鉄のダイヤが大幅に
  遅れが生じている。会えれば少しお話しましょう。だめならまあ帰りましょうか。

  その程度のゆるやかな待ち合わせにして、ぼくはスタバの2Fで本を読む時間
  を手に入れた。無理な約束はお互いのためによくないのだ

  1Q84の1巻を徐々に読んでいる。一章ずつ登場人物が交互に変わるシステム
  は村上春樹には書きやすいのだろうか?もしかして2つそれぞれを描いたあと
  切り貼りしているんだろうか?それも楽しいけど。 

                  

   スタバには、よくみると女子高生が2人いた。ぼくの高校生のころは
   マクドに入るのだって一人では無理だった。デートのときに入って喜ぶ
   くらいのものだった。
   時代は変わるものだ。ただ勉強のためだとしたら、それは進歩と言えるの
   かもしれないとさえ思う。健全に見えるから。スタバで勉強する女子高生。
   品川はいい街なのかもしれない。
   
   だって花屋では白人の女性が花を買い、その隣ではニューススタンドで
   女性が優雅なKIOSKでタクトをふるうがごとく、新聞やFRISKを手渡して
   コインを閉まっている。スタバでは、女子高生が勉強をする。

   東京ってすごいなあ 

   退廃にむかうかのようなマクロな政治の地政学分析も重要だけれど、
   こうやって文化は確実に洗練されている。【sophsticated】

   そう、一人の女子高生は英語の勉強、英字紙で勉強しているのだ。
   英字?ぼくの英語のはんちくな知識は、ほぼ大学を卒業して得たものだ
   近頃の女子高生はタフで厳しい人生なんだろうか。
   カフェモカのtall sizeがかなり前から空っぽだったけど。

   もうひとりは赤いチャート式で日本史かなにかを覚えていた。
   日本史の勉強の仕方は、これは昔とほとんど変わらない。歴史を学ぶには
   歴史的な方法があうからだろうか?
   世界史を専攻してたぼくには、日本史の難しさはよくわからないけれど
   ひとつだけ自慢できることがある。
   浪人のころ、冗談で模試で日本史を受けたら、日本史を専攻していた
   友人たちより点数が上だったことがある。
   ちょっとしたコツがあるのだ。

    ふと気付くと英語を勉強していた手前の女子高生も日本史を始めて
    いた。ちょっとしたコツがあるんだよ、と声をかけたらもしかしたら
    モテるかもしれないと考えたけれど、やめておいた。
    ぼくは本を読みたかったし、なにしろゆるやかな待ち合わせがあった
    のだ。まあ、ぼくの人生はたいてい こういう風にうまくいかないように
    できている。
   
              

    いくつか電話もきたり、1Q84の主人公入れ換えが何度か進むうちに
    友人からメールがきた。中央線の事故をなんとかやりすごして山手線に
    乗り換えたそうだ。少し顔合わせはできそうだ。

  

    こうやって下をみたり、本を読んだり、女子高生の勉強する様子を
    見ていたりしているうちに(そうしているぼくは、彼女たちにどううつって
    いたんだろう。それを思うと少し怖くてかなしい気分になる)
    友人が目の前にきたのを見過ごしていた。

    友人は笑いながら遅れてきた非礼をわび、毅然とした姿でモカを
    買いに行った。

 上海の話や、教育関係の話。それから来るべきRinNonの来日。 
 時間は少しなので、あっという間しかなかったけれど、それでもいくつかわかる
 こともありました。そしてとても会話は楽しかった。 

 ここには載せていないけれど、品川に以前きたときは、よい思い出は作れ
 なかった。今回はかなり悪くない思い出と、最終新幹線は何時まで大阪の
 家に間に合うのだろうか?という確認ができました。

   品川は、きょうはぼくに優しくて、いくつか貴重な時間をくれました。
   豊島さん、ぼくはメイドカフェなんかいかなくてすみました。
   
   今度くるときはちゃんと飲みに行きましょう。 
   そう友人とした約束を絶対果たさなきゃと思いながら、気付くと新大阪
   でした。  21:17品川発の新大阪行き。これが京阪まで経由して
   家に帰るぼくの最終です。

     

 上海は日に日に遠く。でも甘い。ぼくになにかのつながりを、いまでも少しずつ
 ほんの少しずつみせてくれる。
      

★STARBUKS COFFEE JR東海 品川駅店
  東京都港区港南2-1-78 東海道新幹線品川駅 JR新幹線北口のりば
  03-6717-6548
  http://www.starbucks.co.jp/search/result_store.php


<p><a href="http://r.tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13033676/" rel="tabelog 8bc1a8d5df61d1d253a8a7cf6c2953cd59099993">スターバックス・コーヒー JR東海 品川駅店 (カフェ / 品川、高輪台、北品川)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>

IWGP(池袋ウェストゲートパーク)

2009年06月30日 | 東京chouchou

 池袋西口公園というのは、ウェストゲートパークと呼ぶにふさわしいのか
   宮藤官九郎的なironyなのか、よくわかんなかったけど、ここにある変てこな
   置物のおかげで、近年はみんなそう呼ぶんだなと気づいた。

   ← そう。この写真のこれ。

   いかにもセンスなさそうなこの立て看板?(なんだこういうのはなんと表現
   するんだろ)のおかげで、有名になった呼び名なのだとわかる。

        

  でもすでにドラマが終わって何年もたつ。いつもcapをかぶっていたマコト
  も、いまはおっさん化している。金髪にしていた佐藤隆太は体育の先生で
  甲子園めざして映画になんかでているし。

  考えてみれば、坂口憲二・妻夫木聡・窪塚洋介・山P・小雪・渡辺謙・阿部
  サダヲ…もう到底揃えられそうにないメンバーになってしまった。
  スタッフだって、宮藤官九郎・堤幸彦・曽利文彦…すごすぎる。

  だからというわけではないけど、昼間の西口公園はサラリーマンとおばさん
  ばかりでした。お昼どきだから・・・だね。
  
  

 才能の終結とか、爆発的な展開というのは、いつもほんの偶然でやってくる。
 そんなにすごいと思える題材でも舞台でもなかったのに。
 こうやって、公園を廻ったり公園の前のPRONTOに入って休憩する人も結構
 いるんだろうなと思う。なにが起きるかわからない。だから人生って面白い。
   
                 


ikweg4-1

 
  

 ちなみにwikipediaによると、英語の正式名称はIkebukuro West Exit Park
 だそうです。じつはIWEPなのだ。猪木ボンバイエ。  

 プータローだった彼らの生活は、この不況でどうなっていくのだろう。
 そこは石田衣良しかわかんないのかもしれないけど…

★池袋西口公園
  東京都豊島区西池袋1-8-26
  03-3981-0534


ラブシャッフル・残影

2009年06月30日 | 東京chouchou
 品川についたのは12時前。お昼直前のまだあわただしくなる寸前で、
    人はばらばらと歩いていて、たばこを吸っていたりする。

  雨が  降っていないせいか、外で休憩している人、そろそろ早飯に入る
  人。品川はビジネス街らしく、こじゃれた格好の人がさっそうと…というわけ
  でもないけど、不景気でも背筋を伸ばした人が多かった。

  とりあえず池袋に移動するために、東京駅より近い品川で降りることを
  選んだのだけど…

    ここは、ドラマ「ラブシャッフル」でアイアイ(香里奈)とかめちゃん(袴田
    吉彦)がデートのときに歩いていた場面でもある。

   

   とりあえず歩道橋から写真を撮る。アイアイをどう呼ぶかの議論で
   愛瑠と下の名前で呼ぶと宣言するところ。
   そんなにきれいにクサいセリフをぽんぽん言わなくたって、イケメンだから
   言えるんでしょ?みたいな感じですが・・・まあ場所のよさが隠すんだろうか?

                

   まわりをぐるっと歩いてみました。昼ごはんは高そうなのでブクロ 
   食べることにしました。

   ブクロ…そう、池袋はドラマI.W.G.Pの舞台だっ!めざすは西口公園。
   宮藤官九郎の世界に浸ろう。 

本日出張です…

2009年06月30日 | 日本つれづれ。
 前日仕事がばたばたしましたが、結局きょうは東京出張できました。

 朝、新大阪にて。いまは京阪沿線なので淀屋橋で一度乗り換えるだけで
 わりとすぐに行けてしまうのがうれしい。。 

 地下鉄を降りて、少し乗降口を間違えながら  (そう、地下鉄新大阪駅の
 ひとつの出入口はJRのほうにいかず、西側の外に下りるだけなのだ。
 ちなみにJRは階段で東側に下りれるけど出入口は関係ないのだ 
 新幹線乗り場に向かう。

  少し時間があるので朝食を。京都駅と似たようなつくりで、京都駅と似た
  ようなカフェで、京都駅と似たような朝ごはんを。 

   

 日本人ってホントに画一性がすべての優先条件になっているのだろうか?

 それはともかく、東京へ。仕事と、いくつかの用を為すために。 

居酒屋ぷく

2009年06月27日 | 京阪(守口・門真)chouchou
  ぷくちん、そう。奇跡の発毛を遂げたあのぷくちんが、担当終了後の休暇
   (そう。なぜか彼だけ休暇を満喫していたのです)でバリ・沖縄は石垣まで
   バカンスを楽しんでいた。

  その成果というか、おみやげなんですが、泡盛・ビールなどなど。
  急きょ「居酒屋ぷく」に変身させた自宅にてパーティ実施。

  さっきブルボンで買ったケーキをかごにのせ、  にて居酒屋ぷくまで…

  すでに来ていた女性陣はなぜか人の家なのにかいがいしくおそうじ。
  彼の人徳なのか、女性陣の人のよさなのか。たぶん両方だということに
  しておいて

     

   本日ナシゴレン・ミーゴレン・ソーキそばなど次々準備されるとのこと。
   まずは料理が出る前に、みんなすでに飲み始める。
   泡波…これは非常に貴重なお酒で、波照間島の人は安いけど島の人で
   ないと非常に高いというお酒。

   きついけど飲むのは飲みやすく、そして外見は水をいれただけみたいに
   見えるのがおそろしい 

   ぼくはそっちはちょびっとにして、インドネシアみやげのBINTANGビールを
   石垣牛ジャーキーとともに(旨し!  ) 
    
   ミミガーチップスという変なのもあります… 

            

      

 まずは、ゴーヤチャンプルー  苦味がビールにあいます。すごいよ
 うっちー!花嫁修業は順調だ。彼氏探しは順調ではないけれど… 
 上海の沖縄料理店「合家」に、みそ味で苦味を消しておいしいチャンプルーを
 食べた話をすると、2皿目をみそ味にしてくれました。

  えらいっ!うまいっ! 

 みんなでほめてあげました。ほんとに上手になってます。
 もうひとり、ふかよんもナイスな動き。ほんとうにかいがいしいとはこういう表現だ。
 
     

 飲んでさわいで…ぷくちんやうっちーや…みんな違う部署だけど仲良し。
 読んでもらってうれしい限り。
 よく見ると僕以外みんな独身なんだけど…

 武石さん(写真右下)もなぜか独身になってます。がんばろうよ! 

 

  うっちーとペアルックにして喜んでる場合じゃないのだ。

            

  そしてこの武石さん。ぷくに続いて、発毛対策開始です。
  復活してあらたに恋をしよう。あさはかで、便乗しようというおこがましい
  おじさんの願いは届くのでしょうか。

  とりあえず、ぷくのときと同様、beforeとして写真掲載します。
  数ヶ月後、どう効果がでることでしょう…(劇的ビフォーアフター風に)

     

 最後のしめはソーキそば。これはぷくちんの作です。これも旨かったですよ

 


 このメンバー楽しいね  また呼んでね。
 ケーキも好評でよかったです。

 5時開始の宴会が、気がつくと1時すぎでした…  
 自転車だからすぐ帰れましたけどね 

★居酒屋ぷく
  門真市(住所、連絡先非公開 

ブルボン

2009年06月27日 | 京阪(守口・門真)chouchou
 本日、ぷくちんが居酒屋を開店 

   バリ・そして沖縄。そのおみやげを肴に酒に、友人ご近所さんを集めたわけだ。
 呼ばれたからにはなにかもっていかなきゃ、男がすたる。

   ってほどでもない。 

 毎日会社にいくときに、自転車で通り過ぎるケーキやさん。
 一度買っていくのも悪くないと、夕方に、そう平日の朝のように自転車に乗って
 そのケーキやさんに。 

   

  5人集合の飲み会に6個のケーキを。すべて世の中は先読みするから
  面白い。ケーキに恋する女の子と、むしゃむしゃ食うおっさんと。
  備えあれば憂いなし。 

★PATISSERIE Bourbon(ブルボン洋菓子店)
  守口市西郷通2-6-14
  06-6998-7310

  あとでわかりましたが

      ケーキは好評でした。またきますね。ありがとうございます。

   


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2707/A270701/27040279/" rel="tabelog 2544c5c8a4a5cd98c3b9fdd6f4bea95b6a30eee4">パティスリーブルボン  (ケーキ / 守口市、西三荘)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>

パレット

2009年06月27日 | 京阪(守口・門真)chouchou
  ゆうべはそれほど遅くなかったせいもあって、朝の起き方は悪く
     なかった。結構家でうだうだしているうちに、時間はたってしまってけれど。

 来週からRinNonと週末を過ごすことになる。夏休みなのだ。
 家のまわりでおいしい店があるか調べておくのも必要なことだ。

  

 自転車にのって、しばらくいくと気になる店がある。

   

  壁にこんな風に絵が描いてある。きっとおいしそう。ということで一度入った
  ことがあるのだが、そのときはすでにランチの時間が終わってしまっていた。
  13:30には終わってしまうのだ。

  今日は早めに、とはいっても人数が多くならない頃合いを見計らって13:00
  に入ってみた。

   OKでした。奥様チームが4名ほど1テーブルで

   食べていたけれど、とくに問題ないレベルの話し方でした。
   村上春樹の1Q84を読みながら静かに待っていると、品のいい店員の
   女性がメニューを聞いてくれました。

           

  こういうときはよくあるメニューを注文することにしている。比較がしやすい
  からだ。チキン南蛮定食を注文。ほか弁と比べられるのだ。

  スパゲティナポリタンと、タルタルソースいっぱいのチキンと。
  なつかしい味なのだ。そう店内だって品のよさに関係なく感じているけど
  わりと、昔のスナック風な構え・構造だし(実際そうだったのかもしれないけど)
  古めかしいのだ。小学生のころに旅行で入ったレストランとでもいえば
  いいのだろうか。

  でもそれは味と、品の良さでカバーされている。不思議なものだ。王道の
  フレンチやイタリアンとも違うけれど、品格さえあればそれは堂々とした
  佇まいになるのだ。

  人間ってそうありたいものだ。そして味はうまかった。

    

★パレット
  守口市寺方本通1-3-28
  06-6992-0803



p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2707/A270701/27031150/" rel="tabelog fecb8331f31f76dc027a516631b325d7d99c284f">パレット  (洋食・欧風料理(その他) / 土居、滝井、守口市)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>

WHO'S Bad?

2009年06月27日 | 日本つれづれ。

 

 これほどいろいろ言われた人もいなかった。

 6月26日金曜日。朝、呼吸停止したマイケルが病院に搬送されたと報じる
 ニュースをみた。昼過ぎ。Yahoo!のニュースをちらっとみると死亡したとの
 ニュースに切り替わり、一斉に大々的に報じられていく。

 結局、いろんな謎は謎のまま、天に召されてしまった。
 大量の資産と、大量の負債はどうなるのだろう。いま子どもはどうして
 いるのだろうか。抑え気味に書くけど  子ども好きの程度は好ましい程度
 だったのだろうか…

 それはわからないままのほうがよかったのだろうか。

 スリラー Thriller
 「Blues Bros.」の映画監督John Randhisが監督したPVが一躍有名になり、
   このとき音楽は聴くものから、聴きながら見るものになった。
 
 ちょうど高校生だったぼくは友人の家ではじめてこれをみて驚がくした。
 ここまでPVに金をかける人がいるんだってこと。
 深夜に「MTV」や「ベストヒットUSA」が放映され、英語が正しくあこがれの
 中で日常会話として使われていた、よき時代の話だ。

 ダンスはBeat it だってThrillerだって、のちに称賛されるものよりはずっと
 初期状態で、いま見返してみるとそれほどすごくはない。でもこの2曲の
 マイケルは、楽しそうに踊っている。
 歌がダンスが称賛され、アルバムセールスは世界一、シングルもヒットして
 人種の壁も超えて…

 そうしているうちに楽しくなくなったんだろうか?
 どこで変わってしまったのだろうか。

  

 Thrillerのあと、あんなに売れたAlbumのあと曲がだせるんだろうか?と
 気をもんでいた世界に問うたのがこの「Bad」。

 ぼくは個人的に、このときのマイケルが一番かっこよくて一番すごいダンスを
 していると思う。

 このあとはもう見るのが難しくなってしまった。 
 見るに堪えないというわけでなく、「難しい」のだ。なぜだろう。見る者は彼の
 内面を共有していたのだろうか?

マイケル・ジャクソン - Bad (日本語字幕版)

 このPVはMartin Scorseseが監督した映画でNYの地下鉄で撮影されている。
 FULL Versionならば白黒の部分が先に入って、ウェズリー・スナイプスがチラッと
 でているのが見える。でもそっちは添付できなかった。
 無効化されてしまうのだ。彼のための集金システムは彼が死んでもまだ円滑に
 動いているのだ。 

 Prince(彼がまだ記号的な名前に神格化しようとかバカなことを思いつく前の
 ころだ)に出演交渉したが断られたそうだ。

=====================================================
 Your butt is mine,
 Gonna take you right,
 Just show your face
 In broad daylight
 I'm telling you
 On how I feel
 Gonna hurt your mind,
 Don't shoot to kill.

 俺の勝ちだな
 すぐに連れて行って
 お前の顔をさらしてやる
 明るい太陽の下に
 本気だぜ
 俺はその気なんだ
 お前の心を痛めるだろう
 でも撃ち殺さないでくれよ
 =====================================================

 Princeに「俺の勝ちだな」と指をつきつけるシーン。
 それが彼の気に入らなかったらしい。まあ当然といえば当然か。
 当時人気絶頂、批判合戦の2人だったのだから。
 でもいまやそれすら、微笑ましいエピソードだけれど。 

  

 今夜はビート・イット(Beat it)。Eddy Van Hallenの参加したこの曲をぼくは
 ずっと「ぶちのめせ」と言ってるんだと思っていた。
 
=================================================
やつらは彼にもうここへは来るなと言ったんだ
お前の顔など見たくない 消えてしまえと
目に炎を燃やし 言葉ははっきりしていた
だから逃げろ とにかく逃げろ

逃げたほうがいい 出来ることはした方がいい
もう血は見たくない マッチョにはなるな
タフになりたければ 出来ることをした方がいい
だから逃げろ でもお前はワルになりたいんだ

とにかく逃げろ 逃げろ
誰も負けたくはない
どれだけ強いか見せつける それがお前の戦い
誰が正しいか間違ってるかなんて関係ない
とにかく逃げろ 逃げろ
=================================================

 彼はマッチョじゃない、ごく個人的な幸せがほしかったのだろうか?
 あれだけお金を手にいれても、どうしても手に入らなかったものだろうか
 何になりたかったのだろうか。
 彼は称賛され、スターになり、そして誰もあこがれない人になった。
 マイク・タイソンならば話はもっとシンプルだ。
 ドン・キングに指をつきつけて「お前のせいだ!」といえばいいのだけれど。


 1983年。この曲を発売するとき、彼はこれが自分のことだと思って
 いたのだろうか。
 逃げる先が、今日のこと 死去したことだったのなら、あまりにも悲しい。 

 

 ぼくはいまだにMoon Walkができない。


幼年期の終り。

2009年06月24日 | 仕事だし。
 定時少しすぎに仕事をおえて、会社の施設での「公的」打ち上げパーティに
    向かう。ものごとに始めとおわり。そしてねこ  に頭としっぽがあるように

 今回のプロジェクトとしてもいったん終了。今後は普通の組織として仕事が
 きちんと運用フェーズとして確立されていくように、がんばっていかねばならぬ
 ということにシフトチェンジされていきます。

 思えば、この体制でははじまりは、2007年6月22日の宴会でスタートしました。
 おもえば「公的な」パーティをできるくらい安定した形までようやく持ち込めたと
 いうことで…

 「私的な」解散会は別途あるけど、これでぼくらの仕事はアイザック・アシモフ
 風にいうならば、「幼年期の終り」。
 以後は通常体制で推移するってことです。
 ここもしんどい話なのですが・・・

  

                        

 うってかわって、メンバーは呂仁へ。
 いつもと違って、いろんな顔があります。ふだんユーザさんのかしださんや
 もりしたさん、せかいさんの顔も…

 どうにかこうやってそろって飲むまで落ち着いたってことですね。
 ぼくはいつもは来ないメンバーと一緒にお話をしながら、自分の人生の振り先
 に思いをはせてみたり…ちょっと違うお話をしてみました。

 だって、ウェイターみたく、みんなぼくに注文してくるんだもの… 

               

  本日の呂仁ではみんな少しお行儀よくお過ごしでした。
  また飲みましょう 

★呂仁 タバーン (ロジン TAVERN)
  守口市本町1-2-2
  06-6997-3200
  

Singin' in the rain

2009年06月23日 | 日本つれづれ。

 電車に乗って帰ってみると、降りたそこは大雨だった。雷こそ鳴っては
    いなかったけれど。タクシーに乗り込んで、行き先を告げると近いところにも
    かかわらず、運転手のおじさんは丁寧にぼくを届けてくれた。

 雨の降る中、車内で時折曲がる地点と方向を説明しながら、上海にいるころを
 思い出した。 

 上海は雨が降るとほんとうに混乱する街だった。タクシーが足りなくなるのだ。
 雨の中傘をさして、空車をさがすのは、本当に骨の折れる仕事でビル風の
 折り返しか、そもそもきつい風が上海名物なのか、それとも中国の傘は安い
 かわりにすぐ壊れるようにできているのか、使い物にならなくなった傘と
 すぶぬれになったかばんを不器用に抱えて、自分もずぶぬれになったころに
 ようやく1台つかまってくれるかどうかだった。

 住んでいた古北なんてちょっとした大雨で道路が冠水してしまうくらいだ

 上海に雨の好きな人がいたら教えてもらいたいと疑うことなく思っていた。

 でも1人いたんだ。それは中国人の女の子だった。
 理由を聞いても教えてくれなかったけれど、雨が降るとたしかに嬉嬉として
 まさにご機嫌だった。
 台風が来たかのような大雨の日に古北に帰るぼくに、タクシーを見つけて
 乗ってきてくれたときはダンスをしそうなくらいはじけて笑っていた。

 あの街であんな天気の日のどこがよかったんだろう。

 実はいまでもよくわからない  

   

 そのころとはうって変って、大阪のタクシーは簡単につかまえられる。
 不景気であるせいだろうか。簡単につかまえたタクシーの、これも上海とは
 違ってとても親切な運転手さんは、きっちり家のそばまでつけてくれて。
 お釣りと一緒に、「ありがとうございました」までつけてくれた。

 日本でも雨が降ると  憂鬱な気分になる。それはもう性格的なものだろう。

 でも雨がきらいっていう人はそれほど多くはない。雨が降ってもそれほど日常
 生活に大きな影響はないからだ。当日はいやでも次の日にはすっかり忘れて
 しまう。でも雨のきらいな人というのはちゃんといるのだ。

 これも女の子だった。雨になるともうそれは朝からこの世のおわりのような顔
 をしている。

"I'm Singing in the rain", Gene Kelly

 ジーン・ケリーは雨の中でも上機嫌だった。
 そう教えてあげたら、今度目の前で歌ってみてと言われた。

 TOEICは7月と8月です。。 

   


 いつのときもいつの街にも、ちょっと人とは違う人はいる。

 みんな、元気ですか?   

 ぼくはどの街でも雨はあまり好きじゃないですけどね