Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

なんだこりゃ・・・

2005年01月31日 | こんなことがあるんだ。へえ

 いよいよ、春節(旧正月)が近づいてきました。今年は2月8日
から15日の期間が休暇となります。年に2度正月を迎えるのは
不思議な気分です。

 街は本格的な年末の風景です。引越しのため、家来福(カル
フールです。「じゃらふ」と読みます)に買い物に行きましたが、
非常に多くの中国人が非常に多くの買い物をしています。なん
とレジ待ちすること20分!驚くことに交通整理のようにレジの
前で警備しているバイトの人がいます。順番抜かす人がいる
からちゃんとさばいてるんですね。関西人と中国人はよく似て
ます。並ばない!!もうどうにかしてほしいもんだ。でも警備員
がでてるのはすごい(デジカメを忘れた。大失敗・・・)

 そしてもっと驚いたのは、待っている間にジュースなんて飲ん
でしまうこと!まだ支払い前なのに堂々としたものです。
僕の前に並んでたお姉さんは、ごくごくうまそうに飲むと(僕は
どきどき)。。でもレジで空のペットボトルをちゃんと渡してまし
た。店員さんも慣れた感じでピッとPOSを読んだりして・・そっか
・・そっか・・・払うなら先に飲んでもいっか・・なるほど・・いやいや
・・だって・・ 確かに合理的ではあるけどな・・日本人にはとても
できないですね。ちなみに中国語の家庭教師の先生に聞くと
 「そう、彼氏に怒られるんだけど、ときどきしちゃうのよね~」
だって。やるんかよ。。
でも彼氏みたいに行儀悪いってことはそうなんだ・・まあよかっ
た・・いやよくない・・

 驚きの春節前、レジに通すのにサラダ油ばっかり山のように
買ったり、ほんとにもうソファとか自転車とか何から何まで買って
上海みやげだよって言って帰省するんですね。上海駅で正月前
みてみたいような・・でも押しつぶされて死ぬかも・・・

 ああ、1000元~2000元を無造作に支払いしている様子をみる
と、購買能力の伸長を感じます。日本とそんなにここは変わらな
いですね。上海は日々金持ちになっている・・


愛ちゃんって・・・

2005年01月24日 | こんなことがあるんだ。へえ

 今週は北京に来ています。この時期の北京は、気温が零下
になるときも多く、湿度が低いため静電気に悩まされます。PCに
へたに準備なく触ると危険です。(少し古い機種だと壊れたりしま
す)。空は高く春と秋は非常にきれいなこの街ですが、個人的に
はまだ観光する時間がなく、歩いてまわることができていません。
是非次回は休日絡みに来たいと思います。

 北京といえば、最近卓球の福原愛ちゃんがこちらのリーグに
参加することが新聞にのっていました。彼女の写真をみて髪型が
変わったと思ったら、北京の散髪屋さんは5元なので何回でも
行けます、というコメントが掲載されていました。いくら中国でも
5元の散髪屋というのはよほど街中の裏町風なところにしかない
ように思います。彼女はいったいどんな店に行っているので
しょう?  さー・・・?

 日本と中国、北京と上海の物価の差についてはまたいつか
述べたいとは思っています。ちなみに私が上海で行く散髪屋さん
は150元です。だからといって私が彼女より30倍かわいいかと
いうと決してそうでもなさそうです。でも・・・


DVD・・・

2005年01月17日 | 中国つれづれ。

 中国では、映画やドラマを楽しむ場合にはDVDが一般的
です。街のあちこちで海賊版を売る店があります。きちんとした
店でもたいてい海賊版で1枚6~10元で購入することができ
ます。(こんなの書いてていいのかな・・)

 CDやDVDだとPCでCOPYしやすいからと言われています。
日本と違ってMDはほとんど普及していません。音楽もMP3や
WMVで聞くタイプが非常に多いのは、COPY文化によるもの
でしょう。

 反映するのも早く、日本で年末まで放映されていたドラマは
既にきれいな箱に入って束で売られています。(こういうところ
では遅れをとることがないのが嬉しいです。問題は最近見たい
と思う日本のドラマがないことですが)
 このため、こちらでもキムタクは人気がありますし、私の
好きな韓国のチョン・ジヒョン(「猟奇的な彼女」の主演女優)も
准海路の広告になるほど人気です。こういった世界では日・中・
韓・台・香港は、ほぼ垣根がなく、リアルタイムです。日本だけ
がまだ少し閉鎖的ですが・・

 この街、この国は今はなんでも飲み込んでいます。仕事に
ついても同様で「そんなやり方は今まで聞いたことがない」という
言い方は特にされたことはありません。
 問題は、そのほとんどが 外から・上から言われているもので
あるということです。当事者には「データをこう活用すれば・・・」と
いう案はないのです。耳年増なんでしょうね・・でも考えると僕
だって、じゃあ経営コンサルできるくらいIT活用の提案できるか
っていうとこれもまた難しい・・反省ですね

 中国にも張芸謀はじめ、よい作品はいっぱいあります。私の
仕事でもcopyされるような成果を得られるように・・・それが今年
の目標かな。

なんかがんばる!系のしめが多いなあ・・


正月だし。

2005年01月10日 | 文化って大変だね

 あけましておめでとうございます。旧暦の正月を祝う中国
でも元旦はみんなで新年好と言っています。ただ、特に帰省
するということはないようで、私の中国語の先生も友人と上海
で過ごすと言っていました。
 電車で12時間以上かけて帰省する人が珍しくなくて、国土が
広大かつ飛行機は贅沢な乗り物で電車で帰るしかない(一週
間かけて電車で帰省する人もいるみたい)中国では帰省する
ためにも長期休暇は必要なのだと感じました。それは新暦の
正月だからそっちもちょっと帰ってみるか・・・なってことには確か
にならないですね。但し、前後の土日で振替出勤する風習は
どうしてもいただけないものです・・・まあまだ春節は先なので
正月を迎えてって気分で説明してもしかたないのだけれど・・・

 日本では中国に対する悪感情が高まっているという記事が
最近目につきます。終戦60周年はじめさまざまな節目のある
今年は、さまざまな時点で駐在者にとって厳しい一年になるだろ
うと、あるHPでも掲載されていました。
 こちらでの空前の韓国boomをみても、中・韓のどこがどう違う
のか全くわかりません。「韓流」という言葉はもともと中国語だと
聞きます。日・中・韓の違いなどは文化の点では、ここ上海では
特に感じません。中国は外から見るのと中から見るのとはこれ
ほどまでに異なるということなのでしょうか。
 日本人はまだまだ隣の国の理解が足りません。考え方のプロ
セスでも早く米国依存から脱却しないといけないでしょう。

 そのためには会社の中でも努力しないとね。日常の中で中国語
を使う場面、意識共有の必要な場面が飛躍的に増えました。昨年
まで求めてもできなかったことができるようになりました。営業の人
だって若手の一部は少しづつ私の言いたいことを理解してくれる
ようになってきましたし、苦労多い中でも努力しようと思っています。