休日に徐家匯郊外のホームセンターに出かけました。少し
前にIKEAの話をしましたが、ここは外資系なのですが、設備品
中心です。中国のマンション購入はスケルトンという内装なしの状態
で受け渡しされる関係上kitchen/bathから壁紙などを含めた総合的
な店は繁盛しているようです。
上海で家を購入する予定はありませんが、妻の前職と本人の趣味
(HP更新)にむけた見学でした。
今回はその話ではなく、その道中の話です。
今回の店は徐家匯から一駅南にあり、現地の団地が立ち並ぶ中
にあります。それほど、危険な場所という印象はありませんでしたが
徐家匯の繁華街と比べると確かにごみごみした印象で、目指すホー
ムセンターもあまりきれいな店とはいえない印象でした。この道
すがら、妻のデジカメがひったくられてしまったのです。
子供が見ていたようなのですが、その人物を問い詰めてのらりくら
りかわされているうちに逃げられてしまいました。昨年一ヶ月待って
ようやく手に入れたFX7だけに、妻の落胆は相当なものでした。特に
直前の食事どきに「上海の不思議な魅力はごみごみしたところにも
ある」という話をしていただけに、逆に手痛い印象でした。
ひったくられたとき、彼女はデジカメの付属品である、腰につける
袋をつけて歩いていましたが、それでも音もなくすられてしまいました。
そのときはどうしてもっと二人で犯人を問い詰めなかったのかと、
夫婦で悔しい思いで一杯でしたが、今思えば刺されたりしなかった分
幸運だということなのかもしれません。
問題はリスク管理ができていなかったことだと思います。家族が
合流してちょうど4ヶ月が過ぎ、安心が慢心に変わっていた部分も
あると思います。cameraの付属品だからといって、どこを歩くとき
でもむき出しで歩くほうがいけなかったのでしょう。その日は暗い一日
になりましたが高価な勉強になりました。
さて、妻はFX7をなくしてしまい今まで撮り貯めた写真も一瞬でなく
してしまいました。HPの更新も(言うほどしていませんが)気力をなく
しているようです。どなたか、代わりになるようなcameraあれば上海
までお知らせください(笑)。