Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Enjoy! Cafe 【たのしいことはこんな昼に。】

2010年02月25日 | 大阪chouchou(堀江・新町・船場・本町)

 天気がいまひとつだって、とくに気にしない  なにしろきょうは休みなのだ

  飲茶でお昼ご飯をすませて、そのまわりを少し歩く。気になるお店でお茶をする
 ためだ。白から南に一本すぎるとカフェが一軒。

 メニューを覗いていると、中から店員さんがわざわざ、どうぞ  とドアを
  開けてくれた。ちょうどまだお昼どきではあったけど、お茶だけって  でき
 ますか?という質問にも心地よい笑顔で、どうぞと入れてくれたので
 そのまま入ってしまった。
 
    

  お店の名前はEnjoy! Cafe。この日は平日のせいか、奥様グループが大量に
  Enjoyされてました

  とにかくすごい。しゃべり続けていました  よくみると2Fのほうにも子ども連れ
  の奥様グループが。

         

  階段のある壁には、マハトマの写真が。

     

  そして窓の外、植え込みの向こうには自転車の群れ。奥様方のものだろう。
  奥様方は子ども連れの人もそうでない人も、数人で固まって会話をしている。
  一緒のテーブルに座っていてもばらばらに会話しているのだ。それでもちゃんと
  集団として動きが一体化しているように見えるのが不思議だ。
  店舗は天井が高くなっていて、そのせいか声が広がらず、騒がしい感じが
  それほどしない。

    その間に注文していた飲み物がやってくる。隣をみるとラテがすごく
    きれいな模様が入っていたけれど、ぼくの注文したマキアートもそうだった

                   

  ただ、ぼくのはエスプレッソベースなのか、とてもカップが小さくて…
  ちょっとそこだけ失敗でした。
  苦みばしったそれを飲みながら、雨が降りそうだけど、なんとかがんばっている
  外をみたり、中をぼーっと眺めてると、南堀江といいながらここまでくると
  生活感がでてくるんだなあと改めて思った次第。

 

  外の景色を眺めていると、いつのまにか1F2Fの両方の奥様連中の皆さま
  (ちょっと日本語がおかしい  )が大挙お帰りになりお愛想が列になって
  いた。なんか一斉というのがあまりに面白い。気づくと当たり前なんだけど
  そとの自転車も一挙になくなってしまっていた

            

  あとに残ったのは、ぼくのほかには

          

  あとから入ってカウンターに座ったおじさんと

    

  知った顔らしい就職活動中の女の子がでていったあと入ってきた男性リーマン
  それからぼくと同様、きょう初めて入ったらしい欧米人と。

  あとは店員さんだった。なんでもないどうでもいいすぐに離れていくユニットだ
  けれど、それでも干渉しあわずにぼーっとすごせるいい空間だという意識だけ
  は共有できているようにみえた。

 

  そろそろIKEAにいこうと思う。お勘定をすませて、横のトイレにはいると
  このカフェの横にある美容院とトイレが共用だった。なんだ珍しいと思ったが
  あとで調べると、美容院とセットの経営なんですね。
  Ejoy ! Cafe。覚えておこう。そして今度はここで定食を食べよう。
  かなりボリュウムもありそうだし満腹になることウケあいだと思う

  次に入りそうな男女カップルに、さっきの女性店員さんが再びの笑顔で
  どうぞ、と手招きしている横をさっすり抜けて駐車場に戻っていった。

★Enjoy! Cafe
  大阪市西区南堀江3-4-1
  06-6541-8232
  http://www.39thanks.jp/enjoy/shop.html



<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270206/27012083/" rel="tabelog 0014710c1ea0c69e632286d743bf21524d268711">Enjoy! Cafe  (カフェ / 桜川、汐見橋、西大橋)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>


HongKong Style Cafe+Bar 白【贅沢な休日】

2010年02月25日 | 大阪chouchou(堀江・新町・船場・本町)
 ひさしぶりにおやすみ。

  IKEAに買いものにいくことにした。
  アロマキャンドルやら、もろもろの日用品とか。たまにはぶらっとでておかないと
  休みだからといってカラダを家で休めているだけだとおかしくなってしまう。

  英語の授業が土曜日なので、そのぶんを今日休んでるイメージで。

  

    では昼ごはんはどこで食べよう。
    大正のIKEAまでいく途中であれば堀江にいこう。

    平日の南堀江。なにわ橋筋を越えてあみだ池筋まで近くなるとさすがに
    人もそれほど多くない。なにしろ平日なのだ
    
    ひとりで食べていても違和感のないようなところということで
    この店を選んだ。

     白。
    
    かつて2度ほど来たこの店でランチを食べる。
    この近所なのか、OLさんらしきグループや、年配の方や。
    それほど騒いだ様子ではなく、店のイメージどおりのんびりした昼時を
    演出しているのに自然と協力している

    この店に限らず公園の界隈には何軒か気になる店がある。そのどれもが
    環境に受け入れられているようで、この近辺で働く人たちはお昼が
    幸せだなってうらやましい

                           


Christina Aguilera - I Turn To You High Quality HQ



   きょうはお休みだから、少しくらい満腹で「うぷっ  」ってでてきそうな
   くらいに食べたってばちはあたらない。

   13品もある飲茶のコースを中国粥で選択した。

          

   お粥は先にきた  別に二日酔いでもないけれど、おなかにやさしいものが
   先にきたことで少しこぼれちゃうような笑いがでてしまう。周囲の人はすこし
   気味が悪いかもしれないけれど。

   飲茶をランチで。大阪の、堀江の西のすみっこで、かかってくる曲は
   クリスチーナ・アギレラ。

   見事なまでなちぐはぐさで、それでものんびりさを保っているのは、それは
   店と店員さんと客層のマッチングがよすぎるからだろうか?

  

   3段のせいろがやってきた。焼売のせいろと…

       

   これは餃子と、デザートのあんこのはいったおだんごのせいろ。

                    

    それからカラフルな餃子のせいろ。あと一段あった小籠包のせいろを
    撮るのを忘れていたけれど、これとお粥でいつのあにかぼくはおなかが
    本当に満腹になっていた。
    800円のもっとすくないセットで充分なのだ。

  

   季節はもうすぐ春になりそうな陽気の日。まだ少しフライング気味だから
   少し寒さの戻りがあるかもしれない。けれどまあ陽気な日に年休をとって
   買いものの途中でこういうランチをとるのは正解なのかもしれないし
   案外こういうのが、人生の意味合いだったりするかもしれない


    と。思いたいんだけれど。まあそうもいかない日も多いのが人生だ

        

★HongKong Style Cafe+Bar 白
  大阪市西区南堀江2-12-21
  06-6532-8339
        

5 南堀江【everywhere】

2010年02月22日 | 大阪chouchou(堀江・新町・船場・本町)

 誰にだってへこんでしまう日はある。雨が降らない季節がないのと同じように
    年に何回か、あるいは何回も、自分でも困ってしまうほどへこんでしまう
    ような日は、誰にだって等しくやってくる。

 事前に想定できるのであれば、土曜日のぼくのように事前に友達を確保して
 飲んで忘れることもできるけれど、そうでない場合だって往往にしてあるわけで。

 これはそんな夜のお話。

   最近よく飲みにいく友人が、週末帰省して帰ってきた。
   えらくへこんでいる。帰省して帰ってきたら最近ずっとそうなるという。
   故郷で同窓会があって、友達に会う。家族に会う。昔の恋人に会う。
     
   どのシーンだったとしても、それは現在の自分と「あるかもしれなかった
   自分」との対比になる。

   たいてい人はそういう作業を心のどこかでしているんだろうけれど、帰省
   して特別なシーンにおかれたときに時折つぶれてしまいそうになる。

 いつもへこんだときに、ぼくも誰かに助けてもらっている。
 こんな夜は誰にだってあるのだ。
 今回はたまたまぼくがひっぱりあげる役回りのofferがあったというわけだ。

 仕事がおわって、本を読みながらミナミに向かう。
 本日は時間が読めないので堀江に向かう。初めてだけれど、遅くまで開いている
 場所がある。リバープレイスの北側、立花通の南にあるのがここ「5 南堀江」だ。

  

  別の用途で、飲み会の場所を探していたときにみつけてはいたけれど
  実際に店に来るのは今回が初めてだ。心斎橋、北新地・・いくつか店舗が
  あるようだけれど、ここはカフェになっているらしい。

  間接照明のたくさんある店内は、そろそろ夜中に近いけれどまだまだ
  お客さんが多い。一日の疲れを会話で癒そうとしているのかスーツ姿の人も
  結構いるし、遊びにいこうかあるいは帰るのか若いカップルの姿もみえる。
  まだ月曜日だから、みんな大人しそうにみえるけれど。

           

   きれいな店員さんが表に面した席を案内してくれる。天井が高く倉庫と
   いうよりSOHOをイメージさせるようなその広い空間は、ここに入った理由を
   考えるとぼくらにちょうどよかった。

   ゆったりソファに腰を沈みこませてしまうよりも、隣との空間が少し空いて
   いて、互いの干渉も少なそうなこんな空間が、いまのぼくらには心地よい。

   正解  

   友人が一本指をたてて、ぼくの店の選択を評価する。
   ぼくは少しほっとして店員さんが差し出したメニューを受け取った。

    

  今日まだ夜に何も食べていないことを思い出し、パスタとそれからつまむ
  程度のものでポテトといかリングを注文。

  パスタはなぜかナポリタン  あまりにペペロンチーノが続いていたから
  だろうか。からだがトマトソースを欲しがっていた。単なる懐古趣味かも
  しれないけれど。

                    

   へこんだときには、その原因をさぐるようなことはやぼな話で、
   とりとめのない話で盛り上がっているほうが気も紛れるし気分も上がる

       

   隣のカップルが、男性のほうがすぐに奥のふかふかした席に座っているのを

        そういう男はなってない  

   と、けっこう男前のその男の子を小声で批判してみたり、
   学生のころみた映画の話とか、なんら前向きになるのと関係ない話で
   盛り上がる。

    cheer up 

  

Michelle Branch - 'Everywhere' Official Music Video

    月曜日深夜の店内はまだ静かであるけれど、奥のほうには若者が
    これからまだ夜通し遊ぶのか、騒ぎ始めている。
    モラトリアムな世代に、いまの時代はモラトリアムと映っているのか、
    それとも瞬間の嗜みだと自覚しているのか。

    それほど考えているようには見えなかったけれど、ぼくもトイレの行き帰りに
    通り過ぎただけなのでよくわからなかった。
    そもそもは今日はひとり引っ張り上げるだけで精一杯なのだから。

         

    tiramisには「私をひっぱりあげて」という意味があるんだ。
    落ち込んだ時にはこれで自分を癒すためにね。

    そう言ったぼくを全く無視して友人はガトーショコラを注文する。
    夜に食うものなのかどうかわからないし、ぼくはいい年をしてガトーを
    食べるのは少し恥ずかしかったけれど 
    (実はおいしかったので、そこはさっぴいて考えることができた)

   

    でもこのガトーが引っ張り上げてくれたのか、ぼくの本日全体のproduce
    によるものかはわからないけれど、ともかく友人は少し元気になった。

              

     お勘定のときに店員さんが、この店の新店だと京橋にできたという
     立ち呑み屋のカードをくれた。

     こんなおしゃれな店が京橋に立ち呑みやさん  
     それは不思議だ、一度行ってみよう。そしてそんなほうがぼくらには
     案外あっているかもしれない  自分ではまだ両方大丈夫と思って
     いるんだけれど。
   
    

    2月22日。この日はJRで2つながりの入場券の臨時発売で多くの人が
    朝から並んでいたという。自転車  通勤のぼくには何も関係がなかった
    けれど。時刻は夜中を過ぎて静かに23日になり、なんの変哲もない
    並びの数字になった。店の名は’5 five’。これもきょうの日付とは
    なんのつながりもないけれど、友人を少しcheer upするのに役に立った。

           

   大学時代にGeorgiaで過ごしたという友人には、数値で評価してもらおうと

     何%くらい、気分は浮上できた?
     うーん。20%くらいかな。

   まだまだ時間はかかりそうだ。帰省していたのが2日間だというから
   100%に戻すのには4日かかるんじゃないかなと話しながら車に乗り込む
   そう、ぼくは無駄遣いはしないのだ。引っ張り上げるのにもアルコールは
   いらないときもあるし、すぐに100%にできるなんて最初から思ってなんか
   いないのだ。1日は24時間だけれど、まだそのあとも1日は何度も続くの
   だから。
                                           

★5 南堀江
  大阪市西区南堀江1-16-11 RE008ビル1F
  06-6535-0507
  http://www.amol-inc.jp/shop_minamihorie.html
  
    

<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270201/27009661/" rel="tabelog 3964477064d2614e2b66c6dc14c71dbca58b732d">Five 南堀江 (ダイニングバー / 桜川、四ツ橋、JR難波)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>


とおいむかしに。

2010年02月21日 | 日本つれづれ。
 夕方にずらしてもらった散髪。

 少し遅れてあわてて自転車に乗ってでかけるときにふと横の長屋の前の通りに。


  アンパンマンの落書きが 

  よくみるとチョークでいっぱいに書いてある。

  ちょっとしたほのぼのと、ノスタルジーと、せつなさと。
  篠原涼子with t.komuro的な感覚になってしまった。


  遠い昔、こんなことをしていた気がする。まだなんにもわかってなかったころだ。
  そして何十年もたって、住む場所もいろいろ変ったのに
  まだたいしてなにもわかってはいない。

  この落書きがしばらく消えないといいな       

うどんは一番

2010年02月21日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 お昼ごはんにうどん。小さいころはそんな日が多かった。最近すごく
    減っている。ざるそばフリークのぼくにとってうどんについては好みが
    せまいというのもあるかもしれない。けれど、昔KYOKOさんと車で四国を
    旅行したときに食べたうどんはなかなか忘れられない。

 門真に讃岐うどんを掲げる店がある。奥まった場所にあってしかも外の造りが
 自動車やさんの敷地内のプレハブということもあって評価が分かれるところで
 あると思う。

  

  今日は自転車  ででかけた。晴れている日は自転車で。
  最近の心がけだ

  奥に自転車置き場と書いてあるところはどうみても、ただの空きスペース
  だけれど、そこは気にしないで店内に入ってみた。

         

 お昼ごはんを過ぎかけとはいえ、まだ人は多くいてせわしなく注文する列と
 湯気で店内はゆだっていた。

 素の麺を食べてみることにしたので釜揚げうどんを注文。約10分かかるよと
 いう回答も気にせず(たいていのうどんやさんはそういうのだ  )おにぎりを
 注文して頬張りながら待っていた。

 週刊誌を何年かぶりに読んで待っていた。古い週刊誌は安倍元首相の問題
 発言について触れていた。それってもう何年前のことなんだろう?もう首相は
 3人も変わっているけど、たいして年はすぎていない気がする。

 そうして何年か前の週刊誌を読んでいるそばには関西のうどんの店が載っている
 雑誌。おお、ここはそんなに有名なんだとパラパラ…あれ?載ってない…
 あとで必死に探してみたけど載っていなかった。

  いったいあの雑誌はなんのためにあったんだろう

                

   ようやく釜揚げうどんができた声がして取りにいく。
   できあがったうどんの湯気と、讃岐の店の切り抜きがたくさん貼ってある
   店内の様子に期待が高まっていく。

   すぐそばにあるラジカセ(この単語自体がすでに年代物だけれど)から
   山下達郎のFM ' Sunday song book ' が流れてきた。


山下達郎: Love Can Go The Distance


   
   

    この曲が最初に流れていた。
    そういえば最近on the street corner には3作目があることを知った。
    ぼくの記憶にはときどき、エアポケットのようなものがあって、大事なことが
    少しずつこぼれ落ちているのかもしれない。

    これはそのalbumの1曲だった。

   

   そこまで小粋な演出をしてもらったにも関わらず、釜揚げうどんの味は
   いまひとつだった  正直麺が固すぎてコシになっていなかったのだ。
   これならイオンにもよく出店している丸亀製麺(トリドール)のほうが
   断然うまい。釜揚げは本職ではない。素うどんで、というならそれでも
   いいのだがそれほど変わるとは思えない。

   おにぎりやてんぷらなど、おかずには重点をおいて作っている感じが
   したし期待値は高いものがあったので少し残念だ。                        
    

   山下達郎の一曲目がおわったときはごはんどきが過ぎていたからか、
   お客さんはぼくだけだった。

    

  評価は保留にしようと思う。次回ちがううどんを食べてみることにする。
  それがいつになるかはわからないけれど。

★うどん 讃岐一番
  門真市殿島町7-12
  06-4252-7752 
                                    


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2707/A270701/27012902/" rel="tabelog f2a9e61783116f24b61bb3f298e24cf7d1596fab">讃岐一番  (うどん / 門真市、西三荘)</a><br /><span style="color: #32CD32;">★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆☆</span> 2.5</p>


Mb【I want it that way 】

2010年02月20日 | 大阪chouchou(京橋・北浜・天満)

 じゃあもう一軒いってから帰ろう。友人の提案に、すでに酔いのまわって
    いたぼくが断ろうはずもなく、そのまま次の店を探す。
    2軒目になりそうなところ…歩き出したぼくの頭にMbが浮かびそのまま
    京阪の高架をくぐって反対側にやってくる。

   倉庫の入口のようなドアをあけて、少し音量の大きな店内をのぞくと
   意外にいくつかのテーブルがあいていた。人懐っこい感じの店員さんが
   大丈夫といって席に案内してくれた。店内はいくつかの団体がいたけれど
   とくに気になるほどは騒がしいわけでもなく、ぼくたちが目立たなくていい
   くらいだ。

  

    まわりには太陽の塔の写真がずらりと。いまは写真展を兼ねている
    そうで、さまざまな顔をみせる岡本太郎の作品のなんだかよくわからない
    やつがいかに大阪人のハートをつかんだまま溶け込んでいるかを
    教えてくれている。
    ぐるなびにも載ってるのでみてみてください

    ↑と書いたら、いつか載っていなくなるだろうけれど  (ま、いいか)

                        

  そこかしこというかあちこちで誕生日の曲とケーキは運ばれている。
  2組のグループが誕生日の人を含んでいるようで、そんな日にぶちあたる
  ぼくらもどうかと思うけど、一緒に祝われてしまう人の気分はどんなだろう。
  あまり気にしないのかもしれないけど。

  こちらからよくみえるグループは女性ばかりで、まだ20代前半っぽかった。
  お祝いされている女の子ははにかんだふうでケーキを眺めてふっと消して
  そしてまた店内が明るくなった。 

         

   誕生日の曲が終わると、また普通の曲になって友人が
   「ああ、懐かしい曲だあ」とつぶやく

Backstreet Boys - I want it that way (Lyrics)


       

   ぼくはもうかなり酔っていて、飲めるのはもうカルアミルクくらいなもので
   それでもくるくるとかき混ぜてもぐいっと飲み干す気合いもなく、ぼちぼち
   飲んで話していた。話はいつのまにか下のほうにいったり、上のほうに
   戻ってみたり、あるいはほんとに昔のころの話になってみたり。
   とりとめもなく続いていたけれど、一番大人数のグループが解散になって
   店を出たころにそろそろ終電が気になってきたので、ぼくたちも
   帰ることにした。

             

    倉庫の入口みたいなドアに貼ってあるガムテープで書いた案内が
    酔った友人にはすごく面白くてツボに入ったらしく、女の子の店員さんに
    ほめちぎっていた。たまたまそれを貼ったちゃめっけのある店員さんは
    彼女だったらしく、少し会話が盛り上がってしまっていた

  

   Mb。朝までやっているその飲み屋さんには何度か救われてきた。
   でも今夜はちゃんと電車のあるうちに帰るのです。

   友人を見送ったJRの入口は、あの月曜日にみたペンギンのイラストが
   まだ残っていて、少し笑ってしまったぼくは今日はありがとうと友人に手を
   ふって京阪にむかって歩いて行きました。

★salon Mb
  大阪市都島区片町2-10-5林ビル2F
  06-6242-0246


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27007752/" rel="tabelog 69ae3edde3044c8652b2df811ffdf909af8f7048">salon Mb  (ダイニングバー / 京橋、大阪城北詰、大阪ビジネスパーク)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>


クロノ【うまくいかない夜に】

2010年02月20日 | 大阪chouchou(京橋・北浜・天満)
 RinNonが帰国して最初の週末。そういうときにはたいてい凹む場面が
    やってくる。理由はないし、来る保証もないけれどリスクヘッジには
    もともと飲み会をいれて、家に帰って寝てしまうのが一番いい。

 きょうはもともとは湊町のあたりでイタリアンの予定だったが、新型インフルに
 なったとの電話で友人がキャンセルしてあえなくアウト。
 かわりに頼んでいた友人も、これまた仕事の関係でようやくぎりぎりになって
 時間はできたけれど、「疲労感できょうはむり」とつれない返事

  結局店はキャンセルして、何人かの友人に連絡したもののすぐには手配
  できず、家に帰ることになり… 

 家に帰って、クリーニング屋さんにいったり少しそうじをしたりしていると
 さっき連絡していた友人から、空いてるよー  とホッとする返事をもらった。

    結局本日は京橋に場所変更。
    もともとは、インフルになった友人にショックなことがあって激励会の意味
    での集合だったのに、結局は自分のために召集をかけている。
    自分にも困ったものだと思うけど、こんな日もあるのはしかたない

  

   場所は京橋ミスド。土曜日19時30分の店内。
   きょうは英語漬けの日だったぼくは、日本語で語り合う母子3人連れの横で
   日本語ってありがたいと見にしみて思いながら本を読んで待っていた。

               

 ふと気付くと待ち合わせの友人はもう到着していて、にこにこ笑って立っていた
 あわててぼくは準備をして歩きだす。めざすは「わかば」か「クロノ」にしようと。

  わかばは残念ながら満席。もう少ししたら空くかもしれませんが、時間は
  読めないですね、と申し訳なさそうな店員さんの姿に礼をいって、今度は
  クロノに向かう。個人的には高架下のイタリアンでもよかったのだけれど、
  友人の「ワインを飲みたい」というRequestにはお答えしようとすると堅実な
  判断も必要だ。 

         

  というわけでクロノ。先週にはKYOKOさんも大阪の友人とのひさびさの飲み会
  にぼくの推薦で利用しており、このところ連日P系ご用達というわけだ(笑

 

   本日1Fは満席だったものの、2Fはまだ空いているとのことで、以前座った
   こともあるテーブルに通される。

   サラダ、パスタと魚料理とヘルシーに注文をしてあとはワイン。
   RinNonのいない夜を凹まずに過ごすにはもう充分と言えるだろう。

              

  パスタはぺペロンチーノ。なにか憑りつかれてますか?というくらいに最近
  ペペロンチーノを選択していますが別に他意はありません。

  野菜とからめた感じが気に入っているんです。きょうはガーリックがきいて
  いて、そこが友人にもウケてました。

      

  魚も肉にしようか迷いましたが、焼き魚ってところに惹かれて選んでしまう。
  そして選択は正しかったので、そのまま話も盛り上がります。

  本の話、映画の話。仕事以外で盛り上がるのが正しいワインの飲み方  って
  どこかで聞いたことがあります。

    

   ぼくが言ったんだけど

            

  友人は徹底して赤・赤・赤。ぼくは白・白・白。さすがにペースについていけず
  4杯目は烏龍茶

       

  少しまだはいりそうなお腹に、ここの店は薄切りなのでちょうどいいやと
  ピザをいれたあと、デザートを。

  

   ここで少し騒ぎがあって、隣のテーブルから、なにやら焦げ臭いが

  たいした騒ぎにならなかったものの、実はお客さんのおいたマフラーに
  キャンドルの火が移ってしまったらしく。
  グループもそんなところにマフラーを置いたのをわびたのか詳細は不明
  だけれどたいして揉めた様子もなく、ただ焦げ臭いにおいが2Fにこもった
  ためか、店員さんが申し訳なさそうに1Fに席を移しませんか?と聞いて
  きた。そのまま降りてきたけれど、まだ事情を理解していなかったし
  あとで店員さんに聞くまで別に気にしていなかったので、この気遣いは
  却ってうれしかった。

   このころにはぼくもかなり酔っぱらっていろんなことを話していたように
   思う。でもまあ、機嫌はよかった。

   ワインとパスタと魚料理がうまくて、店員さんの気遣いもよかった夜で
   話も楽しかったのだ。これで機嫌がわるくなりようもない

             

   少し凹んだ夜に。そんなときはクロノがいいかも。
   なぜなら今夜がそんな2度目だからでした。        

★イタリア食堂 クロノ
  大阪市都島区東野田町2-7-3
  06-6356-9617
  http://www.in-section.com/chrono/         

石王【まるでふつうの花金のような】

2010年02月19日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 金曜日。とくに予定もなく残業も予定がなく18時30分すぎには、片付けて
     しまえる状況で事務所を移動していたら、元の上司に声をかけられて
    意外にもそのまま晩ごはんになった。

 店も決めていないし、誰と一緒にいくかもきめていないのでそのまま2人で
 駅まで歩く。

 守口市駅近くなってふと思い出したように、かたおかさんが
 
  そうだ、とりにしよう!石王があった

    ぼくには「入口が丸いからきっところがして開けるドアなんだろうな」という
  くらいのイメージしかなかったお店なんだけれど、鶏肉は好きなので賛成して
  店に入ってみる。

  

   石というわけあって鶏肉を焼くお店のようだ。店内には場所柄仕事帰りの
   男性が多かった、というかそれしかいないというかたちで、店員さんも
   愛想のいいぽっちゃりした男性を含めて男所帯。奇をてらわないとはこの
   ことだろう。お惣菜もいくつか用意されている。

   きょうのぼくたちのような組み合わせにはちょうどいいのだ。

                        

   付け出しを食べる。お惣菜をさがす。いいのがなかったのでやめる
   (というかかたおかさんは、ぼくと違うジャンルで好き嫌いがあるのだ)

        

   鶏肉の盛り合わせとともに野菜も頼む。安易にキャベツやにんじんが入って
   いないのが面白い。鶏肉とのマッチングを考えているのだろうか?

 

  鶏肉は肝系のものもあり、その辺は回避してかたおかさん任せ。
  ちっさい肝をひとつ食べさせてもらいました。いままで食べたのと違って
  食べやすかったのですがさすがに肝はやっぱり…

  ただ基本的に鶏肉なのですごくヘルシーで胃にもたれないです。量も
  少ないと思いましたがかえってちょうどよいので、少し物足りない分を何か
  足せば充分だし、ちょうどよかったかもしれません

                  

   最初はランニングの話とか、英語の話をしていたのですが、いつの間にか
   仕事の話になってました。ちょっとぐちがたまってたのでしょうか?
   ぼくはもっぱら聞き役でした。

      

   たしかに女の子誘えたわけでなし  「お前が声かけても誰もついてこない」
   と嘆かれてしまいましたが、それでもまあ、こんなおっさん同士の飲み会も
   たまにはいいんでしょう。

  おーい、ブログにのせんなよ

  遠くでさけぶかたおかさんを撮ってみましたが、うまくうつってませんでした
  ざんねんです。

                   

   というわけで、たまにはリーマンの金曜日らしい夜があったりしたわけです。

★朝引き地鶏 石王
  守口市松月町1-17 桂ビル1F
  06-6991-5584


something happened on the way to heaven

2010年02月17日 | 日本つれづれ。

 前の日のことはあまり思い出したくない。 

ちょっとしたことでKYOKOさんとけんかになってしまった。
そういうつもりもなかったのに

きっと向こうはあまり考えずにさらっと、ほんとにさらっと口にすることに
ときどき本当に傷つけられてしまう。
表面上はほんとに必死の思いでかさぶた程度までコーティングして
治してきたことに、あっという間に触れられてしまうだけでこんなことになる

とか、あまり言ってもしようがないので

  そのままソファで寝てしまっていると、いつのまにかRinNonも寝てしまっていた。
  気がつくと朝で、会社に行く前に目が覚めたKYOKOさんに謝られてしまった

 

  なかなか人生というのは難しい。
  そう生きるように、ハードでヘビーな生き方のほうが生きてるって実感できる
  イベントが多い方いいじゃないって思うようにしてきたはずだけれど、時折
  ひょんなことで落ち込まされる。

  

 翌朝、KYOKOさんとさよならを言って外にでたときの天気は晴れだった。
 守口からバスに乗るとのことで、まだ片付けをしていた後ろ姿に

  「ああ、そう言いながらもぎりぎりになるんだろうな」

 と漠然と思っていたのが、思った通りどころかすごいことになった。


       

 10時30分ごろ発の関空行きリムジンバスに乗ると言っていたのを思い出して、
 もう乗っただろうなあ  と思って、会社で時計を眺めていた11時前。

 突然携帯が鳴って、叫ぶ声が聞こえた

     あのね、タクシーがなくってね。だからしかたないから車で
      守口駅まで来たの。それでね、でも荷物多くっていまやっと
      乗せてもらったんだけど、とても車を戻してここまで戻って
      なんかできないの

      だから車の鍵と家のカギを預けていくから、

      車を駅に放置するけど、ごめんね 



     は?どこに?ねえ。それで…
     

      ぼくはあくまで冒険家とか私立探偵とか、そんな職業ではないので
      人生において想像もできなかったできごとがあったりした
      ことが、そんなにはないと思うんだけれど

      バスに乗るために駅までタクシーを使いなさいと言ったはずなのに
      自分の車を使われて、家のカギといっしょに放置されておくなんて
      そんな告白を受けたことはなかったので、少し驚いた。
 
      それでも、ついに泣きだした声のKYOKOさんに返す言葉もなくって
      ちょうど会議もなかったこともあって、急いで駅に自転車で向かう
      
  

   駅についてみるとバスの出発前で、うちの荷物の上げ下ろしのせいで
   発車できないバスと、苦虫をかみつぶしたような乗客の顔を想像して
   いたんだけれど、(そんな事態はあったのかもしれないけれど)以外に
   静かに発車をまつバスの姿があった。

   最前列に座っていたRinがまずぼくに気づいて、KYOKOさんが立ちあがって
   話しかけてきた。

   車のカギと家のカギは切符売り場のおばさんに渡してあること。車は
   あそこ、と指をさすとロータリーの中にいつも見慣れた車が見えた。


      

   こうして思いもかけず、RinNonと それからKYOKOさんと出発前の
   あいさつをすることができた。3人はちゃんとぼくに手をふって、それも笑顔で
   ふってくれて、なんだかこのためにわざわざ見送りにきたような気にさえ
   なったけれど

   よくよく考えるとひどい事態なんだと思いなおして、出発してロータリーを
   ぐるっと一周して態勢を反転させたバスの最前列で手を再度ふる3人を
   手をふらずに見送ってみた。 
                                         

Phil Collins - Something Happened On The Way To Heaven  (Magnum PI - You Can Run And You Can Hide)



    そのあとおばさんに鍵をもらった。たいした人間確認もせずに鍵を
    くれたことはよかったけれど、他の人間が取りに来てもそんなふうに
    簡単に渡してしまうのだろうかと、少し不安になった。
    でも善意に解釈すれば、そんなところに自分の車のカギと家のカギまで
    預けたりすることを誰も想像したりはしないのだ。
    たいていの人は冒険家でもなければ私立探偵でもないのだから。

    ロータリーで不安げに待っていた車に自転車をのせて、家に車を置きに
    いってから会社に戻ってみると、時間が45分ほど過ぎていた。

    会議もなかったので、とくに平穏な時間が45分先に進んだだけだった。


    日常がまた始まる。       


walking in the night

2010年02月15日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)
 仕事の合間、とまることのない波の間をうyれていてもちゃんと切れ目は
    あるように、とりあえずきょうの時点でいい切れ目になった。

  ということで、ごはんでも食べにでかけることになった。

  仕事がおわったのが21時すぎ。そのまま電車に乗って梅田にでる。
  京橋で乗り換えてJR東西線の改札を通ってみると、ICOCAのペンギンが
  黒板いっぱいにかわいくでていた。

  JRって。。絵の上手な人がいるんだろか…なんだかすごくかわいいそのイラスト
  は、おじさん駅員さんが書いていたりしたなら…

            ちょっとこわいけど、ほほえましいかもしれない

   

  東西線に乗ったので、再び地上にあがったのは北新地。
  でもさすがに給料日前に新地にあまり縁はないので  そのまま歩きだす。

                

  いろいろ探して歩く。少し酔った街の中で、それでもわりと平静を保って
  ざわめくのがこのマルビルのスタバだ。
  ぼくも最近知ったのだけれど
  なんとここのスタバは夜中2:00まで営業しているのだ。しかも朝は7:00から。
  一説にはヒルトンのウラあたりにつく夜行バスのためという話だけれど
  それでも遅くまで空いているのはありがたい。

    本日はその横を抜けてトイレを使っただけですが

   

  結局、飲んで語って  …そのあとラーメンだとかさわいで茶屋町の藤平
  その東の総大醤が閉まっているので、結局流れ流れて天六まできてしまった

       

  25時まで開いている「十八番」。閉店前だけれど、おにいちゃんやリーマンが
  ひきもきらずにぽつんぽつんと登場してくる。

  疲れているんだけれど、どことなくバイタリティはありそうな人たちで、どちらか
  というと逆な感じのぼくなんかからみると、そのタフさに感服しそうな人たち。

 

   ぼくらも負けないようにしないと。
   といっても月曜日から夜中までラーメンさがして歩いているんだから
   今週は結構タフに生きていけるかもしれない
  
★十八番 天六店
  大阪市北区天神橋7-2-13
  06-6353-3686
                 

      あすはRinNon-KYOKOさんと最後の夜。明後日は帰国です