3大都市圏を一週間でまわったわけです。3大都市の近郊も含めると
人口は1億2千万つまり日本の人口とほぼ同じとなります。
大きなマーケットです。
北京はめずらしいそうですが雨ということもあり涼しくなっており
秋が近いことを想起させます。対して広州はまだまだ暑さが続いて
います。改めて中国の広大さを感じます。
今回新しいシステム導入を検討しているのですが、広州には既存
のものがすでにあります。そのこともあり今回モデル導入をお願い
しに行ったわけです。現地の分公司の若い男の子に離しを聞きまし
た。23歳の彼はいま、データの修正、蓄積、分析帳票の作成など
すべて一人で毎日5時間かけて作成しています。
彼はすごく忙しいけれど、絶対会社の経営に貢献していると胸を
張っています。そのバイタリティはすごい!広州も量販の進出が
はげしく、この1ヶ月半で仕事はさらに忙しく、人員管理も100
名増加するとのこと。さすがにバイタリティで乗り切れる量では
なくなってきました。さすがの彼も能力の限界にきています。
「いいことがある前には苦労がつきものですっていうことわざが
中国にあるんですが本当だったんですね」と彼は感謝してくれま
した。私は彼のためにもいいシステムを導入しようと改めて切実に
感じました。日本では感じなかった感動でした。