Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

大阪とんかつ だるま堂 【食べることより他になにがある?】

2011年08月31日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 きょうは、なぜか不本意ながらも出張して説明しないといけない事項があって…
     南森町まで出かける。

     説明自体は、わりとすぐに終わった。案件はそれほど困難んな事象ではなく、問題はもっと他の
     ところにある。組織が複数絡んでくると、ちょっとした対応であっても制度施策として整理しないと
     なかなか先に進みそうもない。

     きょうは久しぶりに南森町に来たことをよしとしようと思う。

   

     出張先の事務所を辞して、そのまま歩きだす。もう直帰と書いてきているので晩ごはんでも食べて
     帰るとしよう。しかも場所は天満だ。

     ころころと変わる競争率のはげしい商店街で生き残る店、新しく出てきた店。
     そんなところを探して、今夜の晩ごはんにしよう。どうせひとりなんだしなんだっていいや…

  ぼくは自分でも不思議だったけど、いったん天満駅の北側、天六方面まで歩いたあげく・・また戻って
  選んだ店が…

       大阪とんかつ

  と、どんと大きな看板のでている店だった。


      

  きょろきょろしながらテーブルについたぼく。
  対面するかのように、ひとつ置いた向こうのテーブルで同じように座る、同じように会社員ふぜいの
  男性と、あとはテレビのほうを向いて食べているおじさん。

  とんかつってことでもなく、定食やさんによくある風景そのままの光景が、18時にはまだ少し早い
  かきいれどき寸前の夕方天満の食堂の中にある。

                                   

  のれん…というより少しおしゃれなシェードだと思うのだけれど、少しぐにやっと熱変形した仕切りの向こうの
  テーブルはまだ人がいなくて、静かな店内。

               

  ぼくはロースかつを定食で注文する。17時すぎ。

  そんなに時間をかけずに定食がやってきた。丁寧にそとおかれたお盆にのるとんかつは大きくて
  ジューシーというわけではないけど、衣が見た目ほど大きくなく、よくあるチェーン店の

   ’下に置いてある網で衣を落としてからでないと、なんだか揚げたての衣を食べているかのよう’
  そんなとんかつではなく、さくっとかつを口にすることができる。

  いいんじゃないかな。みそ汁はよくある赤だしじゃないけどちょうどいい味だし、漬けものもふるっている。

  

   ゆっくり味わおう…そう思っていると電話が鳴った。会社からだった。派遣の女性が申し訳なさそうに
   「あの…きょうの定刻までにご提出の週報をまだいただいていないのですが…  」と述べる。

   ぼくはしまった…と思い返すが食べてから家に帰って提出しても提出先は誰か知っているし
   きょうはその人のために別件とはいえ出張しているので、まあ大丈夫だと思い返して

   「家に戻ってからだから…1時間半か2時間後でもいいかな?相手には電話しておくけど…」と言う。
   少し誰かと調整しているかの風で彼女が少したってから話しだす。

   「すみません。17時までに提出するのがルールなものですから…」

   ぼくはそれが誰がいう言葉だか知っている。その融通の効かなさも…
   いらだつような口調でぼくは思わず言ってしまう

   「どうしろと?ぼくはもう出張先にもいないんだよ」
   「なんとかなりませんか?」

   融通の効かない、事なかれ主義な人が融通の効かない人を通じて調整するのだ。二重に腹の立つ
   話しだ。しかも報われない作業をすればなんとかなることもぼくは知っている。

   そんな話を食べている最中にしないで欲しいものだ。

      「いま食べてるけど、そのあとOBPに移動してそこから資料を送っておくよ」
      「ありがとうございます。申しわけございません」

   ぼくは彼女が何に申し訳ないと思っているのか知りたいものだと少し思ったけど・・考えるのをやめた。

   せっかくの初めてのお店のはじめての、悪くない定食を食べているのだから。
   

                                  


   ぼくは思う。
   食べることなんて、そんなにたいしたことではないけれど、それでも
   食べること、おいしいものを食べることより重要な、食べる途中で手を停めてまでするべきことなんて
   そうそうあるものじゃないんだって。

   そう思っていない人が、どうしてこうも多いんだろう。

   ぼくは憮然とした表情をしていたかもしれない。

     ’お勘定お願いします 
     ’ここは食券だから最初にいただいてますよ 

   年配のおばさんが諭すようにぼくに微笑みかける。
   ぼくは、思い込んでいた自分が少し恥ずかしくなって、てれ隠しに「あ、なんだ…そうだっけ 
   なんて言いながら、火照ったような顔をして表にでてしまった。

   カメラを構えて振り返ったその店は、なんだか力強くみえた。

                                                

★だるま堂 (大阪とんかつ)
  大阪市北区天神橋4-6-23
  06-6354-7259




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</div>
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<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/tonkatsu/">とんかつ</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R1586/">扇町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6545/">天満駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/R6969/">中崎町駅</a></p>


LEAI 【雨の日と土曜日には】

2011年06月18日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 歩く歩く。中国茶を飲むことのできるカフェに行ってみると、休みなのかなくなったのか…
    ドアは閉まったままだった。

    ぼくらは、しかたなくあてのない散歩を始めていた。
    雨がぱらついて傘をささないといけなかったけれど、それはそれとして、まあいいやという気に
    させてくれていた。

    あまりに店が見つからないので、心斎橋あたりにでも出ようかと話をしているときに
    ぼくが、最初に地下鉄から外に出て商店街にむけて歩いていたときに谷町筋の反対側に
    なにかあったなと思い出した。

    それがこのパン屋さんだった。

      LEAI(ル・アイ)

    という看板がかかっているその周辺は、なんだかとってもフレンチで、そうだ。昔どこかでみた店は
    ここだったんだ…とか言いそうな  不思議な魅力の外観である。

    そっとパン屋さんに入ると2Fはカフェであるらしく、ぼくらはようやく休憩場所を見つけて
    あがりこんでいった。

    店内は1Fがパンの販売、2Fがカフェとなっているが、どちらも盛況でなかなかオーダーをとってもらえず
    ただ、店員さんがきちんと応対してくれたので2Fの階段をあがったところにある椅子に、おりこうさんに
    座って待っていることにした。
                        

        

       そのうち、店員さんがやってきてぼくらは飲み物だけを注文して座席についた。
       iced tea を頼んだぼくと、ginger ale を注文した友人とは2人で壁際の席につく。

       隣のテーブルにはゴルフバッグを横においたおじさん2名。
       壁に向かって座る僕の斜め後方には、結婚式帰りとおぼしき団体さん。

       雨のせいだろうか、それともいつもこういう客層なんだろうか。

       雨が降る谷町筋を横目に眺めながら、お茶を飲むこの2Fは、たしかにクルマで走っている人
       近所の人、そしてここは大阪市内なのだから、こういう混在型の客層になるのかもしれない。
       
       不思議な組み合わせといえば言い得るこの店で、ぼくらはそんなお客さんたちに混じって
       いろんな馬鹿話やら仕事の話だとか、そんな話をしている。

           

   雨が降るうちに時間は18時を越えてきた。少しずつ客層は知らないうちに変化していた。
   隣のゴルフ帰りのおじさんたちは既にいなくなっていた。ぼくらは、話しこんでいたみたいだ。

                                         

    居心地の良さはなかなかだ。禁煙と喫煙の席が混在しちゃうのが難点だけれど、悪くはない。
    1Fに降りてみるとパンを買いに来ている人が若者が多くなっていた。
    日曜日の夜に少しパンをかじってみたい世代なのかもしれない

  

    ぼくたちはそっと傘をさそうかどうか外をみる。地下鉄の入口は店の左手に近いところにあった。
    そんなに傘をさすほどではなくぼくたちは、ほどなくして地下に降りていく階段にたどりついた。

    

    次の週は、どうなっているだろう。ぼくはクルマを運転しないといけない週なのだ。
    その話しはまた今度するけれど、そのときは晴れるといいなと思う。

     



★LEAI(ル・アイ) 谷町店
  大阪市中央区谷町6-2-27 1F・2F
  06-6191-0551



  まだ拒食症になってしまうよりずっと前のKaren Carpenter が、雨の日と月曜日はいつも気がめいってしまう
  Rainy Days and Mondays always get me down.と歌っていた。きょうは土曜日だけど雨が降る日で
  いつもなら僕も彼女と同じようにふさぎこむ一日になったはずだけれど、こうしてどうにか上手にうやりくりできた。

  
  ぼくも3年経てば、少し雨との付き合い方が上手になったということだろうか。  

                                                               

Carpenters - Rainy Days And Mondays





<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/27004715/" rel="tabelog f9861b9f2d9282ce164381dc6514661bbd9c4035" target="_blank">ル・アイ 谷町店</a></strong><br />
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</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/pan/">パン</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/R6035/">谷町六丁目駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/R9301/">松屋町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270104/R6033/">谷町四丁目駅</a></p>


BISTRO Galop 【丘の上でLunch】

2011年06月18日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 時間はもうすぐ14時に近づく、そんな時間。
     店に戻ったぼくたちが、その入口に一番近い、窓際の小さなテーブルに案内してもらったのと、
     お子様連れの奥様方のグループがお勘定に立ちあがったのが、ほぼ同時だった。

     きょう、12時30分に一度きたぼくらが満席だったのは、この一群のいくつもテーブルをつなげた
     方々のLunch Timeがあったことも大きいと思うのだけれど、それはとくになんとも感じさせない
     のは、去り際も静かでお上品だからだったせいかと思う。

     最後にお勘定をおえた2人の女性とひとりのちびっこはみんなお上品で、男の子ははずかしそう
     に頭を掻いて、バイバイと店員さんに手を振った。

     ここは谷六。大阪市の高台にあるお上品な街なのだ。

     さっきのお湯の自販機のあたりから、下り坂が始まる。さしずめここは「丘の上のBistro」なのだ
     けれど、もちろん店内には坂はなく  小さいけれど、居心地のよさが目立つ内装だ。

   

     ぼくら以外に誰もいなくなった店内で、貸し切りでもないのに少し緊張してしまったけど
     窓際の端に座ったおかげで、あまりそれほどその緊張感は継続しなくて済んだ。

                          

   前回に来たときはひとりだった。あれからもう何年たったっけ  と考えたら3年近くが経過していた。
   あれから、くるくるといろんなことが変化した。

   blog のpage の数だけいろんなことがあったわけだけど…
   もう思い出せないことも結構多い。人間それでうまくできていることだって結構あるんだとも思う。

   友人の頭上の壁をくりぬいたところにいるブタの置き物を眺めながらそんなことを考えてみたり。


         

    外はほんとうに普通のおうちや店が並ぶなだけに、窓にも工夫があって下半分はくもりガラス。
    それで安心して、でも窓際なので採光はよい。なかなか面白い場面だ。前回来たときは奥のカウンタ
    だったせいか、よけいに楽しくなってくる。

   

  パンがやってきた。えっ  って思うくらいの大きなパンが、とん、と音を小さく立てて置かれた。
  なんだかおいしい焼き立てなのにこんなにもらっていいのかなって…

     わくわくしながら次は何が来るのか待つことになる。


                              

     「大根の冷製スープです」

    そう言われて、やってきたスープ…大根  大根のスープって…と思ったけど、これがあっさりして
    うまかった

         ランチのメインは肉と魚から選べたので、両方注文してわけっこすることにした。

              

    きてみると、どちらも濃厚な味でさすがメイン  わけて食べると両方味わえてそれもよかった

  

   友人とランチをするのは4月以来のことになる。その間、この友人にもいろんなことがあった。
   たいていのことは、うまく感知して大なり小なり、有益無益はあったかもしれないけれど 
   いろんな友達にadvice をできてきたと思っているぼくだけれど、そのときはうまくいかなかった。 

     そのせいで、ずいぶん大変なできごとがあった。ぼくはかなり反省して、そして
     数か月遅れのrecover をしてきたつもりだけれど、やはりtiming を逸すると
     かなり大変な作業になった。いまこうして笑ってランチしているのをみると、本当に
     ほっとする。official だったりprivate だったり。人はいろんなところで、人とつながることを
     拒否するわけにはいかない。ちょっとした心の問題で、人が傷つくのはぼく自身も経験
     してきたことだから、よけいにこの数カ月のことは勉強になったと思う。

    

  なにはともあれ、こうして楽しくlunch は続く。おいしいものは人生を豊かにしてくれると
  信じているぼくにとって、きょうの雨は決していいsignal ではないけれど、こうして旨い
  料理を食べていると、きょうは楽しいと言ってしまえると思うのだ


                             

   デザートがやってきた。赤ワインのタルトを頼んだぼくと…


         

       友人は、思ってたのが売り切れてたってことで、若干ぶーたれてましたが

       このデザートには満足したようで、結局完全に満足できるlunch になりました。

  

    結局、いろいろ話が盛り上がってしまい、ふと気付くとstart 時点で14時近かったのに
    申し訳ないくらい遅くなってしまいました (15時をはるかに回ってました…  )

    少しおわびを言って、お勘定にすると逆に13時30分までお待たせしてすみませんです。
    また来てくださいねと、本当に丁寧な応対で…repeater が多いのがわかります。


                                  

    まだもう少し歩いて、次の店をさがそうかと…ぼくらは空堀商店街の坂道アーケードに
    向かって歩き出す。雨はまだぐずぐずと降りそうだけれど、ぼくらはかなり満足して
    お店からすぐそこの、さっきあったお湯の自販機のほうに歩きだした。

                                                 


★Bistro Galop(ビストロ ギャロ)        
  大阪市中央区瓦屋町1-1-1
  06-6762-1016
  http://plaza.rakuten.co.jp/galop/



Norah Jones - Baby It's Cold Outside - Willie Nelson



books & cafe LOW 【待ち時間を過ごす贅沢】

2011年06月18日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 商店街を歩くと、温泉のお湯が買える自販機があった。

  
   このお湯どうやって、何につかうんだろ?
   お風呂に使うんじゃないの?
   いや、それやったらどんだけ持って帰らないとあかんねん。持たれへんよ
   …。まあどうでもいいやん。

     そんな会話をしているうちに、目的の店 Bistro Galop に曲がる角を見失っていたらしく
     迷子になってしまった  なにやってんだかと非難の中、さっきのお湯の自販機のところまで
     戻ると、そこで左に曲がっていないといけなかったのだった。
 

 そして店にいくと…満席。 

    実は昨日予約の電話をしていたのだけれど、12時ちょうどの予約しかだめなんです…
    とのこと。おそらく予約はほかに入っていないし12時30分でも大丈夫と思いますが…との
    ことだったので、もしかしたらと思っていたら案の定だった。
    店員さんが申し訳なさそうに

       すみません。空き次第お電話させていただきます。そのときもう来ないって
       仰っていただいてもいいですから…それでもよろしいですか?

    とすごく丁寧に応対してくれたことと、友人が「ここまで来たから絶対食べる  」と
    元気がいいので、そうすることにした。

    ということで、あとでいこうと思っていたカフェに先に行って待つことに。

        


    ぱらぱらと雨のぱらつくあいにくの天気だけど、商店街は屋根がちゃんとある。坂を下りながら左に
    曲がると、少しなんどか道を曲がったけれど、今度はちゃんとめざす場所についた。

  
  books & cafe LOW


    本の山の中で、静かにお茶をするなら最高だ。 


          

    ぼくはHot、友人はIce。どちらもCoffeeを飲みながら、本の山を見つめている。
    そのうち、友人は英語で書かれた旅行ガイドかなにかを読みだした。

    ぼくはタイトルをぼーっと眺めている。前回もおもったけれどDavid Bowie に関する本、ポスターなど
    があまりに多い。ぼくはそれをなにかevent だと思っていたけれど、どうやら店主さんのご趣味じゃ
    ないかと推察。

                                 

      そうなんだ。Bowie 好きなんだ…DavidといえばSylvianだと思っていたぼくは、あの映画で
      彼を知る。

        戦場のメリー・クリスマス

      大島渚の不思議な映画だったけれど、結局David という名前だとみんな男前なんだと思い知る
      そして、この映画に関する本もちゃんとありました。

     外はぽつぽつと雨が降っていて、人通りはあまりない。

      ぼくは「戦メリ」と略されたその映画の話をしようかと思ったけど、友人があまりに熱心に
      本を読んでいるのでやめておいた。

      静かに時間は流れていて、ぼくたちは思い出したように少し話をする。

                               

     ようやく、友人のページをめくるスピードが、ぱらぱらと少し早くなって、それから
     パタンと本を閉じた。

     それから、さっきまで受けていた英語の授業で、先生がオヤジギャグを連発するのをgesture
     交えておかしく説明してくれる。
     「楽しいの?」と聞くと、「つまんなくなった」と顔をしかめる。

     その様子がおかしくて、しならくケラケラ笑いながら話をしていると、ぼくの電話がようやく鳴った
     

     Bistro Galop からだった。

     ぼくらは、片付けをして店主の女性にお勘定をすると、雨の少しやんだ、Good Timing な一瞬に
     前の道を歩き出した。



★books&cafe LOW
  大阪市中央区瓦屋町1-6-2 惣2F
  06-6763-2088
  http://cafe-low.sakura.ne.jp/



Merry Christmas Mr.Lawrence -Original Version-


   Bowie といえばDavid Bowie 。布袋や氷室がいたのはBOØWY。そして’カーマは気まぐれ’を歌っていた
   のはBOY GEORGE。みんなちょっとずつ綴りが違う

   そんなことどうでもいいんだけど、Bowieといえば、ぼくは'BLUE JEAN'やら、'Let's dance'なんだけれど
   どっちも今日の雰囲気にあわないので(どうもグラムとかニューウェーブというのはぼくの手に負えない 
   結局この曲を選んでしまった。

   それでもいまや坂本龍一の専売特許みたくなってしまっていて、映画のOriginalはなかなかお目にかかっていない。

   年月っていうのは、なかなかに難しい。


  


空堀商店街 【princessってなあに?】

2011年06月18日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 ときどき 

  土曜日。少し天気はわるいけど、きょうはおでかけ。
  友人とランチをしようということに。

  場所は谷六。空堀商店街のまわりにある店で、ランチとお茶を。
  
      

  谷町。相撲の後援者を言うときの「タニマチ」の語源となるこの町は、大阪市の中でも高台に位置していて
  空気がきれいな感じがする。坂、というイメージのあるとおり、空堀商店街はめずらしい「坂を含む商店街」
  となっているのだ。

  地下鉄谷町線で来ると、その坂の様子はあまり感じることがないのだけれど。

  谷六の駅で降りると、時間はまだ早めだった。


  

    坂の上のぼうしやさんだとか、まだ開いていないカフェだとかを覗きながら商店街に入っていく。

                      

    そう。いま公開中の映画「プリンセス・トヨトミ」の舞台のひとつにもなっているせいか、いたるところに
    ポスターが貼ってある。予想はしていたけれど、結構派手に宣伝というか…

        みんな、みてみて。ここが舞台になったんだよ  というようなあどけなさと商売に
        といいより活気につながれっ  といわんばかりの強い願いみたいなものを感じる。

    でもすみません…ぼく万城目学さんの原作も読んでないし(なんとなく「鹿男あおによし」の最初で
    つまづいてしまった  )、映画もみていないのでコメントのしようがありません…

       

   カフェを探すが、喫茶店的なところとオーガニック的な感じのところしかなく、いまひとつまで乗りきれず…
   ぶらぶらと商店街を歩いているほうがたのしそう…

  

   土曜日のせいか、学校がえり?クラブ活動帰りなのか、小学生の女の子がたこやきやさんの前で
   おじさんと話しながらできあがるのを待っている。

   こういう風景はなんだかとても大阪的に絵がいい  そして、この街この商店街は異様にたこやき
   やさんが多いのだ。

                        

   横断歩道をわたって、反対側にいくと谷町筋沿いすぐのところにすごい行列ができている。
   店の人が交通整理をするほどの店は、洋食の店らしいのだけれど、TV取材をうけた写真があったり
   実は有名な店らしい・・

          

   そうなんだ…でも知らなかったなあ…なんていう店なんだろう…なにがおいしいんだろう…
   行列を並んで待つのかあ・・すごいなあ…

   と思いながら実はそれほど並んでまで食べるのはなあ…と引いて考えている自分がいた

                                      


    横断歩道を渡って、もとの場所のほうに戻る。
    雨がぱらつく空をみあげて、友人との待ち合わせは何時だっけ  と思いなおしていた。

    喫茶店とカフェの中間くらいに分類されそうな店に入って待つか…どうしようか…と
    雨か曇りかよくわからない、きょうの天気みたいにどっちつかずに思っていると



    ふと気付くと友人が目の前に立っていた。

         それはまるで、映画で言えば堤真一が、すっくと立っているような凛々しさ
            だったのかもしれないけれど、原作も映画も知らないぼくには、ただびっくり
            して1,2歩後ずさりをしただけだった。

                この辺りに詳しい人が一緒だったんで案内してもらったんだよ。

            そう言って友人もびっくりしていた。ぼくがなんにもしないで、ぼーっと
            立っていたからだろう。その視線の先にあった、さっきの並んでいた店は
            その案内してくれた人も知っていたようで、ぼくらは本当にうまいのは、いまから
            行く店か、いま目の前にある店かどっちなんだかと、不思議な気分になっていた。


    でも、もちろんぼくらは並ぶのがきらいなので、満足して行列に背を向ける形で歩き出す。


    こうしてひさしぶりのランチははじまった。    




ケルティック・ウーマン『ビリーヴ~永遠の絆』ダイジェスト映像


すなお 【昼はきちんと食べる】

2011年03月16日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

  打ち合わせは順調だった。昼少し前におわったのは、充分議題が進んだことを意味していた。

   昼前の天神橋商店街。いっしょの会議だった2人のうちひとりは会議の準備があるからとすぐに会社に
   戻ると言う。もうひとりのはせべさんと、ごはんでも食べようと商店街にはいっていくと。

   見慣れない、できたばかりのようなハンバーグの店があった。


  

    えーっと…やってるのかな…と思うくらいにきれいで…お客さんがまだきてないけど
    入口の少し奥にお弁当がいっぱい置いてあって…

    お弁当やさんなのかと思うくらい…おそるおそる聞いてみると…

        いらっしゃいませ、どうぞ 

    と招きいれられて、ようやくやってるんだとわかってホッとしたりした 

                          

    ランチメニューの中で、安かったハンバーグとコロッケの入った丼を注文する。  
    想像よりずっと大きな量のごはんがでてきて驚く

         
   
   実はぼくが新入社員のころに同じ仕事をしていたはせべさん。もうどちらもいい年に
   なっていて、苦笑いしながら「でもけっこう旨いね」とほくほくしながら食べている。

   
     ちょっとしたお昼のお得感あふれるランチでした。
   そう、お昼おなかいっぱいで眠たくなってしまいそうなほど

   店員さんはみんな女性で美人でした。
   天神橋筋商店街はやっぱりDEEPだ。

                                 

★天神バーグ すなお
  大阪市北区天神橋3-9-10 天神橋筋三丁目商店街
  06-6353-0440
  http://tenjin-burg-sunao.com/




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mister.Donuts 天神橋店 【こんな場所にいた】

2011年03月16日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 ときどき

   朝。本日は南森町に出張。昔のユーザさんでもある販売会社さんへ、4月にむけた組織再編の
   IT対応・連携の確認でいまのユーザさんの経理さんとともに向かう。

   10時からの打ち合わせになっているので朝早めに移動し、出張から事務所に戻った後の資料の
   チェックをおこなう。最近仕事が複数になってこんなことばっかりだ。
   追われている気がする。

     

   上海に行く前、このあたりはよく来ていたところだ。
   環状線を天満で降りて、天神橋の商店街を南にすすみ扇町の交差点で渡らずに
   すぐそばのミスドに入る。

   昔からここは人があまり多くなくてくつろげるのだ。コーヒーは飲み放題だし
   

   

     

      昔なつかし、一時復帰のドーナツをひとつ(ヴィアナブロート・ハニー)とフレンチクルーラー
      をひとつ。
      甘いものをしかも朝から食べるなんて一カ月ぶりくらいだろうか。

      下に敷いているシートも懐かしいペーター佐藤のものになっている。



                          

       ここのミスドはリラックマ・フェアがまだ続いてるのだろうか?
       通りに面した壁にはリラックマがいくつかいた。

       のんびりした雰囲気で、たまに「コーヒーいかがですか?」と聞いてくれる店員さんに
       何杯かいれてもらいながら、 パソコンとにらめっこしていた。

       朝9時前後。本当ならもっと殺伐とサラリーマンやOLさんが慌ただしく、朝ごはんを
       かきこんでいるかもしれない。ここは飲茶も用意している店なので、朝地下構の穴から
       もくもくと白い煙をはいているような道路の横で饅頭やら麺を食べていたら、それこそ
       上海の朝と同じ風景なんだけれど…

       なぜかここはのんびりしている。

        なんだか都会のAir pocket みたいだ
                                                                                             


★ミスタードーナツ 天神橋店
  大阪市北区天神橋4丁目7-2 南扇町ビル
  06-6354-0218




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テストおわりました (^O^)/

2010年12月05日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)
  テストが回収され、チェックがおわると監督官の女性が


  はい。チェックおわりました。退室していただいて
  結構です。


   と言うと、みんな椅子のずーっという音をたてて立ち上がり、テストが終了した。

   

   
   テストには、なんと かわむらおじさん も受けていた。
   なんだかおもしろかった。

                              
   

マルトミ 【なんの名前なの?】

2010年12月05日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)
 テストの集合時間まではまだ申すk沿い時間がある。それに、中国語の
   テストはなぜか開始するまでなかなか時間がかかるのだ。気持ち的には
   少し遅れるくらいでも30分以上待たされる。

   ひとりのランチを食べていたのは、テスト会場の関大天六キャンパスから
   ほど近くだったけれど、ぼくはバックするように商店街に戻り、カフェをさが
   していた。ほどなく見つかったのは商店街北端からほど近い場所だった。

  

   マルトミ。なんだか服やさんみたいなその店の名前はカフェで、ドアを
   あけると商店街の喧騒もなく、それでも活気があった。

   ちょうどお昼ご飯どきのせいかランチを食べている女性が数組手前に
   いて、奥のほうも席が埋まりつつあった。

   ぼくはコーヒーだけ頼むのに少し気おくれしつつも、注文。
   本を読みながら来るのを待っていた。   

   商店街の中にあるカフェは通常、「喫茶店」と呼ぶような感じの店が多くて
   それはそのこってりしたテイストの最たるものである天神橋筋商店街の
   はずなのに、ここは静寂というのは少し無理があるけれど
   充分外とは遮断された独自の世界がある。

   本棚にはマンガが並んでて、植栽が多くていっけんマンガ喫茶かと思う
   くらいだったが、サイフォンがならび本格喫茶のようでいて内装の雰囲気は
   カフェなのだ。このごった煮感が大阪の天六である心意気なのかも…
   しれないけど

                   

   コーヒーを飲み、浅田次郎を読む。
   テスト前に気分を替えているのにはちょうどいいかもしれない。

      

   12時30分近くなって、ぼくは意を決してたちあがる。そろそろ会場に行って
   みよう。

       

★cafeマルトミ
  大阪市北区天神橋6-6-16
  06-6351-8508
  http://www.cafe-marutomi.com/



<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27044261/" rel="tabelog a6193784993fcff67761ddd8150801c2406cdfe8">cafeマルトミ </a> (<a href="http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ</a> / <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6514/">天神橋筋六丁目駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6545/">天満駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/R6969/">中崎町駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.0</p>

パスタ小僧 【なつかしさとおしゃれさの間】

2010年12月05日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)
 ランチをするならどこにしようか。

   悩んで歩いているうちに、ここを見つけた。
   ちょっとしたカウンターだけの小さな店。パスタの店らしい。

   さらにぐるっと、いくつかの通りをさがして結局この店のパスタを昼ごはんに
   することにした。

  

    まだOPENしたばかりなのか、店内はぼくだけだった。
    夫婦の経営なのか、奥さんと思われる女性がにっこり笑って水を置いて
    メニューをもってきてくれた。

    ランチにはすべてバゲットつき。

    そう書いたメニューはあの「倶蘇陀麗(くそったれ)」の姉妹店と表に
    書いてあったとおり、なつかしいメニューがならぶ。
    こんなときはペペロンチーニとか気取らずに、ミートソースが一番いい。
       
                 

    横に長くカウンターがひとつあるきりの店は小さいけれど、その分味で
    勝負しています、といわんばかりで、却って中崎町の店よりもおしゃれに
    映る。静かな分そう思えるのだろうか。

       

    バケットが先にやってきた。けれどパスタと一緒に食べたかったぼくは
    水のそばにそっと置かれたバケットをそのままに店内で本を読んで
    待つことにした。

    そのうち、夫婦連れが入ってきた。
    年配のご主人はいつもここで食べていて、奥さんを連れてきたのだろうか
    あるいは近所に住むご夫婦だろうか?
    ご主人はワインを注文し、「いつもの」と短く一言。奥さんはメニューをみて
    注文していた。

    店員の女性といくつか会話をしたあと、二人は話しだす。
    その様子はぼくには羨ましかった。

    だってテスト前にワインなんて注文できないもの
    
           

   ミートソースが油っぽくなくて、さらっと食べられるのはおいしい証拠だろう
   バゲットひとつと、パスタだけでおなかいっぱいになるかと訝っていたけれど
   充分満足できた。

                        

    ちょうど食べ終わって店をでるときに、またひと組のご夫婦が。
    本を読みながらだから、この店を探しにきたんだろう。
    静かな人気ってこういうことを言うんだろう。


★パスタ小僧 天六店
  大阪市北区天神橋7-4-9
  06-6353-4878
         


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27049443/" rel="tabelog d3f3350b71b0beec187a15bb863643f1f5ee23ae">パスタ小僧 </a> (<a href="http://r.tabelog.com/pasta/">パスタ</a> / <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6514/">天神橋筋六丁目駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6545/">天満駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/R6969/">中崎町駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>