Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

お早いおかえり。

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

盤門から帰るとチェックアウトの時間。
12時ちょうどに会計を済ませると荷物を預けて近くで昼食。
ビラを配っていたイタリア料理の店。まあ可もなく不可もなく・・

1時半にホテルに戻って、予約していたタクシーに乗ろうとする。

僕:「タクシー一台は?」
コンシェルジュ:「ああ、必要なの?どこまで?」
僕:「いや、予約してただろ?」
コンシェルジュ:「ん?大丈夫。すぐ来るから」  

確かにすぐに来ました。そして苦もなく乗りこめました。
問題はコンシェルジュなのに忘れてること・・
今回、蘇州シェラトン最大のミスですねえ

タクシーが少し前から横で一台控えてたのを僕は見逃して
ませんよ。
あれ、きっと僕らのためにコンシェルジュが自分で予約した
んだと思うけどなあ
タクシーの運転手さん。待ちぼうけでしょうね・・・ 

まあ中国人ってこういうの多いですね。

かわいそうに・・ 

駅に着くと、昨日ほどではないけど、また人の山。いったい
いつまで続くんだろう。まあ年中なんだろうけど。昨日寝て待って
た人たちは移動できたのだろうか・・

待合室。14時45分発上海行き。僕たちの乗りたい新幹線は前の
列車が遅れていることもあり、15時2分にずれると表示が・・
いつも時間にルーズな奥さんが誇らしげに語る。
「ほら、みてごらんよ。こうやって早めに着いたって電車のほうが
 遅れるんだから。私とあうのはこんなところなのよ。ぎりぎりに
 来て充分なのよ」

B型国家。。。   

待合室は、最初はまったく空きがなくぎっしり座っていたものの、
最初の電車がでると少し空きもでてその間にそっと席を確保。
十分ちょっとですが座って待つことができました。家族2人ずつ
離れて座りました。私たちはトイレの前。

興味深いのは、このごみ箱。各座席から何人かがペットボトルを
集めてきて、それをここに投げて置いていきます(投げるというか
ようはそっと置かない)
ときどきトイレの入口で金をとっている(そう、どんなにきれいで
ないトイレだろうが公衆トイレはお金がいります。5角(約8円)
くらいのもんですが)女性が整理します。

ペットボトルの中身を確認。中が入ったままならバケツに出して
から踏んでぺったんこにしてごみ箱へ。
この作業が延々と続いています。きっと朝から、というか国慶節の
初日から、というか毎日・・・ 

中国はきれいとはお世辞にも言えませんが、それほど不衛生
ではないです。常に掃除をしている人が町にあふれているから
です。この駅の待合室もそう。

ごみ箱に捨てないマナーのない中国人。それを補佐する掃除
の人たち。掃除の中でも集める人、ペットボトルをつぶす人。
みんな別の人。そして微妙に上下関係がついている。
そして国家からはマナーをつけうるキャンペーン。ごみはちゃんと
捨てましょう。。。

虚しい響き。  
中国は自由国家で、日本は社会主義なんだと思う一瞬です。

さて、また呼びだし。また並ばない人たち。
掻きわけて進む。
上海は線路の向こうに。

ホームは愛想のない駅員さん。1両目は昨日みた木のそばの
ホームではなく、屋根の下でした。

1泊2日の蘇州旅行。家族は?な旅行だったようですが、僕には
昔の中国を思い出すいい機会でした。

わくわくどきどき・・
 




唯一の遺産見学(盤門)

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 朝食後、風呂にはいってようやく一息いれると、チェックアウト
までの時間を文化遺産の見学をしようということに。近いところで
ホテルの裏の盤門に行きました。

盤門は水路兼城門。春秋戦国時代に呉の宰相であった伍子胥(ご
ししょ)の墓があります。呉越同舟、臥薪嘗胆などの故事にからめて
いろいろ家族の要望に応じて説明してあげたのですが、復讐続きの
物語は朝する話としては、あまりそぐわなかったのか、子供の興味
まるでなし。こういうときに父親はかなしい

歩いて盤門に向かう。地方の色がまだ濃い交差点。自転車が多く
行き交う。右折してすぐに盤門があるというのに。。



気づくと家族が自転車タクシーに乗っている。1元でいいという
誘い文句にのったらしい。仕方ないので一緒に乗ることにする。
自転車タクシーは昨晩のバイクタクシーと違って、当たり前だが
スピード感にやや欠ける。ただ情緒はある。情緒はあるが・・・
目的地を越えてもまだ走る。おーい・・・



結局止まってくれたのは、行きたかった瑞光塔の入口ではなく
水門側の入口。よくわからないのだけれど、やたら入場料が
高い。50元+塔の入場料6元。おかしい・・・よくみると表演や
なんやかやと含まれている。演劇を見る時間もないし見たい
わけでもない。意を固くして、塔の入口まで戻る。25元+6元。

やっぱり・・・ 

なんでも確認するもんだ・・

確認するかどうか、夫婦で逡巡中に子供は暑さのために
アイスを購入。学校でもこれが流行しているという気持ち悪い
これを喜んでぺろぺろ舐めてました。 



ようはアイスの外をグミでコーティングしているのですが、ぐにゃ
ぐにゃして気持ち悪い。からだにもよさそうとはとても思えない。
ただ小学生はいつも体に悪そうなものが大好き。自分も変な
駄菓子をよく食ってたことを思い出して、毒物だけは入ってない
ようにと少しお祈りをした次第。。

さて、盤門。なかは広くてきれいでした。ゆうべからホテルの廊下
から見ていたので理解していたけど暑さの中歩くのは大変でした。
でもきれい・・



ホテルもこうやってみると考えて風景に溶け込むように作ってる
なあと感心。メガホテルチェーンは投資の回収見込があるなら
いくらでも投資できるんだなあって感心しました。

でも奈良や京都や大阪で、ではそんな建物があるかというと
全くない。大阪のニューオータニが大阪城風かといえばまったく
違う。政府側の発想とか柔軟性というのが根本的に違ってる
のかもしれない。また悲しいひとコマを見た気分 



朝ごはんは欧風で。

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)
 めざめてびっくり。すでに朝。着替えもせずに寝てしまってました。
    失敗。。とりあえず朝食付きなので1Fへ。
    ホテルが伝統中華風といえど、朝食はちゃんと洋風バイキング。

食堂も中はちゃんと洋風になっていました。
海鮮特集なのか、天井にはかわいい飾りが。。



ごらんのとおり、他とかわらない朝食が食べられます。



食べ終わって外にでると、外観はやはり変わっています。
池の鯉に朝の残りのパンをあげてます。



異様に寄ってきてわしゃわしゃ飛びついてきてビビるの図。
まさに鯉がとびついてきています。ダイビングする鯉まで
でてます。エサもらってないのだろうか・・


バイクのチカラ。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 スタバで雨宿りすると、そのうち小降りからやむ気配に。

ちょうど飲み終わったところで、いよいよホテルに帰ることに。
子供の片方と、どうにかしてバイクタクシーに乗りたいねと
話していましたので、タクシーもないしそちらと交渉。

さきほどの駅の写真でも何度かでてます。バイクタクシー。
タイやベトナムでも見かけるような屋根つきの小型荷台で
大人なら3人くらい、子供2人大人2人のうちの家族ならちょうど
くらいの大きさで、バイクでひっぱってくれます。

気分は東南アジア。上海でもバイクタクシーはあまり見ないし、
二人乗りで送ってくれるタイプのものしかありません。
このタクシーは・・・おもしろい!

ホテルから観前街まで15元程度で、このバイクタクシーだと
20元と言われたので実は高くつきました
(現地の方、相場教えてください。僕はぼられたのでしょうか。。)

でもそれに見合うおもろさだ! 

写真で伝わるだろうか・・
歩道を実は逆走しています。歩行者、自転車、バイク、バイク
タクシー。みんな気にせずひょいひょいとよけるんです。バイク
タクシーなんて数センチの隙間でよける勢い。

交差点でようやく本当の向きの歩道に戻ってくれました。 

それでも雨上がりの夜を疾走するバイクのチカラ。たいしたもの
です。すごく背の低い、小さな男の人でしたが力強く、そして
ぼったくることもなく20元を受け取ると、またねって言って去って
行きました。

バイクタクシー。東南アジア風でもなんでもいいのだけど、古き
よき時代のまま、みんな必死に生きてる。活力・・すごい・・ 

爽快な蘇州の夜。そして夜景もきれいなシェラトンです。

マッサージやさんを探していこうと奥さんと約束していたのですが、
力尽きて部屋で寝てしまいました。気付くと朝・・・蘇州でのちょっと
後悔の出来事でした



蘇州料理なら三大レストランです

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

プールで泳いだあと(子供だけですが。。僕はプールサイドで
お昼寝でした)

ひとやすみ(なぜ昼寝したのにひと休みするのか、ようは疲れ
てると考えてください)したあと、市街地へ。
杭州や上海と比較してしまうのですが、蘇州はとても市街地が
狭い。そして今回二回目の訪問で、前回たいていまわっている
だけに、すっかりゆったり気分で市街地へ。。

前回は文化遺産めぐりだけだったので、市街地は今回初めて。
唯一ともいえる繁華街、観前街近くへ。

事前になんの調査をしていないとはいえ、そこは滞在期間の
長いものとして一応その場で本を読んで麺の店へ・・・

え?さびれてる・・・ 

時にはガイドブックも間違う。がらーんとした店内は写真に撮る
のも憚るほどでやっぱり観前街そのものにいくしかないと少し
歩きます。(このあたりQuick Recoveryです)

ようやくたどりつくと、なかなかににぎやか。その中で蘇州三大
レストランと称される得月楼へ(上の写真左端です)

ちなみに三大レストランと称しているのは一軒しかガイドブックに
なかったのであとは知りません。
(おいしいのかも・・誰か教えてください) 

さて、この得月楼。当日は1F、2Fとも結婚式があって場所が
限られているのか、普段からこうなのか、番号札をもらって待つ
ようになってました。
かなりてきぱきと野際陽子風のおばさんが采配しているのですが、
なにぶん待つほうがせっかち。みんな「○○番まだ?」と自分の
番号を都度主張。。

でもようやくうちの番号にまわってきました。この間約15分。プリ
キュアの時計をお土産にもらって大喜びの子供の片方が、今何時
何分と何度も報告してくれるので間違いありません。

2Fの端、結婚式場から少しはずれの席で静かにごはんをたべる
ことができました。





写真ではだいぶ食べちゃっていましたが蟹粉豆腐(上海ガニの
みそと豆腐をまぜて料理したもの)は家族全員人気。ゆうべの園苑
の卵白と混ぜてゆでたものよりウマイという評価でした。
さすが、かにの本場に近いと違うね

1Fには金色の蟹の置物。やっぱり自信作なんでしょうね。映画の
撮影でもよく使われたそうですが大陸の作品なのか、知らない
作品でしたが・・

外に出ると雨!失敗。タクシーもないなかどうしよう?
観前街の入口付近のスタバで待つことにしました。  


メガホテルチェーンと文化遺産の融合とは

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 やっとの思いでタクシーをGET。
(今思えば昼どきにすべてのタクシーは昼ごはんを食べてから
動き出したとしか思えないけど)

また駅から喧噪を抜けるのが大変でした



駅から20分。市街地を抜ける。
三国志の呉の孫権が、母を供養するために建てた北寺塔をぬけ、
こじんまりとした繁華街である観前街を抜けて、南西の端にある
シェラトンへ。





南西には盤門という水門兼城門があります。文化遺産にもなって
いる蘇州の中でも重要な遺跡です。そのすぐ北にあるシェラトンは、
なんと古いお寺のような外観で建築されています。





黒の瓦、渋い色遣い。しくりきますが、部屋はきちんとシェラトンです。





風呂もきれい・・天然大理石を使ってます。
いまホテル調に部屋を改装してほしいと依頼をうけている奥さんが
鼻息荒く、興奮しながらチェックしてました。 



タクシーの運転手より遅れること一時間、ぼくらも1Fで飲茶のお昼
ごはんを食べました。





堪能したあとは、子供がプールでひと泳ぎ。
よい休暇になったかなあ? 



蘇州駅は躍進の縮図なんだって。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

新幹線に乗ると席がいつの間にか座られていた。
不思議だ。中国人はやっぱり結構自己中心的だ。指定席でも
自分たち家族(今回はおばあさんやおじいさんもいたけど)が
一列に、ひと固まりで座るためならとりあえず指定席を無視して
座る。誰も来なければそのまま座るし、来れば交渉。だめなら
しぶしぶ交代する。 

しぶしぶ交代されると、後退されたこちらが申し訳ない気分に
なるのが日本人の悪い癖。ここで負けずに交代してもらう。

だって、せっかく家族一列に並ぶ機会だからね。 

蘇州までは30分ちょっと。杭州の一時間よりもまだ速い。

降りるときにはまたひと悶着。
まず「まもなく蘇州到着」のアナウンス。
並んで座っていた子供たちに子供づれのおばさんが尋ねる。

おばさん:「あなたたち降りるの?」
子供たち:「はい」
おばさん:「(自分の子供に)じゃあ、ほら、あなたたち座りなさい」
子供はもう降りることだし、腰を浮かそうとする。

僕たち夫婦は慌てて声を張り上げる
「こら。まだ座っておきなさい!」  
まだ着くまで5分以上あるのだ。早くも交代させて立たせて
おくなんて。

油断も隙もなく普通にこうなる。

関西風・・・ちょっと濃い味つけかも。  

駅に到着。
不思議な駅だ。上海、上海南、杭州、杭州東。今までの駅と違い
ホームで駅員さんがピリピリしている。偉そう。。
昔ながらなんだろうか。。



ホームの白線を少しでも内側に入ると笛が鳴るわ、怒鳴られる
わ・・   電車きてないのに・・
緊張してる? 

対面のホームは上海方面の新幹線のホーム。屋根のあるのは
一部分で、たいていは大きな木があってその横が乗り場。なんだ
かかっこいい・・雨の日大変そうですけど・・



蘇州駅をでると、そこは電車を待っているのか人の群れ・群れ・・
寝て待つ人、食べて待つ人・・なにを待っているのだろうか・・
ホントに。。










誰のぬいぐるみなんだろ?田舎の子供の?それとも電車で
寝れないから自分のため? 

待つ人たちと別にバスを待つ人の山。僕たちはタクシー待ち、
これが誤算だった。約1時間待ちました。 









国慶節だからタクシーがないのか、昼どきだからなかったのか。
そもそも発展のスピードについていけないのか。
(蘇州は上海近郊では杭州と並ぶ発展地区)
確かに杭州と違い、駅も建て替え中、駅前ビルも建設の区画
整理中。2年後にはきれいになっているんだろうけど・・
この喧噪・・

どなる人、クラクション。待つ人。そして日本よりずっと暑い日差し。
発展の縮図がここにある。

前を向いていると、ひと全体がこうも活力があるんだろうか。
柄の悪さではなく、空恐ろしさになんだかいやだなあという家族を
尻目に僕はそのピリピリした生きる力に、わくわくしたのでした。 

でも一時間はちょっと長かったな 


 


上海駅から、再び。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)


今回は1泊2日で蘇州へ行く旅行を挟んでいます。
普段上海にいるとはいえ、息抜きできずに仕事している奥さん
と日本の小学校よりずっとずっと詰め込み教育で鍛えられて
いる子供たちが息抜きしたいということで、なにも考えない
場所はどこ?ということで、いったん上海脱出しましょうという
ことに。

でも遠い所に行くにはお金がないし(ごめんね)、近くですぐに
帰ってこれて疲れがたまらないところ、そうですね。では春は
新幹線で杭州だったので、今度はまた新幹線で違う方面に。
蘇州に非常に中国風なシェラトンがあるからそこでゆっくりしま
しょう、ということになりました。

蘇州には一度行きました。( 蘇州と紹興 )
前回はバスをチャーターして行ったのですが、今回は新幹線。
春の杭州は上海南駅( いざ杭州(①上海南駅)
からでしたが、今回は上海駅発。上海南駅は新しい駅で、
今後の上海の玄関口として世界初の円形駅との触れ込みで
大々的にきれいな駅として建造されています。
対して上海駅はたとえていうなら上野駅。かつての玄関口と
して北側はまるで戦前の上野駅、南は新時代の幕開けのような
きれいさと対照的な趣きを醸し出しています。



以前は杭州に行く際もこの駅から出発しました。あれは2004年
の国慶節でした。( 雨の国慶節①(上海駅) )あれから3年。
今度は新幹線に乗ります。



タクシーは地下に停車。上にあがると・・

未だによくわからないのですが、長期休暇の際だけなのか、
駅にはいつも非常に多くの人がたむろしています。北側の
退廃的な雰囲気はないにしろこの多さにいつも家族はびびって
歩きます。いかにも置き引きやスリが横行しそうな雰囲気。
ひとひとひと・・この人たちは切符のキャンセル待ちなんだ
ろうか・・・



新幹線(こちらではCRHと呼んでいるみたいです)は、確かに
少し高めの価格設定になっているらしく、乗れない人もいる
ようで、入口の際にはチェックされます。



ちょっと優越感を覚えますが、そんなものは一瞬です。今の
中国で30分で到着する30~40元(600円くらい)程度の
料金を払える人はざらにいます。





(待合室は4つあって、その間はごらんのとおり商店街に
なってます。)

よって新幹線の待合室もごらんのとおり混雑・・・
払えない人も多いけど、払える人だってごまんといる。
これが人間の数ってもんです。。

待合室にはオリンピックのCMが何度も何度も流れます。
かわいいとは言えないけど愛嬌のある重量挙げの選手を
映すCM。まあ劉翔だってヤオ・ミンだって露出過多な感じは
ありますし、このような選手でもいいのでしょう。
「ni行、我也行(あなたは行け、私も行く)」このテーマで進んで
行ってるのでしょうか。

そんなもん、国慶節に流さないでもらいたいものです。おかげで
駅は満員なんですから・・・

そして私たちの乗る電車の時間。呼び出しとともにゲートが
開くと、関西人よろしく、全員が押し寄せます。並ばない・・まさに
「あなたは行け、私も行く」。

このテーマ、英語表記のときにはなぜか「I know, I can」
並ばないこの現状、北京ではキャンペーンまで張って推進して
いるこのテーマ
「やろうと思えばできると思うんだけど、お前が行くなら
おれもいく」
と言っているように思えてならないのは・・・ 



さて、新幹線。やっぱり並ばないまま、みんな乗り込んでます。
新幹線の車体は前回杭州行のものと全く同じ
( いざ杭州②(新幹線) )。
今回はたった30分の旅です。

蘇州にむけて・・発車!  

★前回旅行時は上海駅はあまりうまく写真が撮れませんでした。
  すべて1Mを超えてしまって、UPできなかったのです。今回
  きれいに載せることができてうれしい。
  混雑ぶり、きれいさやきたなさが伝わるといいんだけど・・

  


杭州2日め(③帰りの新幹線)

2007年05月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

ようやくホテルについてみると少し時間が余っているので
ラウンジで家族でお茶。これが失敗。
少し余裕をみて一時間半前にホテルの入口に並んだのに・・・
タクシーが来ない来ない・・・

①タクシーがない~ホテルの対応にぷんぷん
 ボーイの応対もおたおた(だって来ないんだもん、てな感じ)
 何台か来たタクシーも「交代の時間なんだ。悪いね」一点張り。
 一組くらい乗せてあがれよ!と言いたいが。ホテル側もふうん
 仕方ないなという感じ。まったく・・・
 最後はどうしたか・・結局ボーイに急いでることを怒りながら告げて
 も意味がないので具体的に

 タクシー会社に電話して呼んで来い、いいか!

 やっと「おー、やってみる」とばかりに調整してやっと来たタクシー。
 いい運転手でちゃんと着けてくれました。間に合った・・・

②杭州駅~こわーい
 以前に使った杭州東駅は郊外にあることもあり、田舎の駅に
 田舎の人がどっと押し寄せてきたという感じでした。
 杭州駅は繁盛しない中心地に近く、まわりの景色も洗練されて
 います。駅も先頭の写真のように京都駅風。きれい・・


だけど駅の入口はこう・・・この人たちはどんな駅でもこんな感じ
でいますが、何を待っているんだろう・・チケットの予約かな?


アングルを変えてみる・・とくにカメラを向けてもいやがる人はいない


改札を出ても何かをまつ人々


行き先掲示板。Dはちゃんと乗れそうです


待合室。別の部屋に通されます。ここは新幹線を予約した人だけ。
でも日本の新幹線のようにべらぼうな値段ではないから、新型車に
乗りたい人だらけでした



駅のホームです。上海駅のホームいそっくり。あまり駅は知らない
けど、どこも同じようなものなんでしょうか?





ごみを回収していたお兄さん。なんと自転車でホームを走って
います。スケールでかい。ほのぼの。



まもなく時間だよ♪




一時間半。帰りも近くて順調に上海南駅に到着。
行きの人たちとかちあわないようにちゃんと1Fの出口に誘導される
ようになってます。すごい



5時すぎに杭州を出て外は7時前。少し暗くなってライトアップが
始まる駅周辺。電球3万個を使っているという派手な照明が。



駅のまわりはこんな感じ。



子供はおおはしゃぎ。よかったよかった。杭州と上海はとても近い
し、疲れも少なくなるのでよかったです。ただタクシーと自転車には
疲れた。次回はこんなことがなさそうな時期が・・いいなあ


杭州2日め(②西湖新天地)

2007年05月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

おひる。。チェックアウトが12時なのでとりあえずホテルに
戻って荷物を片付け。そして営業の久保田さんとお話。
自転車の件は、結局30% discountで負担してほしいとのこと。
要は、最初の説明責任をホテル側も果たしていないということ。
ここが通ったのは進歩。でも保険に入ってないのはこっちの落ち度
でもなんでもない。ここの説明は中国では保険に入る習慣がない
ということだった。久保田さんは自分の自転車も3回盗まれた話を
引き合いに説明する・・そうですかとはいじゃないけど、そろそろ
落としどころかと判断。その他次回宿泊時の優遇も約束して
いただき、合意。

久保田さん。どうもありがとうございます。今後宿泊時もよろしくね
結局きらいになれないシャングリラホテルでした。また泊まろう

朝決めたとおり、西湖新天地へ行くことに。前回訪問時も行った
場所。上海の新天地を整備したのと同じ会社が作ったスポット。
前回は雨で退廃的な雰囲気の店しか空いてなくてつまらない思い
をしたので、ここもリベンジ。

タクシーは昼はまだいました。ただ、ご飯を食べたいとか文句を
言う車ばかり。そろそろ乗せて優先時間帯なんでしょうか?

途中の橋も人人人。さすが中国。人の数はおそろしいほど。


②ようやく到着

新天地に到着。上海のと違って湖畔にあるせいか緑も多い。


そして時期的に観光客も多い。すごい田舎の人なんだなという
ひとコマ。この人たち、店の前のオブジェというか噴水で顔を
洗って汗をぬぐい、靴を脱いではだしで歩いていきました。
しかも一人ではなかった・・・いったいどこの人たち?


店は、胡蝶餐庁(Butterfly Laguna)へ。しゃれたお店。
まあ新天地ですから。お隣のテーブルをぱっちり。
家族も味には満足してました。

〒31002 南山路147号 西湖新天地9A楼
0571-8702-7711


食後は店の裏の湖畔へ。みんな暑くて涼んでいますが
やっぱり暑い。写真は親ばか写真撮影中の人たち。
中国の人はみーんな子供に甘い。一人っ子政策のせい。
そしてみーんな甘えたになっちゃう。


さておなかもいっぱい。ホテルに帰ろう。とやっぱりそろそろ
タクシーがない。少し新天地から離れて歩くことに。時間は
昼下がり。店のある人たちは昼寝か休憩の時間。
新天地のすぐそばなのに麻雀をする人たち。観光客が通っても
見ていても意に介さず。おじいちゃんたち、暑くないですか?




店の中で麻雀やトランプに興じる人たちも。中国人は昼は
この2つが大好き。ここ杭州でも同じ。最初は面食らったり
不快だったりしたこともあったけど、今は「こんなのもありか」
って思ってしまう。だって、そこまで焦ることってなんでしょう?
こうやってもGNP世界4位の生産高をちゃんと支えているん
だから。支えてない人たちかもしんないけどね
でもまあいいじゃん。なかなかのんびりしたいい風景です。
上海でも撮りたかった



ようやく見つけたタクシーはこの写真の向こうにあった家楽福
(カルフール)のそば。読みがあたってよかったけど、やっぱり
湖畔のホテルに行くのに激しく抵抗。最後は中国語のわからない
日本人のフリで無理やり行かせました。たまにはいいさ、強引
なのも。ははは