Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

関空からの帰り道

2011年07月31日 | 日本つれづれ。

 さあ、ぼくにも夏は来ているし、どう過ごしていくか考えないといけない。

     夏は始まったばかりで、まだこれからだし。気づけばかなり熱い日々がこれからもずっと続くのだから。

     駐車場に戻る橋を歩きながら、とぼとぼと次のことをぼんやりと考える。

     

             帰りの道は相変わらずすいていて…


   

        連絡橋もきもちよく走ることができた。りんくうゲートタワーが相変わらず片方しかないのは
        どうしても関西の復権がうまく進まないことを象徴しているようで、なんだか残念な感じが
        するが、もっと残念なのは、そのことを誰も指摘すらしないことだろう。

                               

    車は順調に大阪市内に入る。天保山側から湾岸線を越え、環状線に入ろうとする直前で

              

     そう…このUSJを眼下に眺めるあたりで環状線が渋滞していることを知る。

                       

    たしかにすでに合流部分からのろのろと車が動き始めている。
    ぼくは諦めて阿波座で高速を降りることにした。

    

        その判断が正しいかどうかわからないけれど、おかげで早めに163号線に入ることが
        できた。これからも判断を必要とする場面はいっぱいありそうな気がして、これなんてその
        出だしのウォーミングアップにすぎないんだと思うと、目の前の入道雲が雨を降らせないうちに
        家に着くことができたし、よしとしようかと思いなおすことができた。

      


STARBUCKS KIX-4F NORTH GATE店 【'2' the NEW WORLD】

2011年07月31日 | 大阪chouchou(その他の場所)

 ごはんを食べて、友人はそのまま買い物にいっている。
     ぼくは、その間4Fにいって、ワインの試飲をしている商社の人とお話をしていた。

     うちはドイツとかフランスの畑で直接買い付けをしているんです。ケース買いの方しかお受け
     できないんですよ。でもおいしいでしょ?

        

   最後の集合は、STARBUCKSだった。関空のterminalの中には3軒のSTARBUCKSがある。 
   1Fの国際線出国口横、2Fの国内線出国口横、そして4Fだ

            1Fには、初めて海外赴任したあと一時帰国でRinNonに出迎えてもらった思い出と
        その後は、そのRinNonを出迎えた思い出と。

         2Fには、上海に赴任したあとKYOKOさんが入国手続きの資料を書きながら住所を
        聞いてきていたことを思い出す。直接みたわけではないけれど、その直後にぼくたちの
        人生の大きな大きな転換点になった。

   こうしてみると、4Fのスタバって実はそんな思い出が特にないのだ。
   今回はそんな4Fで友人と最後の集合を。


       

    ワインのお兄さんの会話にかまけていたせいで、すでに同僚は座って待っていた。
      検査に入るまで、あと15分ちょっと。

   iced coffeeを注文してMILKとgum syrupをいれて。普段しないようなstyleでテーブルに座り直す。
   
   coffeeを少しずつ飲みながら、しばしお別れの前の最後の会話をしている。
   英語をがんばってきて、そして何かを得ようとしている友人はstageをひとつあげてくるだろうか。
   あるいは、なにか違うものまで得てくるのかもしれない。


   NEW WORLD

   Phillipinesという新興国はネット上の英語研修ではコストも安く重宝されていると聞く。
   実際にそこで研修するとなると、苦労もひとしおだろう。
   
   ぼくのiced coffee はまだ半分より少し少ないくらい残っている。
   それでも時間は16時を少し超えてしまって、同僚はもうでかけるよと言った。

       なんだよ。ちゃんと出発口でyellをするか、涙を流してHugをしてあげようと思ったのに。
      
   おどけていうぼくに

       そんなのいらないよ。

   と笑顔で返して、じゃあねと手を振って出発していった。
   しょうがないなと苦笑しながら、歩いて行く後ろ姿をみていると、一度振り返った顔は少しだけ
   不安げだった。



   さあ、ぼくにもぼくのNEW WORLDを。     


★STARBUCKS関西国際空港4階ノースゲート店
  大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1関西国際空港旅客ターミナルビル4F
  072-456-8795
  http://www.starbucks.co.jp/store/search


NEW WORLD MUSIC いきものがかり
 





<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2705/A270503/27034111/" rel="tabelog 20b5789f4f98a85f34a185f6e740bea822c5a07d" target="_blank">スターバックスコーヒー</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=27034111&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2705/A270503/R2946/">関西空港駅</a></p>


杵屋関西国際空港店 【夏のはじまり】

2011年07月31日 | 大阪chouchou(その他の場所)

 関空にきてうどんを食べている。

  なんでこうなっているかということなのだが…

    

    うちの会社の夏休みは各自まちまちにとることができる。同僚がひとり、思い立って
    夏休みに、さらに一週間の休暇をくっつけて海外で英語の修行にでかけるという。
    ホテルみたいなこじゃれたところで優雅にやるのかと思ったら、寮みたいなところで籠って
    やるらしく、かなり真剣なようだ。

    その友人はすでに英語の会議や出張もあって、speakingはいいんだけどlistening
    難があると常々思っていたようで一念発起したらしい。
    

    フィリピンまでいくというその同僚は、金曜日にやれ荷造りがまだなのに仕事が…とかばたばた
    していたので、関空まで送ってあげることにしたのだ。
    ぼくも今後何度か関空を使うこともあるということと、新しい車で遠くまで一度行っておこうという
    狙いもあったわけだ。

      

    意外に早く空港に着いた。

    check in を済ませた同僚と、じゃあごはんでも食べるかというと、うどんを食べると断言された

    なんでうどんなんだろ??

    と思ったけど、面白いのでつきあうことにして、3Fの杵屋に入る。

    店は、昼ごはんどきを少しはずしているせいか、まばらな感じだったが、外国人のお父さんをもつ
    一家とおばあさんが、入口近くのテーブルを占めていて、仲睦まじく食事をしていたのと、奥のほうに
    年配のご婦人2人連れが、あと年配のご夫婦が何組かいた。

    空港のレストランに「昼食どき」という言葉はあるんだろうか?
    少し不思議に思ったけど、なにぶんぼくはお腹がすいていたので、気にしないで定食を注文した。

     

   同僚も同じような定食を注文して、フィリピンでのストイックな様子を想定していることを話す。
   それから2,3年後の展望を語っていたのは…内容が驚いたのでこれは少し内緒にする

   関空でうどんを食べる。なんだかそれは国内旅行をするかのようで少し違和感があったりするんだけど
   でも直前まで和を忘れたくない気持ちのときには、それはちょうどよい場所なのかもしれない。


   きょうは7月31日。小学生なら翌日になると8月で少し気分が焦りだすようなtimingだ。
   そういう意味では、このうどんを食べているぼくたちだって、夏のはじまりのちょうど入口にいるのかも
   しれないんだ。
   いまから機上の人になる同僚にはそれはすごく全身に感じるのかもしれないけど、ぼくには
   どうやって感じるんだろう



      お勘定を払うころには、またお店にたくさんの人が入るかどうか悩んでいるかのように
   みんなで話し合っていた。きっと向かいにある蕎麦やさんとかぶっているので、みんなで相談を
   しているのだろう。ツアーの人たちと思えるそのおじさんやおばさんにも、これから夏が始まるんだ
   という雰囲気がまとわりついていた。



★杵屋 関西国際空港店
  大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1旅客ターミナルビル3F
  0724-56-6502
  http://www.gourmet-kineya.co.jp/index.php


                                                        



<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2705/A270503/27016953/" rel="tabelog 6becaad39c8dfcaaf33ce22555c7f52bda080e85" target="_blank">実演手打ちうどん 杵屋 関西国際空港店</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=27016953&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/udon/">うどん</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2705/A270503/R2946/">関西空港駅</a></p>


わんぱく亭 ひさびさ。

2011年07月29日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 金曜日。明日のことを考えないでもいいような夜には飲み会を。

  えりちゃん。GAMBA大阪が大好きで、そのなかでも加地選手の好きなえりちゃんは、このblogでも
  何度か登場している。ついに先日ご結婚されたので、きょうは新婚旅行帰りのご夫婦とともに
  あとはナカネくん、コウモトくんをそろえて守口で。
                                         

  

    場所は守口、わんぱく亭。

    ここのさつまいもフライを本当に食べたい食べたいとずっと言っていたえりさんのために今日は
    ここを選んだわけで。

    ナカネくん・コウモトくんはともに仕事が片付かず遅刻を宣言。
    ぼくは、事前にちょっとお花を買いにでかけていたので少し遅れて到着。
    先に主賓が…(すみません  )仲良くお話しながら待っていました。

      

       ひさしぶりに買ったお花はバラでした。
       花は奥様に、笑顔はご主人からいっぱいもらってね。

       遅れてくる2人をおいて、食べ始めることに。どうしても食べたいというえりちゃんは
       まっさきにさつまいもフライを注文し、あとはどんどん適当に。

                           

   きょうは何度目かの来店で初めての個室。2Fで特になんにも邪魔されないで食べるのは安心感が
   あって、とてもいい感じ。


        

     実は旦那さんのおかむらさんとはぼくは初対面。ナカネくん・コウモトくんの同期とはいえ、
     やはり先に結婚した分落ち着きがでているのは気のせいだろうか。
     たぶん気のせいかもしれない。ずいぶん先に結婚しているはずのぼくが、まだこんなに落ち着きが
     でないのだから

                          

   きたきた。さつまいもフライ。やっぱり本家というべきか、おいしいおいしいとぼくがひとりで
   食べてしまったせいで、えりちゃんがあまり食べられず、いそいで追加を注文…


         

  

  煮込みハンバーグを食べ始め、さらになにか注文しようかというときにナカネくんが登場。

                                      

   さらに20時を大きくまわって21時に近づくかというころにコウモトくんが登場し、ようやく勢ぞろいとなった。

           

   エビマヨも匹数で注文できたっけ?そうだそうだ・・・とばかりに楽しく食べ続ける。
   いつのまにかさつまいもフライは5皿目になっていた。

                       

     呑んで呑んで呑んで…食べて食べて食べて。
     自称エロ紳士をめざすというナカネくんが、そのココロをとうとうと語って聴かせる…そして意味が不明

                                        

   コウモトくんが自分の恋愛事情を語って聴かせる…そしてえりちゃんがダメだし…
   なかなかおもしろく会話は進んでいく。きょうはえりちゃんの独壇場だ。

            

  気づけばぼくはカシスなんとか(ミルクだとかオレンジだとか)そんなのを注文し続けている。
  酔ってきたのか大丈夫なのかわかんないまま、会話は盛り上がる。
  きょうは京橋で呑んでいるオグラさんが同期の集まりらしくぼくたちメンバーの知り合いが多く、しきりに
  来い来いと電話がやってくる。おわったらいこうかとか言っているうちに時刻は0時30分になっていた。

  さすがに京橋組はおひらきになっていたようだった…

                        

   えりちゃんのダメだしをぼくたち3人はいっぱいもらいながら、そのまま呑み続けていた。

   楽しい時間は余韻を残す。ぼくらはまだ少し呑み足りないまま、閉店ですというお店の言葉に仕方なく
   腰をあげた。


    

        まだのむのかなあと思いながら、うまく決められないでいるようなので、ぼくは先にタクシーで
        帰ることにした。


                          

     ちょっと前なら、ぼくはここから自転車だった。なんだか残念な気分が甚だしいけれど
     それもまあしょうがないことだからと、車中の人になった。
     先日のタクシー帰りのときは、おしゃべりな運転手さんだったせいで、少し辟易したけれど、
     きょうの運転手さんは物静かで確実だった。

     そういうのも金曜日の小さなLuckyのひとつと言えるのかもしれない。    


★わんぱく亭
  守口市寺内町2-9-34
  06-6997-3319
                         


はなの華 【川のようにゆるやかに】

2011年07月26日 | discover Japan(日本全国)

 本日は南草津。

   工場の業務部門とIT部門の責任者に、こちらの担当部門の活用について相談に訪問。
   内容は認めてくれたのは収穫。ただし、コストと経営効果を数値で示してくれれば…とのこと。

   まあそれはその通り  きょうはとっかかりがつかめれば、それでOKとしていたので少し満足して
   帰路につくこととなった。

   本日は本部のやまもとさんと2人の出張。少し不安もあった会議だけに、今後の検討もしつつ
   さらにornerとして、費用面での報告も必要なため訪問は終わって駅に向かうバスの中、
   ちょっとごはんでも食べていきますか?の問いに、そのまま駅で降りて店を探す。

 ショッピングセンターの中ではなく、外…駅のまわりを囲むように配置された建物群の一角にある居酒屋を
 選んで2Fにあがる。


    

   夕方6時すぎの店内は、近くにあるうちの会社の工場帰りと思われるサラリーマンと
  大学生で少しずつ埋まり始めていた。

  ぼくらは少しのおつまみとビールでいいやと思っていたら、意外にたくさん注文してしまい
  やまもとさんは「やっぱりやーめた」と家で晩ごはんを食べるのを諦めて奥さんに電話をしている。

  本格的に呑むことにしたようだ 

           

   ひと通り注文すると、ぼくらは仕事の話をとりあえず。今日のおさらいと、それから費用の話
     やまもとさんの依頼内容をとりあえず聞いて、修正はまた明日にすることにした。
   約20~30分くらいだろうか。これ以上やったら無粋になるくらいまで打ちあわせしてから
   ようやくやってきたビールで乾杯した。


                                  

       格子戸というか窓というか、その仕切りの向こうで大学生の一群、おそらく女子の
       体育会系の部か同好会の打ち上げが始まっていた。

         はい  とかいう威勢のいい返事とか、歌をうたっているような返事とか
         そんなにぎやかさで反省会だかなんだかをすると、向こうもなごやかな雰囲気になった。


  

    さいころステーキやら、お刺身やら焼きそばにポテト。
    なんでもいいから注文して、と言われるとひとりが長いぼくは、ふだん自分で作らない
    食べないようなものを選ぶようになった。

    そしてきょうも遠慮なくそうしたのだ。

                 

   さて、何の話をしていただろうか。
   仕事というより、ぼくたちのまわりの人間像とか考え方とかそんな話をしていたと思う。


    お刺身も、肉もなかなかおいしきでてきてくれる。一連の居酒屋メニューはちゃんと
    おさえている。どうやらチェーン店なのだろうか。でも地域性なのか客層なのか
    店の中はすごくお上品にまとまっている。

                               

    やまもとさんはビジネスサイド、ぼくはIT部門の担当として。でももともとは同じ部門の人間で
    考え方も組織も違うことで、いろんな意見の持ち方になるのに、それを批判されたり批判したりして
    一日は忙しく過ぎていく。

    たまにこういう時間がないと考え方も読めないし、必要な時間だとは思う。

     でも…騒がない飲み会もなんだかかたっくるしいことも事実だ。
     それでもぼくらは、こうやって吐き出してみたり、誰かに自分の日常を解説したくなってしまうのだ
     
  

    ふとみるとぼくの斜め前方にも、そんな2人組のひとたちが呑んでいた。
    片方の人が突然かかってきた電話に「あしたですか  」と急に出張させられることに
    なった様子に、渋い顔をしている。

    まあそんなこともある。ぼくらのきょうの出張は、まだまだ前向きな結果なのだ。
 
    よしとすべきだろう 


  ときには川のようにゆるやかに。そんなふうに過ごしてみたいものだ。
  最近のぼくはずっとせかせかしているような気がする。。


                            

      少しずつ人が増えてくる時間帯。それでもこの場所は滋賀の草津だ。
      早めに戻らないといけない。

      そういう意味では、こういう店も時間帯別にtarget marketing されているのだろうか。

         

     お勘定をすませて外にでると、外はまだ20時を少し過ぎたくらいの空だった。
     まだ夕方の残光なのか、空がぼーっと明るくて呑み終わったとは言えない時間だけど
     家路につくぼくたちは、これから家に帰る時間がまだまだ長いことを示している。

     JRの駅は目の前だけれど、きょう一日続いていた事故や事故予防の事前停止の関係で
     遅れに遅れ、駅も電車の中も結構な人の数だった。

     滋賀はすでに昔ながらにいう’Bed town’の意味合いだけでなく、工場や大学の進出に
     より京都・大阪方面に戻る人波も結構なものなのだ。

     結局ぼくらは近鉄の丹波橋まで一緒に帰っていった。

     ほっとひと息ついた電車の中は、夏休みに入ったばかりでどこかに遊びに出掛けて
     いたのだろう、中学生だか高校生の女の子の一群が受験の志望校について議論して
     いた。

     ぼくにはもう30年前の話だった。
     甘酸っぱいような、なんだか切ない季節からもうそんな時間が経ってることにびっくりした。 

    
 


★海鮮居酒屋 はなの舞 南草津駅前店
  滋賀県草津市野路1-16-4 フクイビル2・3F
  077-569-5021
  http://www.chimney.co.jp/shop/information/hana/index.html








<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/shiga/A2502/A250201/25001188/" rel="tabelog d1105a36fb76ee2bf1353cb02b827ee885e717d7" target="_blank">海鮮居酒屋 はなの舞 南草津駅前店</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=25001188&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/izakaya/">居酒屋</a> | <a href="http://r.tabelog.com/shiga/A2502/A250201/R9600/">南草津駅</a></p>


おまつりの日

2011年07月25日 | 大阪chouchou(京橋・北浜・天満)

  本日は天神祭の最終日。

  船渡御と花火が夜にあります。

  朝の天満橋駅はこんなふうに、宵宮でごった返してしまうのをcontrol していたあとが…


         


   今夜もきっとすごい人出なのだろう。花火をみなくなって何年か経つけれど、今年も
   花火とか夜店につきあってくれる友達がおらず、仕事しながら過ごす夜になりそうです…


                          


   それはちょっとつまんないんだけれど、でもまあしょうがない。
   お面を頭につけて歩くには、ぼくは少し歳を変な風にとってしまってそぐわないようになって
   しまったのかもしれない。


  


ちいさな、好きなものづくし

2011年07月23日 | 日本つれづれ。

  呑みつかれたか…すこしへこんだ自分をもとに戻すのに時間がかかりそうな日は…


          


   自分の好きなものを並べてみる。パインの安売りがあったから買ってきて、それから
   最近ついにやってしまった’ハチクロ大人買い’状態に、’3月のライオン’の最新刊まででていたので
   それも買ってしまって…


   そんなふうに表向きな平衡感を保っていたりするものなのだ…  


   でもハチクロはすごい…自分の中の困ってしまうような切ない器官が、錆つくことでいやになって
   しまう気分を、それをそっとほぐしてもとに戻してくれるような気分にさせてくれる。


     友達が送ってくれた瑞巌寺の写真をみていると


             


      竹本くんみたく、ぼくの自分探しは何級なんだろうって…

       そう考えてみたりするわけです。                                                                          


はんなり 【合流という楽しさ】

2011年07月22日 | 大阪chouchou(京橋・北浜・天満)

 電車に乗って、門真から京橋にでてきた。

  途中で、会社の同僚に会って飲み歩いている気まずい自分に、ちょっと赤くなってみたり
  (いえ…呑んでいるので赤いんだよ、と自分にツッコミをいれる 

  京橋に着いたときは、21時を少し過ぎていた。
  
    

      京阪とJRの間の吹き抜けはいつものように呼び込みのお兄さんと、待ち合わせの人たちと、
      あとは音楽を披露している人たちとまわりに聞き惚れるひとたちでごったがえしていた。

        ぼくはそれを横目にすぐ右に曲がると、階段の上り口からキャバだとかガールズバー
        だとかを誘い込む若者のすぐ前でDrug store に入る。

        ちょっと呑んじゃったかな…とおもうぼくは、なにか化粧品を探して思案中の女の子に
        合図を送って横をすりぬけて、ウコンの力を手にしていた。

      金曜日の夜は、そんなふうにする人が結構多いのだろうか?でも飲むのはきっと’呑む前’
      だろうなと自分に苦笑しながら、店の前で飲みほしていく。


    呼び込みのお兄さんもお姉さんもぼくには声をかけていかなかったのはなぜだろう
    そうやって、漫然と立っているだけでも「予定があって動いている人」と「ぼーっと次の店を
    思案中の人」の区別がつくのかもしれない。それだと、その経験もきっと何かの役にたつもの
    と言えるかもしれない。ある意味それはそれで、ステキなmarketing の研修みたいなものだから。


    あるいはお金のない人と思われているのかもしれない。
    それなら、それはぼくのほうのstyle の問題なのかもしれない

  

      きょうはコウモトくんが、異動したこもりさんと飲みにいくことにしていて、まだ
      二年目のえごしくんを誘って呑んでいる。場所は、先日こうのさん・かしださんたちと
      attend よろしく楽しく会話した’はんなり’だった。   
    

                     

     きょうは個室ではなく、普通のテーブル席。でも真ん中の仕切りのおしゃれさや間接照明やら、
     むしろこちらのほうが居住性はよかったりするのかもしれないと思える。

     ちょうどぼくが来たときには、3人は食べ始めて少したったところだった。
     海外との定例会をいつも仕切っている3人は、20時30分くらいにようやく会社を出たらしい。

                         

   ぼくは少し遅れただけで、みんなにないのは前菜くらい。
   すぐに追いついて、きょう何杯めか思い出せなくなってきたビールを口にいれていく

         えごしくんは、ちょっと前につきあっている彼女にproposeした話をしてくれた。
         ちょっと前に、いまのまま結婚していいんだろうか…でも彼女のことは好きなんですと
         若さゆえの渦巻きな感じを体現してくれた かわいいやつは、そのかわいいまま
         突き進んで結婚を決めたらしい。

         彼はあまり知らなかったぼくの話を聴きながら、’へえ’とか’うわ’とか言いながら
         「なんかきょうはkakipさんのことを知れてうれしいです」と言う。それを横にいたこもりさんが
         「でもあなた、上から目線で話してるわよ」と茶化す。

                 

         コウモトくんは相変わらずモテている。マメだからか、生粋のItalian mindをもつ彼は
         それでも悩みなのかなんあのかよくわからない話をしてくれてぼくたちを和ませる。


        

  
   いつのまにか店内はぼくたちだけになっていて(最近このパターン多い 

   それでもしゃべり続けていると、店員さんが申し訳なさそうに閉店を告げにきた。
   ぼくたちは、ようやく重い腰をあげてトイレに行ったりして身づくろいをしてからお勘定に向かった。


      さっきぼくはもう終電が越えそうなことを悟っていた。でも気にせず呑み続け
      そして話し続けた。こんなちょっとした、やんちゃで素敵な夜は必要なのだ。

      ぼくたちは夜中を過ぎた京橋を、駅を通り過ぎてR1まで出るとコウモト・えごしのyoung
      自転車と徒歩で歩きだし、そしてぼくはtaxiに乗り込みこもりさんを家まで送る回り道を
      運転手さんに告げた。

   中国語を話した一次会と、なんだかはじけられた二次会と。
   金曜日の夜はこうして楽しく楽しく過ぎていった。


             翌日気づいたことがある。登場人物の写真が一枚もない…
             たまにうまく撮れていると思ったら、こんなこともある。
             楽しさがうまく伝えられなかったような気がして…どこかでまたrevengeしてやろう



★和食厨房 はんなり
  大阪市都島区片町2-4-6 ウエムロプラザビル3F
  06-6352-3123
  http://www.hfs.jp/



DOWN TOWN  SUGAR BABE (山下達郎・大貫妙子)



    中学生のころはまだまだぼくは青くって、こんな曲を聴きながら
    大人になったら夜中まで遊べるから楽しいだろうな、なんて考えていた。

    そしてこの曲は土曜日の曲ってことがわかって、ひょうきん族の主題歌(EPOのVersionだったけれど)
    を聴いて、そしてぼくはいつのまにか大学生になっていて遊び歩いていた


    それからもう何年も経って、こうして夜中まで呑んで帰るとそのころあこがれていたことが
    なんだかそれでも切なく思い出す。でもうれしいわけではない。あの頃知らなかったので、当然
    わかっていなかった、日々のめんどくさい瑣末なできごとやら、立ちふさがる仕事の大きさに
    ついて、ため息をついたりへこんだりすることも多いからだ。

    それでもこうして、こんな夜みたいにtaxiで帰るほど呑んでしまう後ろめたさからくる、ワクワク感は
    まだ感じてくると、それはとてもうれしくなってしまう。


          だからこの曲の不思議なmonoralな感じも、悪くないんだって思えるのだろう        


餃子の王将 門真店 【Chinese Cafe】

2011年07月22日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 いまの部署には日々だんだん外国出身の人たちが増えている。基本的に日本で働く人たちは
     ’日本語が話せること’が前提になっているので、会話には苦労しないようになっているけど
     ぼくにとっては、ただそれだけで「なんだかすごいなあ」って思ってしまう。

  Chinese Cafe 中国茶座

      同期の組合いいんちょ、中国大好きの こやまくんの念願の企画は中国語を使いながら
      少しずつ言葉になじんで、そしてこういう外国籍の社員と仲良くなろうというもので、
      こやまくんはぜひに、とぼくに声をかけてくれたのは、中国語を忘れないようにという配慮と
      それから普通に会話する人も外国籍の人に紹介しておきたいという意味の両方あるのだろう。

    それならば出席しない手はない。ぼくは会議が少し長引いてしまったのをメール  しておくと
    約10分遅れで、門真の王将に飛び込んだ。

    彼はなぜかこの王将が好きなのだ。そしてこの王将は珍しく2Fがあって、そこは昔ながらの
    風情な宴会場然とした部屋が用意されている。


        

      Malaysia国籍の華人、イー・ヨンリーくん(左)。かなりのイケメンだ。
      上司が、中国でぼくと一緒に仕事していたごとうさんだけに、遊びすぎなのが気になるが           
      流暢な中国語で挨拶を済ませると、次は幹事のこやまくんの挨拶。

      組合を仕切り、そして自らも楽しむ彼は趣味で中国語を操るし音楽も造詣が深い。
      一度上海駐在時にattend したときも、その深さに舌を巻いたほどだ。

      きょうは流暢なのは少し置いて、一言ずつ日本語で訳して説明しながらの挨拶となりました

     

      ぼくのいたテーブルは、この挨拶の2人とあと初心者1名。それと僕なので中国語の練習というよりは
      二ヶ国語ちゃんぽんの飲み会と化してしまった
      

         

     でもちゃんとこうして「名前の中国語での読み方」とかもやったんだけども

                                  

     餃子と酢豚と…そしていろんな定番がやってくる。
     その中で使う中国語。なんだか不思議だ。マッチしそうでない組み合わせ、王将と中国語

  

    途中の挨拶もはいり、場所の移動も少しずつあって…
    始めたばかりの人たちも一人ずつテーブルに配置されているnative の人たちと話をしていく。

          

                                   

     ぼくの元いたテーブルにきたよしむらさん。
     酔っ払った勢いでぼくらと話します。これも大事なんだよね。
     イー・ヨンリーくんは今月末にIndonesia2年間行くことになっている。日本に来るときよりずっと…
     根性が必要だったというイーくん。
     
                近い国だけど行ったことないんです。イスラム教だとお酒飲めないし…
        
     お酒大好きな彼はかなり苦しいことになってしまうわけで…

          だからIndonesia ではどんなにキレイな女の子がいても恋はしません

     たしかにね…でも彼は若くてイケメン。さぞかし苦しいでしょうねえ  うちの部署の女性について
     意見をぽろっと言ってくれて…好みもうるさそう…
     「今度近くに国に来たら必ず連絡くださいね  」 そういって名刺をねだる彼に、かなり
     楽しげなものを感じた。近い将来、アジアのどこかで会えれば最高だ。
                                                     
   

    宴もたけなわ。Chinese cafeは終わりに近づく。

                                

         この会の進行をしてくれた李さんとIndonesiaに出発するイーさんが挨拶をする。

          

   Chinese cafe。なかなかいい感じに終了。これだと、もうひとつのEnglish cafeにも参加してみようと
   いう気にさせてくれる。

   門真王将の2Fは侮れない。中国人の女の子の店員さんもいたので、中国語で点菜するという手も
   あったのが残念。次回の課題だね 

                        

   こやまくんに礼を言ってぼくは申し訳ないけれど、おひらき直後の宴会をあとにする。
   これから京橋で別件の飲み会です。はしごってのはときにとてもうれしい…こういう最近の孤独の
   多い日々にはとくに…

                    

                                     でもまた呼んでね 

★餃子の王将 門真店
  門真市新橋町5-33
  06-6909-5080


Le Noeud Papillon 【reboot前の屈伸運動みあいで】

2011年07月17日 | 大阪chouchou(堀江・新町・船場・本町)

 何日か休暇をとって、その間をほとんど家で過ごしたため楽しい時間はそうそうなかったのだけれど
     きょうは昼間大阪市内にでかける。

  東京から友人がきていて、昼ごはんでも一緒に食べようかということになった。
  友達ってありがたいものだ


       

   引っ越してから堺筋本町のほうにいくのは初めてで、所要時間の見積もりを誤ってしまい、
   少し遅刻してしまった。引っ越すと往々にしてこういうへまをやってしまうぼくなのだが
   友人のほうは、逆にぼくが遅刻して驚いていた。

   ということで、きょうのランチはぼくの15分くらいの遅刻の言い訳からstart

   予約していなくても空いている席は少しあって、そしてとても旨い店、

         Le Noeud Papillon

                    年に何度か必ずいくこの店がきょうのLunchの舞台だ。

    暑い中、入口から少し中をみていると

           いらっしゃいませ、どうぞ
  
    の声がして。中はまだ少し空きがあった。
  
          

      ワイン飲みますか?

      店員さんの言葉に頷くぼくは昼間から白ワインを飲む贅沢を楽しむ。3連休の始まりでまだ
      先2日も休みがある。こんな日に飲まないほうがどうかしてる
 

      

        白ワインがきて…そしてトマトの冷たいスープ。トマトですと  

                           

       でも酸っぱい感じがぴりっとしてて不思議においしいスープでした。

     

             マリネ風のサラダ。これも酸味が効いて。きょうはいいlunchです

            

   あったかいパンを食べながら、友人と近況報告をする。最近どうもひとり行動が多くなって友人が
   減っているのか、とちょっと自虐的なぼくによく言われるセリフがここでも吐かれてしまう

        たいていのその年代はもう家庭で内向きなサービスをしているものだからね

                                

        そ…そうですよね…

    たしかに。でもこんな自分がきらいなわけでもないし、むしろこの環境が変わるほうが怖かったりする。
    

  

       そんなぼくに大きな大きなステーキがやってきた。メニューの内容がカタカナが多くて
    よくわからなかったけど、きょうはすごくよくあたり  なメニューがやってきてくれる 

                            

        友人のほうはハンバーグだった。なんとそう書いてくれればいいのに…とちょっと思ったけど
        まあとにかく旨いのでなんでも許してしまうのだ。

    お互いの仕事のつまんない愚痴を済ませて、メインの肉を楽しんだ後は…


     友人はエクレア、ぼくはケーキのデザートの時間

                  

   かなり話しこんでいたのはワインのせいだけじゃなくて店の雰囲気もあるだろう。
   でもいつの間にか、もう僕たち以外はいなくなっていたようだ

   ちょっと気恥ずかしい気がするけれど店員さんたちはいやな顔ひとつせず待っていてくれた。
   そのおかげで、ぼくたちの会話は随分はずんだし、lunchもゆっくり過ごすことができた。

   これだからこの店のlunchははずせないし、すぐにまた行きたくなる 


                                   

    来週から本格的に再始動のぼくは、休暇の最後のほうにきてようやくrebootにふさわしい
    素敵なepoch time となった。


★Le Noeud Papillon (ル・ヌー・パピヨン)
  大阪市中央区安土町1-5-7 イー・フィットビル1F
  06-6262-0123
  http://www.vin-vin.com/



     食べ終わった友人は、大阪の友人がやっている展示会があるからそこに顔を出さないと…といって
     慌ただしく、でも健康的に歩いていった。ぼくは地下鉄の人になるためにそのまま見送って地下道に
     降りていく。
     そう、そのまえにこの休暇に少し彩りをつけてくれたことに感謝を言っておいたのは…あたりまえなのだ

     またよろしくね