Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Air on G string

2011年03月30日 | 日本つれづれ。

    

   ぼくより19日早く生まれたこの男は、やっぱりSUPER STAR だった。
   
   今回のチャリティ・マッチ。日本中がその試合の意味を知っていて、そしてその向かう目標もすべて共有
   されていたこの試合。
   あくまでさしみのツマ程度、よく言って客寄せパンダだったかもしれない。
   (それはピクシーが、直前まで自分もプレイするつもりだったという発言からもうかがえる)

   後半からの出場だった。中村憲剛と交代して入った彼は、ほどなくしてteam as one の唯一の反撃と
   いえるGoalをとった。

   44歳になった今でも、半分以上の本気とほんの少しのリップサービスで代表入りとブラジルW杯の
   思いを語り、今年はいつになく好調だとアピールしていた言葉は嘘でもリップサービスでも何でも
   なかったわけだ。



        

  そして、カズダンスもちゃんとしてくれた。賛否両論あると本人もわかっていてあえてしたと
  言っていた。その姿は少し恥ずかしそうだけど、でもGoalを決めた満足感にあふれていて
  とてもかっこよかった。

  やっぱりKING KAZU だった。翌日の新聞にはマフィアのようにスーツを着こなすKAZU
  新幹線に乗る姿が掲載されていた。なんにも曲げない男がそこにいる。




Libera - Air (Bach)


   カズダンスならばサンバかもしれない。
   でもこの夜の試合にはちょっと違ってる気がする。

   この日はGAMEそのものが厳粛な儀式になりたがっているように見えた。
   そんなときはclasicalであってよいのだと思う。

   この歌はCMでパリの夜景をバックに流れている。
   でも長居のスタンドに流れていたって、カズダンスのときに流れていて、ちょうどよかったのだ。

   
   ぼくより19日早く生まれたこの男は、やっぱりKING だった。
 


鎌倉パスタ 【それから何日も経ったあとで】

2011年03月27日 | 上海chouchou(たべる)

 いつのまにか誕生日もすぎていたので、気がつくと誕生日前後にやってくる
     「お誕生日期間に来店すると特別割引」の類が切れたりするものもでてくる。

  そんなひとつがサンマルク系列。鎌倉パスタ・神戸ドリアの2つからきていたチケットを
  使おう・・友達を誘って、晩ごはんを食べることにした。

  選んだのは鎌倉パスタのほうでした

  
           

     まだ陽も落ち切らないうちに来たせいか、並んでいた形跡はあるものの、名前を書いてすぐに
     呼ばれました。これはこの店では珍しい


                     

     季節限定のパンフのついたメニューをもってきてくれた女の子は、てきぱきしたきれいな子で
     ぼくたちは、きげんよく季節限定のパスタを注文すると、よくあるできごとだけど

        ぼくのだけが売り切れですと言われてしまった…

         そして、すまなそうに言ってきてくれた女の子に、もうひとつ別のメニューを注文すると
     
        次もやっぱり売り切れだった…
     美人とか、季節限定メニューとか…ぼくはそのどちらにも縁がないことがとてもよくわかった

    

     結局、昭和的なミートソースというのにしたら、今度は大丈夫だった。これは何かの暗示なのだろうか。
     でも結局こんなことは気にしないで食べていたのだし、きょうはそもそも誕生日に近いのだから
     ぼくはぼくのことだけ考えていればよいのかもしれない。

              

    友人はちゃんと限定のメニューをおいしそうに食べていた。( うらやましい  )
    4月の過ごし方をお互い話をしている。
    ぼくに少し変化のありそうな様子なので、その話でひとしきり。
    それから、今夜は金八先生の最終回だなとか。

                        

   少し忘れていたようなできごと。それは忘れていた誕生日特別割引のはがきから始まった。

       

   そんな夜が週末にあれば、やっぱり少し落ち着くものなのだ。
   少しラッキーなことがあったとすれば、店をでるときにちょうど陽も落ち切って、家族連れやカップルが
   いっぱい待合席に並んでいた。

   ほんの少し、出だしが早かったおかけで僕らは少しお得だったのだ。
   メニューがなかったのは、ほんとうは小さなことなのかもしれない
                                                   

★鎌倉パスタ 鶴見店
  大阪市鶴見区安田1丁目8-10
  06-6467-5309
  http://www.saint-marc-hd.com/kamakura/   


こんなになんにもしない夜のお話

2011年03月27日 | 日本つれづれ。

  最近どうも調子がでてこない。

    たしかに楽しいことがなんにもないのだけれど。
    そういうのではなく、よくない雰囲気を自分が全部吸いこんでしまっているような。

        


    LAWSONでお菓子を2つ買うと、こんなクリアファイルがおまけでついてくるフェアをやっていた。
    そのときぼくは友人とぶらっと入ったところで、そのとき彼女が「うわあ、欲しい欲しい」と買って
    いたのをみながら、そういえばRinNonに送るときにこれも一緒に送ってあげようと…

    ダイエット中にも関わらずチョコとかそんなものを買って200円分ほどを費やした。

    そうやって数日すぎて、あるときRinNonに送るならもう一個いるじゃないかと…
    なぜかネットでLAWSONを探して、近くに別の種類のをもうひとつ買いにいった。


    そんな理由で、今週のダイエットはうまく進んだとは言い難い  チョコばっかいくつも食べた
    せいだろう。

     いま部屋には2種類のりらっくまのクリアファイルがある。


      

    
         夜中に目が覚めた。
         どうも途中で目が覚めるのは、すぐに寝入ってしまうのであまり意味がないなと
         思っていたのに、今夜だけは目が冴えている。

         晩ごはんの片付け(水につけたフライパンに洗剤を漬け置きしておくと朝洗うとき
         すごく楽なのだ  )をがたがたさせてすませると、298円で安売りしていたいちご
         の山をきって、いちごミルクにして食べることにした。



    


        Nonがやたらいちご好きだったことを思い出す。上海でも食べているだろうか。


        いちごを食べながら思い出す。いろんな冬のおわりに、いろんなできごとがあった。
        今年はむしろとても静かだ。
        それでも、なにか変化がある前兆のせいだという気もする。

        そろそろ、ぼくもなにか変わらされていくのかもしれない。
        望むと望まざるにかかわらず、だ。

        ひっそりと過ごした二年間がそろそろ変わるのかもしれない。



Still love her(失われた風景) -TM NETWORK



   



Sakura cafe 【ささやかだけど大切なこと】

2011年03月21日 | 大阪chouchou(その他の場所)

 3連休の最終日は、前日夜からの天気のくずれがそのまま続き、朝から雨となった。

     この3連休は、あまり外に出ないで過ごしていた。
     土曜日は、会社のメールをチェックしながら家で待機する必要があった。

     日曜日は…最初は天気も悪くなかったが、そのあとから雨になって、そのせいか…
     気分もふさぎがちだった。でもそれはぼくだけの症状ではなく、きっと国全体がそう
     なんだろうなと思える。

     でも、それではどうしようもないのだともわかっている。
     そんな一週間がすぎた。

         

     乙武 洋匡さんのTwitter が話題になっている。 
        
        もうそろそろ飲みに言ってもいいんじゃないの?と友人に呼び掛けた彼に
        followerが不謹慎だと噛みついたのだ。
        そんなひとたちに「不謹慎厨」と斬ったうえで

           「不謹慎」と口にする人のほとんどが、被災地以外の方。むしろ、
             被災地の方々からは、「私たちのぶんまで飲んで、食べて、経済を
             回してほしい」とのリプ多数。東北の酒を飲むとか、酒代に千円足して、
             それを募金に充てるとか。「不謹慎」と家にこもるより、僕らにできる
             ことを!『五体不謹慎』著者より     
       
        そうtweet している。残念ながら、まだ世界は一部のKeynesian が跋扈でき得る
        世界で、経済をかきまわす動きがないと景気が上昇しないのだ。

               みんな早く動きださないといけないのだ。
        そう考えたぼくは、友達を誘ってカフェでごはんを食べることにした。


                                

        とは言っても…それほど深く考えたわけでもないのだけれど
        そんな感じでよいはずなのだ。みんなが少しずつがんばることが大事だろうし。

        きょうは、守口からまっすぐ大阪方面にむかって少し行ったところにあるDog Cafeだ。
        そう、ふだんひとりならきっと入らないだろう店で入る。これもひとつの連休中の試みだ
        場所はすぐにわかりやすいところ。犬好きな友人は楽しそうだが、こうも言っていた。

             たぶん雨の日は犬を散歩させないから、犬を連れたお客さんはきっといないよ。

        果たしてたしかにお客さんは、ぼくたちだけだった。
                  
                   

     メニューはトースト主体のAセットと、サンドイッチのBセット。
     ぼくはAセットを、友人がBセットを注文した。


                 

      キッチンはカウンター形式でテーブルに面していて、天井に近い壁の部分に黒板で
      morning とlunch のメニューがチョークで描かれている。

    まだ雨がぱらつく外は、車はまずまず通行するが

     中まで音は入ってこないで、とても静かだ。ぼくは置いてあったスポーツ紙をパラパラとめくってみたり
     友人とお話をしたりして過ごす。祝日は9時からOPENしていると書いてあったとおり、10時すぎの店内には
     まだまだ朝の雰囲気をたっぷり残している。

                                 

          最初にきたのは驚いたけどコーヒーだった。
          友達とぼくは、そのとき本当にどうでもいい杭州でのできごとについて語っていたところで
          コーヒーがなければ、朝の雰囲気をぶちこわしてしまうところだった。


                        

       新聞を読んでいたからだろうか。お話がぼそぼそと続いていたから気を使ってくれたのだろうか。
       雨の朝でもやさしい朝なら、それはいい思い出になり得る。


   

    ほどなくして(そう、ほんとにほどなく  )ぼくと友人の頼んだmorning set がやってきた。

             

    玉子を食べるのをまだ意図的に少なくしているぼくは、ゆで卵がすきな友人にそれをあげて
    大根のサラダとヨーグルトをおいしくいただいた。

    トーストは分厚く、そしてバターはたっぷりというわけではないけど、それがちょうどよく
    塗られていて。スプーンがなんだかすごく不思議な形で、こういうのを女の子がみると
    きっと「かわいい 」というだろう。

            

                              

      犬がきょうは一匹もいなかったDog cafe。入口にはちゃんとうんちを済ませてからとか
      店内ではリードをちゃんとゆわいつけて、とかヒート(発情)したときはあ言っちゃだめだとか。

      犬って赤ちゃんよりも大変で、赤ちゃんと同じくらいに大切なんだなと…

      ネコ的な気分の性格を少し横っちょにおいて、ぼくはふうんとばかりにカメラをむけた


   

     もう一枚の看板は、morning set の絵が描いてあって、犬を連れていない人にも
     どうぞ  とばかりに目立つほうに置いてあった。


★Sakura cafe
  大阪市鶴見区浜2-3-47
  06-6915-7199
  http://dogcafe.jp/cafe/1923.html




Clementine / 上を向いて歩こう (Sukiyaki in French)


    被災者の地域の方々がYoutubeに残す賞賛の歌。
    CMのほのぼのしたシャンソンで有名になったこの人による坂本九の名曲。

    人はいつも音楽によって癒され、そして立ちあがる。

       上を向いて歩こう
       涙がこぼれないように

                                       




http://r.tabelog.com/osaka/A2703/A270305/27041017/" rel="tabelog 72a8c3318b3f30fcab25d16f05e2dd81f03c0eea" target="_blank">Sakura cafe

<script src="&amp;lt;a href=">// " type="text/javascript" charset="utf-8"> // ]]></script>


関連ランキング:http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ | http://r.tabelog.com/osaka/A2703/A270305/R6457/">鶴見緑地駅、http://r.tabelog.com/osaka/A2703/A270305/R10441/">横堤駅






一週間の空

2011年03月19日 | 日本つれづれ。

  悪夢、もしくは世界観を根底から根こそぎ覆された一週間が過ぎた。


  日本は3連休に入った。初日は晴れ。 

  この暖かさがそのまま東日本で続けばいいと思う。




Eric Clapton - Change The World




        And I can change the world
        I will be the sunlight in your universe
        You would think my love was really something good
        Baby if I could change the world


  ぼくたちはまだ明日を見ることも許されない状況だけれど、それでもごはんを食べないと
  おなかがすいてしまうように、生きていくためにはやらなければならないことがある。


  そろそろ考えることを思い出す時間だ。


  世界を変えることができるなら… 
  そう。決定的ななにかを失い、変わってしまったセカイでぼくたちは
  新しいシステムを自分の中にもたないといけないのだ。              



All You Need is Love

2011年03月17日 | 上海chouchou(たべる)

 地震から何日かたっても物流面の改善は見られない。
    救援物資が届かないというNewsは、ずっと紙面をにぎわし、ついに自分で運ぼうとする
    人たちまででてきている。

   会社の物流体制も被害のない地域からの直送を検討してきている。

   現実的にぼくたちは、現実の状況に即した対応を迫られ それに適応する時間の短さに
   嘆息する。それでもぼくらは東北・関東の人たちのために出来る限りのことをすることに
   なんのためらいもない。

   仕事にもその対応が始まってきたこの時期に、現実の問題として生活面でも影響が
   でている。
   昨日コンビニは水曜日だったのに、少年マガジンの発売がなかった。
   あのコンビニでさえ、隔日配送に切り替え急場をしのいでいる。

   でもそれでも被害者の方にそのぶん振り向けられているなら、ぜんぜんかまわない  
   もっと具体的にどんどんできるものがあればよいのだけれど。  


   

The Beatles - All You Need is Love (HQ)



   誰かのために、ちょっとずつ何かを。

   テレビも少しずつ通常番組を、それこそおそるおそる放映し始めている。
   プロ野球はセ・リーグとパ・リーグで見解の相違から開幕日がかなり開きがでて揉めている。
   大相撲はこんなときこそ国技の国技たるゆえんを見せないといけないのに、例のていたらくで沈黙
   しているままだ。

   そんなこんなで一週間が過ぎた。

   3時ごろ、少し目覚めたぼくは 友人のメッセージをみつける。

   Happy Birthday

   44回目のそれは、いつもよりさらに静かにぼくの中にやってきた。
   
   

   誕生日の朝ははれ。 
   
   一日遅れで発売した少年マガジンを買いにコンビニにでかける。

   どんなにひどい一日だって、太陽はまた東からのぼってくる。
   ぼくらは、どんな状況にだって順応していかないといけない。
   ぼくも今までそうしてきたように、今度もそうしていくつもりだ。


      


すなお 【昼はきちんと食べる】

2011年03月16日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

  打ち合わせは順調だった。昼少し前におわったのは、充分議題が進んだことを意味していた。

   昼前の天神橋商店街。いっしょの会議だった2人のうちひとりは会議の準備があるからとすぐに会社に
   戻ると言う。もうひとりのはせべさんと、ごはんでも食べようと商店街にはいっていくと。

   見慣れない、できたばかりのようなハンバーグの店があった。


  

    えーっと…やってるのかな…と思うくらいにきれいで…お客さんがまだきてないけど
    入口の少し奥にお弁当がいっぱい置いてあって…

    お弁当やさんなのかと思うくらい…おそるおそる聞いてみると…

        いらっしゃいませ、どうぞ 

    と招きいれられて、ようやくやってるんだとわかってホッとしたりした 

                          

    ランチメニューの中で、安かったハンバーグとコロッケの入った丼を注文する。  
    想像よりずっと大きな量のごはんがでてきて驚く

         
   
   実はぼくが新入社員のころに同じ仕事をしていたはせべさん。もうどちらもいい年に
   なっていて、苦笑いしながら「でもけっこう旨いね」とほくほくしながら食べている。

   
     ちょっとしたお昼のお得感あふれるランチでした。
   そう、お昼おなかいっぱいで眠たくなってしまいそうなほど

   店員さんはみんな女性で美人でした。
   天神橋筋商店街はやっぱりDEEPだ。

                                 

★天神バーグ すなお
  大阪市北区天神橋3-9-10 天神橋筋三丁目商店街
  06-6353-0440
  http://tenjin-burg-sunao.com/




<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27045889/" rel="tabelog 1b0e211ae6b3a945cd978245a4b810ed9bc9a786" target="_blank">天神バーグ すなお</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=27045889&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/hamburgersteak/">ハンバーグ</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R1586/">扇町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6545/">天満駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R9700/">南森町駅</a></p>


mister.Donuts 天神橋店 【こんな場所にいた】

2011年03月16日 | 大阪chouchou(中崎町・天六・谷六)

 ときどき

   朝。本日は南森町に出張。昔のユーザさんでもある販売会社さんへ、4月にむけた組織再編の
   IT対応・連携の確認でいまのユーザさんの経理さんとともに向かう。

   10時からの打ち合わせになっているので朝早めに移動し、出張から事務所に戻った後の資料の
   チェックをおこなう。最近仕事が複数になってこんなことばっかりだ。
   追われている気がする。

     

   上海に行く前、このあたりはよく来ていたところだ。
   環状線を天満で降りて、天神橋の商店街を南にすすみ扇町の交差点で渡らずに
   すぐそばのミスドに入る。

   昔からここは人があまり多くなくてくつろげるのだ。コーヒーは飲み放題だし
   

   

     

      昔なつかし、一時復帰のドーナツをひとつ(ヴィアナブロート・ハニー)とフレンチクルーラー
      をひとつ。
      甘いものをしかも朝から食べるなんて一カ月ぶりくらいだろうか。

      下に敷いているシートも懐かしいペーター佐藤のものになっている。



                          

       ここのミスドはリラックマ・フェアがまだ続いてるのだろうか?
       通りに面した壁にはリラックマがいくつかいた。

       のんびりした雰囲気で、たまに「コーヒーいかがですか?」と聞いてくれる店員さんに
       何杯かいれてもらいながら、 パソコンとにらめっこしていた。

       朝9時前後。本当ならもっと殺伐とサラリーマンやOLさんが慌ただしく、朝ごはんを
       かきこんでいるかもしれない。ここは飲茶も用意している店なので、朝地下構の穴から
       もくもくと白い煙をはいているような道路の横で饅頭やら麺を食べていたら、それこそ
       上海の朝と同じ風景なんだけれど…

       なぜかここはのんびりしている。

        なんだか都会のAir pocket みたいだ
                                                                                             


★ミスタードーナツ 天神橋店
  大阪市北区天神橋4丁目7-2 南扇町ビル
  06-6354-0218




<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27049949/" rel="tabelog bac33c0e871096cb8d77a177662eecd891c8de16" target="_blank">ミスタードーナツ 天神橋店</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=27049949&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ</a> | <a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R1586/">扇町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R6545/">天満駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/R9700/">南森町駅</a></p>


Time Keeper 【焦るときほど】

2011年03月15日 | 日本つれづれ。

  昼前に、福島第一原発から人体に影響のあるほどの放射能が漏れていると発表があった。
     その後、半径30km圏内の人はすべて屋内に退避連絡が政府からあった。
     20km圏内の人はすでに避難しているはずで、今度はさらに範囲が拡大したわけだ。

     GREE友に福島県在住の女の子がいる。
     安否確認したときに、大きな被害にあわずに無事だったのだけれど、彼女は朝からでかけて
     いたはずだった。

         大丈夫  いま屋内退避指令でてるよ
         うん。家に戻ってる。だけどわたしのいるところが半径30km圏内かどうか
            わからないの…福島県の×××なんだけど、そっちで調べられる?

     さて、そこからが緊張の時間だった。
     そう、現地の人は電気が通っていないしパソコンだって使えない。携帯だって充電できなければ
     時間がたてばおわりなのだ。
     「あなたがたは30km圏内です、避難してください」とかそんな連絡を待っていては津波と一緒で
     手遅れになりかねない。

     Googleで直線距離ツールを探して、原発の住所を確認して…
     これが、いざとなると直線距離計測が面倒なのだ。Googleは地図で2点を示さないといけない
     ぼくは行ったことのない福島県の地点を指すなんて不可能なのだ。

     どうにか、住所か郵便番号で2点を指示できるツールを発見。そして何度か間違えてようやく
     入力。これがもうすごく長い時間に感じられた。

                                   

     緊張している時間。焦れば焦るほどうまくいかないものだ。

     結局彼女の距離は65kmを超えていて対象外だった。あくまで政府発表が信じられれば、の
     話だけれど。

          ありがとう。念のためきょうはずっと家にいるよ…

     それがいい。結局夕方になって、関東や東京でも放射能が検出されはじめた。
     それは人体に影響のない範囲だというけれど、本当に見えない影響力のある物質というのは
     静かにぼくらに襲いかかる。

          

     ぼくにできることってこんな程度なんだろうか…
     それでも、焦ってでもなんとか太助になれてよかったと思う。

     きょうの昼休みはとても緊張した一瞬でした。



井上雄彦「Smile」× 菅野よう子「きみでいて ぶじでいて」



     本当に月並みなセリフしかでない自分がもどかしいけれど、
     たくさんの人が無事でいてほしいと思う。

     そして明日は雪になるという。
     寒さをしのげる準備が充分あってほしいとおもう。

     夜コンビニにいくと、あのセブンイレブンでさえ、物流網がズタズタになっていることと
     東日本への優先配分のせいで、いろんなものが品切れをおこしていた。

     たしかに棚にある食べ物はだんだん空っぽに近づいているし
     ニュースのとおり、電池も懐中電灯もとうの昔に品切れになっている。
     それでもそのくらいはがまんしようと思っている。
     

    


Requiem

2011年03月15日 | 日本つれづれ。


 ぼくらはいつも、「地球にやさしく」だとか 「自然と共生」だとか
 上から目線の万能科学原理主義者のように、毎日を過ごしてきている。

 けれど、そんなことは単なる妄想にすぎない。
 まるで歯がたたないような圧倒的な力は厳然と、ぼくらの前にそそりたっているのに
 それが大きすぎてみえないだけなのだ。

 そしてぼくらは、時折打ちのめされるのだ。


 2011.03.11  14:46


 ぼくは豊中にある工場にいて、説明会を終えてちょうど一段落した休憩コーナーで
 この事実を知った。

 あまり揺れを感じなかったぼくは、それでもその被害に先週も東北で大きな地震があったことを
 思い出して仙台の友達にメールを送る。
 返事はまったくこない。

 そのうち東京にも被害がでていることを知り、安否確認をする友人がどんどん増えていく。


 なんとか全員の連絡がとれたのは、もう深夜だった。

 ぼくにはいったい何ができるだろう。


   夕刻の空はとても印象的で、それは鎮魂歌のように見える。
   見ようによっては、そうでないのかもしれないけれど、たぶん交差点を歩く全員が
   いつもよりずっと沈痛で、いつもより少しやさしく、そして何かできないのかとかきたてられる
   ような気分で、少しせかせかした気分を抑えて歩いているように思えた。

 

Mozart - Requiem - Karl Bohm




         


   仙台の友人に連絡がついたのは19時直前だった。
   それでも電話はもちろん通じない。
   
   震災から3日たって、ようやく少し何回かのメールのやりとりができるようになった。


      空にすごく不気味な赤い月が見える。背筋がぞっとする…


   あの阪神淡路大震災の前の夜、ぼくが背筋をぞっとさせた赤い月がまた見えている。

   あれはなにかの警告なのだろうか。
   ぼくらは自然の前には、かくも無力で、そして…  とても悲しい。

   ぼくは、ここ数日文章をうまく書くことができない。