Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Happy Birthday

2006年03月17日 | 上海chouchou(たべる)

 上海で誕生日を迎える。これはどういうことかというと…
  
  自腹でみんなをパーティさせてあげる。

  ということらしい  もちろんみんな祝ってはくれるらしいんだけれど。

  会社でぼくの誕生日の話をすると、みんな乗ってくるのってくる…
  そりゃそうですね。
  勝手に一次会から二次会の場所まで決まってました。

  まずは一次会。中華でというぼくの意向どおり。でもみんな、そんな高い
  ところではなくて、きちんと気は遣ってくれていたようで。しかもサプライズ
  なケーキまで用意してくれてました。

    

  ところがこのケーキは食べられず、次の店まで置いておくことに 

                                       

  よって中華で腹ごしらえのみ。そのあとは…なんとクラブへ。
  小室哲哉のproduceしたというROJAMへ。うわ、初めてだ。

   

  日本人がクラブへいくとしてもここではなくて、違うところ。中国人も違うところ
  によくいきます。欧米人は欧米人のところへ。

  つまりこのROJAM、小室の名前では人を呼べない状況なんです。そういう
  意味ではいまはあまり売れてないといえるのですが、それでも日本人・中国人
  それなりにお客さんははいってはいます。

  クラブというので踊るだけかと思っていたら、別フロアに控え室みたいに
  個室がいくつもあって、そこでカラオケBOXのように歌も歌えるようになって
  います。そこで改めてケーキを。

   Happy Birthday。ぼくの誕生日にとって不思議な一晩になりました

       となりにいた王斌くんに感謝。彼はおどりも変に一生懸命で
         すごく笑えたけど  、個性の主張ってのはそういうものかも
         しれないって思う。君は最高だ。

                        

        



                                    

   ケーキが配られると、それはもうみんな食べるか自分の次歌う曲を何に
   するかが重点的になって、ぼくがうたってても気にならない…
   きょう主役なんだけどね…

              



   日本人では豊島さんが参加。歌ってます歌ってます。みんな上機嫌 

                                   

  終わったら2時をまわってました。いつのまにか見たことない人もいるので
  聞いたら現地スタッフの女の子の彼氏でした。どこまで来とんねん…

  でも楽しかったからいっか。素敵な自腹主催の誕生会でした 

            

■ROJAM
  上海市淮海中路283号香港広場4階
  +86-21-6390-7181


家具を作る

2006年03月13日 | 上海chouchou(みる・くらす)

 中国に夫婦・家族で駐在する場合、家具をオーダーメイド
するという話をよく聞きます。私の家も家族帯同1年、今の家が
引越し後一年を経て契約更新になったのを機に、妻が新しく家具
を作ろうと言い出しました。本棚など簡単なものは公寓(マンション)
との契約交渉の中無料提供してもらうことになりました。
 今週から地下の駐車場で本棚を作っている人がいるそうです。
こちらの人は何でもハンドメイドでつくってしまいます。標準化とか
規格といったものとはほとんど無関係な生活です。

 さて、上海にも家具屋さんというのはあります。うちの奥さんは
建築・インテリアの事務所に勤めていたこともあり、家具には
かなりこだわりがあります。今回本棚以外にコーヒーテーブルと、
子供の机を探すとのこと。探してきたのは郊外にある家具屋兼
工場といった感じの2箇所でした。
 そのうちの1箇所に先日家族全員で行ってきました。場所は
虹橋空港を南へ約10分程度のところにある郊外の田舎通りと
いった所でした。工場と倉庫と展示場を兼ねたその会社は想像
していたよりこぎれいなところです(帰りのタクシーの運転手に
よると地元では高級家具屋として通っているとのこと)。夫婦とも
いわゆるアジアン家具調の製品ばかりと思っていたのですが、
完全にそこは違っていました。
 アンティークの中国家具をアレンジした家具は、かなり洒落た
造りになっていますし、欧州系の家具も非常に多く取り揃えて
あります。倉庫にあるこわれかけた家具を再生して買うもよし、
レプリカとして同じ形の製品を新たに依頼してもよし、値段は
日本の10分の1程度。輸出しても充分採算がとれると妻も言って
いました。

 上海にはこういった家具屋がまだ複数あるそうです。西洋人
が多く住んできた経緯のある町だけに古びたいらない家具を
集めようとするのはそれほど苦にならないとのこと。まさに無を
集めて付加価値をつけて再生しているのです。実際には欧風と
いっても、本物の欧米の真似だけかもしれません。妻もアジア風
のと異なって欧米風の家具はデザインはいまいちだと言っていま
した。しかし収集する力と量はこの上海にいれば、どの国のもの
であろうと集まりそうです。

 次の日に妻はひとりで別の家具屋さんに行っていましたが、
このときも同様の店だったそうです。共通点はどちらも社長が
台湾人であること。上海の西地区には昔から台湾人が多いから
なのか、この業種は台湾人が多いのかはよくわかりません。しかし
着眼点に優れているところはまだ台湾が大陸に先行しているのか
もしれません。いずれにしろ、上海は商売にするネタというのは
まだまだたくさんあるように思いました。