Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

Espressamente illy 京都駅店 【on the floor at Kyoto Sta.】

2011年09月27日 | 上海chouchou(たべる)

 京都駅に到着。大阪駅は派手に変化したけれど、京都駅も微妙に箱は変わらずとも
     中がstylish に変化している。そのあたりをふまえて出張の朝くらい行ってみようと
     早めに駅にきた。

     近鉄の京都駅の改札付近が黒を基調としたchic に劇的に変化していた。
     そしてその極めつけのように思えたのがこの店だった。

           

   illy

  このTrieste が本拠のイタリアのEspresso maker であるCafeがどんと改札でて左側にあった。
  あの赤字に斜体字になったロゴをみて、ほおと声に出してしまう。

  このLogoをみると、ぼくはいつも上海を思い出す。
  すでにJapan pass through が言われて陳腐化してしまうくらいに当たり前になってきた昨今、ぼくに
  とって、まだ日本になかったIKEA とilly はまだ見知らぬちょっと小洒落たBrand の象徴だった。
  
   illy 本当なら’イッリ’らしいのだけれど、そしてEspressoを楽しむべきなのだろうけれど
   ぼくはまだそこまで至らぬ年なのか(ではいったいいくつでよしとなるのかおよびもつかないけれど 
   まだわからずにいる。ぼくにとってのilly は正大広場にあるcafeでみたilly のLogoなのだ。

                                      

       ぼくは吸い寄せられるように銀基調の外観の店内に入り、禁煙席の奥まった席に座る。
       ビジネスマンが多めではあるが、旅行にでかけるのか、あるいは’旅行で来た’のか
       老夫婦が座っていたりする。

       ぼくはmorning setを注文してPCを開ける。なにしろ出張なのだ。いろいろ準備する
       ものは多い。

       老夫婦は、ごはんを注文しながらなにかちょっとした言いあいになっていた。きっと
       こんなふうに毎朝会話しているんだろうなって、微笑ましい光景だけどilly の中ではちょっと
       違和感があった。

                                   


       illy としての知名度の浸透という課題もあるのかもしれない。けれど値段はそれほどかからない
       で朝食を済ませることができたし、あとは迎合するようなimage 変更をしなければ充分日本でも
       展開していけるのではないだろうか。

                                           

       朝。illy coffee を飲みながら一日を考える。それがこの京都であれば、それは
       その姿だけで、新たなstyle といえる。


                  



★Espressamente illy 京都駅店
  京都市下京区東塩小路高倉町8-3
  075-693-4310
  http://www.espressamenteilly.jp/


Jennifer Lopez - On The Floor ft. Pitbull


   朝からここまでってことはないんだけど、illy にはSTARBUCKS とも違うようなstyle が
   確立されてほしいなと思う。なんだかありきたりなcafe が増えて来ている昨今だから。

   ジェニロペとfeaturing しているPitbullは最近よく顔をみるようになった。
   なんだか不安定なmelody line をとることがあって、その部分を売りにしている気もする。
   こういう曲調が売れるのは不安な世相を反映しているのかもしれない。

   あるいはぼくだけの気分で、Pitbullをchoiceしているだけかもしれないけれど。

    




http://r.tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26009926/" rel="tabelog cc1db2dd1608f84488999ded0ca8be99452b876d" target="_blank">Espressamente  illy 京都駅店

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おはしカフェ・ガスト門真店 【めしも2度目なら】

2011年09月02日 | 上海chouchou(たべる)

  金曜日。ガストで仕事をしている朝…


   マクドで過ごすよりも安く済むのだ。
   ただ少し残念なのはコーヒーだけでいいんだけど、コーヒーとトーストだけなのと
   一番安いトーストのセットがそれほど値段がかわらないのだ… 

   
   いつもここには面白い朝の過ごし方というか、いろんな人がいるのだけど…

   きょうは仕事でかちゃかちゃやっているうちに過ぎてしまいました。

   朝はもう少しのんびりいきたいね。。。

                                      


鎌倉パスタ 【それから何日も経ったあとで】

2011年03月27日 | 上海chouchou(たべる)

 いつのまにか誕生日もすぎていたので、気がつくと誕生日前後にやってくる
     「お誕生日期間に来店すると特別割引」の類が切れたりするものもでてくる。

  そんなひとつがサンマルク系列。鎌倉パスタ・神戸ドリアの2つからきていたチケットを
  使おう・・友達を誘って、晩ごはんを食べることにした。

  選んだのは鎌倉パスタのほうでした

  
           

     まだ陽も落ち切らないうちに来たせいか、並んでいた形跡はあるものの、名前を書いてすぐに
     呼ばれました。これはこの店では珍しい


                     

     季節限定のパンフのついたメニューをもってきてくれた女の子は、てきぱきしたきれいな子で
     ぼくたちは、きげんよく季節限定のパスタを注文すると、よくあるできごとだけど

        ぼくのだけが売り切れですと言われてしまった…

         そして、すまなそうに言ってきてくれた女の子に、もうひとつ別のメニューを注文すると
     
        次もやっぱり売り切れだった…
     美人とか、季節限定メニューとか…ぼくはそのどちらにも縁がないことがとてもよくわかった

    

     結局、昭和的なミートソースというのにしたら、今度は大丈夫だった。これは何かの暗示なのだろうか。
     でも結局こんなことは気にしないで食べていたのだし、きょうはそもそも誕生日に近いのだから
     ぼくはぼくのことだけ考えていればよいのかもしれない。

              

    友人はちゃんと限定のメニューをおいしそうに食べていた。( うらやましい  )
    4月の過ごし方をお互い話をしている。
    ぼくに少し変化のありそうな様子なので、その話でひとしきり。
    それから、今夜は金八先生の最終回だなとか。

                        

   少し忘れていたようなできごと。それは忘れていた誕生日特別割引のはがきから始まった。

       

   そんな夜が週末にあれば、やっぱり少し落ち着くものなのだ。
   少しラッキーなことがあったとすれば、店をでるときにちょうど陽も落ち切って、家族連れやカップルが
   いっぱい待合席に並んでいた。

   ほんの少し、出だしが早かったおかけで僕らは少しお得だったのだ。
   メニューがなかったのは、ほんとうは小さなことなのかもしれない
                                                   

★鎌倉パスタ 鶴見店
  大阪市鶴見区安田1丁目8-10
  06-6467-5309
  http://www.saint-marc-hd.com/kamakura/   


All You Need is Love

2011年03月17日 | 上海chouchou(たべる)

 地震から何日かたっても物流面の改善は見られない。
    救援物資が届かないというNewsは、ずっと紙面をにぎわし、ついに自分で運ぼうとする
    人たちまででてきている。

   会社の物流体制も被害のない地域からの直送を検討してきている。

   現実的にぼくたちは、現実の状況に即した対応を迫られ それに適応する時間の短さに
   嘆息する。それでもぼくらは東北・関東の人たちのために出来る限りのことをすることに
   なんのためらいもない。

   仕事にもその対応が始まってきたこの時期に、現実の問題として生活面でも影響が
   でている。
   昨日コンビニは水曜日だったのに、少年マガジンの発売がなかった。
   あのコンビニでさえ、隔日配送に切り替え急場をしのいでいる。

   でもそれでも被害者の方にそのぶん振り向けられているなら、ぜんぜんかまわない  
   もっと具体的にどんどんできるものがあればよいのだけれど。  


   

The Beatles - All You Need is Love (HQ)



   誰かのために、ちょっとずつ何かを。

   テレビも少しずつ通常番組を、それこそおそるおそる放映し始めている。
   プロ野球はセ・リーグとパ・リーグで見解の相違から開幕日がかなり開きがでて揉めている。
   大相撲はこんなときこそ国技の国技たるゆえんを見せないといけないのに、例のていたらくで沈黙
   しているままだ。

   そんなこんなで一週間が過ぎた。

   3時ごろ、少し目覚めたぼくは 友人のメッセージをみつける。

   Happy Birthday

   44回目のそれは、いつもよりさらに静かにぼくの中にやってきた。
   
   

   誕生日の朝ははれ。 
   
   一日遅れで発売した少年マガジンを買いにコンビニにでかける。

   どんなにひどい一日だって、太陽はまた東からのぼってくる。
   ぼくらは、どんな状況にだって順応していかないといけない。
   ぼくも今までそうしてきたように、今度もそうしていくつもりだ。


      


合家2回目 【RinNonのrequest】

2011年01月12日 | 上海chouchou(たべる)

 今回、少しおとなになったと感じさせてくれたRinNonに尋ねた。
     
         明日でパパは帰るんだ。最後の晩ごはんはどこがいい?
         そうだなあ…合家でタコライスが食べたいな。

     いつもは別になんでも…と主張をもたないRinも賛成する。今回、きちんと自分の
     考えを表明し、斜め横から反対するだけ、みたいな態度がきえたRinは成長したと思う。
     もしかすると、おとなになる途中の気まぐれな寄り道なだけかもしれないけど
     それでも朗らかになっているのは悪い展開ではないのだから。

     ぼくは先日合家に行ったばかりだけれど、それでもRinNonが行きたいと言うなら
     ぜんぜん厭いはしないのだ

     KYOKOさんは現地集合で合流することになった。

   

     ちょうど合家の玄関に着いたのが同じになった。
     4人そろって中に入ると、2Fに案内された。

     いつもながらの注文の品である。タコライス・ソーキそばのRinNonお好みを注文し
     みそ味のゴーヤチャンプルーとかラフテーとか。

     ポテトフライまで頼むとようやく少しほっとした。

                            

     これは今回頼んでみたカシスミルク 酒の弱いぼくはカシスオレンジとか
     グレープとか呑むことも多いのだが、きょうはミルクがあるので頼んでみた。

     カルアミルクと似てました 

           

    タコライスとソーキそばが食べられれば、もうそれで満足な2人は、もうご満悦なふう

  

     ぼくとKYOKOさんが追加で の注文をしている間に、部屋の張り紙を
     覗きこんでいる。明日からまた大阪のぼくはその姿を覚えておこうと写真に撮る。
     もう何回続けたかよくわからないけど、上海から帰る前の日の儀式のひとつだ。

                         

   きょうはそれほど店の人は多くなくて、店員さんも1Fにいることが多い。
   店員さんはこの前と同じ女性2人で、安徽省の女の子がよく来てくれる。

               

    最後に何かを注文しようということで、ぼくはサタアンダギーを頼む。黒糖味とひとつずつ。

  

    なんと、それを知らなかった3人で4つに分けて食べると、なんとか気に入ってくれたようだ。

                          

  KYOKOさんとNonは変なとノリ巻きみたいなのを注文している。
  お酒のあてにはちょっと変だけど、なんか2人ともたのしそうに食べている。

  KYOKOさんはすっかり焼酎をがばがばといっぱい呑むようになった。本人は焼酎は身体に
  いいから節制できるようになったという。けれど酒に強いのはかわらない。飲んだくれなくなった
  のは前からだから、それはいいとしても、焼酎だからいいというのはおじさんだと思う

           

   Nonはきっと酒に強くなるだろう。それはみんな言うことだけれど、当然きょうはしらふのまま
   呑まないので元気に食べ終わり、そして帰ろうと言った。Rinもサタアーダギーが気に入ったのか
   ご満悦な表情だ。彼女の満足度を量るのはなかなか難しいけれど、きょうは大丈夫そうだ

  

    お腹いっぱいになってたちあがる。安徽省の女の子がまた飴のかごをもって入口を
    あけてくれていた。RinNonはいくつかとって、キャアキャア言っている。
    そんな風景はほほえましいものであって、ぼくの最後の夜にはちょうどよいものになった。


★沖縄料理 合家(GO-YA)
  上海市古羊路427号
  +86-21-5477-3298



何韻詩 - In The End


天山茶城 【思いつくなかで唯一残ったお茶市場】

2011年01月12日 | 上海chouchou(たべる)

 観光客はよく、街中にあるお茶の店に入る。こぎれいで、お茶の名前のはいった大きな
   黄金色の缶が並ぶ店内の様子に、意外にきれいな内装と中国風なきらびやかさに
   ついつい高いお茶を買うことになる。

   烏龍茶、龍井、プーアル…

   知っているお茶の種類は日本でも耳にする名前で、ついついお茶をお土産にする
   日本人観光客は多い。でもそんな街中で買うのは愚の骨頂なのだ。
 
   そういう店が仕入れているお茶市場にいって直接買えばいいのだ。みてくれは汚い
   けど、きちんとお茶のお作法どおりにいれたお茶をいくらでも試飲できるし何時間
   いてもなんにも言わず、つきあってくれる。

   昔はいくつかの市場があった。大統路、九龍…そんなころはここに来るのも
   ちょっと忙しい時くらいで、二次卸くらいの位置づけに考えていたのに。
   都市化の波がそんな市場も呑みこんでしまった。偽物市場がどんどんなくなってマニアック
   化してしまうように。

       それでもそんなころのtasteを残しているここに来るのはぼくにとっては
       結構癒しの時間であるわけで。

   平日の昼間、がらんとした茶城1楼の中をきょろきょろしながら歩いて行く。
   前回購入したところと同じ店にはいる。             


     

  今回は買うものが決まっている。鉄観音の新茶と、ミルク烏龍茶(正式には高山烏龍)を
  購入したいのだ。

  前回買ったプーアル茶がおいしく飲めないことを相談したりしながら、買うお茶を決めていく。
  それぞれ自分用に100gと何人かの友人に少しずつ。

                         

   今回の旅行でお土産らしいものはDVDとこれくらいなので、ようやくホッとした。
   真空パックしてもらうのを眺めながらお茶をすすっていると、明日は大阪にいるんだなと
   漠然と考えていた。

                                        

★廖氏茶埠
  上海市中山西路520号天山茶城1楼1111店
  +86-21-5253-6145
  http://www.ls-tea.com/




Cafe de Carmo 【こじんまりと勉強をしていた3人】

2011年01月12日 | 上海chouchou(たべる)

 タクシーを黄金城道×水城南路で降りると、ぼくは急いでカフェに向かう。

    Cafe de Carmo

      ふだんここに来ることはなんとなくなかった。まずまずおいしいと言うけれど
      cafe deli やスタバ、DUNKIN' DONUTS をChoice しているのは別に好き嫌いでは
      なく、単に食わず嫌いなだけだと自分でも承知している。

      なにそろぼくが駐在しているころから、ずっとここにあるのだから。

    

   初めて入った店内は、それほど大きくなくて、それでもほぼ満席状態だった。
   RinNonを両脇において、家庭教師の女子大生の先生はきっちりそれでも
   教えてくれていた。
  
                                   

       ごめんね。すみません。教えにくかったでしょう。
       いえ、大丈夫ですよ。

   ようやくぼくの存在をRinNonの父親と認識してくれるようになっていた先生が
   にこっと笑って応対してくれる。ぼくはRinに鍵を渡し、帰って続きをしてもらうよう
   指示した。

   それからぼくは中国銀行に向かう。月謝も建て替え精算しておいてというKYOKOさんの
   依頼を守るために。そしてこれから向かうお土産購入と、今夜の最後の晩餐のために。


★Cafe de Carmo珈露夢咖啡
  上海市古北新区水城南路32号
  +86-21-6295-0557


   


新藤亭 【日本人御用達 (^o^)/】

2011年01月12日 | 上海chouchou(たべる)

昼ごはんには、KYOKOさんがここの和食はとてもおいしいとお薦めの「新藤亭」になった。

    准海中路を走り、MediaMarktを越えたあたりで雁蕩路に折れる。以前から映画のセットか
    なにかのようにもみえるこの南国風な通りに足を踏み入れるのは実は初めてだった。

           

    そそくさと新藤亭に向かうKYOKOさんを置いて、この不思議な(ぼくだけそう感じている
    のだろうけれど  )通りを撮影してから、店に向かうエレベータに入っていく。


             

   映画のセットみたいな通りからエレベータで5Fにあがる。和食の店と、エステの店が両端に
   ある、フロアにやってくる。事前に電話をかけていたときにわかっていたけれど満席で
   ぼくらは一番奥にあるカウンター席に通された。

                        

    KYOKOさんはそれが不満そうだったけれど、ぼくはかなり広いカウンター席は悪くないように
    おもえたし、横に座った美人の女の子が気になっていた。

    たしかに美人なのにも見とれていたけれど  それよりも彼女は何をしている人なんだろうと
    気になっていた。KYOKOさんとぶつぶつ言いながら推理していた。

       日本人なのかな
       そうだよ。ここおいしいけど、わざわざ中国人の女の子がひとりで食べに来ないよ
       まあそれもそうだけど、でも今の時間帯に食べにくるかなあ。仕事もってそうな女の子
         だよ

    そう、ぼくらの入店したのは昼どきを少し過ぎていた時間帯だったのだ。

    カウンターは厨房を兼ねていて、料理する板前さんの姿を見ながら待っていることができる。
    かっこいいおじさんの板さんが登場して、KYOKOさんに挨拶する。

       この店の老板の方針なのか、系列の店はみんな筆頭の板前さんはイケメンなの。
         それもひとつのビジネスモデルなの。
    
    そういえばそんなことを前も言ってたな。 たしかに集客のひとつのポイントではある。
    もちろん腕のたしかさは絶対的な前提条件なのだけれど。

  

 ハンバーグ定食がうまいと書いてあったのはJINO@上海さんのブログだった。 

 昨年のGWに遂に初遭遇を果たしたぼくだけれど、本日second contact になった。
 
 さっき店に入ってきたときに、奥のカウンターに移動する最中に個室をふとみたKYOKOさんが
 「ああ、こんにちわ  」 と高い声で挨拶する。後をついて歩いていたぼくが、つられて横をみると
 JINOさんが仕事なのか打ち合わせ中だった。 

 なんとブログを書いた翌日も新藤亭だったことになる
 大好きなんだなあ…
 たしかに個室構造の部分はビジネスのランチミーティングには悪くない広さで、だからといって
 密室政治に使うようなclosedな感じでもなく である。


    食べ終わって、KYOKOさんの仕事の話をふんふんと聞くでもなく聞いていると
    meetingが終わったのか、JINOさんがこちらまで挨拶しに来てくれた。

   えー、Pさんはいつから来られてるんですか?ちゃんと今度は遠慮せずに声
     かけてくださいよ。

 すごくfrankに接してくれたJINOさん。今度は遠慮しないで上海に行く前に連絡しますね
   

                          

   Coffee  を飲むころ、KYOKOさんに電話があり仕事の開始時刻の連絡があったようだ。
   彼女は3校目の訪問を考えていたようだが、あえなく頓挫。ぼくは想定内であったので、この店に
   しておいた甲斐があったというものだ

   そしてもう一本電話がきた。

   RinNonの家庭教師からだった。きょうはテスト前だし、早めに学校がおわるので早めに訪問
   して、授業することになっていたんだけれど、家に入れないという。
   RinNonはそんなことをなんにも言っていなかったので、ぼくらは慌てて確認するとRinNonが
   言うのを忘れていたし、ぼくがまだいるから家に簡単に入れるとたかをくくっていたらしい。

        

  その行き当たりばったりな様子に呆れてしまったKYOKOさん。しかしそんなところは遺伝だよ
  と思いながら ぼくも急いで古北に戻ることにした。

     その間どうしよう
     まあカフェででも授業やっておいてもらおうよ。スタバでもcafe de carmoでも構わないよ
       ぼくがお金たてかえておくし。

  こういうときにも慌てないのが肝心だよとKYOKOさんを諫めつつ、さくっと決めて
  店をでることにした。

                         

   おいしくて量も多く、ビジネスランチやattendにも有効だと評判のお店の体験記は
   こうしておわることになった。


★日本料理 新藤亭
  上海市雁蕩路29号502室
    +86-21-6384-0500


     出口でてすぐ、細い小さなベランダに出てみると、こんな風に下には雁蕩路の風景が
     広がる。准海路の姿は影に隠れて小さく、ここだけみると南京西路の高層ビルの遠景も
     あいまって、なんだかさわやかな街の朝のはじまり、とかそんなNestle 的な感覚にすら
     なった。



  

                    


   

     急いでいるKYOKOさんに先に行っていいよと促して、お互い雁蕩路を南北反対に歩きだす。


             


      小さな口をあける路地の向こうは、それでもやっぱり、昔からよくある上海の町並みで
      それはそれで、ぼくにとっては微笑ましかった。

      タクシーはなかなかつかまらず、結局10分ほどしてようやくつかまえたときには
      ほっとした気分になって、ぼくは疲れた感じで古北に行きたい旨を伝えて外を見ていることに
      した。

     


あいさんはどこの人だろう 【Ta shi nali ren ?】

2011年01月11日 | 上海chouchou(たべる)
  アイさんのきょうのメニューは餃子。


  これがなかなかに旨い。 

  子どもが2人とも本当においしそうに食べている。

  
  アイさんは、子どもの好きな味をよく知っている。

       


        RinNonは食べ終わると、まだまだ山ほど残っている餃子をいとおしそうに
        台所に持っていった。いいものをちゃんと食べているので安心した。

                                             

cafe deli&natural 【かわいい女】

2011年01月11日 | 上海chouchou(たべる)
  

     ようやく本が佳境に入ってきて、もうすぐ読み終わりそうになっていた。
     持ってきていたのは3冊。

     『プリズンホテル・冬』『プリズンホテル・春』
     これは『冬』のほうが、かなり泣くほど感動したので、春のほうはゆっくり読むことにして
     いったん終了している

     (ながはまあゆさんに、もう一年近い期間借りているので申し訳ないのだけれど、
      ちょっとずつ読みたい本なのだ 

     そして、もう一冊が『The Little Sister』。村上春樹訳のPhilip Marlowe ものの三作目だ。
     ちょうど一か月前に買ったその本をようやく読み終えそうな感じなのだ。
     
     家庭教師が来ているRinNonの邪魔をしないように、近くのカフェにむかう。

     cafe deli&natural

   

       やっぱりきょうも、昼下がり…というか夕方に近づいた店内には奥様方でいっぱい
       でした  ただ、手前のいくつかのテーブルはPCを並べたビジネスマンかそれに
       準じた人たち(格好はスーツじゃないけど、きっと自営で仕事しているように見える
       男性たち)が並んでいる。

                         

    その隙間みたいなテーブルに座ったぼくは、座ってから少したって店員さんを呼んで
    メニューをもらった。

    その間、忙しそうだったので呼ばないでいたけれど忘れないでメニューを持ってきてくれたので
    少しほっとして何注文するか考える。


         

    目の前のショーケースはよく見えないけれど、メニューの写真も参考にして…


  

     こんなケーキにしました  


                           

        コーヒーもついていて、ぼくはゆっくり本を広げる。
     ぼくの右側、隅っこの席ではバイトの男の子の面接なのか、緊張したような男の子と
     男性が話している。左の席では、PCの中のメールを見ながらビジネスマン然とした男性が
     携帯で電話をかけている。

     まあそれでも静かに本に没頭することはできる。


          

    The Little Sister かわいい女。あまりstoryを語るわけにはいかないのだけれど、
    以前の清水俊二訳の内容を完全に忘れてしまっていたぼくは、「かわいい女」というのは
    疑問の余地なく、最初に登場する依頼者のことだと思っていたのに…

    Marlowe。「マーロウ。ちなみに名前のスペルは最後にeがつくんだ」

       その男にしてやられてしまった…
       村上春樹訳版のほかの作品も買ってみることに決めたのは、外が暗くなってきた
       古北の真ん中のカフェだった。

    奥様方もそろそろお帰りらしく、向こう側のテーブルはすっかりきれいになっている。
    ぼくもそろそろ、RinNonのがんばる姿を見に帰ろう…

       

                          

         自転車を停めている様子をみると上海もおしゃれになっているものだと思う。
         こういう姿が普通になると、そう感じるのだ。


                 


★cafe & deli natural
 上海市長寧区栄華西道99弄2号101室
 +86-(0)21-6219-9115