Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

DONQ京都駅店 【軽やかな戦線離脱】

2011年05月10日 | 京都chouchou

 ぼくは昼は、そのまま家に帰らせてもらうことにした。
     このまま大阪まで戻って会社に出るのと、家にそのまま帰るのでは電車のつながりの関係で
     明らかに帰宅したほうが早いのだ。
     ぼくは帰宅して、家からPCで仕事をすることにして、京都駅でどいさんにさようならを言って
     ホームに降りた。

     

     帰りになにか食べるものを買って帰ろうと考えた。京都駅はすごくすごくきれいになっていた。
     まずJRの改札対面がすごくなっている。

     ぶらぶらというほどではないけどまわってみると、地産の商品のようだ。またゆっくり見る機会も
     あろう。ぼくは、雨のせいで駅から自転車に乗れず、いったんバスでしか帰れないことを知って
     夜に車で自転車を取りにこないといけないめんどくささにとらわれていた。

     近鉄と新幹線の改札の間のところにあるDONQまでやってきた。
     みれば近鉄もきれいになっている。

     DONQは前からおしゃれなパン屋さんだったし、その近鉄のrenewal にあわせて少し改装も
     しているようだ。たしかにパンやさんにしては少し中がせまいけれど、でも近鉄・JR在来線そして
     
新幹線の3つが交差する地点はlocationとして最高だし、パンの品質さえよければ、これ以上ない
     performance を発揮できるだろう。

     店の中は時間的におばさんが多くて、地元の人の買い物帰りに家で食べるのだろうなという
     予想が容易にできた。朝はきっと新幹線に乗るサラリーマンで込み合うだろう。
     そして今回はぼくは、家で食べるための夕食兼おやつを購入する。

       

   最寄駅についてみると、雨はまだしとしと降っていた。ぼくは仕方なくバスでいったん家に
   帰ることにした。あまり進まない仕事っぷりだったけれど、パンの旨さにはすくわれた

                                          


★DONQ京都駅店
  京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR東海京都駅構内 2F ASTY SQUARE
  075-672-8899
  http://www.donq.co.jp/index.html



<div><strong><a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26014290/" rel="tabelog c2ee734fee44d33a74b275f9ef8aac02ef1a6d0c" target="_blank">ドンク 京都駅店</a></strong><br />
<script src="http://r.tabelog.com/badge/google_badge?rcd=26014290&user_id=233592" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</div>
<p style="color:#444444; font-size:12px;">
<strong>関連ランキング:</strong><a href="http://r.tabelog.com/pan/">パン</a> | <a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/R3313/">京都駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2606/A260604/R3445/">九条駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2606/A260604/R6607/">東寺駅</a></p>


京都駅0番線

2011年05月10日 | 京都chouchou

 家をでたときはまだ曇りだった。ぼくは初日とは違う方向に自転車を走らせて
     京都駅に向かう電車に乗る。

     GW明け2日め。早くも滋賀県に出張する。
     本日同行してくれるどいさんとは、草津で集合と決めている。

     ぼくは京都駅まででると、約束している時間の新快速を探す。

     ちょっと早かったようなので、それよりずっと前に草津までいける電車があり、それは0番線発だった。

     ぼくは上から0番ホームの長い長いレールを見て、そこから降りていく。


   

       日本で一番長いホームとして知られる0番線。ぼくはいつもRinにここを全力疾走させてやろうと
       考えているのだけれど、未だに果たせないでいる。

       ハアハア言いながら、なんとかきっちり走りきろうとするだろう。Nonは絶対途中でやんぴして
       しまうだろうなとか考えるとおかしくなってくる。

       本日はまだ早い時間で、しかも2人はいない。あまりにやついているのも変質者のようなので
       やめておいて、まじめな顔で並んでおいた。
       米原に向かう新快速がすべりこんできたのは10分ほどあとのことだった。

       向かうは南草津駅。新快速が停まるようになって初めての出張だ。ありがたい。
       南草津には立命館大学があるので朝はすごく込み合うと教えられていた。
       でもまあ、女子大生に囲まれて電車に乗るのもたまには悪くないなと、少しウキウキした気分で
       乗った自分はあさはかだった。

       実際にはぼくが乗った時間は少し早かったのか、乗り合わせたのはむさくるしい男子高校生
       だらけの車両だった。

     しかも雨になっていた… 
  


boogaloo cafe 【Baby I'm A Fool】

2010年09月26日 | 京都chouchou
 少し雲がでてきた空の下。かえって少し暑さが和らいだかなと
    ぼくらはもう少しお茶をする場所を探す。


                     

    もってきていた雑誌を頼りにぼくらは、ふらふらと歩きだす。
    高瀬の小川は、ここをどうやって船が通ったのだろうとおもうほど浅く
    そして清らかだ。もう少ししたら涼しさだって醸し出すだろう。
    ぼくは貴船とか鞍馬のあたりには詳しくないけれど、こうやって都会で
    こんな半自然的な浅瀬をみるのは京都の特権だと思うのだ。

    何人がこの特権を感じているのかはよくわからないけれど。

   

    探していた店は意外に早く見つかった。思ったより小さい入口で
    そして暗い。正直いうと入ろうか躊躇したほどだ。
    でも結局、なんだかたくさん歩きたくないこともあって入っていた。

    実はあとでわかったのだけれど、この店は地下が真っ暗といっていい
    ほど暗くて、有名らしい。そこまで言うなら入ってみればよかった。    
    それでも店は満席で人気店な様子。

              

   少しせまい1Fだけれど、ひっきりなしにお客さんがやってくる。
   なんだかぼくたちはLuckyだったようだ

   店員さんは女性2人。にこやかに応対してくれて、ぼくは再びケーキを注文。
   きょう2個も食べてしまっていいんだろうかとか思うけれど…

   このデザインのよさ。カフェオレのクリームでのハートマーク  も含めて
   ハードよりソフトで売る店なのだろうか。

         

    なんだか着飾ったお客さんが多く、結婚式帰りで二次会待ちの人たち
    だろうかと、友人と話をしていた。

     


  少し酔ってしまっていたぼくは、なんだかずっと白鵬は何連勝までするだろう
  と考えていた。朝青龍フリークだったぼくは、彼が復帰するしか止める手段が
  ないのではないかと思っている。

  相撲協会はいつもいつも後手後手で、最近おこなったよいことといえば
  外に対して高圧的な態度をとらないひとを理事長に据えたことだけなのだ
  けれど、いまだに双葉山の69連勝を抜いたらどうしよう複雑だとか、遅れた
  ことを言っている。

  そんなカタルシスとかセンチメンタリズムとかそういうのは抜きにしてぼくが
  気になるのは90連勝してしまったらどうするんだろうということだ。

  一年間まったく負けなかった

  そんな事態になると育成システムそのもの、けいこの質や取組編成上の
  課題とかいろんなことが言われだすだろうに、そこには視点はいかないのが
  歯がゆい。千代の富士の53連勝は晩年のできごとだったし、そのころの
  必殺技のウルフ・スペシャルは初期のころの強引な上手投げを復活した
  ものだったし、いつか止まるだろうと見ている側もハラハラしていたのだ。
  でもなんだかいまの白鵬を停められるような力士は…どこなのだ? 

    

   あ… 

   でもここでどうして相撲talkになるんだろう 
   案の定、友人も眠そうな感じになっていた。

   アンニュイな時間ってこういうことを言うのだろう。時間はすでに5時を過ぎて
   いた。ワイン  のせいか、なんだかのんびりしすぎてしまった


      

  調べてみると、このcafeは京都に複数店舗あるようだ。ほかの店をいくつか
  まわってみるのもいいかもしれない

★boogaloo cafe四条店
  京都市下京区四条河原町通下ル三筋目東入ル 柳川ビル 1F・B1F
  075-344-6681
  http://www.boogaloocafe.co.jp/


Melody Gardot - Baby I'm A Fool



   ちょっと最後はだらだらしてしまったけれど
   きょうはひさしぶりにのんびり過ごせた。

   友人とさよならを言って、河原町の交差点 旧阪急前で交差点に立つ
   人たちをみていると和装のおじさんやら、観光か重装備ないでたちの
   ひとやら外国人やら。バラエティに富んだ人たちがゆっくり歩いていた。


         

    夏のおわりっていうのはこういうのがいいのかもしれない。
    京都の人と、京都にやってくる人もそう過ごせるから京都がすきなのかも
    しれない

                                   




<p><a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26000077/" rel="tabelog a5ccd0d809f813db95e0c0bcbb0589552d5e80c0">ブーガルーカフェ 四条店</a> (<a href="http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ</a> / <a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/R2933/">河原町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/R4595/">祇園四条駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/R3996/">清水五条駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>

SCORPIONE吉右 【昼床を楽しむrule】

2010年09月26日 | 京都chouchou

 いつかきたことのあるこの店。
    今回の昼床は、いくつか候補をあげてみたのだけれど最終的に友人の
    選択は、ぼくが2年前にきたことのあるSCORPIONE吉右」だった。

  四条。12時すぎ。秋。少し涼しくなったとはいえ、まだ日中は陽ざしが少し強め
  なきょうの天気の中。団栗橋たもとの店に到着したときは少し暑さを感じる
  程度だった。「熱い」と表現しなくてもすむようになったのは、本当によかった。
    
  

   予約していたとり、床に通される。テーブルがいくつか並ぶ床には
   女性グループの姿が多い。それはこの店のイメージと「イタリアンで床」の
   アンマッチ感覚がウケているということだろうか。
   今週とても忙しかったぼくは、息抜きの象徴であるかのように太陽の高い
   この時間だけれど白ワインを注文する

                          

        

   ランチにいくつかあるコースのうち、ぼくたちは前菜一品・メイン一品の
   コースを選ぶ。前菜がやってきた。

       

  そしてパスタ。前回来たときに、接写することで食べ物がおいしく写ることを
  教えてもらったことを思い出した。あれからずいぶん写真の技術が標準なみに
  なったような気がする

  

   友人は最近海外に行ってきた。会うのはひさしぶりだったので
   その話をいくつか聞くことにした。

   東南アジア。
 
   中国にまだまだ縁深いぼくにとっても、東南アジアとくに中華圏ともいえる
   地域はぼくが、いつかちゃんと文化と生活を感じることができたらと思って
   いる場所である。まだいまは指を咥えてみているしかないぼくは、こうして
   9月末ののんびりした休日に、友人に話を聞くくらいしかできないのだ
   けれど。
                       

                

   友人のほうに先にメイン料理が運ばれてくる。
   ぼくたちが小洒落て素敵なランチを食べている間、カップルが2組。
   見下ろす鴨川のあちら側とこちら側の川べりに腰掛けている。

   等間隔の法則は、四条から三条にかけてであってここまでくるとないもの
   かと思っていたら、等間隔ではないにしろちゃんと座っているunitが何組
   か見られるわけだ。

   まだ陽ざしが少し強くて、ぼくらはもう少し弱くなればいいのにとか贅沢な
   コメントをしているこの昼下がり、とくに向こうに座るカップルはなんら臆せず
   (暑くないのだろうか  )自分たちはもっと暑いのだとばかりに座って何か
   を語り、そして語る量のわりに、きっと生産的なことはなにひとつなく、でも
   きっと羨ましがられるだろうと自他ともに認められる様子で、ぼくらに
   眺められ続けていた。

       

    友人の話がVietnumになり佳境になると、ぼくの前にもメイン料理が
    運ばれてきた。それほどお皿の数を多くしたわけでなく、むしろ少なめ
    にしたつもりなのに、どっしりとお腹が’満足な満腹感’にとらわれていく
    のは土曜日であることを考慮しても、とてもHappyな一日と呼んでいいだ
    ろう。  

  

   肉の味は上々で、ぼくたちはなんだかリラックスして会話をしている。
   昼床はこれだからやめられない。

      

   白い鳥がふた組のカップルの間、川のうえをとぼとぼと歩いている。
   五条まで下るとまたにぎやかになってしまう。ちょうどこのあたりが
   京都の繁華街の中ではゆっくりした小路にあたっている。

                              

    友人が写真を撮ってみたいという。肉料理を撮ってくれたのだけれど
    いまひとつ距離感がよくなかった  ので、ぼくのと比較してあまり臨場感
    に欠けるものになってしまった

    「ちぇ」 

    と呟く友人に、笑いながら2年前にぼくも知ったばかりだよと慰める。
    ぼくだって、デジイチを欲しいと言い続けてはや一年以上、あまり技術も
    カメラも向上しないまま、過ごしているわけで大きなことは言えないのだ。

         

    そして最後のデザートがやってきた。

       Tiramisù はイタリア語で、「私を引っ張り上げて」の特別なデザートで
         ぼくは、あまりいいことがないと太るかどうか気にしないでこれを
         食べることにしているんだ         
       じゃあ、わたしはいまはとくに悩むことないからいいかな

    そんなかわいくもなんともない会話があったり  しているうちに、時間は
    もう3時前になっていた。

  

    団栗橋を浴衣を着た女性グループが何人か通り過ぎる。きょうは何かの
    イベントでもあるのだろうかというと、大学時代に京都で過ごしたという
    友人が、女性に浴衣を貸しだしてくれるサービスがあるのだと教えてくれた。

    京都では、少しひねった演出をするとすばらしくstylish な演出になる。
    そのセンスは大阪や東京や、ましてや上海にもない性格と言える。

               

    ぼくらはそろそろ出ようかと、ようやく腰をあげた。少し曇ってきた空を
    みあげて、それでももう少しお茶をしましょうと歩きだした。

    こんなふうにぼくは、3年目の昼床を今年も素敵な感じで過ごしている。

       







★イタリア割烹 SCORPIONE吉右(スコルピオーネきちう)
  京都市下京区西石垣通り四条下る斎藤町133-140-18
  075-354-9517
     http://www.kiwa-group.co.jp/

 
Diana Ross & The Supremes  'You can't hurry love'


   The Supremes。ダイアナ・ロスの目立っていたこのunitの代表曲である
   ’You can't hurry love(恋はあせらず)’。

  高校生のころに聞いたのはPhil Collins のカバーのほうだった。ちょうど
  彼とGenesisがヒット曲を連発しているころで、この曲もフィルのイメージで
  ずっといたものだ。

  Diana Ross はそのころ洋楽を聴き始めたぼくにとっては、USAポップスの
  女王で、低い声で情感たっぷりに歌う人というイメージとMichael Jacksonの
  保護者然としたpositionしか頭に思い浮かばない。

  でも最近になって、改めて原曲を聴くとこの曲のほうが断然曲のテーマに
  あってることがわかる。「Dream Girls」でBeyoncé が演じていたよりも
  ずっとキュートでかわいらしくハスキーな声で歌っているDiana Ross をみて
  いると、なんだかそれはとてもかわいくさえ思える。
  yumingの’ルージュの伝言’はきっとこの曲をヒントに作られたものだと
  いう気にさせられる。

  You can't hurry loveは1966年。ルージュの伝言は1975年。
  そのころは今よりずっと時間はゆっくりと流れていて、音楽だって33回転だった。
  きっときょうみたいにのんびりした時間のすぎる一日がずっと続いていた
  んだろう。

 
  


河原町交差点のいまは。

2010年09月26日 | 京都chouchou
 とくに待ち合わせ場所を決めていなかった。いつも京都では八坂神社
   近くにあるSTARBUCKSにするのだけれど、きょうは集合地点が旧阪急
   のため、違う場所でカフェを探すことになっている。

   四条大橋をわたって、河原町の交差点に向かう。
   阪急百貨店前。

   阪急はすでに前倒し閉店していたけれど、その前の地図のある壁面には
   まだ阪急百貨店と貼ったままだった。
   待ち合わせ場所用に残しているのだろうか。
   もしそうならば、最後の小粋な演出というところだろう。

       

   さてどこで待とうか。地下に降りて河原町駅の改札の両サイドをみて
   まわってみると、’コトクロス’のビルの地下にサンマルク系列の2店が
   仲良く並んでいる。

  

    前の通路は地上から降りてくる人の通り道。
    駅に抜けていく人が写真を撮るもぼくに少し奇異な目をむける

                           

   めげずに撮り終えたぼくはサンマルクカフェのほうに入る。

           

  ’今日のコーヒー’を注文して、禁煙コーナーの奥に座る。
  ゆっくりできそうな感じだ。ただ、前の人の飲んだ後だろうか。まだ拭かれて
  いなかったので雑巾で拭いてみたり  してやっと座ると集合時間まで15分
  ほどになってしまった。

    

  店内には、受験勉強だろうか、あるいはその合間の息抜きか。
  教科書を広げた女の子2人連れと、あとは男性1人が大半で、女性が何人か。
  みんな待ち合わせなのかもしれない。

  駅前のカフェにしては、静かに過ごせる店内でぼくは浅田次郎の「プリズン
  ホテル」の2巻を読み進める。

  ここは地上から階段を降りてくる人の流れをぼーっと眺めてみたり、ゆるゆる
  過ごすのにもいいかもしれない。
  本を読んだり、そう考えたりしていると友人からメールがきた。

     どこにいますか?
     集合場所の反対側のビルの地下にサンマルクがあったから 
       のんで本読んでる
     サンマルク好きですねえ

  友人は、ミナミでごはんしたことを揶揄してメールの向こうで笑っているのだ
  ろうか

     最初に驚いた旧阪急の看板前のあたりに。

  そう書いて送られてきたメールを読むと、ぼくは了解と送って立ちあがった。


★サンマルクカフェ コトクロス阪急河原町店
  京都市下京区四条通河原町北東角
  075-229-8309
  http://www.saint-marc-hd.com/







<p><a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26013368/" rel="tabelog 222cd7bb06b474a33350eaa7d1f502c3d04d733f">サンマルクカフェ コトクロス阪急河原町店</a> (<a href="http://r.tabelog.com/cafe/">カフェ</a> / <a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/R2933/">河原町駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/R4595/">祇園四条駅</a>、<a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/R4465/">三条駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>

秋の声。四条にて。

2010年09月26日 | 京都chouchou

 晴れ。

  仙台に行ってたころの雨はなんだったんだろう

  と思えるように、天気はかわって晴れになった。雨が続いたからか
  あるいは天気図にも服みたいな季節単位の衣替えの時期になってきたのか
  少し涼しくなった。

    

  9月もいよいよ最終の週末になった。
  5月と9月は、京都にいこう。それは川床の廉価版、「昼床」がOPENされて
  いるからだ。

  今年こそ、今年こそ5月も9月も行こう  とか思いつつ、結局行けずに
  いるか、行けても1回だけということが多い。
  今年もその例を踏襲してしまい、5月は行けず。そして9月も最終週末に
  なって、ようやく駆け込みで来ることになった

  まあ原因として多忙とか、友人側にも都合があってとかいろいろ言えるの
  だろうけれど、最も大きな要因は

    ぼくには友人がすくない 

  というのがあるからだと最近よく思うのだ。
  まあ会社関係とか大学とか、つながりは数多いのだけれど、ではこういう
  イベント的にさあいこう  となるとなかなか呼べる人が少ないというのがある。
  たしかに40代になって、ふらふらと遊びに気軽にでかけるというのも難しい
  というのはあるのだろうけれど、もともとぼくの性格にも問題は多々あるのだ
  ろうなとも反省しつつ、こうやってblogを書くのもそういう性格だからこそだと
  思うので実は言うほど気にかけていなかったりもするのだけれど。

    

  ということで、本日京都にでかけている。
  それでも、今回はluckyだったかもしれない。当初予定は9月中旬を予定して
  予約までいれていたけれど、そのころはまだ猛暑が続いていた。
  床にいればかなり熱くてだれていたかもしれない。


  ということで結果オーライ、でたとこ人生の自分を象徴するかのように
  本日京阪で四条(祇園四条という駅名を未だに覚えていない…)で
  降りて、四条大橋に立っている。

      


  すじ雲がでているのが気にはなるけど、まずまずのお天気です


蛸虎 【遠いむかしのたこ焼きを】

2010年04月11日 | 京都chouchou

 京都の夜はたこやきを。

  そう思うようになった大きな理由は、高校生のころに聞いていたKBS京都の
  「ハイヤング京都」のつボイノリオの影響だろう。

  いつも蛸安の宣伝をしていて、大学生になって初めて店に行ったときは
  感動したものだ

  今日は夜中に円山公園にきたので1時に閉店する蛸安にいくのは難しい。
  2時まであいている「蛸虎」にいくことにした。

  

  京都一乗寺。あまり行ったことのないところだけれど北大路通をこえるときに
  少し通ったことのある記憶がした

  少し小さな道に入ると左手にラーメン屋さんとたこ焼きやさんが見える。

  到着だった  夜中で、しかも車の通りがすくないのでそのままそこに車を
  停めて店にはいる。


         

  すみません。30分くらいかかるんですけど
   いいですか?  

  店のお兄さんがすまなさそうに語る。時間は1時を少し過ぎている。店の
  中には8人程度のガテン的なグループと、数人のおじさん、2人組の男性
  グループ。きっとみんないっぱい食べる注文をしたんだろう。人気度が
  うかがえる。

  ぼくらはかまわないと答えて、カウンターの奥に座る



   本格的なたこ焼きやさんはメニューが少ない。ここも同様だ。

   中国人らしき若い店員がぼくらに注文をとりにくる。留学生だろうか?

   たこ焼きをひとり一皿ずつ注文して待つ。

   30分はさほど長いとは思わなかった。
   その間も何組かがドアをあけて入ろうとする。

      30分くらいかかるんですけど、いいですか? …
      20分くらいかかるけど、いいですか? …

   まじめなのだろう。ぼくらが待っている間にもお客さんにはできあがった
   ばかりのたこ焼きを出していくので、少しずつ時間が短くなっているのだ。

   あるグループは「あ、そうなんだ」と言って諦めてドアからまた出ていく。
   あるグループはそれでもといって、テーブルに座る。

   いつのまにか入口すぐにあるカウンターが埋まっていく。
   2時に閉店といってもまだそのときはお客さんがいっぱいいるだろうな
   そんな人気店だった。花見がえりの客なんだろうか。それともいつも
   こんな感じなのだろうか。
   

               

     たこ焼きができあがってぼくらの前にやってきた。
     側がかたくて、なかがとろとろなたこ焼きをほくほくして口の中で
     「熱い」と言いながら食べる。

     京都には蛸虎もあるよ 

     そういうに充分な味だった。待った甲斐があった。
     また夜中にたこ焼きが食べにいきたいと思った時、今度は京都に
     くるかもしれない
     
   

     ガテン系のグループにたこ焼きが焼き上がったとき、ぼくらは
     まだ待っているだけだった。
     店員さんの「できあがりました」という声で若手の2人が取りにきた。

     そのうちのひとりが、ニヤリと笑いながら
   
       レッドクリフって知ってますか?    

     と中国人の店員に尋ねる。
     彼は聞こえなかったらしく(若者は笑いながら言ったので、確かに
     聞こえにくかった)、答えなかった。
     テーブルでは残されたメンバーがどっと笑っていた。

     どうやら彼をからかっていたらしい。
     なんだかとてもいやな気分になった。
     逆に聞き返したかった。赤壁の戦いって知ってる?

     中国では三国演技が日本ほど最上位に位置するような歴史では
     ないのだ。だから「普通に知っている」程度だ。しかもレッドクリフは
     日本での公開タイトルだ。

     からかうのに大した意図はなかったのかもしれない。あるいは彼ら
     特有の仲間にいれてあげるためのceremony なのかもしれなかった。
     でも実際には、中国人の店員が反応しなかったことで後味の悪さ
     だけが残ってしまった。

     京都といえば人口100万人。その程度の規模の街ならば中国には
     中規模だ。彼らを揶揄しかけた2人の若者は、もし中国の名もない
     中規模な街に、店員として深夜働くことになって放り出されたときに
     いったいどうするつもりだろう?
     あるいはそんなことを中国人の店員は気にもしていないかもしれない。
     でも気にしてもいないとしたら、簡単に海外で留学して簡単に片言
     ながら日本語を話して生活力をあげていく彼らを誰がほめこそすれ
     笑うことができるんだろう?

     「島耕作」で中国の出発集団の孫鋭CEOは京都でバイトしながら学んだ
     設定になっている。彼が留学生ならば戻って孫鋭のようにならない
     可能性などなにもない。笑われるべきはたこやきをとりにきた2人と
     そのガテン系8人なのだ。

     いつか中国に建設作業員を補充しなければ建設業が成り立たないことが
     充分あるかもしれない。

  たこ焼きがくるまで手持ちぶさたなので、そこまで考えてしまった。。
  1時すぎに考えることではないやと、頭をふって友達をまた会話することにした。

  RinNon、きみたちの苦学や楽しさは上海でおこなっていることにとても
  意味があるんだ。そのことに気づくのは案外早いかもしれないよ 

   

   おいしいたこ焼きやさんは結構深夜まで開いている。
   大阪の味穂、京都には蛸虎。いつか蛸安にも食べにいこう。
   夜中にたこ焼きのあるおもしろい週末なんて、そうそうあるものでは
   ないのだから。

★蛸虎 本店
  京都市左京区北大路高野交差点上ル西側
  075-791-5205

  

1001のバイオリン / THE BLUE HEARTS



   THE BLUE HEARTS がこんな歌を歌っていたというのは宮崎あおいちゃん
   がCMで歌うまで知らなかった。6thアルバムだけに、ブームが少し一段落した
   あとの曲なのだろう。
   「1000のバイオリン」のオーケストラ・バージョンが「1001のバイオリン」。
   深作欣二が葬儀のときにかけるよう言い遺したこの曲は、主流ではないかも
   しれないけれど、本当の楽しさはなんだろうと歩き続ける人を応援する。



    『1001のバイオリン』         作詞・作曲 真島昌利

   ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
   楽しい事をたくさんしたい
   ミサイルほどのペンを片手に
   おもしろい事をたくさんしたい

   夜の扉を開けて行こう
   支配者達はイビキをかいてる
   何度でも夏の匂いを嗅ごう
   危ない橋を渡って来たんだ

   夜の金網をくぐり抜け
   今しか見ることが出来ないものや
   ハックルベリーに会いに行く
   台無しにした昨日は帳消しだ

   ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
   楽しい事をたくさんしたい
   ミサイルほどのペンを片手に
   おもしろい事をたくさんしたい

   揺篭から墓場まで
   馬鹿野郎がついて回る
   1000のバイオリンが響く
   道なき道をブッ飛ばす

   誰かに金を貸してた気がする
   そんなことはもうどうでもいいのだ
   思い出は熱いトタン屋根の上
   アイスクリームみたいに溶けていった

   ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
   楽しい事をたくさんしたい
   ミサイルほどのペンを片手に
   おもしろい事をたくさんしたい

                   
    台無しにした昨日は帳消しだ 

    夜に桜を見るために、いくつかの変化があった。春にはいくつかの変化が
    あって、それを受け入れきれないうちにあわあわしてしまう。

    そんな日には宮崎あおいちゃんのCMのように歌ったり、桜をみたり
    しているうちに、ようやく慣れてくるものなのかもしれない

    失敗したなあとか、くよくよするのは似合わない季節だもの。

    



<p><a href="http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260303/26001109/" rel="tabelog 392146bf9f35ab45fb1a2aaabf1bf710506bc6ab">蛸虎 本店 (たこ焼き / 茶山、一乗寺、元田中)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>


日本にはさくらがあるから。

2010年04月11日 | 京都chouchou

 先週は桜の見物にはちょうどよい時期だった。でも車がこわれてしまって
    いたので、どこにもいけなかった。

 
   円山公園。八幡の淀川堤防沿い。大阪の桜ノ宮。。知ってる所で桜の名所は
  あるけれど、ことしは「桜一本で主張するすごさ」そんなテーマの樹がある場所
  に行きたいと思っていた。

  去年は桜ノ宮の川崎橋の上から満開の桜の列をみていた。


  あれからもう1年。ぼくは何も成長もなく、仕事に追われてる気分で
  いまだ変わらず毎日を過ごしている。 

  

  桜をみるなら夜がいい。
  日本人はいつも夜桜に生と死の狭間をみる。つかのまの華やかさのせいか
  死体が埋まっているという伝説のせいか。
  あるいは西行のはかなさのせいか。

    世阿弥の語る幽玄の言葉はどんなふうにぼくの中で咀嚼できるか。

   円山公園の「祇園枝垂櫻」。夜中にみたらどう映るだろうか?

      

  決まったのは突然だった。
  
   明日は雨  って言ってるよ  行くなら今夜しかないって
   え?いまから
   そ。だって来週はもう散ってるよ。

  友達はどこでもいいと言っていた。だからぼくの希望どおりすんなり
  円山公園に夜中にいくことになった。

  修理が終わったばかりのぼくの車は、まるで故障がなかったかのように
  でも不吉なからからという音と、停車しているときにオイルだまりが少しできる
  のはすっかりなくなって、元気に京都までぼくらを乗せて連れていってくれた

  いつものように東寺のところから市内に突入し、河原町通りを東に
  八坂神社につきあたるまで走り続ける。
  まるでキタやミナミのように人通りは続いていて、この近所に住んでいる 
  人たちなのか、観光客でホテルが近いのか、いろいろ想像してみた。
  たぶん半々なのだろう。近場からきた人にはもうそろそろ終電の時間だから
  
                 

  八坂神社のところから、初めて地下の駐車場に入る。思ったより狭く動かし
  にくいが、困ってしまうほどではない。そして夜中だったせいか、停める場所は
  結構すぐ見つけられた。

  人通りはまだ多く、それほど心配するほどでもなくヤンキーの数は多くない。
  家族連れの姿もまだ見受けられた。みんな花が目当てなんだろうか?

  円山公園はもともと八坂神社の境内の一部だったというだけあって、いまだに
  境界はあいまいで、ぼくらは公園に入ったつもりがいつのまにか神社の本殿
  のところに出てしまった

    とりあえずお賽銭をもってこなかったぼくだけれど、いくばくか小さな
    お願いをして、そこをあとにする。

       

  脇の道を抜けると再び公園にでた。そしてそこはまだ人の山だった。
  思わずぼくは時計を見なおしたほどだ。ほぼ24時。終電をも気にしない猛者
  が老若男女を問わず、まだ呑んで騒いでいた。
                                   
 

  それを目当ての露店も当然、と言いつつもさすがにそろそろ店じまいをする
  時刻だった。なかはすいていないぼくらはあとの目当てもあって、お好み焼き
  も買わなければお面を買うこともなく枝垂櫻をめざした。

  そしてそのお目当ての桜は唐突に登場した。
  
  あまりに唐突だったので虚をつかれた感じさえしたが、枝垂櫻は雄々しくと
  いうより手弱かに、でも凛とした姿で屹立していた。

                    


流星のナミダ Namida of Meteor (Song by Chiaki Kuriyama)


    
    枝垂れていることがすごいのかライトアップがすごいのか。

    語る言葉なく、でもまわりは宴会中。この事態はさすがに予期できて
    いなかった。でもきれいなのだ。このコントラスト…

    真夜中の櫻のまわりの宴会は、山のたぬきが半分ばけて呑み、騒いで
    いる姿にさえ見える。やはりこの咲いている櫻はすごい。

    ちょうどよい時期だったのかもしれない。

  

   いろんなアングルで撮ってみるけど、なかなか美人に映らない。
   ぼくの技術不足だと思うのだけれど。

             

    ふとみると柵のところにキティちゃんの人形が捨ててあった。
    なんだかかわいそうになって起こしてあげて柵の上に置くと、バックの櫻
    と対比させると少し絵になりそうな気がした。

   

  本来はこうやって遠景を遠くから写せば一番映えるのかもしれない。
  この少し遠目の場所はさらに向こうの敷地で呑み騒いでいるグループと樹の
  そばのグループのはざまで、あまりうるさくなく眺めることができた。

  何時になればしんと静まる公園の中で凛々しく立っているこの櫻をみることが
  できるのだろう? 枝ぶりは宴会のあとのごみを狙う烏が何羽も止まるせいで
  枝が花を散らすことも多いらしい。それでも樹は。小さなことだよというように
  立っていた。


  真夜中に櫻をみること。土曜日の夜にきたこととあわせて
  今年は大正解だったと思う。 

                                        
★円山公園
  京都府京都市東山区円山町他
  http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000006855.html


10月はたそがれの国

2009年10月24日 | 京都chouchou

 あんなに盛りあがった2次会だけれど、そっとした終わり方でした。

 ぼくは少し外で様子をみて、そのままそっと帰りました。
 このまま帰って家で仕事をしないと時間的に足りないことと、あとは頭痛がひどい
 日々だったので、給料日のうちにマッサージをしておこうかと思ったこと。

  

 烏丸から河原町へ。四条通を元来たほうへひとりで歩いていると22時を少し
 すぎた京都市内は、同じ時間のキタやミナミと比べるとずっと静かで、
 店が閉まってメイドカフェと浮浪者の寝どこづくりだけがめだつ日本橋ほどでは
 ないけれど、お上品な夜をみんな過ごしていた。

 結婚式か、それともぼくらのような2次会だったのか長い長いリムジンが四条通を
 そろそろと走り出そうとしていた。
 あんなに長いと曲がるのが大変だろうなあと思っていたら結構慣れているのか
 運転手さんは器用に走り出していた。

  河原町の交差点に差し掛かってきたときに、一通のメール  がきた。
  上海つながりの友人からだった。

  その子はぼくなんかより、ずっとずっとまっすぐで、仕事で知った世間の
  いろんな理不尽なできごとに許せなくて、本当に悲しんでいた。
  若くてまっすぐだと、ときどきいろんなことが許せなくて悲しくなるのだろう。
  ぼくも10代のころはそうだった。 
  なぜかあっという間に、それはひとつのシステムであって悲しむべきことでは
  ないのだということに気がついたので、受け入れるかため息をつきながら
  自分で前に進むしかないのだと思うようになった。
  
  純粋に、世間の悪い出来事の一部に、困ったことに悪いことが存在することが
  どうしても許せない、そうそれが自分が飲む水やゆっくり入るお風呂のお湯まで
  が汚れてくるように思えるそんな心のありように。

  あるいは自分が何も take action していないことに許せないそんな憤りを
  感じるその純粋さは「買い」なのだ。悪くない。

  それでも許せない気持ちが悲しくてやりきれないときは、あるいはそういう
  世の中のシステムからはみだすことが怖くてできない自分の臆病さに
  耐えられないようなときは、でも答えはやっぱりひとつしかないのだ。
  
      

 今日という日が、あるひとにとっては輝かしい記念日になったり
 (みやくん、おめでとう 
 あるひとにとっては、よしがんばろうと思える日であったり
 (KYOKOさん、前向きになれて本当によかった 

 またある人にとっては、悲しい現実を受け入れる日であったり。

 ぼくにはなんでもない土曜日だったりするのに、人の数だけ過ごし方があって
 受け入れ方も違っている。

 それでも変わらないものはちゃんとある。
 

奥華子~変わらないもの~


  

 世間のありようがどんなシステムであれ、地政学的に大きな変化点にたつ
 世界のこの現時点においても、個々人にとって変わらないものは

   で、じぶんはどうありたいの?  

 だけなのだ。はかなんでしまう出来事だって、じぶんがそのありようでいたく
 ないのであれば、そうなければいいのだ。

 ぼくみたいに、すべてとりまく環境に「やれやれ」とため息をついて受け入れる
 しかない現状でも、自分に言い聞かせて、刹那的といわれようが己を鼓舞させる
 言葉と手法は、すでにいくつか持っている。 

 いろんな人がぼくに助言を求め、結局自分で答えをみつけてある人は満足して
 去っていく。ある人は首をかしげながら、もっと素敵な答えを探して次へむかう。

 でもそれでいいんだと思う。

 四条河原町の交差点。ひとりでとぼとぼと歩くには、ちょっぴりせつない夜で
 それでもメールがきたり、「きょうのできごと」を思い出すと、ぼくもホントに
 ひとりってわけじゃあないので、まあいいかと思ってみたり。

 そんな夜でした。   


 P.S.

 10月はたそがれの国。SF作家にジャンル分けされるべき、レイ・ブラッドベリの
 小説は、そのタイトルほどには有名ではなく、ぼくも本屋さんで一度探してみよう
 とか思いながら、ついぞ手にしてみたことがない。

 でも、いつかきっと読んでみたらいいかなとは思っている。


Straight through my heart

2009年10月24日 | 京都chouchou

 19:30 ようやく見つけたRobinsonは元歩いていた通りの先にあった

 町家renovateタイプの店舗にはすでに、結婚式参加のメンバーが入っている
 ようで、すでににぎやかだった

          

  受付。名前を書いて、カメラで写真を撮ってメッセージを書いてボードに貼って。
  一連の段取りが、かつてそうだったように思い出すように入口で続く。

  こんなことしてたなあ・・・ 

  かつて上海に行く前に一緒のメンバーも、あのときと

  変わらぬ(というより成長しない)笑顔とリアクションで迎えてくれる。
  いいんだろうか。まあ今日はいいんだろう。 
            
    

 司会と二次会そのものの段取りしていた、たなかみのるくん と ふかよん
 ごくろうさまです  

         

  なかたにくんはいまいち何をしているのか不明でした  でもそこがまた
  持ち味なんだと思います。

     町家も2次会となると、その存在感や味を

     確認するよりも、きょうは主役の引き立て役にまわっています。



  厨房と、飲み物カウンターの間を通ると…

              

  そこは見慣れたメンバーが。新婦側より圧倒的に新郎側メンバーがうるさい

   結局見慣れたメンバーの席に座って落ち着いていると、なんだか
      いつもの飲み会をしている、ほんのちょっと着飾った延長戦なように
      感じてしまう。それはなんなのだろう。

  サザエさん的な予定調和というには、もうずっと何年騒いでるのかという
  人たちだけれど、それでも仕事の喧噪とは違って面白い 

     

   主人公2名を待つ間も、ひさしぶりの人たちにごあいさつを少し。 

  

  今回の主人公は自らテーブルをまわりたいとのことで、ぼくの座るテーブル
  にもやってきました。花嫁さんは初めてみました。

                  

 この瞬間が一番楽しいんだろうなと思う。ここからどういう曲線を描くのか。
 たいていは右下がりで、それでも幸せを感じる瞬間で生きている。
 ある人は右上がり続きだったりする。よほど愛情が長続きするのか、よほど
 すてきなこと続きなのか。 

          

  

 ピカソはその画風を都度変えていきながら、情熱をたたきつけ芸術にして
 表現し、評価される力は死ぬまで右上がりだった。ダリだってそうかもしれない。
 
 結婚とたとえるのは情熱であることくらいしか共通点しかないけれど、その
 すてきな右上がりのご夫婦からの一粒種がこの、うたちゃんだ。

            

 お父さんの名前を一字もらった、このうたちゃんはもう5歳。最後に出会ったのは
 いつだっけ?
 きょう右上がりのカーブを描き始めるだろう主人公の、大人の事情のepisodeに
 クイズでぐいぐい当てて、きっちり i-pod をGETしていました。

  ほんときみはラッキーな星のもと  に生きている。そのままかわいく
  大きくなってね 

  RinNonは大きくなっちゃったけれど、いつもこの年代の彼女たちが頭の中に
  浮かんでくる。かわいかったからだろうか?それともそのころ一番会うことが
  できなかったからだろうか?

  今度あうときはどんなふうになっているだろう…
  でも今この瞬間にこの場にいたとしても、同じように恥ずかしがるだろう。

  それでいいのだ。       
   

     

      

  時間はすぎて、新郎新婦のキスの時間。新郎はもうかなり年だけれど
  しっかりしている分、それでも喜びを隠さないで、この日を浸っていた。

  サロンパスのCMのように、カメラをお持ちの方は前へ。 

  一昔もふた昔も前は、チェリッシュがサンバとは程遠いフォークソングで
  てんとう虫について歌っていたものだけれど、きょうはSuperflyでした。

  何度もカメラの要請にこたえ、キスを繰り返し、お約束のように煽る新郎は
  それはそれで、見ていてすごく恥ずかしくて…ほほえましかった。

Straight Through My Heart

  ということで、ぼくと違って、どこまでもまっすぐな新郎のために、まっすぐな
  うたを贈りましょう。    

   

 さわいでさわいで、それでもつつがなく終わるのは司会がさすがなのでしょう。

   宴会がおわり、すっかり5歳には遅くなった時間。

    うたちゃんおつかれさま。またどこかであいましょう 

           

  新郎新婦の最後のごあいさつ。これから2人でてをとりあって…
  言わなくてもじゅうぶんですね。逆に言われることが多そうだ 

      

  外に出て中を覗くと、入るときとは違って、

   Happyがあふれてる。二次会ばやりで貸し切りの店ばっかりな今夜の烏丸で
   それでも、ぼくが知る限り、いちばんの主役は店内で一番明るく

   烏丸いちばんの笑顔でさようならを言ってました。    

★Robinson 烏丸
  京都府京都市下京区仏光寺通烏丸西入ル釘隠町238,240
  075-353-9707
  http://www.dreamwks.com/karasuma.html