舞台「Mr. カミナリ」に出演したSETメンバーの栗原功平さんがブログを更新して、公演の感想を述べていますね。
栗原さんは、Mr. カミナリである主人公の神田が、生前に参加していたビジュアル系ロックバンドのメンバー、赤い人の(笑)、ジャスティスを演じた方です。
やはり、役への手応えと観客との一体感には相当なものがあったようで、
たまらない!!
舞台やめられない!!
と書かれています。
三宅裕司演じる神田とジャスティスの掛け合いは、今回の舞台で、最大の見せ場の一つと言ってよく、インパクトとユーモアに満ちたシーンは、二回目の観劇でも、一回目以上に大笑いしてしまいました。
ジャスティスは、見ていて目がチカチカするほど、髪から衣装から、赤で染め上げた、いわば攻撃的なビジュアルなのに、感激屋で人情味溢れる性格というキャラに、まずグッときます(笑)。
そして、一番感心したのが、台詞や登場の「間」で、もうこれ以上ないというくらい絶妙のタイミングで、言葉がすっと出てきて、スポットにぬっと現れる。
この軽妙な「間」こそが、最高のスパイスで、何度見ても吹き出してしまう空気感の源ですね。
台詞、ダンス、歌、アクションが鳥肌が立つほど綺麗に連動している「ワイフ」の方々を始め、SETのメンバーは、みなさんスキルレベルが半端ではないんですが、ジャスティスも、それだけで笑いを誘うキャラとシャープな「間」の融合が名人芸と言っていいほどで、芝居を強力に支えていました。
栗原功平オフィシャルブログの「本公演御礼」
衛藤美彩は全公演終了後のブログで、
SETの持つ力は本当に凄かった。
と述べています。
衛藤美彩の2014/11/12_22:24ブログ
この記事は、様々なシーンについて、付帯情報を入れながら触れていて、「Mr. カミナリ」をより深く知るためのガイドブックにもなるので、観劇された方だけでなく、「Mr. カミナリ」とSETに興味のある方には、ご一読をお勧めします。
そうそう、ジャスティスとのツーショット写真も載せてますよ(笑)。
最後の劇中音楽ショーで、きらびやかなドレスを纏った衛藤さん桜井さんが、「Where The Boys Are (ボーイ・ハント)」をセンターで歌う場面に、女性のMr. カミナリである、葛飾と柴又を演じた白土直子さんと丸山優子さんが出ていたのは、個人的には、みさみさのブログで初めて知りました。
Mr. カミナリのときの衣装と雰囲気があまりにショーのそれと違うので(笑)、気づかず失礼しました。
確かに、台詞部分でのあのハモリは、尋常ではない上手さなので、みさ先輩が言うように、歌が桁違いに素晴らしいのは納得です。
SETの舞台は、歌、ダンス、演技、アクションなど、ハイレベルな技をベースとして、その上に、お笑い、人情、ぶつかり合いといったストーリーを載せていくので、劇に厚みがあって、共演者として初めてその渦中に飛び込むと、桜井玲香もそうですが、エンターテイメント界での活躍を目指すものとして、スキルとメンタルの両面から、強烈な刺激を受けるのだと思います。
桜井玲香の2014/11/10_23:06ブログ
「初めての舞台がSETで本当に良かった!」「心から尊敬する方にも出会えました!」「私はほんっとーに幸せ者だ!」「演技、やっぱり好きでした!」「夢は必ず叶うんだもん!!」、キャプテンの文章、熱いですね(笑)。
衛藤さんのブログとは違うテイストだけど、情念が伝わるというか、読んでてこちらまで熱くなっていく感じで、桜井さん、本当に良い経験をしたんだなあと、嬉しくなってきます。
面白いのは、「ボーイ・ハント」の歌も、みさみさとキャプテンでは、かなりスタイルが違うことですね。
衛藤さんは、感情の起伏を越えた、「神聖」とでも呼びたくなる、気高く清らかな声で観客を魅了するのに対して、桜井さんは、自身の豊かな感情を、そのまま歌に載せて、聴くものの心に直接届ける感じです。
また、舞台上、SETメンバーとの関わり方でも、あくまで私のイメージですが、桜井さんは、生徒として、ありのままの自分を出しながら、先生である共演者にぶつかり、一方、衛藤さんは、冷静に状況を把握して、あくまで対等な一人の役者として、溶け込んでいこうとする、そういう違いを感じました。
どちらも素晴らしく魅力的なんだけど、同じ舞台を、同じアイドルグループの、同じような年頃のメンバーが演じても、これだけ雰囲気が異なるというのは、私にとって、乃木坂の未来を明るく照らすような、感動的な発見でした。
二人の表現スタイルは違っても、SETと出会い、舞台「Mr. カミナリ」に真正面から取り組んだことで、大きく成長したことは同じだと思います。
2014年の秋、衛藤美彩と桜井玲香という乃木坂のホープが、国内屈指のエンターテイメント集団によるミュージカルに参加し、限られた稽古時間にも関わらず、自らのスタイルで見事に役を演じ切ったことは、彼女たち個人だけでなく、グループの未来に、果てしなく大きな意味を持っているんじゃないでしょうか。
乃木坂には、ダイヤモンドの原石ような、優秀な才能が幾つもゴロゴロ転がっていると書いてきましたが、「虹のプレリュード」の生田絵梨花と「生きてるものはいないのか」の若月佑美を含め、何人かが、キラキラした最初の輝きを放ち始めたようです。
まだ片鱗を見せたに過ぎないその眩しさは、今後、さらに磨きが掛かったら、どこまで美しく光り輝くのだろうと、激しく期待を掻き立てられるほどで、改めて、彼女たちが秘めている才能の大きさに驚かされます。
がむしゃらに手探りで進んできた乃木坂から、個々の魅力に目覚めグループとして花開く乃木坂へ。
今まで乃木坂を応援してきて、本当に良かったと思える、そんな楽しく嬉しい、舞台三昧の秋でした。
関連サイト
劇中音楽ショーで、乃木坂の二人がソロで歌った曲は、1961年1月に発売された、Connie Francisによる「Where The Boys are」です。
曲が聴けるYouTubeのサイトを載せておきます。
「Where The Boys are」sung by Connie Francis
1971年には、「ボーイ・ハント」いう曲名で、伊東ゆかりによる日本語カバーが出ています。
「ボーイ・ハント」sung by 伊東ゆかり
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// 過去の記事を読みたい方へ
2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
栗原さんは、Mr. カミナリである主人公の神田が、生前に参加していたビジュアル系ロックバンドのメンバー、赤い人の(笑)、ジャスティスを演じた方です。
やはり、役への手応えと観客との一体感には相当なものがあったようで、
たまらない!!
舞台やめられない!!
と書かれています。
三宅裕司演じる神田とジャスティスの掛け合いは、今回の舞台で、最大の見せ場の一つと言ってよく、インパクトとユーモアに満ちたシーンは、二回目の観劇でも、一回目以上に大笑いしてしまいました。
ジャスティスは、見ていて目がチカチカするほど、髪から衣装から、赤で染め上げた、いわば攻撃的なビジュアルなのに、感激屋で人情味溢れる性格というキャラに、まずグッときます(笑)。
そして、一番感心したのが、台詞や登場の「間」で、もうこれ以上ないというくらい絶妙のタイミングで、言葉がすっと出てきて、スポットにぬっと現れる。
この軽妙な「間」こそが、最高のスパイスで、何度見ても吹き出してしまう空気感の源ですね。
台詞、ダンス、歌、アクションが鳥肌が立つほど綺麗に連動している「ワイフ」の方々を始め、SETのメンバーは、みなさんスキルレベルが半端ではないんですが、ジャスティスも、それだけで笑いを誘うキャラとシャープな「間」の融合が名人芸と言っていいほどで、芝居を強力に支えていました。
栗原功平オフィシャルブログの「本公演御礼」
衛藤美彩は全公演終了後のブログで、
SETの持つ力は本当に凄かった。
と述べています。
衛藤美彩の2014/11/12_22:24ブログ
この記事は、様々なシーンについて、付帯情報を入れながら触れていて、「Mr. カミナリ」をより深く知るためのガイドブックにもなるので、観劇された方だけでなく、「Mr. カミナリ」とSETに興味のある方には、ご一読をお勧めします。
そうそう、ジャスティスとのツーショット写真も載せてますよ(笑)。
最後の劇中音楽ショーで、きらびやかなドレスを纏った衛藤さん桜井さんが、「Where The Boys Are (ボーイ・ハント)」をセンターで歌う場面に、女性のMr. カミナリである、葛飾と柴又を演じた白土直子さんと丸山優子さんが出ていたのは、個人的には、みさみさのブログで初めて知りました。
Mr. カミナリのときの衣装と雰囲気があまりにショーのそれと違うので(笑)、気づかず失礼しました。
確かに、台詞部分でのあのハモリは、尋常ではない上手さなので、みさ先輩が言うように、歌が桁違いに素晴らしいのは納得です。
SETの舞台は、歌、ダンス、演技、アクションなど、ハイレベルな技をベースとして、その上に、お笑い、人情、ぶつかり合いといったストーリーを載せていくので、劇に厚みがあって、共演者として初めてその渦中に飛び込むと、桜井玲香もそうですが、エンターテイメント界での活躍を目指すものとして、スキルとメンタルの両面から、強烈な刺激を受けるのだと思います。
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「初めての舞台がSETで本当に良かった!」「心から尊敬する方にも出会えました!」「私はほんっとーに幸せ者だ!」「演技、やっぱり好きでした!」「夢は必ず叶うんだもん!!」、キャプテンの文章、熱いですね(笑)。
衛藤さんのブログとは違うテイストだけど、情念が伝わるというか、読んでてこちらまで熱くなっていく感じで、桜井さん、本当に良い経験をしたんだなあと、嬉しくなってきます。
面白いのは、「ボーイ・ハント」の歌も、みさみさとキャプテンでは、かなりスタイルが違うことですね。
衛藤さんは、感情の起伏を越えた、「神聖」とでも呼びたくなる、気高く清らかな声で観客を魅了するのに対して、桜井さんは、自身の豊かな感情を、そのまま歌に載せて、聴くものの心に直接届ける感じです。
また、舞台上、SETメンバーとの関わり方でも、あくまで私のイメージですが、桜井さんは、生徒として、ありのままの自分を出しながら、先生である共演者にぶつかり、一方、衛藤さんは、冷静に状況を把握して、あくまで対等な一人の役者として、溶け込んでいこうとする、そういう違いを感じました。
どちらも素晴らしく魅力的なんだけど、同じ舞台を、同じアイドルグループの、同じような年頃のメンバーが演じても、これだけ雰囲気が異なるというのは、私にとって、乃木坂の未来を明るく照らすような、感動的な発見でした。
二人の表現スタイルは違っても、SETと出会い、舞台「Mr. カミナリ」に真正面から取り組んだことで、大きく成長したことは同じだと思います。
2014年の秋、衛藤美彩と桜井玲香という乃木坂のホープが、国内屈指のエンターテイメント集団によるミュージカルに参加し、限られた稽古時間にも関わらず、自らのスタイルで見事に役を演じ切ったことは、彼女たち個人だけでなく、グループの未来に、果てしなく大きな意味を持っているんじゃないでしょうか。
乃木坂には、ダイヤモンドの原石ような、優秀な才能が幾つもゴロゴロ転がっていると書いてきましたが、「虹のプレリュード」の生田絵梨花と「生きてるものはいないのか」の若月佑美を含め、何人かが、キラキラした最初の輝きを放ち始めたようです。
まだ片鱗を見せたに過ぎないその眩しさは、今後、さらに磨きが掛かったら、どこまで美しく光り輝くのだろうと、激しく期待を掻き立てられるほどで、改めて、彼女たちが秘めている才能の大きさに驚かされます。
がむしゃらに手探りで進んできた乃木坂から、個々の魅力に目覚めグループとして花開く乃木坂へ。
今まで乃木坂を応援してきて、本当に良かったと思える、そんな楽しく嬉しい、舞台三昧の秋でした。
関連サイト
劇中音楽ショーで、乃木坂の二人がソロで歌った曲は、1961年1月に発売された、Connie Francisによる「Where The Boys are」です。
曲が聴けるYouTubeのサイトを載せておきます。
「Where The Boys are」sung by Connie Francis
1971年には、「ボーイ・ハント」いう曲名で、伊東ゆかりによる日本語カバーが出ています。
「ボーイ・ハント」sung by 伊東ゆかり
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2014年7月 ~
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2013年11月 ~ 2014年6月
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています