以前「牛のゲップで地球温暖化?(+野焼きについて)」というのを書きました。未だに真偽のほどが解りません。地球温暖化の問題って、本当に難しいですね。ひところは二酸化炭素削減しなければとの機運が高まっておりましたが、原発事故でトーンダウンしてしまいました。その前は、車に乗ることを控えましょうなどといったことが言われてましたが、リーマンショック以降は高速道路を値下げするからどんどん乗りましょうなどと言ったりします。
本当に二酸化炭素を減らしたいのならば、車を作らないのが最も効果的です。しかし、そのようなことになれば自動車関連業界は大変なことになります。
大量に資源やエネルギー消費する社会構造になっているのですから、ここを根本的に変えなければ温暖化対策とはなりえません。排出権取引も牛のゲップの議論も小手先だけの対応の域を出ていないのではないでしょうか?