山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「エアコンは温度管理が最重要」

2012-02-10 | 川柳

 エアコンの省エネにとって最も大切な要素は温度管理です。冷房28℃、暖房20℃といった政府推奨温度というのがあります。これより強めに温度設定していることが多いのではないかと思います。

 エアコンの省エネを考える場合、エアコンそのものを高性能化することとエアコンの使用方法を改善することが挙げられます。同じ使い方であれば高性能なエアコンが省エネになります。(但し、COPだけで単純に比較することには疑問を呈します。部分負荷特性も考慮した、より実態に即した比較が望ましいと考えます。)

 いくら高性能なエアコンでも使い方を誤れば、省エネになりません。これは車の運転から容易に類推できるでしょう。1300ccと2000ccの車を比較した場合、同じ乗り方ならば1300ccの車の方が燃費が良いといえます。2000ccのエコドライブと1300ccの乱暴な運転の場合を比較した場合には、2000ccの方が燃費が良いかも知れません。

 エアコンの場合のエコドライブが、政府推奨温度に当たるということになります。

 エアコンに後付で「間欠運転装置」なるものを取り付け省エネするといった製品が売られております。これに関して、私はいささか疑問を感じます。詳しくは、「エアコンの省エネルギー「空調機制御方式-その2(間欠運転)」「空調機制御方式-その3(間欠運転の補足説明)」をご参照ください。

<参考> 「温度管理によるエアコンの省エネルギー」「設備改修による省エネルギー」「エアコンの間欠運転と連続運転の節電効果比較-(財)電力中央研究所 システム技術研究所


「ほんとかな牛のゲップで温暖化」

2012-02-10 | 川柳

 以前「牛のゲップで地球温暖化?(+野焼きについて)」というのを書きました。未だに真偽のほどが解りません。地球温暖化の問題って、本当に難しいですね。ひところは二酸化炭素削減しなければとの機運が高まっておりましたが、原発事故でトーンダウンしてしまいました。その前は、車に乗ることを控えましょうなどといったことが言われてましたが、リーマンショック以降は高速道路を値下げするからどんどん乗りましょうなどと言ったりします。

 本当に二酸化炭素を減らしたいのならば、車を作らないのが最も効果的です。しかし、そのようなことになれば自動車関連業界は大変なことになります。

 大量に資源やエネルギー消費する社会構造になっているのですから、ここを根本的に変えなければ温暖化対策とはなりえません。排出権取引も牛のゲップの議論も小手先だけの対応の域を出ていないのではないでしょうか?


「圧下げて血圧上がる節電器」

2012-02-10 | 川柳

 「節電器」とは電力会社から供給される電力の電圧を下げて節電を図ることを意図したものです。しかしながら業者が主張するような節電効果が得られないことで、とかくトラブルが多い製品でした。でしたというのは、もうほとんど過去の遺物だと思いたいからに他なりません・・・。

 電圧を下げて節電を図るつもりが、電気料金が下がるどころか逆に上がってしまうことすらあります。そうすりゃ血圧も上がろうというものです。